平成24年第1回(3月)見附市議会定例会会議録(第1号)
〇議事日程 第1号
平成24年3月9日(金曜日) 午前10時開会
諸般の報告
第 1 会議録署名議員の指名について
第 2 会期の決定について
第 3 新年度施政方針
第 4 議第10号 専決処分について(平成23年度見附市一般会計補正予算(第9号))
議第11号 専決処分について(平成23年度見附市一般会計補正予算(第10号))
第 5 議第 1号 平成24年度見附市一般会計予算
第 6 議第 2号 平成24年度見附市国民健康保険事業特別会計予算
議第 3号 平成24年度見附市後期高齢者医療特別会計予算
議第 4号 平成24年度見附市介護保険事業特別会計予算
議第 5号 平成24年度見附市下水道事業特別会計予算
議第 6号 平成24年度見附市農業集落排水事業特別会計予算
第 7 議第 7号 平成24年度見附市水道事業会計予算
議第 8号 平成24年度見附市ガス事業会計予算
議第 9号 平成24年度見附市病院事業会計予算
〇本日の会議に付した事件
議事日程と同じ
〇出席議員(17人)
1番 五 十 嵐 勝 2番 木 原 大 輔
3番 重 信 元 子 4番 渋 谷 芳 則
5番 大 坪 正 幸 6番 押 野 見 淺 一
7番 小 泉 勝 8番 関 三 郎
9番 高 橋 健 一 10番 小 林 伸 一
11番 亀 田 満 12番 久 住 裕 一
13番 佐 々 木 志 津 子 14番 山 田 武 正
15番 渡 辺 み ど り 16番 小 林 繁 男
17番 井 上 慶 輔
〇欠席議員(なし)
〇説明のため出席した者
市 長 久 住 時 男
副 市 長 山 本 俊 一
会計管理者兼 池 山 廣 喜
会 計 課 長
企画調整課長 清 水 幸 雄
まちづくり課長 池 山 久 栄
総 務 課 長 金 井 薫 平
市民生活課長 長 谷 川 仁
税 務 課 長 星 野 豊 明
産業振興課長兼 岡 村 守 家
農 業 委 員 会
事 務 局 長
建 設 課 長 安 藤 善 紀
健康福祉課長 田 伏 智
病 院 事 務 長 大 橋 耕 一
ガス上下水道 平 賀 大 介
局 長
消 防 長 中 澤 博
教 育 委 員 会 神 林 晃 正
教 育 長
教 育 委 員 会 野 水 英 男
事 務 局
教育総務課長
教 育 委 員 会 中 田 仁 司
事 務 局
学校教育課長
教 育 委 員 会 星 野 隆
事 務 局
こ ど も 課 長
監 査 委 員 齋 藤 勝
事 務 局 長
〇事務局職員出席者
事 務 局 長 高 橋 和 徳
次 長 佐 藤 貴 夫
副 主 幹 兼 山 谷 仁
議 事 係 長
午前10時00分 開会及び開議
〇山田武正議長 これより平成24年第1回見附市議会定例会を開会します。
現在の出席議員17人全員であります。
これより本日の会議を開きます。
諸般の報告
〇山田武正議長 最初に、諸般の報告をします。
まず、議会報告第1号、例月出納検査結果報告書及び定期監査結果報告書について監査委員から提出されました。以上の報告事件については、議案とともに配布しておきました。
次に、一般質問についてでありますが、別紙事件表のとおり木原議員外11人から通告がありましたので、それぞれ関係機関へ通知しました。
次に、本定例会での説明のため、市長を初め関係者の出席を求めました。
以上をもって諸般の報告を終わります。
日程第1、会議録署名議員の指名について
〇山田武正議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第80条の規定によって、1番、五十嵐議員及び2番、木原議員を指名します。
日程第2、会期の決定について
〇山田武正議長 日程第2、会期の決定についてを議題とします。
お諮りいたします。本定例会の会期は、本日から3月22日までの14日間としたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇山田武正議長 ご異議なしと認めます。
したがって、会期は本日から3月22日までの14日間と決定しました。
日程第3、新年度施政方針
〇山田武正議長 日程第3、新年度施政方針の説明を求めます。
久住市長。
〔久住時男市長登壇〕
〇久住時男市長 本日ここに平成24年3月市議会定例会が開催されるに当たり、市政運営に臨む私の姿勢と所信の一端を申し上げますとともに、平成24年度当初予算案の重点施策などその概要をご説明申し上げます。
東日本大震災の発生から1年がたとうとしております。原発事故の影響で今もなお140人余りの方々がこの見附市で避難生活を送られておられます。私たちの願いとは裏腹に、原発事故の処理は長期化することが予想されております。これまでと同様に必要な支援を行い、少しでも心の支えになればと考えております。
市内におきましても、昨年は再び豪雨による災害に見舞われ、土砂災害による家屋の全半壊や浸水被害、農業施設等への被害を受けました。また、この冬は近年まれに見る豪雪でもありました。
最近は日本各地で大きな自然災害が多発しております。いつ起こるかわからない災害に備え、今後も防災、減災対策に取り組み、市民が安心して暮らせるまちにしていきたいと考えております。同時に、災害を経験したまちとして他自治体などにも市の取り組みを発信していく必要性を感じております。
さて、見附市は全国的に見ても人口規模、財政規模、市域など決して大きい市ではありません。むしろ小さい市であると言えます。しかし、各種の健康施策や防災の取り組み、地域ではぐくむ学校教育、地域コミュニティやみつけイングリッシュガーデンの活動など、多種多様な分野の取り組みが国や他の自治体などから注目されるようになってきています。今まで着実に行ってきたことによる実績に加えて、そのほとんどに市民の皆さんが主体的に参加している姿が見えることが評価され、そして心を動かすからだと思います。これこそが見附市の誇る見附市らしさなのだと思います。
地道に取り組んできた施策の幾つかは、次のステップに移行する時期に来ています。今まで以上に大きくまちを発展させるものになるのです。いきいき健康づくり事業は、さまざまな施策に健康の視点を取り入れるスマートウエルネスみつけの足がかりとなっています。また、昨年12万5,000人の来場者でにぎわったみつけイングリッシュガーデンは、観光の拠点として他の要素を巻き込みながら経済的な波及効果を期待されるものへと成長しています。新たに取り組むものについても、市民参加や協働といった見附市らしさを大切にして進めていく考えです。
スマートウエルネスみつけの推進は、今までのいきいき健康づくり事業を中心に、教育や交流、人材育成、景観の整備など、さまざまな分野の施策においても健康という視点を取り入れて組み立てていく総合的な取り組みです。これからの見附市の施策の大きな柱であり、今議会にも関連の健幸基本条例、歩こう条例の制定を提案させていただきました。
スマートウエルネスみつけの推進の背景としては、日本の高齢化、人口減少社会の急速な進展があります。日本の高齢化率は2010年に23.1%で、これが2055年になると40.5%、実に2.5人に1人が高齢者になると推計されております。このままほうっておけば地域活力の低下が懸念されます。高齢化、人口減少に対応したまちづくりを行う必要があります。
国は、その問題意識から、新成長戦略の中でライフイノベーションを掲げています。見附市が7市2団体の代表で申請した健幸長寿社会を創造するスマートウエルネスシティ総合特区が国に指定されたのは、この問題の解決に有効なものと期待されたからであります。
スマートウエルネスみつけでは、今よりも歩くことを意識したまちづくりを行います。自律的に歩きたくなるまちを目指して、道路空間や公共交通体系の整備、まちの景観や緑化の推進などに積極的に取り組んでまいります。そして、従来のいきいき健康づくり施策をさらに推進し、市民一人一人の健康増進と交流の活性化、地域活力の向上を目指す考えです。
次に、新たに取り組む大きな施策、防災公園と道の駅の整備事業についてであります。この事業は、刈谷田川河川改修の残地を活用し、防災と交流の拠点施設を整備するものであります。災害時に避難所や救援物資の集積拠点として活用することはもちろん、交流拠点として広域的な集客を見込んでおり、地域活性化に期待を寄せております。そして、この事業も運動や食生活といったスマートウエルネスみつけにつながるものと位置づけています。
平成24年度の当初予算の編成に当たっては、引き続き健全財政の確保を基本姿勢にしながら、今力を注ぐべきことを重点配分いたしました。特に中長期的な視野に立ってまちの発展と市民の将来に対して積極的な予算配分をしたところであります。以下、具体的な新年度の事業と予算の概要について、第4次見附市総合計画で掲げる4つの将来像に沿ってご説明申し上げます。
まず、人と自然が共生し、健やかに暮らせるまちについてであります。スマートウエルネスみつけの推進において、その根幹となるのが市民一人一人の健康づくりであります。これまで推進してきたいきいき健康づくり事業の運動、食生活、健診、生きがいの4つの面から成る施策を引き続き展開してまいります。
健康運動教室は、いきいき健康づくりの施策の出発点でもあり、筑波大学との共同研究でその医療費削減の効果が科学的に証明されて以来、全国各地の自治体から注目を集めています。しかし、教室に参加してその効果を享受する人たちがまだまだ十分ではありません。より多くの新規参加者と継続者をふやすための取り組みを行ってまいります。
健診については、引き続き乳がんと子宮頸がんの受診を促進する環境づくりを進めます。また、特定健診の受診促進のため、40、50、60歳の方々を無料で健診します。さらに、大腸がん検診では節目年代の方々への無料健診を始めます。
