平成24年第3回(8月)見附市議会臨時会会議録(第1号)
〇議事日程 第1号
平成24年8月6日(月曜日) 午前10時開会
諸般の報告
第 1 会議録署名議員の指名について
第 2 会期の決定について
第 3 議第55号 見附市ガス供給条例の一部を改正する条例の制定について
第 4 議第56号 平成24年度見附市一般会計補正予算(第3号)
第 5 議第57号 工事請負契約の締結について
議第58号 刈谷田川防災公園内「道の駅」の指定管理者の指定について
第 6 発議第5号 小林繁男議員の議員辞職を求める決議について
〇本日の会議に付した事件
議事日程と同じ
〇出席議員(17人)
1番 五 十 嵐 勝 2番 木 原 大 輔
3番 重 信 元 子 4番 渋 谷 芳 則
5番 大 坪 正 幸 6番 押 野 見 淺 一
7番 小 泉 勝 8番 関 三 郎
9番 高 橋 健 一 10番 小 林 伸 一
11番 亀 田 満 12番 久 住 裕 一
13番 佐 々 木 志 津 子 14番 山 田 武 正
15番 渡 辺 み ど り 16番 小 林 繁 男
17番 井 上 慶 輔
〇欠席議員(なし)
〇説明のため出席した者
市 長 久 住 時 男
副 市 長 山 本 俊 一
会 計 管理者兼 齋 藤 勝
会 計 課 長
企 画 調整課長 清 水 幸 雄
まちづくり課長 池 山 久 栄
総 務 課 長 金 井 薫 平
市 民 生活課長 丸 山 源 一 郎
補 佐
税 務 課 長 星 野 豊 明
産業振興課長兼 岡 村 守 家
農 業 委 員 会
事 務 局 長
建 設 課 長 安 藤 善 紀
健 康 福祉課長 田 伏 智
病 院 事 務 長 大 橋 耕 一
ガ ス 上下水道 平 賀 大 介
局 長
消 防 長 中 澤 博
教 育 委 員 会 神 林 晃 正
教 育 長
教 育 委 員 会 星 野 隆
事 務 局
教 育 総務課長
教 育 委 員 会 中 田 仁 司
事 務 局
学 校 教育課長
教 育 委 員 会 土 田 浩 司
事 務 局
こ ど も 課 長
監 査 委 員 高 橋 弥 一
事 務 局 長
〇事務局職員出席者
事 務 局 長 高 橋 和 徳
次 長 山 谷 仁
議 事 係 長 大 久 保 英 輝
午前10時00分 開会及び開議
〇山田武正議長 これより平成24年第3回見附市議会臨時会を開会します。
現在の出席議員17人全員であります。
これより本日の会議を開きます。
諸般の報告
〇山田武正議長 最初に、諸般の報告をします。
まず、議会報告第7号、例月出納検査結果報告書及び定期監査結果報告書について監査委員から提出されましたので、議案とともに配布しておきました。
次に、本臨時会での説明のため、市長を初め関係者の出席を求めました。
以上をもって諸般の報告を終わります。
日程第1、会議録署名議員の指名について
〇山田武正議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第80条の規定によって5番、大坪議員及び6番、押野見議員を指名します。
日程第2、会期の決定について
〇山田武正議長 日程第2、会期の決定についてを議題とします。
お諮りいたします。本臨時会の会期は、本日1日間としたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇山田武正議長 ご異議なしと認めます。
したがって、会期は本日1日間と決定しました。
日程第3、議第55号 見附市ガス供給条例の一部を改正する条例の制定について
〇山田武正議長 日程第3、第55号議案を議題とします。
提案理由の説明を求めます。
ガス上下水道局長。
〔平賀大介ガス上下水道局長登壇〕
〇平賀大介ガス上下水道局長 議第55号 見附市ガス供給条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。
改正理由でございますが、平成24年度税制改正におきまして、エネルギー起源二酸化炭素削減対策強化の目的から石油、石炭税に地球温暖化対策のための課税の特例がなされたことによるガス料金を改正するものでございます。
それでは、条文に沿って説明します。別表第2中、3項料金表A、4項料金表B、5項料金表Cの(2)、基準単価料金を0.17円増額し、それぞれの金額に改めるものでございます。
次ページをお願いします。附則に1項において施行日を規定し、2項において平成24年11月4日以降、本条例が適用される使用者について、平成24年11月4日が含まれる料金算定期間の早収料金の算定を規定したものでございます。
以上でございます。
〇山田武正議長 これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
8番、関議員。
〔関 三郎議員発言席に着く〕
〇関 三郎議員 県内このたび料金が改定ということですが、20市の中で今回は何市が同時期に改定され、率及び額で当市はどの辺の位置にいるのかということと、またガス事業は当市にとって優良事業であり、拡販が必要と考えるが、具体的にどのような拡販策をとっておられるのか。
