平成24年第4回(9月)見附市議会定例会会議録(第1号)
〇議事日程 第1号
平成24年9月7日(金曜日) 午前10時開会
諸般の報告
第 1 会議録署名議員の指名について
第 2 会期の決定について
第 3 議第59号 見附市防災会議条例の一部を改正する条例の制定について
議第60号 見附市災害対策本部条例の一部を改正する条例の制定について
議第61号 見附市非常勤職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制
定について
第 4 議第62号 平成23年度見附市一般会計歳入歳出決算の認定について
議第63号 平成23年度見附市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について
議第64号 平成23年度見附市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について
議第65号 平成23年度見附市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について
議第66号 平成23年度見附市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について
議第67号 平成23年度見附市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について
議第68号 平成23年度見附市水道事業会計利益の処分及び決算の認定について
議第69号 平成23年度見附市ガス事業会計利益の処分及び決算の認定について
議第70号 平成23年度見附市病院事業会計決算の認定について
第 5 議第71号 平成24年度見附市一般会計補正予算(第4号)
議第72号 平成24年度見附市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)
議第73号 平成24年度見附市水道事業会計補正予算(第1号)
第 6 議第74号 新潟県後期高齢者医療広域連合規約の変更について
議第75号 損害賠償額の決定について
第 7 議第76号 副市長の選任について
〇本日の会議に付した事件
議事日程と同じ
〇出席議員(17人)
1番 五 十 嵐 勝 2番 木 原 大 輔
3番 重 信 元 子 4番 渋 谷 芳 則
5番 大 坪 正 幸 6番 押 野 見 淺 一
7番 小 泉 勝 8番 関 三 郎
9番 高 橋 健 一 10番 小 林 伸 一
11番 亀 田 満 12番 久 住 裕 一
13番 佐 々 木 志 津 子 14番 山 田 武 正
15番 渡 辺 み ど り 16番 小 林 繁 男
17番 井 上 慶 輔
〇欠席議員(なし)
〇説明のため出席した者
市 長 久 住 時 男
会計管理者兼 齋 藤 勝
会 計 課 長
企画調整課長 清 水 幸 雄
まちづくり課長 池 山 久 栄
総 務 課 長 金 井 薫 平
市民生活課長 長 谷 川 仁
税 務 課 長 星 野 豊 明
産業振興課長兼 岡 村 守 家
農 業 委 員 会
事 務 局 長
建 設 課 長 安 藤 善 紀
健康福祉課長 田 伏 智
病 院 事 務 長 大 橋 耕 一
ガス上下水道 平 賀 大 介
局 長
消 防 長 中 澤 博
教 育 委 員 会 神 林 晃 正
教 育 長
教 育 委 員 会 星 野 隆
事 務 局
教育総務課長
教 育 委 員 会 中 田 仁 司
事 務 局
学校教育課長
教 育 委 員 会 土 田 浩 司
事 務 局
こ ど も 課 長
監 査 委 員 上 野 勝
監 査 委 員 高 橋 弥 一
事 務 局 長
〇事務局職員出席者
事 務 局 長 高 橋 和 徳
次 長 山 谷 仁
議 事 係 長 大 久 保 英 輝
午前10時00分 開会及び開議
〇山田武正議長 これより平成24年第4回見附市議会定例会を開会します。
現在の出席議員17人全員であります。
これより本日の会議を開きます。
諸般の報告
〇山田武正議長 最初に、諸般の報告をします。
まず、議会報告第8号、専決処分の報告について、報告第9号、長岡地域土地開発公社の経営状況について、報告第10号、平成23年度決算に基づく健全化判断比率等の報告について、市長から報告がありました。
次に、報告第11号、例月出納検査結果報告について、監査委員から提出されました。
以上4件の報告事件については、議案とともに配布しておきました。
次に、議会報告第12号及び第13号の委員会調査報告書について、産業厚生委員会委員長及び総務文教委員会委員長からそれぞれ行政視察の終了に伴い、提出されましたので、皆さんの自席に配布いたしました。
次に、決算審査のため、収入未済額の税目別金額状況及び工事請負契約等に関する状況についての資料が提出されました。
次に、第61号議案について一部訂正箇所がある旨当局から申し入れがありましたので、お手元に配布したものと差しかえをお願いいたします。
次に、一般質問でありますが、別紙事件表のとおり、渡辺議員外8人から通告がありましたので、それぞれ関係機関へ通知しました。
次に、本定例会での説明のため、市長を初め関係者の出席を求めました。
以上をもって諸般の報告を終わります。
日程第1、会議録署名議員の指名について
〇山田武正議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第80条の規定によって、7番、小泉議員及び8番、関議員を指名します。
日程第2、会期の決定について
〇山田武正議長 日程第2、会期の決定についてを議題とします。
お諮りいたします。本定例会の会期は、本日から9月25日までの19日間としたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇山田武正議長 ご異議なしと認めます。
したがって、会期は本日から9月25日までの19日間と決定しました。
日程第3、議第59号 見附市防災会議条例の一部を改正する条例の制定について
議第60号 見附市災害対策本部条例の一部を改正する条例の制定について
議第61号 見附市非常勤職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正
する条例の制定について
〇山田武正議長 日程第3、第59号議案から第61号議案までの3件を一括して議題とします。
議案ごとに提案理由の説明を求めます。
まず、第59号議案及び第60号議案、企画調整課長。
〔清水幸雄企画調整課長登壇〕
〇清水幸雄企画調整課長 議第59号 見附市防災会議条例の一部を改正する条例の制定についてご説明いたします。
改正の理由でございますが、東日本大震災から得られた教訓を生かし、大規模、広域な災害に備えるための措置を現状可能なものから順次行うために災害対策基本法の一部改正が行われたところでございます。この改正を受けまして、本条例につきましても防災会議の所掌事務、委員の構成などに関係する改正を行うものでございます。
改正の主な内容でございますが、条文第2条中第2号を「市長の諮問に応じて市の地域に係る防災に関する重要事項を審議すること」に改め、第3号として、「前号に規定する重要事項に関し、市長に意見を述べること」を追加するものです。