食生活については、食がいかに大切か知っているまちづくりを引き続き行ってまいります。地消地産を基本とし、日本の伝統的な食事のよさを知っていただくのが取り組みです。その具体的な取り組みとして、一部の小学校と保育園に導入している玄米給食をさらに保育園数を拡大して実施します。子どもたちのかむ力を伸ばすことや、玄米の持つ総合食としての効用が家庭にも広がることを期待しております。また、先般、東北大学の川島教授が最新の脳科学の観点から「朝ごはんで人生が変わる」という講演をされました。朝御飯をしっかりと食べることで脳の働きに違いが出て、生涯を通じてやる気や活動の成果に大きな差が出てくることがそこで話されました。これら興味深い最新の研究などを広く市民に伝え、食の大切さの理解を深めていただくことを考えております。また、市民が生きがいを持って潤いのある生活を送れるように、さまざまな交流の機会を創出してまいります。
自殺予防については、市はこれまでも深刻な課題と認識して部署横断的な連絡体制をつくってまいりました。さらに、今後は相談窓口を一本化するなど具体的な対策を進めてまいります。
子育て支援については、これまでも「子育てするなら見附」をキャッチフレーズにして各種の取り組みを進めてまいりました。新年度も市内8カ所の放課後児童クラブ、子どもの医療費助成、子宮頸がんや小児用肺炎球菌等のワクチン接種助成などを継続します。このほか、妊婦健診費用の助成、未満児保育や延長保育などの支援を行ってまいります。
高齢者福祉では、高齢化の進展に合わせたサービスの実施が不可欠であります。引き続き閉じこもりや認知症などの予防を図る生活機能向上支援などに努める一方で、住みなれた家庭や地域で安心して生活できるよう、日常生活用具給付事業などの充実に取り組んでまいります。また、新たに75歳以上を対象に肺炎球菌ワクチンの予防接種助成も始めます。
障害者福祉では、地域での生活支援体制や雇用、就労の促進、市の機関での新規雇用などを通して、だれもがお互いに人格を尊重し合い、地域で安心して暮らせる社会の実現を目指してまいります。
一方、総合計画の重点プロジェクトの一つでもあります深呼吸したくなるまちづくりについては、環境基本計画に基づく各種の施策を引き続き実施してまいります。ごみの減量化への取り組みとして、微生物を活用した生ごみ処理の取り組みを進めています。このごみ処理方法は、いかに生ごみだけを分別できるかが成功のかぎとなります。平成23年度、北谷南部地区で実証実験を行い、地域の皆様のご理解とご協力で想定していた以上の結果が出せました。新年度は葛巻地区にエリアを拡大してさらなる実証実験に取り組み、将来的に市内全地域で実施できる可能性を探ります。また、各家庭にある不要衣類の回収にも取り組みます。これは、燃えるごみの減量化を進めるとともに、再利用化を図るものであります。
このほか、住宅用新エネルギー導入促進補助などに取り組んでまいります。
次に、安全、安心な暮らしやすいまちについてであります。災害に強いまちづくり、これは市にとって最も優先すべきことの一つです。東日本大震災では、これまでに経験したことのない原子力災害という新たな課題への対応を迫られることになりました。これを受け、地域防災計画を見直し、原子力災害対策を盛り込んだものとして策定を進めます。また、市内学校の体育館天井の落下防止に取り組み、子どもたちと市民の避難所としての安全を確保してまいります。さらに、木造住宅の耐震診断調査の支援を継続し、耐震改修に対する支援については補助額の見直しを行い実施してまいります。
防災、防犯については、継続した訓練こそが一番有効な対策となります。例年同様、防犯、防災訓練を実施します。多くの皆様にご参加いただき、いざというときの備えになることを期待しております。また、新たな取り組みとしてテレビのデータ放送を利用した情報提供を行い、災害などの緊急時にも役立ててまいります。
このほか、救急救助体制の充実のために、消防無線のデジタル化への取り組みや消防団の消防車両の配備など、消防、救急救助環境の整備に努めてまいります。
一方、暮らしやすいまちづくりの中で交通手段や快適な道路空間の確保は欠かすことができません。また、これは市民に自律的に歩いてもらうまちづくりを目指すスマートウエルネスみつけの推進に直結することでもあります。その中で、公共交通の整備については重要な社会基盤の整備の一つと考えています。引き続きコミュニティバス、デマンドタクシー事業を行います。コミュニティバスについては、新たに車両をふやし、民間交通との組み合わせで一層の利便性確保を目指します。
一方、道路網や歩道、自転車道の整備などについても、景観の整備や緑化の推進とあわせて、歩きたくなる道路空間といった観点から進めてまいります。
また、この冬の豪雪で改めて積雪期の課題が見えてきました。除雪体制のあり方や改善策について議論をしていきたいと考えております。
毎年多くの要望をいただく道路整備については、現状の危険度や効果等のさまざまな観点に基づいた要件を精査し、順次事業着手をしてまいります。また、快適な住環境には欠かすことのできない下水道についても、効率的、効果的な整備を進めるため、計画的に財源の配分を図っていきたいと考えています。
水道、ガス事業については、安全、安心なライフラインの確保のために老朽管の布設替え工事や中央ガス供給所の耐震化などを進めるとともに、青木浄水場更新の実施設計に着手します。
次に、総合計画3つ目の将来像「産業が元気で活力あるまち」についてであります。まちに活力を生み出し、市民の活動、交流を促進するためには、まちの経済基盤を固める産業の振興は欠かせません。冒頭触れました道の駅には農産物直売所や農家レストランを整備いたします。この施設を整備することで、市内の人だけでなく、中越地区を訪れる多くの人が立ち寄る新たな交流拠点となることが期待されます。平成25年度のオープンに向けて、地場産の安全で安心なみずみずしい農産物を供給する仕組みを検討し、新たに機械導入や労働力確保のための助成を始めるほか、農産物の特産化チャレンジへの支援を行います。
また、新たな取り組みとして海外ブランド力向上支援を進めます。これは、見附市のニット業界と見附商工会が取り組むミツケニットのブランド力向上の取り組みに支援を行うものであります。
一方、平成22年度途中から実施した住宅等のリフォーム助成は、平成23年度も早期に受け付けを終了しました。地場産業の振興にも着実につながることから、引き続きこの事業を実施してまいります。また、このほかにも、がんばる商工業、農林業の方々に対する応援を継続し、意欲的な取り組みについての支援を行います。
見附テクノ・ガーデンシティーに進出した企業は現在45社であり、うち39社が操業を始めています。ここでは約1,500人の方々が働き、見附市の長年の課題である働く場所の豊富さの改善につながっています。今後も雇用の創出と安定的な自主財源の確保のため、県と連携しながら優良企業の誘致に取り組んでまいります。
このほか、見附市のさまざまな物産を販売するインターネットショッピングモール「どまいち」、東京で開催しているとっておき百選や首都圏交流事業の実施により、見附産品販売と継続的に応援していただく見附ファンの拡大を目指したいと考えております。
次に、総合計画4つ目の将来像「人が育ち、人が交流するまち」についてであります。見附市の教育の特徴は、子どもたちを地域ぐるみで育てることであります。学校の目を地域に、地域の目を学校にと地道に取り組んできたことが今全国的にも注目される取り組みとなっています。全国に広がる学校支援地域本部の取り組みも見附市が最初です。これらの取り組みは、子どもたちの健全な成長に確実につながるものであると同時に、教育に関心が高いまちとして見附市の魅力の一つともなっています。
平成24年度は、将来を担う子どもたちがいきいきと学ぶことのできる環境をつくるため、学習と体験活動の場の整備を積極的に進めてまいります。学校や保育園における環境対策や環境教育として取り組みを行っているアースプロジェクト事業を引き続き推進します。小学校のグラウンド芝生化については、新たに名木野小学校と見附第二小学校で実施します。
ソフト面では、校外のインストラクターによるふるさと自然体験活動事業や新潟大学と連携した学習支援など、地域だけでなく、ふだんの学校生活でのかかわりを超えたさまざまな人々との交流によって豊かな感性を磨く機会をつくってまいります。また、開館20周年を迎える文化ホールアルカディアで行われるアルカディア音楽祭への参加を初め、小中学生が洗練された本物の音楽や芸術に触れる機会も設けてまいります。また、子どもに限らず、どんな世代の人でも学ぶことや文化、スポーツ活動、ボランティア活動などを通して自己実現や社会貢献を図ることは、生きがいを持ち、豊かな生活を送るためには欠かせません。このような市民の主体的な活動に対して積極的な支援を行ってまいります。
地域自治の推進については、平成23年度から2カ年計画で整備を進めてきた葛巻地区ふるさとセンターが完成します。地域の新たな拠点として利活用されることを期待しております。また、新年度、北谷北部地区と見附第二小学校区で地域コミュニティ組織が本格的に活動を始めます。同時に、今町町部でのコミュニティ組織設立に向けても準備を進めてまいります。既に活動している地域については、コミュニティ活動の一層の活性化や新たな活動の広がりを模索しながら、行政との協働の可能性も探っていただきたいと考えております。
また、首都圏や他の地域との交流を通じて交流人口の増加を図ることは、まちの新たな魅力の発見にもつながります。新観光資源PR事業では、旅行会社との連携により、イングリッシュガーデンを中心に新たなPRに努めるなどの取り組みを行います。一方で、柳橋町地内の約4.5ヘクタールの公有地を活用した優良宅地の整備に向けた基本構想にも着手します。
このほか、JICA国際協力機構の事業として、姉妹都市であるブラジル・マイリンケ市に防災体制向上の支援を行ってまいります。
以上、見附市総合計画で掲げた市の目指す4つの将来像を中心に、主な施策についてその概要を申し上げました。
平成24年度の一般会計予算は150億3,000万円、平成23年度に比べ3.7%増。5特別会計と3企業会計を含めた9会計の予算総額は312億4,710万円で、平成23年度に比べて2.1%の増となる予算編成を行いました。