いま一点、ガス料金の改定は、協議会でいただいた資料の中では地球温暖化対策のための課税強化によるものと説明を受けました。そして、この増収分は二酸化炭素の、CO2の排出抑制策に真に有効な対策に充てられるとなっておりますが、当市としては具体的にどのような対策をとっており、どのような効果が上がっているのかお伺いしたいと思います。
〇山田武正議長 ガス上下水道局長。
〔平賀大介ガス上下水道局長登壇〕
〇平賀大介ガス上下水道局長 質問にお答えします。
まず、県内のガス事業所で公営であるところは、当市を入れて8市だったと思います。今回のこの税制改正に伴いまして、実施するところ、実施というか予定も含めてなのですが、当市が11月4日で今回上程させていただきましたし、魚沼市が12月1日、ほかにつきましては今検討中であるというふうに報告を受けております。
それから、ガス拡販につきましては、一般民生というよりもCO2削減の関係からでしょうか、エネルギー政策の関係で事業所関係、要するに重油によるボイラーをやっているところがガス化に転換するというところでガスの拡販という形でお願いしているのが実際に実施に向けて転換されているというふうな状況であります。
もう一点、この税金につきましての関係なのですけれども、これ国税ですので、国がこれに基づいて施策を行うということですので、当市がこれで何かするということではありません。
以上です。
〇山田武正議長 関議員。
〇関 三郎議員 私がお伺いしたのは、これは国の政策であるけれども、見附市においてもCO2の排出抑制策を当然とっておられると思いますけれども、どのような対策をとっておられ、またどのように市民に告示され、どのような効果が上がっているのかということをお聞きしたので、いま一度お願いします。
〇山田武正議長 ガス上下水道局長。
〔平賀大介ガス上下水道局長登壇〕
〇平賀大介ガス上下水道局長 質問にお答えします。
エネルギー政策につきましては、2年ほど前ですか、エネルギービジョンをつくりまして、それに基づいて市としては推進しているところでございます。その中には、いろいろな太陽光発電を中心とした自然エネルギーを使ったり、バイオというか、油を転換してガソリンに使うといった、そういったことも含めて総合的な政策として取り組んでいることでございます。
以上です。
〇山田武正議長 これにて質疑を終結します。
お諮りいたします。本案については、会議規則第37条第3項の規定によって、委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇山田武正議長 ご異議なしと認めます。
したがって、本案については委員会の付託を省略することに決定しました。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇山田武正議長 これにて討論を終結します。
これより第55号議案を採決します。
本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇山田武正議長 ご異議なしと認めます。
したがって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第4、議第56号 平成24年度見附市一般会計補正予算(第3号)
〇山田武正議長 日程第4、第56号議案を議題とします。
提案理由の説明を求めます。
まちづくり課長。
〔池山久栄まちづくり課長登壇〕
〇池山久栄まちづくり課長 議第56号 平成24年度見附市一般会計補正予算(第3号)についてご説明申し上げます。
本補正予算につきましては、国、県支出金の内示を受けまして、コミュニティ推進に係る経費の増が主なものでございます。
条文第1条、歳入歳出予算の補正でございますが、歳入歳出にそれぞれ3,800万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ154億8,000万円とするものでございます。
次に、歳入歳出補正予算事項別明細書の歳出についてご説明いたしますので、8ページをお願いいたします。2款総務費1項11目地域活動推進費3,093万円の増は、本年4月に設立されました第二小区やすらぎの郷コミュニティを支援するため、第二小学校敷地内にふるさとセンターを設置、運営する経費と現在田井小学校敷地内に設置されております北谷南部ふるさとセンターが手狭になったための増改築する経費が主なものでございます。
12目市民活動推進費707万円の増につきましては、高齢者、障害者等の玄関先から公道までの除雪を行う町内会等の団体に貸し出すための既設コミュニティに貸与する除雪機を購入する経費等を計上したものでございます。
次に、歳入について説明いたしますので、6ページをお願いいたします。13款国庫支出金、14款県支出金につきましては、歳出で計上しております項目の特定財源でございます。
18款繰越金は、前年度からの繰越金の一部を財源として充当するものでございます。
以上でございます。