次に、条文第3条では、第7号としまして、「自主防災組織を構成する者又は学識経験のある者のうちから市長が任命する者」を加えるなど、所要の改正をお願いするものでございます。
附則におきまして、この条例は公布の日から施行するものでございます。
次に、議第60号 見附市災害対策本部条例の一部を改正する条例の制定についてご説明いたします。改正の理由でございますが、本条例の根拠法令に当たる災害対策基本法の改正に基づき、関係する条文の改正を行うものでございます。
改正の内容でございますが、条文第1条中、「第23条第7項」を「第23条の2第8項」に改めるものでございます。
附則におきまして、この条例は公布の日から施行するものでございます。
以上で説明を終わります。
〇山田武正議長 次に、第61号議案、総務課長。
〔金井薫平総務課長登壇〕
〇金井薫平総務課長 議第61号 見附市非常勤職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定についてご説明いたします。
最初に、本案改正の理由でございますが、昨今高度、複雑、多様化する行政課題への対応が急務となる中、当市における重点施策の確実な推進のため、専門的知識や多様な経験を兼ね備えた人材を市政運営における特定の施策、課題解決のための相談助言役として機動的に登用したいと考えます。そこで、このような人材を非常勤特別職として置くことができるよう条例の一部改正を図りたいとするものでございます。
続いて、改正条文についてご説明いたします。見附市非常勤職員の報酬及び費用弁償に関する条例に定める別表第1及び別表第2にそれぞれ非常勤の顧問の項目を新たに設け、その報酬額を予算の範囲内で市長の定める額としてこれを明示いたします。
附則におきまして、本条例の施行期日を平成24年10月1日からと定め、加えてこのたびの改正項目について平成25年3月31日まで適用させる旨の規定とするものでございます。
〇山田武正議長 これより議案ごとに質疑に入ります。
まず、第59号議案に対して質疑はありませんか。
〔発言する者なし〕
〇山田武正議長 次に、第60号議案に対して質疑はありませんか。
〔発言する者なし〕
〇山田武正議長 次に、第61号議案に対して質疑はありませんか。
4番、渋谷議員。
〔渋谷芳則議員発言席に着く〕
〇渋谷芳則議員 お願いします。
今ほど議第61号についての報酬の費用弁償に関する条例の一部改正、これ差しかえということでお話がありましたけれども、どのような経緯で差しかえがなされたのか、そういった修正案について差しかえになった経緯がわかりましたらちょっとご説明いただければというふうに思います。
〇山田武正議長 総務課長。
〔金井薫平総務課長登壇〕
〇金井薫平総務課長 ご質問にお答えします。
急遽差しかえさせていただくということで、不手際がありましたことを前もって陳謝いたします。
内容的に差しかえさせて変更させていただいた部分が2点ありまして、1点は新たに加えた項目につきまして、当初は臨時及び非常勤の顧問及びそれに準ずる職という名称であったところ、非常勤の顧問ということで特定させていただいた点でございます。
もう一点は、大きいところは、この改正部分につきましては有期限の設定ということで、来年の3月31日までにさせていただいております。当初考えておいた条例設定、今説明した内容でございまして、諸所の内容を再度検討させて、短時間でありましたけれども、調整させていただく場面がありまして、その中でより市民の方々に今回の顧問ということの設定の意味づけを明確にするというようなことで、簡素化した形と、あと有期限にすることになりまして、顧問という職種が市政施策の方向について助言、相談を行うという政策顧問の立場でございまして、その活用性について大変重要であるという認識に立ったところでございます。そういったところを重要な人物の選定に当たりますので、期間を限定にして、その都度議会説明、市民説明をするということが適正ではないかという判断をもちまして急遽変えさせていただいたところでございます。
以上でございます。
〇山田武正議長 渋谷議員。
〇渋谷芳則議員 ありがとうございました。
この問題につきましては、一部会派のほうからも問題視する声もありました。それから、市民のほうからもいろいろと問題視するお話もございました。そういうところを加味したというふうに、しんしゃくしたというふうに判断してもよろしいのでしょうか。
〇山田武正議長 総務課長。
〔金井薫平総務課長登壇〕
〇金井薫平総務課長 結構でございます。
〇渋谷芳則議員 ありがとうございました。
〇山田武正議長 15番、渡辺議員。
〔渡辺みどり議員発言席に着く〕
〇渡辺みどり議員 少しお尋ねをさせていただきます。
8月6日の臨時議会で、久住市長からの了解を得られたとして一身上の都合で8月31日、8月末日をもって退職すると山本前副市長からご挨拶がありました。その後8月21日の議員協議会において今回出された条例案の説明があり、また今質疑がありましたが、差しかえという中身で内容が変更された部分もあります。
そこで、市長にお尋ねをしたいのですが、議員に対しては8月21日の議員協議会で説明があったのですが、市長からは市民に対しての説明がないので、お聞かせをいただきたいと思います。副市長のご挨拶の中に、43年間のこの間、多くの市民からの叱咤激励をもらい、またこれまで市長、議員、それから職員や市内外の方からのご協力をいただき、楽しく仕事をすることができた。多くの市民がこのまちを自身のまちと考え、誇りを持って市民が一緒になってまちづくりをやろうという気概が感じられる。こういう市民がさらにふえることによって、他に負けない魅力あるまちになると信じると述べられました。ご自身としてこの間やり遂げたとの思いを私は述べられたというふうに感じました。それゆえにご自身にとって何よりも重要なこととして、一身上の都合ではありますがということで職を辞されたことは、大変重い決断であったというふうに理解をいたします。その背景には、同時に山本前副市長ご自身が一緒に仕事をしてきた職員への信頼があってのことだと私は理解をするところです。そこで、前副市長の意を酌むとすれば、なぜこの条例を改正してまで顧問、相談役を設置することが必要なのかということについて、市長のご説明を求めたいというふうに思います。
それから、もう一点は、平成19年に助役から副市長制に制度が変わるときに市長から副市長を2名にしたいとの提案があり、当時の議長、副議長、そして各派代表者との話し合いで、見附市の規模では2名の副市長は必要ないとの結論でした。今上程されている政策顧問、非常勤の特別職の設置について、私ども議員協議会で説明を受けた中では、相談、助言の事業、施策項目として、1つは道の駅に対する事項、2つ目に企業進出に関する事項、3つ目に地域コミュニティーに関する事項、4つに景観、緑化、イングリッシュガーデン、市民の森に関する事項、そして5つ目にスマートウエルネスプログラムに関する事項、これらの5項目の事項が記載されておりました。この5つは、見附市の今主要課題の項目だと感じます。これら全てにかかわるということは、うがった見方をすればなし崩し的にもう一人の副市長を置くことと大差のないことではないのか。平成19年の副市長は1人とするという話し合いをどう受けとめておられるのかということです。