さて、私が市政運営の基礎としてきたことは、市民と行政が1つの目標に向かって、ともに知恵を出し、汗をかく協働のまちづくりであります。そのためには、市民と行政が同じ情報、同じ課題意識を持っていることが前提となります。目指すまちの未来像を4万2,000市民が共有できることが最も重要であり、それなくしてさまざまな施策の成果を求めることはできないと考えます。従来の広報媒体だけでなく、さまざまな物や場を柔軟に活用して施策の意義などを伝えることに心がけ、市民の皆さんの理解と共感に後押しされる協働のまちづくりを行っていきたいと考えております。
東日本大震災以降、私たち日本人の価値観が大きく変わったと言われております。これまでよりも人とのつながり、きずなを大切にするようになり、積極的に人にかかわろうとする気持ちを持つ人が多くなったようです。こうしたことは、被災地がもう一度立ち上がるときに大きな力になるのだろうと思います。
人のつながり、きずなは、協働を基本とする見附市のまちづくりにおいても重要な要素です。人とのつながりの中で、これなら私ができる、ここは私に任せて、この部分はあの人にお願いできるのでは、そんなふうに市民が自分のまちや地域に惜しみなく力を出し合えるまちでありたいと考えています。また、そういう仕組みでまちづくりを行っていくことが今日の行政の仕事であると考えています。これからも市民の皆さんにご協力いただき、人のつながりがまちを支えるような、そしてここを訪れる人が優しいきずなを感じることができるようなまち、見附市を目指していきたいと考えております。
ここに議員並びに市民各位のご理解とご協力をお願い申し上げ、平成24年度の市政運営に臨む私の所信表明といたします。ご清聴ありがとうございました。
〇山田武正議長 以上をもって、市長の新年度施政方針の説明は終了しました。
日程第4、議第10号 専決処分について(平成23年度見附市一般会計補正予算(第9
号))
議第11号 専決処分について(平成23年度見附市一般会計補正予算(第
10号))
〇山田武正議長 日程第4、第10号議案及び第11号議案の2件を一括して議題とします。
議案ごとに提案理由の説明を求めます。
第10号議案及び第11号議案、企画調整課長。
〔清水幸雄企画調整課長登壇〕
〇清水幸雄企画調整課長 議第10号 専決処分について説明申し上げますので、別紙をお願いいたします。専決第1号 平成23年度見附市一般会計補正予算(第9号)を2月3日付で専決いたしましたので、議会の承認をお願いするものでございます。
条文第1条、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額にそれぞれ7,900万円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ166億7,900万円とするものでございます。
第2条、繰越明許費につきましては別表で説明いたしますので、2ページをお願いいたします。第2表、繰越明許費でございますが、記載のとおり保育園増築工事について新年度への繰り越しをお願いするものでございます。
次に、歳入歳出補正予算事項別明細書について、歳入から説明申し上げます。6ページをお願いいたします。17款繰入金は、財政調整基金からの繰入金を歳出の財源としたものでございます。
続きまして、歳出について説明申し上げますので、8ページをお願いいたします。3款民生費1,460万円の増につきましては、園児の受け入れ基準が明確化されたことから、桜保育園増築工事に要する経費をお願いするものでございます。
7款商工費440万円の増につきましては、制度融資損失補償金を計上したものでございます。
8款土木費6,000万円の増につきましては、このたびの大雪に伴う除雪費の増額をお願いするものでございます。
以上で説明を終わります。
続きまして、議第11号 専決処分について説明申し上げますので、別紙をお願いいたします。専決第2号 平成23年度見附市一般会計補正予算(第10号)を2月21日付で専決いたしましたので、議会の承認をお願いするものでございます。
条文第1条、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額にそれぞれ4,000万円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ167億1,900万円とするものでございます。
次に、歳入歳出補正予算事項別明細書について、歳入から説明申し上げます。6ページをお願いいたします。17款繰入金は、財政調整基金からの繰入金を歳出の財源としたものでございます。
続きまして、歳出について説明申し上げますので、8ページをお願いいたします。8款土木費4,000万円の増につきましては、このたびの大雪に伴う除雪回数の増加などにより委託料の増額をお願いするものでございます。
以上で説明を終わります。
〇山田武正議長 これより議案ごとに質疑に入ります。
まず、第10号議案に対して質疑はありませんか。
13番、佐々木議員。
〔佐々木志津子議員発言席に着く〕
〇佐々木志津子議員 9ページお願いいたします。保育園の増築工事についてお尋ねいたします。
この増築工事の面積についてまずお聞かせいただきたいのと、工事の完了予定時期についてお聞かせください。
〇山田武正議長 こども課長。
〔星野 隆教育委員会事務局こども課長登壇〕
〇星野 隆教育委員会事務局こども課長 佐々木議員のご質問にお答えいたします。
面積要件についてでございますけれども、10月に厚生労働省のほうから2歳未満児1人当たりの保育面積の最低基準というものが、はいはい、匍匐する前は1人当たり1.65平方メートル、はいはいを始めた後1人当たり3.3平方メートル以上という基準が明確化されたことによります。
それから、工事の完了予定でございますけれども、まだ業者のほうから最終的に工程表が出てきておりませんので、出てき次第お知らせしたいと思っております。
以上でございます。
〇山田武正議長 佐々木議員。
〇佐々木志津子議員 国の基準で面積ということなのですが、これによって、関連なのですけれども、受け入れ可能人数と、あと済みません、それに伴った保育士の配置はどのようになりますか。
〇山田武正議長 こども課長。
〔星野 隆教育委員会事務局こども課長登壇〕
〇星野 隆教育委員会事務局こども課長 受け入れ可能人数ということでございますけれども、実は桜保育園におきまして当初の申し込みが145名、その内訳といたしまして、今ほど申し上げましたはいはいをする前、1歳未満児というのが8名申し込みありまして、2歳未満児、はいはいをするお子さんということですけれども、17名の申し込みがございました。2歳以上児となると、保育室ということで1人当たり1.65平方メートル必要になるのですが、それ120名申し込みがあった次第です。この増設後の人数ということになると、それにプラスして2歳未満児で約7名、2歳以上児で10名の受け入れ、面積的には可能になるという計算でございます。ただ、それに伴う保育士ということについては最低基準どおりということですので、今のところ何人というふうな資料今持っておりませんので、後ほどお答えしたいと思います。
以上でございます。
〇佐々木志津子議員 了解しました。
〇山田武正議長 8番、関議員。
〔関 三郎議員発言席に着く〕
〇関 三郎議員 議第10号についてちょっとお伺いしたいと思います。
9ページ、7款1項2目、制度融資事業費の損失補償金についてでございます。ここ4年間くらい見ますと、不況対策貸付金を見ますと大体予算の75%から80%ぐらいの間で借り入れされているような様子でございます。100%借り入れられないのは、恐らく借りる企業さんのほうも大変だなという感じがいたしますけれども、ここで当初損失補償金が当初予算で400万円、ここで補正が440万円出ているということでございますので、その辺の見附市の産業界の背景と、それについてどういうふうにてこ入れをされていくのか、その辺ちょっと市長の考えお伺いしたいと思います。
〇山田武正議長 産業振興課長。
〔岡村守家産業振興課長兼農業委員会事務局長登壇〕
〇岡村守家産業振興課長兼農業委員会事務局長 見附市の産業のてこ入れということでございますけれども、私ども新年度予算におきましても住宅リフォーム等、活性化のためということで業界等を応援するような意味合いを持ちましてそれを継続していきたい、リフォーム補助金継続していきたいという、そういったこともございますし、またあわせまして制度融資も引き続き不況対策を中心にしまして、そういったところで市内の企業の支援をしてまいりたいというふうに考えております。
〇山田武正議長 関議員。
〇関 三郎議員 では、関連でお伺いしますけれども、たしかリーマンショック以来、世界同時不況というふうな感じで非常に厳しい状況が続いているのは皆さんご存じなことでございますけれども、見附市の場合は産業構造的にどういうふうな不況、どの業種が特に厳しいとか、すべて一律ということはないと思うのですけれども、その辺どういうふうに産業振興課長とらえておられますか。
〇山田武正議長 産業振興課長。
〔岡村守家産業振興課長兼農業委員会事務局長登壇〕
〇岡村守家産業振興課長兼農業委員会事務局長 市内の業種につきましては、産業団地ができて以降特にあれですけれども、構造的にはさまざまな業種がバランスよく出てきているような形に構成的にはなっているかと思っております。そういった意味で、特定の業種が仮にだめになったとしても市全体としてはそれほど大きなダメージは受けないような、そういった産業構造になってきているのではないかと思っておりますが、産業団地の主な企業にもお聞き取りいたしますと、円高等のときにも大きな影響はないというような、そういったようなお話は聞いているところでございます。
〇山田武正議長 9番、高橋議員。
〔高橋健一議員発言席に着く〕
〇高橋健一議員 10号議案についてお尋ねします。
今児童措置費で保育園の増築工事というふうなことが言われて、中身は佐々木議員の質問で明らかになったのですけれども、10月に国の基準が定まったというふうなことが言われていました。基準が定まった上でやっぱりどうしても増築が必要なのだということで、工事そのものについては必要だというふうにも感じるのですけれども、これが専決処分、1,300万円という大きな工事であります。また、市民の子どもの育てに関することであります。それが少なくとも12月議会もあったわけですし、また臨時議会というふうな手もあったと思うのですけれども、専決処分にされたそのいきさつについてお尋ねいたします。