〇山田武正議長 これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔発言する者なし〕
〇山田武正議長 これにて質疑を終結します。
お諮りいたします。本案については、会議規則第37条第3項の規定によって委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇山田武正議長 ご異議なしと認めます。
したがって、本案については委員会の付託を省略することに決定しました。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇山田武正議長 これにて討論を終結します。
これより第56号議案を採決します。
本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇山田武正議長 ご異議なしと認めます。
したがって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第5、議第57号 工事請負契約の締結について
議第58号 刈谷田川防災公園内「道の駅」の指定管理者の指定について
〇山田武正議長 日程第5、第57号議案及び第58号議案の2件を一括して議題とします。
議案ごとに提案理由の説明を求めます。
まず、第57号議案、総務課長。
〔金井薫平総務課長登壇〕
〇金井薫平総務課長 議第57号 工事請負契約の締結についてご説明申し上げます。
本件につきましては、見附市公共下水道事業今町終末処理場沈砂池ポンプ設備改築(その1)工事の請負契約でございます。このたびの工事につきましては、契約金額は1億7,440万5,000円、契約の相手方は石垣メンテナンス株式会社でございます。以下契約の方法、内容につきましては記載のとおりでございます。
この契約については、去る7月27日に制限付一般競争入札を行ったものでありまして、同日付けで仮契約を取り交わしてございます。なお、入札参加業者でございますが、当契約の相手方のほか、敦井産業株式会社長岡支店、ドリコ株式会社、三菱化工機株式会社、c工業株式会社長岡支店、株式会社鶴見製作所新潟営業所、株式会社大原鉄工所の計7社でございます。工期につきましては、平成26年3月20日まででございます。
以上でございます。
〇山田武正議長 次に、第58号議案、産業振興課長。
〔岡村守家産業振興課長兼農業委員会事務局長登壇〕
〇岡村守家産業振興課長兼農業委員会事務局長 議第58号 刈谷田川防災公園内「道の駅」の指定管理者の指定についてご説明いたします。
刈谷田川防災公園内の道の駅につきましては、来年9月の開設を目指して現在準備を行っているところであります。この施設を管理運営するため、指定管理者制度を導入したいことから募集を行ってまいりましたが、1社の申請がありました。つきましては、先般7月24日に開催されました指定管理者選定等委員会の審議を経て、指定管理者候補を選定いたしましたので、見附市公の施設における指定管理者の指定の手続に関する条例第3条の規定によりまして、議会の議決をお願いするものでございます。
指定の内容でありますが、施設の名称は道の駅及び駐車場で指定管理者の名称は、株式会社豊栄わくわく広場、指定期間は平成25年4月1日から平成28年3月31日までの3カ年とするものであります。
以上でございます。
〇山田武正議長 これより議案ごとに質疑に入ります。
まず、第57号議案に対して質疑はありませんか。
〔発言する者なし〕
〇山田武正議長 次に、第58号議案に対して質疑はありませんか。
13番、佐々木議員。
〔佐々木志津子議員発言席に着く〕
〇佐々木志津子議員 先般プレゼンテーションを傍聴させていただきました。1社のみの公募による応募ということなのですが、運営に対してかなりノウハウをお持ちのところと私も感じましたけれども、この議案の参考資料の中で人員配置計画、それと移行手続等が記載されております。この駅長以下人事配置については、これは市が決定するのか、あるいは指定管理者が雇用するのか、その辺まずお聞かせください。
〇山田武正議長 産業振興課長。
〔岡村守家産業振興課長兼農業委員会事務局長登壇〕
〇岡村守家産業振興課長兼農業委員会事務局長 指定管理者の人員配置ということでございますが、当然市のほうとしても協議をさせていただきますが、最終的には指定管理者のほうでどのような形にするかという決定をされるということになります。
〇山田武正議長 佐々木議員。
〇佐々木志津子議員 そうしますと、これから指定管理者と協議をするということなのですが、指定管理者のほうからどういったその雇用、例えば雇用条件、そういったものに対しての説明があったのか。
それともう一点、移行手続なのですが、当然今回決定後に指定管理者と協議をした上で正式な協定書を交わすというふうに記載されております。いつごろをめどにこの協定書を交わすのか、その辺もお聞かせください。
〇山田武正議長 産業振興課長。
〔岡村守家産業振興課長兼農業委員会事務局長登壇〕