もう一点は、副市長の職務は大変激務だというふうにもお伺いをしています。それゆえだと思うのですが、また市民の暮らし、生活のため、また市の施策を施行するためにということだというふうに理解をするのですが、久住市長になってから役所内の機構改革を数回行っておられます。現在は、部長制、理事制をしいておられるわけですが、それがきちんと運用され、そしてスムーズに動くことが非常に大事だというふうに思うのですが、それらをきちんと動かすことによって副市長は現在の1人でもいいというふうに思いますし、そういうことから考えれば、確かに山本副市長の突然の辞任ではあったと思うのですが、あえて政策顧問を置かなくてもスムーズに対応ができるのではないのかというふうにも考えられるのですが、その3点、市長のご見解をお伺いしたいと思います。
〇山田武正議長 久住市長。
〔久住時男市長登壇〕
〇久住時男市長 渡辺議員のご質問にお答えしますが、いずれにしても今回の山本前副市長のご退任というのは不測の事態でありました。ここでは細かくという立場でございませんが、やっぱりご自身もそういうつもりで計画的に来た辞任ではなかったということでありました。私は、辞表を受ける場合に、今計画的になっていて、私の意を受けて現場でいろんな方々と折衝をしてもらっている。企業誘致もしかり、かなり人的な関係でつなげて見附市の市政にプラスになるという形で動いてもらっていたものがございました。ただ、しかしそれを加えてもおやめにならざるを得ないという形で、私は辞表を受けるときには、今のまま去られて今の経過のものを残されないでおかれるというのは見附市民の市政に対しては大変痛手であるので、今許せる範囲の中で今経過的に山本さんが行っているものについては次の世代、次のパイを担う人たちに引き継ぐ、その力をかしていただくならばこの辞表は受けるということで受けざるを得なかったという形であります。私は、今回も含めて、次になられる方を選定したときに、その方が皆さんにお話をする中で、やはり今過渡期で、大きな今言われた主たる施策の中で山本前副市長が行われた手法については職員が一番そのあたりを知っているわけでございまして、その人たちにやはり引き継ぎを十分に、またはしばらくの間支援をしてもらわなければその任に当たるにはなかなか難しいという意識もございました。その面も含めまして、今回は私どもが今の市政の継続性という形のもので前副市長の支援をいただく形で、私のサポートというよりも新たに担う人たちのサポートを含めて続くことであれば何とかという形で任を受けるという形での流れになったということでございます。だから、これは延々という形ではありませんし、引き継ぐ形で十分にできるという期間の間という形でのことで今回期間限定をさせていただいたり、また説明によっては議会の承認をいただきながらその部分を諮るという形で今回提言させていただいたということであります。
2人制という形でございますが、実際に1人になって、私ども仕事も職員もふえておりますし、私自身も長くいればまたいろんな仕事の量がふえるという面もございました。見附市とか日本という首長は、施策だけでなくてやはり挨拶をしたり、いろんなところに顔を出したり、また直接市民に接するという形で、また応援をする、市民との協働、市民参加のまちづくりにつながるという面ではかなり日程的にも大変で、それを2人で手分けをするということでやってきました。この規模でありますので、逆に大きい自治体よりも数多く呼ばれるということもございますので、かなり難しいという形で、その面では副市長1人ではかなりきつい中で日程を運んでいたということであります。
それともう一つ、組織ということでございますが、その面では組織で、個人ではなくて組織でという形で動いていることは事実、そのためにそういう制度をしてきました。しかし、イノベーション、すなわち新しいものをつくる、新しいものを、見附市が日本で初めてという事業を随分させていただいたその中の評価が今のまちづくりにつながっていると思いますが、その面での発想だとか新奇性、または予知力といいますか、そういう面についてはかなり個人的な能力、または外部との人的なサポートがあって発信することでありますので、そして体系的に動く、または今あるものをよくするという改善という面とまた違う面もあるということでございまして、この面はある面では継続をちゃんとしないといけないということでありますので、そこについてはきょう組織としてあしたからまた新しくつなぐという事業形態の継続とはちょっと違う面があるという面で、不測の事態から生じたという形での今の提言というふうにご理解賜れればと思います。組織についてはそういう形で進んでおりますが、そういうものに関してもすぐにあしたからというわけにはいかないという面もあることをご了解賜れればと思います。
以上です。
〇山田武正議長 渡辺議員。
〇渡辺みどり議員 いろんな報道等もされておりましたし、報道等によっても市民からもいろんな疑問も、また意見もあったということは事実だと思いますし、私どももたくさんの意見を頂戴いたしました。今の市長のご説明で、急な突然なことであるということを前提として、一定の期限の中できちんとした引き継ぎを行っていくということについては理解をしたいというふうに考えます。
それから、市長、副市長と2人で大変激務だということのご説明も理解しないわけではありませんが、このまま副市長を1人でしていくということについて変わりはないのか、そこもう一点ご確認をしたいというふうに思います。
それから、厳しいときだからこそグループ制だとか集団での知恵を結集するとか、そういうことをきちんと機能を発揮できるように、新しい副市長並びに市長の大きな決断と指導力が必要なのかなというふうに思いますが、その点をもう一回お尋ねをします。
〇山田武正議長 久住市長。
〔久住時男市長登壇〕
〇久住時男市長 いずれにしてもその変化については議会を通さなければいけませんし、議会の議論の中だと思います。これは、私どもから提案するというよりも逆に議会の皆さんから、市民の皆さんから見てそうしてあげないとまちがもたないというような形で出てくれば、私のほうから最善、今の中で最大限頑張っていくつもりでございますが、そのあたりは皆さんからしんしゃくいただく形で動いていくということで、進めていくということで、ありがたいとは思います。
以上です。
〇山田武正議長 これにて質疑を終結します。
ただいま議題となっております第59号議案から第61号議案までの3件については、議案付託表のとおりそれぞれ所管の常任委員会に付託します。
日程第5、議第62号 平成23年度見附市一般会計歳入歳出決算の認定について
議第63号 平成23年度見附市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認
定について
議第64号 平成23年度見附市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定
について
議第65号 平成23年度見附市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定に
ついて
議第66号 平成23年度見附市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定につ
いて
議第67号 平成23年度見附市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認