〇山田武正議長 こども課長。
〔星野 隆教育委員会事務局こども課長登壇〕
〇星野 隆教育委員会事務局こども課長 高橋議員のご質問にお答えいたします。
なぜ12月議会、あるいは今回の専決処分になったかというご質問でございますけれども、私どもの手続のことを言わせていただきますけれども、保育園の入園申し込み自体の締め切りが大体11月の中旬、16日から18日というふうな日を設定させて、各保育園で受け付けをした後、取りまとめさせていただきました。その結果がこども課のほう、担当のほうへ届いたのが12月に入ってからでございましたので、12月市議会に間に合わすことができずに専決処分という形をとらせていただきました。
それから、先ほど佐々木議員のほうの質問で保育士の数ということでございますが、私ども最低基準を守って職員の配置をさせていただくように手配しているところでございます。
以上でございます。
〇山田武正議長 高橋議員。
〇高橋健一議員 流れ的に仕方なかったというふうな説明でありますが、昨年の9月議会でも内容的には評価すべき問題ですけれども、LEDの電球の補助が1,000万円ほどでしたか、専決処分されました。そういった点では、最近どうも専決処分が多くて、甚だ議会軽視ではないかというふうな気がいたします。議員というのはやっぱり市民から選ばれた代表であります。やっぱりその議員に協議にかけられないということは市民に対する説明も不足しているのではないかというふうに思います。その辺市長の見解をひとつ求めます。
〇山田武正議長 久住市長。
〔久住時男市長登壇〕
〇久住時男市長 本件については、ご存じのように新たに申し込みされるという日程的には12月を過ぎてと、そして4月には保育園に預けるという形にせざるを得ない。来られるわけです。そのときに受けられないスペースしかないという状況でありますので、桜保育園を緊急に、できるだけ早い段階でしておかないとやっぱり4月からの予定が立たない、こんな状況でございましたので、これが市民、今の私どもの判断としては、皆さんに諮ってもそう異存がある形ではない中で市民のやっぱり緊急に求められる形であるというふうに判断させてもらって、させてもらったわけであります。ただ、これについても一部でもやはりやることに疑義を申し上げられるという形で、また時間が余裕があるという形においては極力議会に諮るということは当然でございます。今みたいな条件で、多分有無を言わずにこのまちでしなければいけない事業が生じてきた点についてはかなり緊急性があるというときに私どもは専決としてさせていただく、今回の例えば除雪費用がこれをかけると、もうあしたお金がないという形のものということについては先行させてもらうという形で、そういう判断でさせていただいているつもりでございます。その面では、そのあたりは甘いというようなご指摘あれば甘んじて私どももう一回検討し直しますが、基本的には議員がおっしゃるような判断でさせてもらっているというふうに思っております。今後もできるだけそういう面での配慮をしながら決定をさせてもらうというふうに思っております。よろしくお願いします。
〇山田武正議長 議員の皆さんに申し上げます。
各常任委員会に所属されておるわけでありますので、その所属した質問に対しては委員会での質問に切りかえていただきたいと思います。
〔「今は専決処分です」と呼ぶ者あり〕
〇山田武正議長 次に、第11号議案に対して質疑はありませんか。
〔発言する者なし〕
〇山田武正議長 これにて質疑を終結します。
お諮りいたします。ただいま議題となっております第10号議案及び第11号議案の2件については、会議規則第37条第3項の規定によって委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇山田武正議長 ご異議なしと認めます。
したがって、第10号議案及び第11号議案の2件については委員会の付託を省略することに決定しました。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇山田武正議長 これにて討論を終結します。
これより第10号議案及び第11号議案の2件を一括して採決します。本案は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇山田武正議長 ご異議なしと認めます。
したがって、本案は原案のとおり承認されました。
午前10時55分まで休憩いたします。
午前10時46分 休 憩
午前10時55分 開 議
〇山田武正議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
日程第5、議第1号 平成24年度見附市一般会計予算
〇山田武正議長 日程第5、第1号議案を議題とします。
提案理由の説明を求めます。
企画調整課長。
〔清水幸雄企画調整課長登壇〕
〇清水幸雄企画調整課長 議第1号 平成24年度見附市一般会計予算について説明申し上げます。
予算書の1ページをお願いいたします。条文第1条でございますが、歳入歳出予算の総額をそれぞれ150億3,000万円と定めるものでございます。
第2条、債務負担行為、第3条、地方債につきましては後ほど説明いたします。
第4条では、一時借入金の借入最高額を15億円と定めております。
第5条は、歳出予算の流用について定めております。
6ページをお願いいたします。第2表、債務負担行為でございますが、記載のとおり体育館施設指定管理者との協定や各種貸付金に関する損失補償契約及び土地開発公社の借り入れに対する債務保証を行うため、期間と限度額をそれぞれ設定するものでございます。
第3表の地方債につきましては、起債目的の事業別にそれぞれの限度額、起債の方法、利率等を定めたものでございます。
次に、歳入歳出予算について歳出から説明いたします。44ページをお願いいたします。1款議会費につきましては、議員活動費や職員給与費などでございます。
46ページをお願いいたします。2款総務費、1項総務管理費につきましては、給与費と一般行政経費のほか、スマートウエルネスみつけ推進事業などを行う56ページの5目企画費、国際交流費、交通対策費や地域コミュニティ活動支援のための地域活動推進費、さらに市民活動の支援などを行う市民活動推進費、文化振興費などを計上しているものでございます。
84ページをお願いいたします。2項徴税費につきましては、税務事務のための一般経費や賦課徴収事務費などを計上しております。
88ページをお願いいたします。3項戸籍住民基本台帳費、90ページの4項選挙費、94ページの5項統計調査費、96ページの6項監査委員費につきましては、それぞれ説明欄記載のとおりの一般経費など所要額を計上しているものでございます。また、98ページ、7項総務費災害救助支援費につきましては、昨年の災害復旧に係る職員手当分を計上してございます。
100ページをお願いいたします。3款民生費でございます。1項社会福祉費につきましては、社会福祉に関する一般経費のほか、障害者、高齢者の生活支援などに要する経費でございます。なお、特別会計への繰出金といたしまして国民健康保険事業へ2億600万円、介護保険事業へ4億6,100万円、後期高齢者医療へ1億100万円をそれぞれ計上しているものでございます。
118ページをお願いいたします。2項児童福祉費でございます。児童福祉に関する一般経費のほか、放課後児童健全育成事業などの子育て支援に関する事業のほか、保育所の運営費や子ども手当交付に要する経費などを計上しているものでございます。
130ページをお願いいたします。3項生活保護費は、生活保護に要する扶助費などの経費でございます。
134ページをお願いいたします。4項民生費災害救助支援費は、東日本大震災避難者の支援に要する経費を計上しているものでございます。
136ページをお願いいたします。4款衛生費でございますが、1項保健衛生費につきましては、健康施策の中核をなしておりますいきいき健康づくり事業の実施や子どもの感染予防事業などの経費を計上しているものでございます。また、5目環境衛生費では、住宅用新エネルギー導入の支援など環境対策を推進するための経費を計上しております。なお、病院事業会計繰出金は2億790万円となっております。
154ページをお願いいたします。2項清掃費につきましては、資源ごみ収集事業やごみ処理に要する経費などでございます。生ごみ処理実証実験につきましては、さらに対象エリアを拡大することとし、新たに衣類ごみ回収も実施するなど、引き続き循環型社会の形成に向けての取り組みを推進していくものでございます。
164ページをお願いいたします。5款労働費につきましては、雇用対策などの事業と勤労者家庭支援施設の管理に要する経費でございます。
166ページをお願いいたします。6款農林水産業費でございます。1項農業費につきましては、農業委員会費や農業総務費の一般経費のほか、生産組織等育成事業や米粉製造施設への支援経費などの農業振興費、農業用施設の管理や地籍調査事業などの農地費等を計上しているものでございます。なお、農業集落排水事業特別会計への繰出金は1億4,500万円となっております。
178ページをお願いいたします。2項林業費につきましては、林業振興と治山林道に関する一般経費などでございます。
180ページをお願いいたします。3項農林水産費災害救助支援費は、昨年の豪雨災害復旧に関する応援職員受け入れに要する経費でございます。
182ページをお願いいたします。7款商工費でございますが、1項商工費につきましては、企業設置奨励事業、まちなか賑わい支援事業のほか、ニット業界などへの支援を行う繊維産業振興事業、各種制度融資事業などの商工業振興に関する事業のほか、観光対策事業などに要する経費を計上しているものでございます。
190ページをお願いいたします。2項商工費災害救助支援費につきましては、災害被災者復興住宅資金の貸付金などでございます。