〇岡村守家産業振興課長兼農業委員会事務局長 人員についての協議ということですが、特に今時点ではございませんが、地元の方を優先的に雇用していただきたいという、そういう要綱の中にはございます。あと協議書、それにつきましては平成25年度からの協定ということになりますので、それまでに最終的に詰めるような形で、予算等の関係もございますので、してまいりたいと思います。
以上です。
〇山田武正議長 五十嵐議員。
〔五十嵐 勝議員発言席に着く〕
〇五十嵐 勝議員 よろしくお願いします。
4月24日の指定管理者のプレゼンテーション、私も参加させてもらいました。それから、ネーブルの、今度は生産者といいますか、農家を中心としたその説明会も傍聴させていただきました。そして、この8月の3日、先週その豊栄わくわく広場、それから月岡店、新発田店、こちらのほうもいろいろ買い物がてらちょっとじっくりと見させてもらいました。なかなか繁盛しているというふうに感じましたし、それぞれの生産農家が見えるような工夫もされておるように感じました。少し確認のためお聞きしたいのですが、3年間指定管理の期間があるわけなのですが、1社だけだったということで、ある意味では選択の余地がなかったという部分もあるわけなのですが、一番最後にこの指定管理者候補の選定結果という点数が出ているわけなのですが、それぞれ見附市が今やっている指定管理者というのはそれぞれの施設で全然条件が違うかと思うのですが、この評価点から見て、この評価点そのものが大体どれぐらいの位置にあるのかということをまずお聞きしたいということと、それからこの豊栄わくわく広場が選ばれた場合に、条件として生産者の納入価格の20%ぐらいのマージン、あるいは物によって加工品では30%ぐらいのマージンをこの豊栄わくわく広場のほうがとって運営する。これは、人件費とかさまざまなコストがかかる部分はあるのですが、それが適正かどうかという若干不安が生産者のほうにも私が後で聞いたところでありますし、それから買い取りではなくて委託になるのか、つまり余ったものは返していいのか、あるいは入ったものは全部買い取りというような形、どうも何か委託っぽいような感じがするのですが、その辺をちょっと確認させてください。
〇山田武正議長 まちづくり課長。
〔池山久栄まちづくり課長登壇〕
〇池山久栄まちづくり課長 五十嵐議員の評価点の関係につきましてお答えさせていただきます。
位置づけ、今回の評価はということでございますが、過去には1社で申請があったところもあったように聞いておりますが、その場合に60点以下を下回ったというようなところはなかったというふうに理解しておりますし、60点台、また80点台、個々のいろんな施設がございますので、ちょっと手元には資料はございませんが、さまざまな点数が過去にはあったというふうに理解しております。
以上でございます。
〇山田武正議長 産業振興課長。
〔岡村守家産業振興課長兼農業委員会事務局長登壇〕
〇岡村守家産業振興課長兼農業委員会事務局長 直売所での手数料といいますか、条件ということでございますが、私どものほうで他の直売所等を調査させていただいた中で、農産物の販売につきましては毎月の売上金額の20%以内、その他物産販売につきましては毎月売上金額の30%以内ということで上限を要項に設けさせていただきましたので、それ以内の中で指定管理者のほうとまた協議をしてまいりたいと思います。
また、委託販売かということでございますが、直売所につきましては原則委託販売ということになります。内容によっては、買い取りということも出てくるかとは思いますが、原則はあくまでも委託販売で、手数料の収入ということになります。
以上でございます。
〇山田武正議長 五十嵐議員。
〇五十嵐 勝議員 ありがとうございました。
例えば開設して、その販売状況とかいろいろ見ながら、これらの諸条件というのは若干変えたりするというようなことが市との協議の中で行うことができるのかということと、それから月岡店のほうの農家レストラン、月岡温泉のすぐ近くのちょっと山沿いのほうにあるのですが、私が見学して中に入ったりしてみるととても農家レストランという雰囲気ではない。非常にしゃれたイタリアン系のレストランというふうに見受けられるのですが、その辺が、見附市の道の駅で農家レストランというふうにうたっているのですが、その月岡のところも農家レストランとうたっているのですが、とてもそんなふうには見えなかったのですが、その辺当然産業振興課のほうでもいろいろと調査されたり、いろいろと調べていると思うのですが、その辺ちょっと見解をお聞かせください。
〇山田武正議長 産業振興課長。
〔岡村守家産業振興課長兼農業委員会事務局長登壇〕
〇岡村守家産業振興課長兼農業委員会事務局長 条件の変更が可能かということでございますが、当然協議して協定書を締結いたしますが、その協定の変更ということも当然あり得りますので、事業を実施した中でさまざまな問題点とか、そういったものが発生してきたのであれば、またその時点で協議をして変更協定なりをさせていただきたいと思います。