定について
議第68号 平成23年度見附市水道事業会計利益の処分及び決算の認定につ
いて
議第69号 平成23年度見附市ガス事業会計利益の処分及び決算の認定につ
いて
議第70号 平成23年度見附市病院事業会計決算の認定について
〇山田武正議長 日程第4、第62号議案から第70号議案までの9件を一括して議題とします。
議案ごとに提案理由の説明を求めます。
企画調整課長。
〔清水幸雄企画調整課長登壇〕
〇清水幸雄企画調整課長 議第62号 平成23年度見附市一般会計歳入歳出決算の認定についてから議第67号 平成23年度見附市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定についてまでをご説明申し上げます。
お手元に配布してございます平成23年度見附市決算書、1ページの会計別決算総括表をごらんください。一般会計及び5特別会計の決算は、歳入総額256億4,799万8,853円、歳出総額245億5,206万5,389円で、差し引き10億9,593万3,464円、翌年度へ繰り越すべき財源4億7,810万2,882円を差し引いた実質収支は6億1,783万582円の黒字となりました。会計ごとの詳細は357ページからの実質収支に関する調書をごらんください。
では、議第62号 平成23年度見附市一般会計歳入歳出決算の認定についてご説明申し上げます。3ページから10ページをごらんください。一般会計の決算額は、歳入153億7,864万2,361円、歳出143億7,216万9,879円で、差し引き10億647万2,482円、翌年度へ繰り越すべき財源4億7,805万2,933円を差し引いた実質収支は5億2,841万9,549円の黒字となりました。
次に、議第63号 平成23年度見附市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてご説明申し上げます。11ページから14ページをごらんください。国民健康保険事業特別会計の決算額は、歳入38億7,912万3,961円、歳出38億6,701万7,407円で、差し引き1,210万6,554円の黒字となりました。
次に、議第64号 平成23年度見附市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてご説明申し上げます。15ページから18ページをごらんください。後期高齢者医療特別会計の決算額は、歳入3億2,393万3,436円、歳出3億2,266万5,936円で、差し引き126万7,500円の黒字となりました。
次に、議第65号 平成23年度見附市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてご説明申し上げます。19ページから22ページをごらんください。介護保険事業特別会計の決算額は、歳入30億9,509万6,206円、歳出30億9,311万6,147円で、差し引き198万59円の黒字となりました。
次に、議第66号 平成23年度見附市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてご説明申し上げます。23ページから26ページをごらんください。下水道事業特別会計の決算額は、歳入27億6,089万6,962円、歳出26億9,707万1,691円、差し引き6,382万5,271円、翌年度へ繰り越すべき財源4万9,949円を差し引いた実質収支は6,377万5,322円の黒字となりました。
次に、議第67号 平成23年度見附市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定についてご説明申し上げます。27ページから30ページをごらんください。農業集落排水事業特別会計の決算額は、歳入2億1,030万5,927円、歳出2億2万4,329円、差し引き1,028万1,598円の黒字となりました。
なお、詳細につきましては、31ページ以降の各会計の事項別明細書、実質収支に関する調書、財産に関する調書、定額の資金を運用するための基金の運用状況報告書のとおりであります。また、別冊で主要な施策の成果等説明書並びに監査委員の審査意見書を配布してございますので、ごらんいただきたいと思います。
続きまして、議第68号 平成23年度見附市水道事業会計利益の処分及び決算の認定についてから議第70号 平成23年度見附市病院事業会計決算の認定についてまでをご説明申し上げます。
初めに、議第68号 平成23年度見附市水道事業会計利益の処分及び決算の認定についてご説明申し上げます。お手元の決算書の2ページをごらんください。決算報告書のうち、収益的収入及び支出でございます。収入は10億8,195万8,981円、支出は8億5,437万3,101円、差し引き2億2,758万5,880円、消費税抜きの決算額で2億1,940万3,723円の純利益を計上しました。
次に、4ページの資本的収入及び支出をごらんください。収入は9,767万6,660円、支出は3億7,774万6,777円となり、資本的収入が資本的支出に不足する額2億8,007万117円は、このページ下段の記載のとおり当年度損益勘定留保資金2億842万2,077円、過年度分損益勘定留保資金6,500万8,034円及び当年度分消費税資本的収支調整額664万6円で補填いたしました。なお、詳細につきましては6ページ以降に記載のとおりでございますので、ごらんいただきたいと思います。
次に、議第69号 平成23年度見附市ガス事業会計利益の処分及び決算の認定についてご説明申し上げます。決算書の32ページをお願いいたします。決算報告書のうち、収益的収入及び支出でございます。収入は13億6,339万1,108円、支出は12億6,882万8,422円、差し引き9,456万2,686円、消費税抜きの決算額で4,185万2,791円の純利益を計上いたしました。
次に、34ページの資本的収入及び支出をごらんください。収入は6,109万3,185円、支出は3億7,107万1,503円となり、資本的収入が資本的支出に不足する額3億997万8,318円は、このページ下段に記載のとおりそれぞれ補填をいたしました。なお、詳細につきましては36ページ以降に記載のとおりでございますので、ごらんをいただきたいと思います。
次に、議第70号 平成23年度見附市病院事業会計決算の認定についてご説明申し上げます。決算書60ページをお願いいたします。決算報告書のうち、収益的収入及び支出でございます。収入は22億2,899万6,591円、支出は22億2,813万5,047円となり、差し引き86万1,544円、消費税抜きの決算額で2,468万7,512円の純損失を計上することになりました。
次に、62ページの資本的収入及び支出をごらんください。収入は5,243万8,461円、支出は1億2,205万4,358円となり、資本的収入が資本的支出に不足する額6,961万5,897円につきましては、このページ下段に記載のとおり補填いたしております。なお、詳細につきましては68ページ以降に記載のとおりでございますので、ごらんをいただきたいと思います。
企業会計の3議案につきましても、監査委員の審査意見書を配布してございますので、ごらんいただきたいと思います。
以上、9議案につきましてよろしくご審議の上、認定くださいますようお願い申し上げます。