192ページをお願いいたします。8款土木費でございますが、1項土木管理費につきましては、土木総務の管理諸経費と環境美化活動等を支援するための快適空間づくり事業に係る経費でございます。
194ページをお願いいたします。2項道路橋りょう費につきましては、道路等の維持管理や建設改良費及び交通安全施設などの整備のほか、道路除雪、融雪施設関係費や橋りょう維持費を計上しているものでございます。また、新年度新たに取り組む道の駅建設に要する経費につきましても計上しているものでございます。
204ページをお願いいたします。3項河川費でございますが、河川整備に関する一般経費などを計上しているものでございます。
206ページをお願いいたします。4項都市計画費につきましては、都市計画事業に関する一般経費のほか、公園事業、景観緑化推進事業のほか、道の駅整備にあわせて行われる防災公園建設などの所要額を計上しているものでございます。なお、下水道事業特別会計への繰出金は9億1,800万円となっております。
218ページをお願いいたします。5項住宅費でございますが、市営住宅及び県営住宅の施設管理経費でございます。
220ページをお願いいたします。9款消防費につきましては、消防救助活動費や消防施設の管理費及び水防費を計上するほか、自然災害や原子力災害に対処する防災業務に要する経費を計上してございます。
230ページをお願いいたします。10款教育費でございます。1項教育総務費につきましては、教育行政に関する一般管理費のほか、わくわく体験塾事業、学校支援地域本部事業や見附みつばプラン事業など、特徴ある教育活動の推進を引き続き図るための教育指導費や理科教育センター費の所要額を計上したものでございます。
242ページをお願いいたします。2項の小学校費及び250ページの3項中学校費につきましては、各小中学校の管理運営費のほか、グラウンドの芝生化や体育館天井耐震化事業などを計上した教育振興費、学校施設整備に要する経費などでございます。
256ページをお願いいたします。4項特別支援学校費でございますが、特別支援学校の管理運営費や教育振興事業などに要する経費を計上しております。
260ページをお願いいたします。5項幼稚園費は、私立幼稚園就園奨励費の補助に要する経費でございます。
262ページをお願いいたします。6項社会教育費につきましては、公民館費、図書館費、民俗文化資料館費など社会教育に関する事業費等を計上したものでございます。
274ページをお願いいたします。7項保健体育費でございますが、スポーツ振興のための事業費や体育施設の管理経費のほか、学校給食に関する経費を計上しております。
282ページをお願いいたします。11款災害復旧費でございますが、1項の農林水産施設災害復旧費につきましては、昨年の豪雨災害の災害復旧経費を計上したものでございます。
284ページをお願いいたします。12款公債費につきましては、地方債の元利償還金等でございます。
286ページをお願いいたします。13款諸支出金は、土地取得費の科目の設定でございます。
288ページをお願いいたします。14款予備費といたしまして、前年度と同額を計上しているところでございます。
以上で歳出の説明を終わります。
続きまして、歳入について説明をいたしますので、10ページをお願いいたします。1款市税につきましては、市民税で増収、固定資産税で減収の見込額を計上しているところでございます。
12ページをお願いいたします。2款地方譲与税、3款利子割交付金、14ページの4款配当割交付金、5款株式等譲渡所得割交付金、6款地方消費税交付金、7款自動車取得税交付金、8款地方特例交付金、9款地方交付税、10款交通安全対策特別交付金につきましては、いずれも歳入実績や国の地方財政対策などを参考に見込額を計上したものでございます。
11款分担金及び負担金、16ページの12款使用料及び手数料につきましては、実績等により計上しているものでございます。
18ページをお願いいたします。13款国庫支出金、22ページの14款県支出金につきましては、歳出における当該事務事業に対する特定財源でございます。
30ページをお願いいたします。15款財産収入につきましては、市有財産の貸付収入や各基金の預金利子収入などを見込んだものでございます。
32ページをお願いいたします。16款寄附金につきましては、主に科目の設定及び実績等による見込額を計上しているものでございます。
17款の繰入金につきましては、財政調整や各事業目的のため、当該基金からの繰り入れをするものでございます。
34ページをお願いいたします。18款の繰越金は、前年度と同額を計上しているものでございます。
19款諸収入は、各種貸付金に係る元利収入と雑入が主なものでございます。
42ページをお願いいたします。20款市債でございますが、それぞれの起債計画に基づきまして計上をしているものでございます。
以上で説明を終わります。
〇山田武正議長 これより質疑に入ります。
まず、1ページから43ページまでの条文及び歳入全款に対して質疑はありませんか。
〔発言する者なし〕
〇山田武正議長 次に、歳出の44ページから135ページまでの第1款議会費から第3款民生費までに対して質疑はありませんか。
13番、佐々木議員。
〔佐々木志津子議員発言席に着く〕
〇佐々木志津子議員 103ページお願いいたします。説明欄の12番なのですが、さきの12月議会で私は障害児者福祉施策について質問させていただいて、移動支援事業、これは市町村の必須事業でありますけれども、使い勝手が悪くて要綱の変更の考えはないかというような質問させていただいたのですが、次年度においてこの予算計上は、例えば余暇支援だけではなくて支給決定の段階で改善点があるのか、加味されているのか、その辺をお聞かせいただけますか。
〇山田武正議長 健康福祉課長。
〔田伏 智健康福祉課長登壇〕
〇田伏 智健康福祉課長 お答えいたします。
昨年10月から新規といいますか、改善がなされました。それに伴いまして視覚障害者は同行援護サービス等が利用できるということになりますので、そういった部分を考慮して予算計上したつもりでございます。
以上です。
〇山田武正議長 佐々木議員。
〇佐々木志津子議員 視覚障害者等々は承知をしております。この要綱見ますと、これは余暇支援等々にしか使えない移動支援の要綱になっているのですが、例えば通所ですとか通学といったところの枠は拡大していないというふうに理解をしてよろしいのでしょうか。
〇山田武正議長 健康福祉課長。
〔田伏 智健康福祉課長登壇〕
〇田伏 智健康福祉課長 お答えをいたします。
対応できるものというふうに考えております。
以上でございます。
〇佐々木志津子議員 わかりました。ありがとうございます。
〇山田武正議長 次に、136ページから191ページまでの第4款衛生費から第7款商工費までに対して質疑はありませんか。
5番、大坪議員。
〔大坪正幸議員発言席に着く〕
〇大坪正幸議員 139ページ、4款1項1目の8番、医師養成修学資金貸与事業費、これ189万円。たしか昨年度も同じように189万円計上されていたのですけれども、これ市の資料なんか見ますと医師確保のために市、県、新潟県医学振興会の3者が負担し、修学資金を貸し付け、貸付期間に応じて指定病院に勤務させるものというふうにあるのですけれども、現在見附市これだけ支出しているわけですから、実際に利用されているそういう学生さんになるのでしょうか、そういう方が何人ほどいらっしゃるのか、またもしいらっしゃるのであれば、その方が何年後ぐらいに、あるいは何年後ぐらいに何年間ぐらい期間を見附市の病院で勤務していただけるのかお伺いします。
〇山田武正議長 病院事務長。
〔大橋耕一病院事務長登壇〕
〇大橋耕一病院事務長 質問にお答えいたします。
修学資金の関係でございますが、見附市、上越市、柏崎市の3市と今ほど議員さんがおっしゃったところとで共同で3名の学生、今現在5年生でございますが、貸し付けを行っているということです。それで、6年の卒業後、2年間法律で研修が義務づけられていますので、2年の研修を受けた後、県のほうで病院で勤務ができるような研修を行いまして、3市のほうに配属をしながらということなのですが、実はごく最近3名の学生のうちの1名が自分の進みたい道に行きたいということで辞退を申し出たということで、4月になりますと1名募集をかけるというような状況になってございます。9年間、年限それぞれ3市のほうで勤務をするという条件になってございます。
以上でございます。
〇山田武正議長 大坪議員。
〇大坪正幸議員 それから、こういう制度があるということを例えばそういう医師を目指すような高校生ですとか、あるいは現役の大学生ですとか、そういう学生に対してどのような周知をしておられるかということと、前回の議会でもちょっと質問させていただいたのですけれども、見附市も医師確保のために一生懸命取り組んでおられることと思われますので、前回の議会から数カ月たっているわけですが、その間にまた新しいそういう取り組みをされているような事実がございましたらお伺いしたいと思います。
〇山田武正議長 病院事務長。
〔大橋耕一病院事務長登壇〕
〇大橋耕一病院事務長 お答えいたします。
まず、修学資金の関係でございますけれども、数年間にわたりこの制度を運営してまいりましたけれども、国のほうで医学部の定員をふやす、いわゆる地域枠ということで定員をふやすということを行った際に、県のほうでこの事業は打ち切りというのでしょうか、廃止になりました。ですので、今現在はこの修学金の制度はございません。