あと農家レストランについてということでございますが、基本的には地域の農産物を使用するということで農家レストランというような意味合いでもございますので、そういったことで一律農家レストランのイメージというものではないかと思いますので、そこら辺はまた指定管理者が決まりましたら、その方とどういった運営をしていったらいいかというのを協議してまいりたいと思います。
〇山田武正議長 5番、大坪議員。
〔大坪正幸議員発言席に着く〕
〇大坪正幸議員 よろしくお願いいたします。
それで、今回のいただいた資料で、この一番最後のページになりますけれども、指定管理者候補者選定結果というところで選定基準、審査項目、判定、配点、いろいろ詳しく書いてあるのですけれども、この中で3番目のいわゆる事業計画の内容、管理経費の内容ですとか収支計画、ここの部分が実は100点満点でいうと60点、60%と、全体的にほかのところの項目と比べてもやっぱりちょっと低いと。ただ、確かにトータルでいきますと6割を上回っているので、合格の範囲ということはわかるのですけれども、選定委員の方がここの部分に余り高評価をつけられなかった理由はもしかすると、これ提出書類の中に収支計画書というのが2種類あります。年度別の収支計画書というやつと、それから長期収支計画書と。これは、当然豊栄さんのほうから提出されているわけですけれども、選定委員の方が一応60点、60%をつけたので、それはそれでよしなのでしょうけれども、一応指定には議会の承認というか、決議が必要だということで、ちょっとここら辺の収支計画はどんな形の数字が豊栄さんから出ていたのか、ちょっとその辺の内容をお聞かせください。
〇山田武正議長 まちづくり課長。
〔池山久栄まちづくり課長登壇〕
〇池山久栄まちづくり課長 まず、評価の関係でございますが、2番目と3番目の項目が低いのではという話でございましたが、委員さんの選定、公開プレゼン後の委員会のところでも意見交換ございまして、その中でも話題になりましたが、実績関係については十分あるのだろうということと、それとサービス関係につきましては想定される範囲内で、よくもなく、悪くもなくという、そんな意見が大勢を占めていたというようなところでございます。
それと、収支関係につきましては、平成25年度から平成27年度までの3カ年の収支計画書が提出されておりまして、平成25年度と平成26年度は赤字、収入よりも支出が多いということで、平成25年度で1,291万3,000円、平成26年度では879万7,000円が不足するので、それを指定管理料でということで上がっておりますし、また平成27年度につきましては収支がとんとんという計画で計画書が提出されているところでございます。
以上でございます。
〇山田武正議長 大坪議員。
〇大坪正幸議員 大体これもあくまで一つの計画ですので、それは収支のマイナスがもっと減るかもわかりませんし、あるいはふえるかもわからない。これは、計画ですので、なかなか難しい部分だとは思うのですけれども、ただこれ募集要項では、これ拝見すると、要するにその年度の途中でどれぐらいの収支で、ぶっちゃけ赤字が出そうだというふうな見込みに基づいて、その指定管理料をある程度決定するというふうに書かれているのですけれども、そこら辺の収支見込みを大体年度のいつごろの時点で判断されるのか、その判断というのはどなたがどういう形でされるのか、その辺はいかがですか。
〇山田武正議長 産業振興課長。
〔岡村守家産業振興課長兼農業委員会事務局長登壇〕
〇岡村守家産業振興課長兼農業委員会事務局長 収支状況による指定管理料の変更ということでございますが、要項の中にもございますように、年度途中の運営状況を見て指定管理者と協議する中で、収入が増ということになれば変更協議ということで変更させていただくように、協定を変更をさせていただきたいというような趣旨がございます。
あと、最終的にその判断をどうするかということでございますが、最終的に市長のほうの判断によって、その収支状況見込みを見た中で指定管理者と協議しながら協定書の変更という形になろうかと思います。
〇山田武正議長 大坪議員。
〇大坪正幸議員 それでは、先ほどもちょっと同僚議員のほうから同じような質問出たのですけれども、公開プレゼンテーションの場で豊栄わくわく広場の担当者の方が繰り返しおっしゃっていたことは、経費削減をする際には人件費の削減はしないということを何度かおっしゃっておりました。削るのであれば、人件費以外のいろんなコストを下げてやりますという意気込みは確かに評価できる部分なのですが、ただ現状の人員配置は駅長を含め22名と。常勤13名、非常勤9名と。主に見附市の方の雇用が大半なのでしょうから、その意味では非常にありがたいし、また人件費の削減をしないということもある意味ありがたいのですが、ただ先ほどの質問とちょっと関連しますけれども、年度の途中で大幅な赤字が見込まれた場合、いろんなコストを削ったのだけれども、やはり大幅な赤字が出るという場合に、人件費、これは削りたくて削るという、民間でもそうですけれども、ところはないのですが、そこら辺人件費を削らないということになると、逆に言うとその分指定管理料、そこにその経費が乗っかってくるというケースも考えられるのですけれども、この場合に例えば22人という人員の規模がもしかするとやや多いのかなということになった場合に、その場合の指定管理者に対して指定管理料との絡みでいいますと、ただもう少し人件費を、あるいは人員を削減したほうがいいのではないかというケースが出てきた場合に、これは見附市のほうにそういうことを指定管理者のほうにお願いするような権限ですか、そういったものがあるのかどうかお伺いします。