以上で説明を終わります。
〇山田武正議長 これより議案ごとに質疑に入ります。
まず、第62号議案に対して質疑はありませんか。
〔発言する者なし〕
〇山田武正議長 次に、第63号議案に対して質疑はありませんか。
〔発言する者なし〕
〇山田武正議長 次に、第64号議案に対して質疑はありませんか。
〔発言する者なし〕
〇山田武正議長 次に、第65号議案に対して質疑はありませんか。
〔発言する者なし〕
〇山田武正議長 次に、第66号議案に対して質疑はありませんか。
〔発言する者なし〕
〇山田武正議長 次に、第67号議案に対して質疑はありませんか。
〔発言する者なし〕
〇山田武正議長 次に、第68号議案に対して質疑はありませんか。
〔発言する者なし〕
〇山田武正議長 次に、第69号議案に対して質疑はありませんか。
〔発言する者なし〕
〇山田武正議長 次に、第70号議案に対して質疑はありませんか。
〔発言する者なし〕
〇山田武正議長 これにて質疑を終結します。
お諮りいたします。本案については、15人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇山田武正議長 ご異議なしと認めます。
したがって、本案は15人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決定しました。
お諮りいたします。ただいま設置されました決算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、1番議員から13番議員まで及び15番議員、16番議員の15人を指名したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇山田武正議長 ご異議なしと認めます。
したがって、ただいま指名しました15人の議員を決算特別委員会の委員に選任することに決定しました。
なお、決算特別委員会は本日の本会議終了後に開会しますので、ご参集願います。
日程第5、議第71号 平成24年度見附市一般会計補正予算(第4号)
議第72号 平成24年度見附市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)
議第73号 平成24年度見附市水道事業会計補正予算(第1号)
〇山田武正議長 日程第5、第71号議案から第73号議案までの3件を一括して議題とします。
議案ごとに提案理由の説明を求めます。
まず、第71号議案、企画調整課長。
〔清水幸雄企画調整課長登壇〕
〇清水幸雄企画調整課長 議第71号 平成24年度見附市一般会計補正予算(第4号)についてご説明申し上げます。
条文第1条、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額にそれぞれ8,800万円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ155億6,800万円とするものでございます。
次に、歳入歳出補正予算事項別明細書の歳出の主なものについて説明をいたします。10ページをお願いいたします。2款総務費、1項1目一般管理費268万円の増、5目企画費269万円の増及び12目市民活動費162万1,000円の増につきましては、それぞれ説明欄記載の非常勤職員賃金等を計上したものでございます。
16目諸費4,183万5,000円の増につきましては、生活保護費や障害者給付費などの実績による国県支出金の精算返納に要する経費でございます。
3款民生費、1項2目老人福祉費341万円の減につきましては、11ページ説明欄のとおり、事業内容の決定による経費の組み替え及び老人保健事業に係る償還金につきましては、2款1項16目諸費の国県支出金精算返納金で償還することによる予算の減額でございます。
12ページをお願いいたします。4款衛生費、1項2目保健事業費108万9,000円の増につきましては、13ページ説明欄3、健康の駅事業費としてこころの電話相談室整備に要する経費等をお願いするものでございます。
14ページをお願いします。2項3目し尿処理費222万円の増は、浄化槽設置整備事業補助金をお願いするものでございます。
6款農林水産業費、1項3目農業振興費2,155万円の増につきましては、15ページ説明欄の3、農薬適正処理事業費として埋設処理された農薬について、現在の環境基準に基づき無害化処理等をするための経費1,500万円のほか、所要経費の増をお願いするものでございます。
4目農地費816万5,000円の増につきましては、15ページ説明欄の事業において国事業への採択から経費の組み替えや事業費の増減などをお願いするものでございます。
16ページをお願いいたします。9款消防費、1項3目消防施設費315万円の増につきましては、火の見やぐら移設や防火水槽撤去に要する経費をお願いするものです。
10款教育費510万7,000円の増につきましては、6項社会教育費370万円の公民館施設修繕費などが主な内容でございます。
次に、歳入について説明いたします。8ページをお願いいたします。11款分担金及び負担金、13款国庫支出金、14款県支出金は、それぞれ歳出で計上しております項目の特定財源などでございます。
17款繰入金は、前年度繰越金の確定により財政調整基金からの繰り入れを減額するもので、18款繰越金は前年度からの繰越金を財源として充当するものでございます。
以上で説明を終わります。
〇山田武正議長 次に、第72号議案、健康福祉課長。
〔田伏 智健康福祉課長登壇〕
〇田伏 智健康福祉課長 議第72号 平成24年度見附市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)についてご説明いたします。
条文第1条におきまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5,100万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ40億4,100万円とするものでございます。
次に、事項別明細書により歳出からご説明いたしますので、8ページをお願いいたします。3款1項1目後期高齢者支援金10万円の増につきましては、支援金額確定に伴い、計上するものでございます。
8款2項1目保健事業費271万7,000円の増につきましては、一般会計の衛生費において予算措置をしております保健事業費のうち、国民健康保険被保険者を対象とした経費について国の補助金の交付対象となることから、国民健康保険事業特別会計に計上するものでございます。
10款諸支出金、1項3目償還金4,818万3,000円の増は、平成23年度に概算で受け入れた一般被保険者の保険給付に係る国庫負担金等の実績確定により返還するものでございます。
続きまして、歳入をご説明いたしますので、6ページをお願いいたします。3款国庫支出金、2項1目財政調整交付金4,889万4,000円の増につきましては、歳出でご説明しました保健事業費等の経費に充てるものでございます。
10款繰越金210万6,000円は、前年度からの繰越金を計上するものでございます。
以上でございます。
〇山田武正議長 次に、第73号議案、ガス上下水道局長。
〔平賀大介ガス上下水道局長登壇〕