それと、この間どういった医師確保のための活動をしてきているのかというご質問でございますけれども、いろいろな方のつてを使いまして、例えば群馬大学であるとか、防衛医科大学であるとか、埼玉医科大学であるとか、そういったところの教授あるいは准教授、あるいは医局の医局長の先生のところに連絡をとって、何とか窮状を訴えて支援をお願いできないかということでいろいろな連絡はとっておるのですが、残念ながらどこの大学においても地元の病院への支援が求められていて、残念ながら余裕がない中で地元のほうへの今支援を行っている状態なので、県外のほうにまで支援はできない状況であるというようなことで、具体的な成果というのは得られていないということでございます。あと、民間の医師を紹介する業者に登録をしているわけですけれども、例えば首都圏のほうで新潟のほうに移ってもいいという先生がいらっしゃるというようなことで情報をいただいておるのですが、具体的な先生とお話し合いをするというところまでは至っておりません。そのような中で、ごく最近、新潟県出身の医師で今現在九州にお住まいの方が新潟に帰ってきたいということで、県のほうにそういう情報が入りまして、県のほうから私ども見附市の市立病院と県内のもう1カ所、違うところの2カ所をご紹介していただいて、先日その先生からおいでいただいて病院を見ていただいたということがございました。ただし、今現在まだその先生は見附市に来るのか、もう1カ所のほうへ行くのか、それとも違うほうでということ、どうするのかというあたりはまだ結論は出ていないというようなことで、活動はしているつもりなのですけれども、なかなか成果が出ていないという状況でございます。以上でございます。
〇山田武正議長 大坪議員。
〇大坪正幸議員 いろいろ取り組んでおられるということはよくわかりました。
それで、今泉田知事が新しい医学部あるいは新設の医大をぜひつくりたいのだというふうなニュースをマスコミ等でお聞きすることがあります。それに対していろいろな賛成、反対という意見もあるようでありますけれども、そういうものに関して、これは市長のほうで新しい新設の医学部ということの方向性として、見附市として賛成なのか、いや、なかなか難しいとか、その辺市長のお考えをもし差し支えなければお尋ねいたします。
〇山田武正議長 久住市長。
〔久住時男市長登壇〕
〇久住時男市長 新潟大学、富山大学、この前は東京医科歯科大学に行かせてもらいましたし、また今お話しの先生とも会わせていただいておりますが、そういうことをやっている、また東京で世界各国に若者の医者を救援して、日本に帰ったときに各病院で働いて、2年ぐらい、そういうグループがあって、慶應大学なのですが、そういう人たちと接触したり私もしておりまして、ただ具体的にすぐに結びつくというのが今の時代からなかなか難しい。その中で今将来にわたるということでの根本的な方策ということで知事も考えておられるのですが、実際にこれから医学部をつくって、その先生方がこの地域に来るまでにはどのぐらい時間かかるかという、10年はかかるのだろうと思います。今10年後という形にしたときに、今医者が、今首都圏とかに固まりが出ておりますが、その人たちが地方に出てこざるを得ない環境、このあたりもあるいろいろな先生方は分析をされているということがありますので、今新たにして大学をつくったときに、その先生方が供給されるときには、医師会も心配しているように医師の過多というのが見られるかもしれない、こういう議論があるのだろうと思います。だから、そのあたりをもう一度ちゃんと分析した上でふさわしいことかどうかという形になる。緊急的に私どもは今現時点の課題で欲しいという場合には、この前茨城県の大学の副学長の茨城大学の院長と話をしたのですが、要するに拠点病院というのは茨城県はしていて、そこに学生が研修で集まって、そしてその生徒たちがその地域で働く形になったと、こういう制度もありますので、新潟県あたりでもそのあたりをPRしてほしいと、こんなお願いをしておりました。いろんな制度が今いろんなところで考えられているのだろうと思います。そのことについて正しいかどうかというのは、私自身の中での情報としてはまだ結論はついていないということであります。それは、医師会の皆さんもいろいろと意見も述べられておられる中で、本当にそれがいいことなのかというのも含めていろいろな議論があることが入っていますが、決断すべきことかどうかというのについてはもうちょっと勉強してみたいというふうに、今率直なのはそういったようにお答えします。
以上です。
〇山田武正議長 8番、関議員。
〔関 三郎議員発言席に着く〕
〇関 三郎議員 お願いします。
175ページ、6款1項4目の5番目、農地・水保全管理支払事業の農地・水保全管理支払補助金700万円ということで、平成24年度より第2期のこの農地・水管理の5年間、第2期がスタートするわけでございます。去る2月18日に産業振興課のほうで制度説明会がございまして、3月2日に締め切るという話で進んでおりましたが、何団体申し込みがあって、この700万円の中にすべて入るのかどうか。というのは、農家少しその辺整備するとなると小規模土地改良補助、年間450万円でしかないわけですけれども、その中でしかできないわけですので、その辺がどうなっているのかということです。その実態と、それとあわせて今度は市長のほうにお伺いしたいと思いますけれども、先ほど施政方針の中でございましたけれども、農産物直売所と農家レストランが農業振興につながるだろうというふうに、当然そうあってほしいと我々市民も願っておりますけれども、昨今市のほうでも生産から販売までを網羅して農業の6次産業化と言われておりますけれども、世の中ではTPPということで、すべてがTPPみたいになっていますけれども、見附市としての農業政策をどう考えておられるのか、その点について市長のちょっとお考えをお聞きしたいと思います。
〇山田武正議長 産業振興課長。
〔岡村守家産業振興課長兼農業委員会事務局長登壇〕
〇岡村守家産業振興課長兼農業委員会事務局長 農地・水保全管理支払事業についての質問でございますけれども、今現在手挙げをされている集落は30集落ということでございます。これを単純に合計いたしますと予算の700万円を超えているような状況でございます。
〇山田武正議長 久住市長。
〔久住時男市長登壇〕
〇久住時男市長 農業に関しましては、1つはこれは農業というより日本の生産の経済活動の転換期ということなのだろうと思います。だから、円高の事情、または世界に対する役割分担、国の分担という形の役割が変化をしてくるということになるのだろうと思います。だから、従来どおり経済においても売り上げ競争という形についてはなかなか時代、それよりも利益、付加価値競争という時代になるのだろうというふうに全体像を見ております。その面では日本の農業、日本の産品といえば、ある面ではやっぱり質の高いもの、それについては価格競争にならないものに対して世界から、また輸出という面でも評価されると。その時代は確実に来るのだろうと。と同時に地消地産ということでございますから、見附市には4万2,000人という消費者がある。その皆さんが見附市の近くでつくられたものを確実に消費する、これでも見附市の米の生産量の、見附市の消費者が全部買えば、3割ぐらいか、もうちょっといくのだろうと思います。だから、私ども地元の消費と、または日本人がやはり今農業に求めている安心、安全を含めてストーリーのあるそういうものを私どもは得たいのだというのが今回の道の駅、地産地消、またレストラン、そういうところで買っていただく、それにはぜひ見附市の農家の方、大規模の方が余りおられないのであれですが、逆に一日自分で一生懸命つくるものを広域の人たちにもそれあたり評価していただく、そういう場面づくりとして今回は計画をしたということです。そのためにも1月にどれだけの野菜が何トン必要か、2月にどういう、そういう数字も今これから出しますので、そうしたときにこの野菜があとこれだけ足らない、それを見附市の皆さんに余計つくってもらうというのを私ども機会補助という形で計画をする、または見附市にないものを旧栄町の人たちにも出してもらうとか、中之島の人から出してもらうと、含めてそういう食材提供、そしてつくる方々が自分のものを直接消費者に喜んでもらうと、そういう場面づくりというのがある面では今の農業を実際に担っている方々には力づけになるのではないかと思います。その中でその生産というのがシステムが大きくなって、輸出もねらえるという形になって育ってくれば今度次の担い手、その輸出のときには、先ほど申し上げましたように要するに質という形で価格競争に巻き込まれない形での海外へ出すというところに次が向かっていく、こんなステップでつながっていけばありがたいと思っております。ただ、米についてはTPPという中で大きく枠詰めつくらなければいけないのですが、その中でもやはりあの中国で円高の中でも日本のちゃんとしたブランドが欲しいとか、だからマグロが5,000万円でという、そういう時代ですから、量を売るとしたらなかなか難しいけれども、こだわったいいものをある面での量でということであれば多分消費としては海外のマーケットもあるのだろうと、そういうふうに思っています。そんな形に見附市の農業とか生産物がつながっていけばいいのかなというふうに私自身は思っております。そのために、そういう面で努力される皆さんに対しては、そのスタートができるような支援策は考えていこう、こんなふうに思っているところです。全体像言うのなかなか難しいのですが、今思っている一端はそういうようなことであります。
以上です。
〇山田武正議長 関議員。
〇関 三郎議員 関連でお聞きしますけれども、産業振興課長のほうに、農家にとってみるとこの農地・水管理の支払い保全、支払いというのは非常に興味ある、魅力あるあれだと思いますけれども、30団体、どこかがはじけるだろうという話もございますけれども、その辺いつごろまでに決定されるのか。できるだけ入らないところも出てくれば十分話し合いをしていただきたいと思います。その辺どうお考えかお伺いしたいと思います。
それと、今市長のほうから非常にいい話を聞きまして、夢のある話でございます。だけれども、やはり全国今どこを見ても農家レストラン、農産物直売所というのはもう星の数ほどありますので、かなり魅力あるものをつくっていかないとだめだと思いますので、その辺さまざまな各種団体との打ち合わせ等ございますけれども、大体その辺の話のまとめを、先ほど平成25年度という話もございましたが、大体いつごろまでにまとめられるのか、その辺ちょっとお聞かせ願えればと思います。
〇山田武正議長 産業振興課長。
〔岡村守家産業振興課長兼農業委員会事務局長登壇〕