〇山田武正議長 産業振興課長。
〔岡村守家産業振興課長兼農業委員会事務局長登壇〕
〇岡村守家産業振興課長兼農業委員会事務局長 実際にまだ、今まであった施設ではなく、新しくできる施設でございますので、実際にどの程度実績として出てくるかというのはこれからということで、あくまでもこの計画も見込みということで提案をされている計画でございます。そういった面では、やっぱり運営を始めた中でもっと効率化ができるところがあれば、当然効率化されるようなことで指定管理者も考えていただくようなことになろうかと思いますが、そういった意味で経費等、赤字ということが見込まれるような状況になりましたら、当然指定管理料ということで関係してまいりますので、そういった意味では当然市のほうでも十分協議をさせていただきながら、どういった形で経費削減等効率化が望めるかというのを指定管理者と十分お話をさせていただきたいと思っております。
〇山田武正議長 15番、渡辺議員。
〔渡辺みどり議員発言席に着く〕
〇渡辺みどり議員 1点お聞かせください。
参考資料の2番の(2)の管理運営の基本方針及び事業計画等、この基本方針の中に「道の駅の管理・運営については「協働」を基本方針として行いたい。その理由としては、道の駅の目的を達成するには、当社のみの努力では限界があり、市、生産者、地域住民、周辺地域団体、地域企業、利用者等々との「協働」と考えており」というふうに書いてあるわけですが、そして事業計画等の1つ目、農産物等販売施設、地元生産者への作付指導とその支援を行うと等々あるわけですが、指定管理者が当初から協働を基本方針として行いたいということで市とのかかわりを大変強く望んでおるというふうに考えているのですが、この道の駅をつくる市の目的の一つの中にも地域の農家支援と農業支援ということも含まれていたかと思うのですが、今後市とのかかわり、市の指導体制等々どんなふうに考えておられるのかお聞かせください。
〇山田武正議長 産業振興課長。
〔岡村守家産業振興課長兼農業委員会事務局長登壇〕
〇岡村守家産業振興課長兼農業委員会事務局長 この道の駅の施設につきましては、市にとりましても観光交流施設ということで、その拠点となる施設という位置づけもしてございますので、そういった意味からも市のほうでも観光交流のための事業など指定管理者と一緒になってPR等努めてまいりたいと思っております。そういった交流休憩施設もそういう道の駅の中にございますので、そこの活用につきましてもイベント等など市のほうもかかわる中でさまざまな事業、行事等を実施できるよう指定管理者と協働してまいりたいと、そういったようなものでございます。
あと農産物等の関係につきましても当然その直売所に野菜等農産物を供給していただくことがまず第一になりますので、そういった意味から生産者の作付の拡大等市のほうも力を入れて、農業振興のためにもそういった事業に取り組んでまいりたいというふうに思っております。
〇山田武正議長 渡辺議員。
〇渡辺みどり議員 農家のことは詳しくはないのですが、この豊栄に本社がある豊栄わくわく広場というところは、現在ふるさと村を入れて、北蒲原の豊栄、新発田、月岡というところの販路で行っているかと思うのですが、見附市でこの中越地域での農産物と品目もそれなりに違いがあるのだろうというふうに思っています。その意味では、見附市のここの農産物の施設的なもの等々とのことを考えれば、北蒲原のほうとの流通の便宜性というのも豊栄のほうはある程度は踏まえているのかなというふうに思ったりはするのですが、あくまでもやっぱり見附市の周辺の農業振興というところに私は大きな支援が必要なのだろうというふうに思うのですが、そこあたりの話し合い等々はどんなふうに今後なさっていかれるのか、お聞かせください。
〇山田武正議長 産業振興課長。
〔岡村守家産業振興課長兼農業委員会事務局長登壇〕
〇岡村守家産業振興課長兼農業委員会事務局長 農産物等の供給につきましては、当然地元をまず優先的に取り入れるようにお願いしたいというふうに思っております。あと、それだけでは年間を通じての供給等足りない部分もございますので、当然周辺の地域の農家等にもお願いしてまいりたいと思っております。そういった意味で、まずはこの地域、見附を初めとした周辺地域の農家の方たちと話し合い等をしてもらうよう、今後指定管理者のほうとも一緒になって協議した中で野菜の供給ができるような体制づくりをしてまいりたいと思っております。
〇山田武正議長 8番、関議員。
〔関 三郎議員発言席に着く〕
〇関 三郎議員 お願いします。