〇平賀大介ガス上下水道局長 議第73号 平成24年度見附市水道事業会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。
第2条、収益的収入及び支出の補正ですが、福島第一原発事故に伴う放射性物質を含む浄水汚泥の100ベクレルを超える汚泥について処分先が確保されたこと、また当初の放射性物質を含む汚泥処理についても東京電力に請求を行うもので、第1款水道事業収益4,730万円の増と第1款水道事業費用1,540万円の増額をお願いするものでございます。
第3条、資本的支出の補正ですが、100ベクレルを超える浄水汚泥の保管施設の新設を見込んでいましたが、先ほど説明したとおり処分先が確保されたことにより保管施設の新設が不要となったことから、第1款資本的支出2,000万円を減額し、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額2億3,700万円を2億1,700万円に改め、過年度分損益勘定留保資金1億6,645万8,000円を5,950万7,000円に改め、当年度分損益勘定留保資金5,582万8,000円を1億4,373万2,000円に改め、当年度分消費税資本的収支調整額1,471万4,000円を1,376万1,000円に改めるものでございます。
次に、補正予算実施計画についてご説明申し上げますので、次ページをお願いします。収益的収入、1款2項5目雑収入4,730万円の増ですが、東京電力からの賠償金でございます。収益的支出、1款1項1目原水及び浄水費1,540万円の増ですが、100ベクレルを超える放射性物質を含む汚泥約420トンの処分に要する費用でございます。
次ページをお願いします。資本的支出、1款1項1目浄水施設費2,000万円の減ですが、先ほど説明したとおり、汚泥の保管施設の新設を取りやめたものでございます。
以上でございます。
〇山田武正議長 これより議案ごとに質疑に入ります。
まず、第71号議案に対して質疑はありませんか。
13番、佐々木議員。
〔佐々木志津子議員発言席に着く〕
〇佐々木志津子議員 13ページお願いいたします。4款1項2目の説明欄の3なのですが、健康の駅事業費の中でこころの電話相談室整備工事費として補正されております。以前鬱、自殺対策の中で健康の駅の中に直通ダイヤルを1回線引いていただいたと思うのですが、このたびの工事はダイヤル回線が2回線になるかということでまず1点確認をさせていただきたいのと、電話相談室の運用についてどのようにお考えなのかお聞かせください。
〇山田武正議長 健康福祉課長。
〔田伏 智健康福祉課長登壇〕
〇田伏 智健康福祉課長 お答えをいたします。
健康の駅のこころの電話相談室等の整備に伴う関係でございますけれども、電話回線をこころの電話相談専用電話を引くということで考えておりますので、1回線増ということで考えております。
それから、通常の従来の相談回線とまたこころの電話相談回線というところをうまく機能しながら相談業務に有効に活用していきたいというふうに考えております。
以上です。
〇山田武正議長 佐々木議員。
〇佐々木志津子議員 そうしますと、こころの電話相談の専用ということで回線を引かれるということなのですが、そこに当然人的配置が求められると思いますが、その辺についてはいかがでしょうか。
〇山田武正議長 健康福祉課長。
〔田伏 智健康福祉課長登壇〕
〇田伏 智健康福祉課長 お答えをいたします。
非常勤の職員でありますが、専用の相談員ということで配置をする予定にしております。その中で、あと従来の健康の駅の駅長との連携をとりながらやっていきたいと、機能していきたいというふうに考えておりますし、またこちらに多重債務といった消費者相談の関係も総合相談という形で対応していきたいというふうに考えておりますので、その中でうまく機能をするように努めていきたいというふうに考えております。
以上です。
〇山田武正議長 佐々木議員。
〇佐々木志津子議員 そうしますと、総合的な相談、多重債務にも精通した方をそこに配置をするというふうに理解をしてよろしいのでしょうか。
〇山田武正議長 健康福祉課長。
〔田伏 智健康福祉課長登壇〕
〇田伏 智健康福祉課長 お答えいたします。
総合的にそういった専門的な知識を持った人材による相談を行っていくということを目指していきたいというふうに考えておるところでございます。
以上です。
〇佐々木志津子議員 ありがとうございました。
〇山田武正議長 8番、関議員。
〔関 三郎議員発言席に着く〕
〇関 三郎議員 よろしくお願いします。2点ほどお伺いしたいと思います。
15ページ、まず1点、6款1項3目、3番、農薬適正処理事業費の掘削無害化処理業務委託料、当初予算で該当3カ所で4,500万円ということで盛り込まれましたけれども、1,500万円補正、1カ所1,500万円ぐらいかなと思いますが、場所はどこであり、どうして当初予算に計上できなかったのか、もうこれ以上追加の場所は出てこないのかということと、2点目、6款1項4目、3番、農業体質強化基盤整備促進事業1,520万円ほどの補正になるわけですが、内容見ますと補助金が300万円ついたから、やられるのかなと思いますが、今後市長も農業振興、農業振興とおっしゃっていますので、補助金がなくてもこういう基盤整備というのをやられる考えがあるのかどうか、2点お伺いしたいと思います。
〇山田武正議長 産業振興課長。
〔岡村守家産業振興課長兼農業委員会事務局長登壇〕
〇岡村守家産業振興課長兼農業委員会事務局長 お答えいたします。
1点目の埋設農薬の適正処理事業費でございますけれども、これ昨年度調査をさせていただきました傍所地区のところのもので、その調査の時点、調査結果、処理量がふえるということで費用の増額をお願いするものでございます。
もう一点、農業体質強化基盤整備促進事業に関するご質問でございますけれども、必要な事業であれば市のほうでもそういった事業に取り組んでまいりたいと思っております。
〇山田武正議長 関議員。
〇関 三郎議員 最初のほう、農薬適正処理事業費、済みません、聞き漏らした。全域を調査されたのかどうか。まだそうすると今後の調査によって出てくる可能性があるのかということと、これに関する業務の委託先はどこか。
それから、先ほどの基盤整備事業で必要と認めたらやるということですが、その必要性というのはどういうところで判断されるのかお伺いしたいと思います。
〇山田武正議長 産業振興課長。
〔岡村守家産業振興課長兼農業委員会事務局長登壇〕
〇岡村守家産業振興課長兼農業委員会事務局長 お答えをいたします。
ただいまの増額のお願いしている部分につきましては、傍所地区の昨年度調査したところの調査結果に基づいて処分を今年度するということでございますが、その処分費が昨年度の予算編成の段階で見ていたものよりも調査結果に基づいて増額ということになりましたので、それをお願いするものでございます。処理の業者につきましては、これから選定をするような形になろうかと思います。
また、農業基盤の整備の関係でございますが、これまでのやってきた整備等を踏まえまして、そういったことも参考にしながら、当然そのときの状況を見ながらということになろうかと思いますが、今時点でどういう形でどうということは判断はできないものと思っております。
〇山田武正議長 関議員。