〇岡村守家産業振興課長兼農業委員会事務局長 農地・水の関係でございますが、国と県それぞれまた予算がございますので、そこが決定した中で見附市にどのぐらい配分されてくるかということもございますので、今時点ではまだいつまでということで市の段階ではちょっとお答えできない状況でございます。
あと、道の駅のことでございますけれども、平成24年度中に建設ということでございますので、その間に生産農家等拡大していくような形でお願いするような形で供給のほうも拡大を取り組みしていきたいと思っております。そういったことで、平成24年度中にそういった供給者、そして施設の運営者といったのが決定されるようなことで平成25年度中にオープンという、そういうような予定で今考えているところでございます。
〇山田武正議長 15番、渡辺議員。
〔渡辺みどり議員発言席に着く〕
〇渡辺みどり議員 1点お伺いいたします。
149ページ、一番上の不妊治療費助成事業費、これは多分総文の付託事項かと思いますので、ここでお伺いいたします。県は、この4月から特定の不妊治療の助成事業を拡充いたします。見附市はこれまで県の助成事業にプラスして助成を行っていたと思うのですが、昨年度予算が137万円に対して、今回、平成24年度は161万円と少し増額をしているのですが、見附市独自の拡充等があるのかどうかをお尋ねをいたします。背景としまして、見附市の合計特殊出生率が、これは平成21年の調査ということで、少し古い県の資料がございまして、30市中、見附市が23と非常に低いところにあるのです。子どもが欲しくてもできないという方たちもこの中に含まれるのかなというふうに考えたりもしますので、まずこの不妊治療費助成事業がどういうふうに拡充されるのかということと、もう一点は見附市のこの合計特殊出生率が低いところにあるということについてどのように考えておられるかお尋ねをいたします。
〇山田武正議長 こども課長。
〔星野 隆教育委員会事務局こども課長登壇〕
〇星野 隆教育委員会事務局こども課長 不妊治療費の助成事業についてお答えいたします。
金額について、ふえているというのは、今までの実績を踏まえまして不妊治療を行う方、申請してこられる方が増加している傾向でございますので、その増額分、人数の増加分ということでございます。
それから、特定出生率のお話でございますけれども、実際問題、ちょっと数字的に今資料持っていないのですけれども、特定出生率は県と今見附市の大体同じレベルになってきたというふうに理解しております。
以上でございます。
〇山田武正議長 渡辺議員。
〇渡辺みどり議員 お聞きしたのは、その増加分については多分申請増加だということは今理解をしたのですが、県が事業拡大するに当たって見附市はどのような事業拡大があるのかということで、県はやるけれども、見附市は今までなのだよということなのかどうか、そこをお聞きしたかったのと、合計特殊出生率、確かに平成21年度統計では県が1.37、見附市が1.39とほぼ同じなのですが、ここにとどまっているだろうという理由をどんなふうにお考えになりますか。
〇山田武正議長 こども課長。
〔星野 隆教育委員会事務局こども課長登壇〕
〇星野 隆教育委員会事務局こども課長 不妊治療の関係でございますけれども、制度としては今までと同じというふうに、続けていくつもりでございます。
それから、特定出生率の件でございますけれども、確かに少子化対策云々ということで出生率上がってくればいいかなというふうには考えておりますけれども、とりたててこの数字を今現在でどう思われるかとおっしゃいましても、今私どものほうもいかにして上げていくかということを検討してまいりたいと考えています。
以上です。
〇山田武正議長 渡辺議員。
〇渡辺みどり議員 それなら市長にお尋ねをいたします。
子育てするなら見附というふうに子育てに優しいまちということをずっと掲げてやってきているわけですが、なかなか出生率が上がらない、これはどこも悩みだというふうには考えるのですが、見附市が県内で23と、下から数えたほうが早いというところにあるそこあたりはどのように考えておられますか。
〇山田武正議長 久住市長。
〔久住時男市長登壇〕
〇久住時男市長 まず、子どもたちをふやすためには当然ながら結婚してもらわなければいけないという形で施策を今しております。5組がしあわせみつけパーティーの中から結婚ができた、この前二百何十名というので18組が一応カップルができたということですが、この面ではまず結婚してもらう人をふやさなければいけない、また独身でおられる方もぜひそういう意欲を、結婚しようという意欲を持ってもらうというのが第1弾。結婚したら今度はお子さんを産んでもらいたい、産む環境という面では今みたいに不妊治療という、一生懸命になっておられる方がおられます。また、費用もかかるものですから、そういう治療意欲を持っていられる方については皆さんすべてに対応しているような形で、県も考えているように見附市でも対応してもらうように、これは2つ目です。そして、見附市の場合の特殊なのでしょうけれども、やっぱり比較的昔から共稼ぎという形で女性の職業持っておられる方があって、その人たちは子どもを持ちながら働けないということから、なかなかその環境が悪いという面もあるので、見附市においてはすべて未満児、その申し込みがあったら保育園で全部受けるということで、100%申し込みは受ける形で雇用も含めて準備をしてきた。それから保育園なり小学校へ入るという形で、これは教育の精度の高さ、または学校が終わって、共稼ぎなので、両親が帰ってくるまで子どもの居場所づくりということで、先ほど申しました放課後児童クラブとかそういうものを地域で皆さんで見てもらう、こういう仕組み全体の中で子育てをするなら見附という形で考えているところであります。その面がまだまだ十分に発揮できていないということかもしれませんが、子育て支援センター、またそういうところを使っている方々見ていてもちょっと希望が、やはり最近では2人目を産んだ、3人目を産んだというふうに行くと声をかけられてもありましたので、ちょっと環境としてはそういうことで進めてきたのかなというふうに思います。本当にすべての費用を公が見てというようなの、これは国家政策でないとできませんので、市ができるものについては、そういう知恵と、または物を考えながら、それを市民の皆さんに広めることによってそういうふうになってもらたい。または、今見附市の住宅政策の中で市外の人たちが家をつくるなら見附市につくりたいという環境政策で今不動産開発等含めてそういうものをしている。多分総合政策のものがその数字の転換になるのだろうというふうに思っています。その面では、私は今までの数字だけではなくて、これからよくなっていく形で今進んでいるのではないかと、自分ではそういうふうに思っていますので、数年後の数字が楽しみだというふうに思って努力していくつもりであります。
以上です。
〇山田武正議長 次に、192ページからの第8款土木費以降全部に対して質疑はありませんか。
8番、関議員。
〔関 三郎議員発言席に着く〕
〇関 三郎議員 よろしくお願いします。2点ありますが、同じような質問ですので、1回でやらせていただきたいと思いますが、よろしくお願いしたいと思います。
まず、201ページ、8款2項8目道の駅建設費6億7,451万円、見附市にとって私ども説明ございました刈谷田川防災公園と合わせて総投資額が8億3,000万円というふうに伺っております。それで、市の持ち出しが3億円弱というふうにお伺いしていますけれども、当然これだけの市の持ち出しがあるわけでございますので、いろいろ説明聞くと農産物直売所、農家レストラン、かなりほかからも引き込めるというお話でございますので、まず集客はどのぐらいを見込んだ計画なのか、それと経済効果としてどのぐらいの経済効果を見込んでおられるのか、ちょっとお聞きしたいと思います。
〇山田武正議長 企画調整課長。
〔清水幸雄企画調整課長登壇〕
〇清水幸雄企画調整課長 お答え申し上げます。
集客の見込みとしては80万人ということで、現在そういった想定をしているところでございます。
それから、経済効果等でございますけれども、まだ直売所の内容、扱う農産物、あるいはレストランにおいても、これは施設としては市として独自でやるものではなくて専門家なりの事業者の方にお願いをする方向であろうと考えておりますので、そういった部分が明確になってきた時点で収支の関係を整理していくと、そういった今考えでおりますので、経済効果等については今お答えできるような数字は持ち合わせていない状況でございます。
〇山田武正議長 関議員。
〇関 三郎議員 これだけの投資ですので、経済効果がまだ詰めないとわからないと。非常に何か聞くほうとすれば不安になるような話でございます。
それはそれとして、関連でいま一点お願いしたいと思います。215ページ、8款4項5目公園建設費で1億7,731万円、土地購入費が4,230万円、これの購入先と購入面積についてお伺いしたいと思います。
〇山田武正議長 企画調整課長。
〔清水幸雄企画調整課長登壇〕
〇清水幸雄企画調整課長 お答えをいたします。
購入先につきましては、長岡地域土地開発公社の長岡事業所でございます。
面積につきましては、1,947.20平米でございます。
以上でございます。
〇山田武正議長 関議員、会議規則により、ここまでにさせていただきます。
〇関 三郎議員 ああ、そうですか。さっきあれ質問だったのですか。話して答えなかったですから、これで質問としては3問目だと思うのですけれども。
〔何事か呼ぶ者あり〕
〇関 三郎議員 わかりました。
〇山田武正議長 15番、渡辺議員。
〔渡辺みどり議員発言席に着く〕
〇渡辺みどり議員 237ページ、教育費についてお尋ねをいたします。
説明欄10の見附みつばプラン事業費についてなのですが、いわゆる第二小学校、上北谷小学校、田井小学校、この小規模校3校がいろんな独自の校風を持ちながら教育をし、また3校が連携をしながらやっているという事業だというふうに考えています。私の友人やいろんな集まりの中で非常に評価をされているのです。詳しい内容がなかなかつかめない中でなのですが、小規模校をこんなふうにやって、それで人数の少ないところを3校合わせて運動会や、運動会というか、体育祭や、また音楽会等々やっているよという話をすると大変評価をしていただいています。小規模校が廃校になったり、合併したりという中で独自に小規模校を維持しているということなのですが、現在の在校生、それぞれの学校でどんななのか、また平成24年度入校というのでしょうか、希望者はどんなふうになっているのかお尋ねをいたします。