指定管理料と農業生産者の堀り起こし及び地元産品の拡販にということで2点についてお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
まず、この募集要項の10番、管理運営に要する費用に関する事項のE番、市が支払う指定管理料で収入額を上回る管理運営経費が見込まれる場合、市は予算の範囲内において指定管理料を支払うとあるが、売れないと、特に冬期間というかなり問題も抱えていますので、それでそのまま支払ったのでは、先ほど来いろいろな人件費、経費の話ありますけれども、青天井では困りますので、その辺どのぐらいの額を見込んでおられるのかということをまず1点お伺いしたいと思います。
それから、やはりどうしても地元産品を売っていただきたいわけです。それで、7月17日、昼と夜の2回に分けて地元の生産農家の方、声をかけて集められたと。63名ぐらいがお見えになったというふうに聞いております。見附市で主な生産農家にいわゆる案内を出されたのが約160名、それは40%です。それから、出店の意思表示が約85%というふうに協議会で聞いておりますので、簡単に計算すると54名、34%。この4月末からかなり高額の時給を支給している非常勤職員を採用され、直売所に出荷する農業者の掘り起こしをやられたという割には余り数字が上がっていないのではないかと思いますけれども、その辺も含めて2点お答えいただきたいと思います。
よろしくお願いします。
〇山田武正議長 産業振興課長。
〔岡村守家産業振興課長兼農業委員会事務局長登壇〕
〇岡村守家産業振興課長兼農業委員会事務局長 まず、指定管理料の上限額ということでございますが、先ほどまちづくり課長がお答えいたしました、提案にありました計画、それが基本となって予算等協議の中で決めてまいりたいと思います。
次に、地元産品の関係ですが、これまで非常勤職員ということで4月の後半に採用いたしまして、まずはさまざまな準備活動をしていただいているところでございますので、これから指定管理者が決まりましたら、一緒になってさらに活動を活発化させてまいりたいと思います。そういった意味で先般行いました説明会等が、それがまず基本となって、そこからどういった形で広げていくかという、そういうことになろうかと思います。
〇山田武正議長 関議員。
〇関 三郎議員 私も農村地域ですので、一部とは思いますけれども、ほとんど市から具体的な話が今まで来ていないという話も多く聞かれています。もう来年4月から指定管理者に入るのに本当に間に合うのかなという懸念がありますので、これから具体的にどういう掘り起こしをやられるのか、当然考えがあろうかと思いますけれども、それをお聞きしたいということと、やはり指定管理料については上限額を設けていただきたいと思いますので、その辺再度2点お願いします。
〇山田武正議長 産業振興課長。
〔岡村守家産業振興課長兼農業委員会事務局長登壇〕
〇岡村守家産業振興課長兼農業委員会事務局長 まず、指定管理料の上限でございますが、今ほど申し上げましたとおり、協議の中で協定書を結びますので、その協定書の中でどのくらいの額ということで原則決めるという形になろうかと思います。その中で、実際に運営をしていく中でその収支状況等を見ながら、また変更等があれば考えるようになりますが、まず基本は先ほど申しましたとおり、指定管理料は当初の協定の中で見たものがある程度上限ということで原則なろうかと思います。
また、地元の掘り起こしでございますが、先ほど議員もおっしゃられたとおり、7月17日の説明会におきましては67名の方から出席をしていただきました。そのうち49名の方が前向きに検討したいと、ぜひ出荷したいというような言葉をいただいております。あと8月の1日に再度説明会を行いましたが、そのときには44名の方からおいでいただいております。その方たちの中でも23名の方が前向きと、出荷したいというような意向もいただいております。これがまずは基礎的なものと考えておりますので、主要生産者、まず160名の方、残りの人たちにも個々に回るなどお話をしていく中で、指定管理者等も含めて会員の確保に努めてまいりたいというふうに思っております。
あと新規の参入といいますか、新しく生産をしたいというような、そういったお気持ちのある方にも農地の貸し付け等も検討してまいりたいと思っております。
〇山田武正議長 これにて質疑を終結します。
お諮りいたします。ただいま議題となっております第57号議案及び第58号議案の2件については、会議規則第37条第3項の規定によって委員会の付託を省略したいと思います。これにご意義ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇山田武正議長 ご異議なしと認めます。
したがって、第57号議案及び第58号議案の2件については委員会の付託を省略することに決定しました。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇山田武正議長 これにて討論を終結します。
これより第57号議案及び第58号議案の2件を一括して採決します。