〇関 三郎議員 ちょっと私の質問があれだったのかわかりませんけれども、農薬適正処理事業費で、これは全市を調査されたのか、ただ何かの関係で調査したら農薬がちょっと多かったのか、もしそういう場合、そういう問題点が出てきて、これはちょっと農薬が濃い、残留濃度が濃いのではないかという話が出てこない限りこういう事業をやらないのか、それについてお伺いしたいと思います。
〇山田武正議長 産業振興課長。
〔岡村守家産業振興課長兼農業委員会事務局長登壇〕
〇岡村守家産業振興課長兼農業委員会事務局長 お答えいたしますが、農薬の埋設の調査につきましては、相当以前に使っていた農薬をその後使用できないということで地下に埋設しておったもの、それが市内2カ所ということで、今回傍所地区につきましては昨年度調査をさせていただきましたが、今年度は今町地区1カ所調査費をつけていただいているところでございます。
〇山田武正議長 次に、第72号議案に対して質疑はありませんか。
〔発言する者なし〕
〇山田武正議長 次に、第73号議案に対して質疑はありませんか。
8番、関議員。
〔関 三郎議員発言席に着く〕
〇関 三郎議員 よろしくお願いします。
3ページ、先ほど説明ございました支出、1款1項1目の17節委託料1,500万円の補正について、当初予算で計上した委託料は3,300万円くらい計上されたのかなと。ところが、補正を組まれたわけですが、今期でどのくらいの処分量及び費用を見込んでおられるのか。また、現在の保管量はどのくらいか。
それと、乾燥すると濃度がふえるというような話もございますので、これはやはり出荷前にもう一度セシウム等の濃度を測定されておるのかどうか。
それと、今の現在ブルーシートかけておくだけで本当に問題はないのかどうか、その点についてお伺いしたいと思います。
〇山田武正議長 ガス上下水道局長。
〔平賀大介ガス上下水道局長登壇〕
〇平賀大介ガス上下水道局長 ただいまの質問にお答えします。
まず、汚泥の量の見込みなのですけれども、100ベクレル以下についてはもう既に処分先が決まっておりまして、随時機械脱水したものは定期的に測定しながら、100ベクレル以下ということを確認しながら搬出しております。その量はちょっとつかんでおりませんけれども、このたびの補正に関して100ベクレルを超えるもの、これについて以前に説明したようにブルーシートで包んでいる、トンパックに包んでいる168袋、これに天日乾燥、これが2基分ありまして、これを処分する予定になっているのですが、ただ1基についてはまだ水分が余り蒸発していませんので、このたびの今年度の処分は1基分だけ、かなり乾燥しているものを搬出したいということで、100ベクレルを超えるものが先ほど説明したようにトンパックと天日乾燥を合わせて約420トン、これを搬出するということであります。天日乾燥の汚泥なのですけれども、汚泥の放射能なのですが、まず搬出する際に測定した麻袋のほう、1トンパックに入っているものにつきましては、直近で8月27日に一応はかりました。このときにセシウム134が90、セシウム137が160と、それぞれ測定値が計測されております。それから、天日乾燥、これも搬出する天日乾燥なのですが、直近では8月9日に一応測定しました。これがセシウム134が56、セシウム137が74ベクレルでした。
以上です。
〇山田武正議長 関議員。
〇関 三郎議員 濃度云々よりもやはりそういうのがずっと残るというのは非常に市民としても懸念されておりますので、最終的には国の判断かわかりません。こういう状況というのはいつまで続くのですか、搬出を続けるというのは。国からやめなさいというまで続くのですか。わかる範囲で結構ですから、教えてください。
〇山田武正議長 ガス上下水道局長。
〔平賀大介ガス上下水道局長登壇〕
〇平賀大介ガス上下水道局長 質問にお答えします。
今現在発生している汚泥、これについては100ベクレルを常に下回っていますので、先ほど言ったようにセメント材料として搬出しております。これについて今国がまた調査を始めまして、従来でしたら園芸用に回していたわけですけれども、それが可能かどうかということで今国がそれを調査を始めております。それを待ってまた処理方法が変わるのではないかというふうに思っています。100ベクレルを超えた分については、以前の汚泥ですので、それについては100ベクレルを超えたものは今回搬出しますので、なくなるというふうに考えております。
以上です。
〇山田武正議長 関議員。
〇関 三郎議員 これは、私ども見学させていただきました青木浄水場だと思うのですけれども、下水処理場のほうの対応はどうされているのですか。お伺いしたいと思います。
〇山田武正議長 ガス上下水道局長。
〔平賀大介ガス上下水道局長登壇〕
〇平賀大介ガス上下水道局長 お答えします。
下水汚泥につきましては、国のほうが200ベクレル以下のものについては汚泥肥料で流通させてもいいですよというふうに通達が出ています。そのために当市では、測定した結果100ベクレルを下回っていることから、従来の処分方法である肥料、汚泥肥料とセメントの従来2通りの処分方法していますけれども、それに今はなっております。
以上です。
〇山田武正議長 これにて質疑を終結します。
ただいま議題となっております第71号議案から第73号議案までの3件については、議案付託表のとおりそれぞれ所管の常任委員会に付託します。
日程第6、議第74号 新潟県後期高齢者医療広域連合規約の変更について
議第75号 損害賠償額の決定について
〇山田武正議長 日程第6、第74号議案及び第75号議案の2件を一括して議題とします。
議案ごとに提案理由の説明を求めます。
まず、第74号議案、健康福祉課長。
〔田伏 智健康福祉課長登壇〕
〇田伏 智健康福祉課長 議第74号 新潟県後期高齢者医療広域連合規約の変更についてご説明いたします。
変更の理由でございますが、住民基本台帳法の一部を改正する法律等が施行され、外国人登録原票が閉鎖されたことを受けて、現在新潟県後期高齢者医療広域連合規約中の別表にある外国人登録原票の表記を削除するため、規約の一部について変更を行うものです。
条文についてご説明いたしますので、別紙をごらんください。第17条第2項に定める別表第2の備考第3項及び第4項中「及び外国人登録原票」の表記を削除するものです。
附則におきまして、施行期日を定めるものでございます。
以上で説明を終わります。
〇山田武正議長 次に、第75号議案、消防長。
〔中澤 博消防長登壇〕
〇中澤 博消防長 第75号 損害賠償額の決定についてご説明申し上げます。
本件は、4月3日深夜に発生いたしました交通事故に係るものでございます。暴風による災害出動時において、消防職員の運転する緊急走行中の消防車両上部から積載資機材が落下し、対向車線を走行中の乗用車フロント部分に当たり、損傷を与えたものでございます。このことから、その賠償について相手方と協議をしてまいりましたが、損傷した乗用車の修繕修復料といたしまして58万3,259円で示談の同意を得ましたので、損害賠償額の決定について議会の議決をお願いするものでございます。
事故の概要につきましては、添付の参考資料をごらんいただきたいと思います。
以上でございます。
〇山田武正議長 これより議案ごとに質疑に入ります。
まず、第74号議案に対して質疑はありませんか。
〔発言する者なし〕
〇山田武正議長 次に、第75号議案に対して質疑はありませんか。
〔発言する者なし〕
〇山田武正議長 これにて質疑を終結します。
ただいま議題となっております第74号議案及び第75号議案については、議案付託表のとおりそれぞれ所管の常任委員会に付託します。
〔清水幸雄企画調整課長退席〕
日程第7、議第76号 副市長の選任について
〇山田武正議長 日程第7、第76号議案を議題とします。
提案理由の説明を求めます。
久住市長。
〔久住時男市長登壇〕
〇久住時男市長 議第76号 副市長の選任についてご説明申し上げます。
現在空席になっております副市長の選任について、9月8日から副市長としまして清水幸雄さんを選任したいというものでございます。清水幸雄さんは、ご承知のようにこれまでに教育総務課長、産業振興課長、事業グループ理事を務めておりまして、行政のベテランでございます。現在理事兼総務部長兼企画調整課長の職にあり、活躍中でありますが、今後は庁内のまとめ役を担ってもらい、また私の補佐役として頑張ってもらいたいと考えておりますので、何とぞご同意を賜りますようお願いを申し上げます。
〇山田武正議長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
8番、関議員。
〔関 三郎議員発言席に着く〕
〇関 三郎議員 よろしくお願いします。
副市長の選任に当たり、前副市長の突然の退任であり、市長も大変苦労されたことかと思います。先ほどこれに関連する議案として議第61号を総務文教委員会に付託されました。ここにおられませんから、あれですけれども、その過程についてちょっとお伺いしたいと思います。後任候補の方が副市長を受けるに当たり、先ほど来同僚議員も出ていましたけれども、平成19年4月、地方自治法の改正により助役から名前が副市長に変わって、かなり職務が重くなったということはもう市長もご存じかと思います。大変な仕事が肩にかかるわけでございます。それで、後任候補の方が受託条件の中で前副市長から残っていただかないと受けられないというような話で残ったのか、そういうことが全くなく市長の判断で、今まで内政全般を前副市長に任されていたので、市長自身も前副市長に政策顧問として残っていただくという中で、その過程の中で後任候補は市長から選任依頼があって受けられたのか、その過程についてちょっと市長のほうにお伺いしたいと思います。
〇山田武正議長 久住市長。
〔久住時男市長登壇〕
〇久住時男市長 本件の今清水さんという形でお名前申し上げましたので、考えまして適任であろうということでお話を申し上げました。ご本人にお話をしたところ大変驚かれて、またお考えになりました。ただ、やはり当初は私ではということで辞退をされまして、実はその面で突然であるので、継続の案件というのもご自分もよくわかっていたので、こういう前副市長からアドバイスを受けるという立場で当面はございますからという条件で、ご本人はそういうことであるならば、ほかにおられないということであれば、その条件であれば受けさせてもらいますということは随分説得をした上で受けられたという経過でございます。
以上です。
〇山田武正議長 関議員。
〇関 三郎議員 先ほど同僚議員と同じ話になりますけれども、今回議第61号で来年の3月31日までということで差しかえで市のほうから出たわけでございますけれども、市長のお考えの中に、市長もいろいろ国の機関の委員なんか受けておられるということもありますけれども、副市長2人制というのはやはりお考えがあるのかどうか、再度もう一回お伺いしたいと思います。
〇山田武正議長 久住市長。
〔久住時男市長登壇〕
〇久住時男市長 私の形のものについては、私のほうから申し上げることはないと思います。ただ、皆さんから見て今受けている仕事の内容で、または日程的な形になって、どうも市民にとってはやはり市の代表という形で来てほしい事業がいっぱいある中で、なかなか市長、副市長では回らないというような形で出てくれば、そのあたりは皆様のほうからお考えいただきたいと思っています。私のほうからそれを申し上げるという予定は、考えはございません。
以上です。
〇山田武正議長 これにて質疑を終結します。
お諮りいたします。本案は人事案件でありますので、委員会への付託及び討論を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇山田武正議長 ご異議なしと認めます。
これより本案を採決いたします。
この採決は、無記名投票で行います。
議場の出入り口を閉鎖します。
〔議場閉鎖〕
〇山田武正議長 議長を除くただいまの出席議員数は16人であります。
念のために申し上げます。本案に同意を可とする議員は賛成を、否とする議員は反対と投票用紙に記載願います。
なお、重ねて申し上げます。投票中賛否を表明しない投票及び賛否が明らかでない投票は、会議規則第72条第2項の規定によって否とみなします。
投票用紙を配布します。
〔投票用紙配布〕
〇山田武正議長 投票用紙の配布漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇山田武正議長 配布漏れなしと認めます。
投票箱を点検します。
〔投票箱点検〕
〇山田武正議長 異状なしと認めます。
ただいまから投票を行います。1番議員から順番に投票をお願いします。
〔投 票〕
〇山田武正議長 投票漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇山田武正議長 投票漏れなしと認めます。
投票を終了します。
議場の出入り口の閉鎖を解きます。
〔議場開鎖〕
〇山田武正議長 開票を行います。
会議規則第31条第2項の規定により、立会人に木原議員及び渋谷議員を指名します。両議員の立ち会いをお願いします。
〔開 票〕
〇山田武正議長 投票の結果を報告します。
投票総数16票。これは、先ほどの出席議員数に符合しております。
そのうち、賛成 16票
以上のとおり賛成が全員であります。
したがって、第76号議案 副市長の選任についてはこれに同意することに決定しました。
〔清水幸雄企画調整課長出席〕
副市長就任のあいさつ
〇山田武正議長 次に、企画調整課長から発言の申し出がありますので、これを許します。
〔清水幸雄企画調整課長登壇〕
〇清水幸雄企画調整課長 ただいま副市長選任の議案にご同意をいただきましてまことにありがとうございました。
前山本副市長退任ということから、余り時間のない中ではありましたが、現在市が進めております各施策や事業などを円滑に進めることにより、見附市がさらに魅力あるまちとなることに貢献していくという一つの決断をさせていただきました。私自身にとりましては、大変な重責と感じておりますが、全力を尽くしてまいりたいと考えております。議員の皆様方からも一層のご指導とご支援をお願い申し上げまして、挨拶とさせていただきます。大変ありがとうございました。今後ともよろしくお願い申し上げます。
〇山田武正議長 以上で本日の日程は全部終了しました。
お諮りいたします。議事の都合により、9月10日は本会議を休会したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇山田武正議長 ご異議なしと認めます。
したがって、そのように決定しました。
次回の本会議は、9月11日午後1時から開くこととします。
本日はこれにて散会します。
午前11時27分 散 会