本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇山田武正議長 ご異議なしと認めます。
したがって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第6、発議第5号 小林繁男議員の議員辞職を求める決議について
〇山田武正議長 日程第6、発議第5号を議題とします。
本件について、地方自治法第117条の規定によって小林繁男議員の退席を求めます。
〔小林繁男議員退席〕
〇山田武正議長 提出者より提案理由の説明を求めます。
10番、小林伸一議員。
〔小林伸一議員登壇〕
〇小林伸一議員 ただいま議題となりました発議第5号 小林繁男議員の議員辞職を求める決議について、提案者としてご説明を申し上げます。
説明につきましては、決議案の朗読をもってこれにかえさせていただきます。
小林繁男議員の議員辞職を求める決議。
小林繁男議員は、去る平成24年7月5日、自身が役員を務める法人の県税滞納による差し押さえのため事業所を訪れた県職員に対する公務執行妨害容疑で現行犯逮捕され、さらに同年7月20日に起訴された。
本事件は、市議会議員という公職にある者として恥ずべきものであり、市民の代表であり範を示す立場にある議員として、道義的・社会的責任は誠に大きいものがある。我々議員はもちろんのこと市民の信頼を大きく裏切った行為であり、また、見附市議会の権威と品位を著しく失墜させたことは言うまでもない。小林繁男議員は、その責任を自覚しなければならない。
よって、見附市議会は、小林繁男議員にその道義的・社会的責任の大きさを自覚させ、その責任を自ら処し、速やかに議員を辞職するよう強く求めるものである。
以上、決議する。
平成24年8月6日、見附市議会。
以上でございます。議員各位のご賛同をよろしくお願い申し上げます。
〇山田武正議長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇山田武正議長 これにて質疑を終結します。
お諮りいたします。本件については、会議規則第37条第3項の規定によって委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「ご異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇山田武正議長 ご異議なしと認めます。
したがって、本案については委員会の付託を省略することに決定しました。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇山田武正議長 これにて討論を終結します。
これより発議第5号を採決します。
本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「ご異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇山田武正議長 ご異議なしと認めます。
したがって、本案は原案のとおり可決されました。
小林繁男議員の出席を求めます。
〔小林繁男議員出席〕
〇山田武正議長 小林繁男議員に申し上げます。
ただいま小林繁男議員の議員辞職を求める決議案が可決されましたので、告知いたします。
副市長退任のあいさつ
〇山田武正議長 最後になりますが、ここで8月31日をもちまして副市長の職を退任されることになります山本副市長からごあいさつがありますので、よろしくお願いします。
山本副市長。
〔山本俊一副市長登壇〕
〇山本俊一副市長 貴重なお時間をいただき、大変ありがとうございます。
久住市長からもご了解をいただきまして、私一身上の都合により、8月末日をもちまして副市長の職を辞させていただきたいと思います。入庁以来ことしで43年目となります。この間多くの市民の方々から叱咤激励をいただく中、本当に楽しく仕事をさせていただきました。
また、既に退任されました市長、議員、職員の皆様、そして山田議長を初めとする議員の皆様や久住市長、職員、そして多くの市民の方々、また常に適切なアドバイスをいただきました市外の方々などのご指導やご協力をいただき、充実した時を過ごさせていただきました。感謝の気持ちでいっぱいでございます。
私は、このごろこのまちが少しずつではありますけれども、変わってきているように感じております。市民の皆様方がこのまちを自身のまちとして考え、誇りを持って市民が一緒になってまちづくりをやろうという気概が感じられるからでございます。こういった市民の方々が今後さらにふえることにより、この見附市のまちはほかに負けない魅力あふれるまちになると思います。久住市長が目指す、多くの市民の方々がこのまちに住んでよかった、そして住み続けたいと願う、そんなまちに必ずなると確信しております。
重ねて多くの方々に深く感謝申し上げ、市の今後の発展を願い、退任のあいさつとさせていただきます。
大変ありがとうございました。
〇山田武正議長 以上で本日の日程は全部終了しました。
これにて平成24年第3回見附市議会臨時会を閉会します。
午前10時59分 閉 会