〇山田武正議長 学校教育課長。
〔中田仁司教育委員会事務局学校教育課長登壇〕
〇中田仁司教育委員会事務局学校教育課長 渡辺議員の質問にお答えいたします。
見附みつばプラン校ですけれども、見附第二小学校は32、田井小学校46、上北谷小学校58というふうな人数の構成になっております。
事業の内容につきましては、3つの学校の規模について……
〔渡辺みどり議員「よそからの転入の子どもたちの人数
を知りたかった」と呼ぶ〕
〇中田仁司教育委員会事務局学校教育課長 では、人数だけでよろしいですか。
以上です。
〔渡辺みどり議員「編入してきている子どもたちの数。
済みません、言い方が悪かったかもしれません」と呼
ぶ〕
〇中田仁司教育委員会事務局学校教育課長 今ちょっと資料の持ち合わせがないので、また渡します。
〔渡辺みどり議員「オープンスクールで、例えば第二小
学校の学区外の子でオープンスクールで来ている子ど
もたちいるじゃないですか。その人数を知りたかった。
オープンスクールと言ったほうが。済みません」と呼
ぶ〕
〇中田仁司教育委員会事務局学校教育課長 他校から入ってくる。
〔渡辺みどり議員「学校を越えて入ってくる」と呼ぶ〕
〇中田仁司教育委員会事務局学校教育課長 正確な数字今ちょっと持ち合わせていませんので、また後ほどさせてもらいます。
〇山田武正議長 渡辺議員。
〇渡辺みどり議員 済みません、言い方が悪かったのかもしれませんが、要は上北谷地区以外からオープンスクールというのだか、来ている子どもたちがどれくらいいるのかというのが知りたかったのですが、以前お聞きしたときに余り進んでいないというふうなご答弁があったかと思うのです。その原因として、なかなか親御さんが送り迎えをするのが大変だというお話をお聞きしていたのですが、進んでいないとして、問題点をどんなふうに教育委員会のほうではとらえておられるのか。
〇山田武正議長 学校教育課長。
〔中田仁司教育委員会事務局学校教育課長登壇〕
〇中田仁司教育委員会事務局学校教育課長 オープンスクールにつきましては、制度等についてはさまざまな形で周知しているところでありますけれども、今のところ交通手段等、参加しようというふうなよさといいますか、そこのところが、自分からオープンスクールに参加したいというふうな保護者と子どもたちの数が減ってきているというところでございます。
〇山田武正議長 これにて質疑を終結します。
ただいま議題となっております第1号議案については、お手元に配布してあります議案付託表のとおりそれぞれ所管の常任委員会に付託します。
日程第6、議第2号 平成24年度見附市国民健康保険事業特別会計予算
議第3号 平成24年度見附市後期高齢者医療特別会計予算
議第4号 平成24年度見附市介護保険事業特別会計予算
議第5号 平成24年度見附市下水道事業特別会計予算
議第6号 平成24年度見附市農業集落排水事業特別会計予算
〇山田武正議長 日程第6、第2号議案から第6号議案までの5件を一括して議題とします。
議案ごとに提案理由の説明を求めます。
まず、第2号議案から第4号議案まで、健康福祉課長。
〔田伏 智健康福祉課長登壇〕
〇田伏 智健康福祉課長 議第2号 平成24年度見附市国民健康保険事業特別会計予算についてご説明いたします。
309ページをお願いいたします。条文第1条におきまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ39億9,000万円とするものでございます。
第2条におきまして、歳出予算の流用を定めております。
次に、事項別明細書の歳出からご説明いたしますので、324ページをお願いいたします。1款総務費、1項1目一般管理費につきましては、国民健康保険事業に係る一般事務経費でございます。
326ページをお願いします。2項徴税費は、国民健康保険税の賦課徴収に係る経費を計上しております。
328ページをお願いいたします。3項運営協議会費は、国民健康保険運営協議会に係る経費を計上してございます。
330ページ、2款保険給付費、1項療養諸費ですが、平成23年度実績を考慮いたしまして23億5,554万円を計上しております。
332ページ、2項高額療養費ですが、先ほどの療養諸費と同様、平成23年度の給付実績から2億4,225万円を計上してございます。
336ページ、4項出産育児一時金ですが、平成23年度に引き続き、1件当たり42万円を支給するものであります。
338ページ、5項葬祭費につきましては1件当たり5万円を支給するものでございます。
340ページ、3款後期高齢者支援金等ですが、後期高齢者医療制度への拠出金として計上するものでございます。
342ページ、4款前期高齢者納付金等ですが、前期高齢者の加入者数に応じた拠出金を計上するものであります。
344ページ、5款老人保健拠出金ですが、過年度の精算事務としての拠出金を計上してございます。
346ページ、6款介護納付金ですが、国保の被保険者のうち40歳から64歳までの介護保険負担を医療保険者で徴収し、納付するものであります。
348ページをお願いいたします。7款共同事業拠出金、1項1目高額医療費共同事業拠出金につきましては、1件80万円を超える一般被保険者の医療費を対象とした共同事業で、平成24年度分として通知を受けた額を計上しております。2目保険財政共同安定化事業拠出金につきましては、一般被保険者の医療費のうち1件当たり30万円を超えた金額を対象に、県内の国保保険者が共同して財政運営する事業で、こちらも通知額による計上でございます。
350ページをお願いいたします。8款保健事業費、1項1目特定健康診査等事業費につきましては、特定健診受診者4,600人、特定保健指導対象者300人分として予算を計上しております。
352ページをお願いいたします。2項1目保健事業費につきましては、前年度同様疾病の早期発見、治療を目的に人間ドック、脳ドックを実施するとともに、医療費通知の継続、ジェネリック医薬品差額通知に要する経費を計上しております。
354ページをお願いいたします。9款基金積立金、356ページの10款諸支出金、358ページの11款予備費につきましては説明欄記載のとおりでございます。
続きまして、歳入についてご説明いたしますので、316ページをお願いいたします。1款国民健康保険税につきましては、前年度比2,131万円減の7億900万円を計上しております。
318ページをお願いいたします。3款国庫支出金、1項1目療養給付費等負担金につきましては、一般被保険者の療養給付費、前期高齢者納付金、後期高齢者支援金、介護保険納付金についての国の定率負担分でございます。
2項1目財政調整交付金でございますが、財政力の不均衡等を調整するための普通調整交付金及び特別な事情を考慮するための特別調整交付金を見込んだものでございます。
4款療養給付費等交付金につきましては、退職被保険者等の療養給付費として交付されるもので、給付の見込額から推計により計上しております。
5款前期高齢者交付金につきましては、65歳から74歳までの国保一般被保険者の保険給付額の調整のための交付金見込額を計上したものでございます。
320ページをお願いいたします。6款県支出金、1項1目高額医療費共同事業負担金につきましては、国保負担金と同様高額医療に係る県負担分として同額を計上してございます。2目の特定健康診査等負担金につきましても、同様に県の負担分として国保負担と同額を計上しております。
2項1目の県財政調整交付金につきましては、給付等に対する基準交付金と支援交付金を見込んだものでございます。
7款共同事業交付金、1項1目高額医療費共同事業交付金は、1件80万円を超えた分でございます。また、2目の保険財政共同安定化事業交付金は30万円を超えた対象事業分の交付金を計上しております。
8款財産収入、9款繰入金、10款繰越金、322ページの11款諸収入につきましては説明欄記載のとおりでございます。
続きまして、議第3号 平成24年度見附市後期高齢者医療特別会計予算についてご説明いたしますので、365ページをお願いいたします。条文第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億4,300万円と定めるものでございます。保険給付につきましては、後期高齢者医療広域連合の特別会計で行われて、各市町村では保険料の賦課徴収と事務処理経費を計上する予算内容となっております。
376ページをお願いいたします。歳出1款総務費、1項1目一般管理費につきましては、職員給与費や事務費等一般経費を計上しております。
378ページ、2項徴収費につきましては、広域連合で賦課決定された保険料を期別に振り分け、納入通知として被保険者に送付する経費でございます。
380ページをお願いいたします。2款後期高齢者医療広域連合納付金につきましては、当市で徴収した保険料を広域連合に納めるための納付金でございます。
382ページをお願いいたします。3款諸支出金、384ページの4款予備費につきましては説明欄記載のとおりでございます。
次に、歳入をご説明いたしますので、372ページをお願いいたします。1款後期高齢者医療保険料につきましては、広域連合より通知のありました2億4,083万4,000円を計上しております。
2款使用料及び手数料につきましては、証明手数料と督促手数料でございます。
3款繰入金、1項1目事務費繰入金は職員人件費や一般事務費分、2目保険基盤安定繰入金は保険料の軽減分に対する県と市の補てん分を見込んだものでございます。
4款繰越金は科目設定、5款諸収入は説明欄記載のとおりでございます。
続きまして、議第4号 平成24年度見附市介護保険事業特別会計予算についてご説明いたしますので、391ページをお願いいたします。条文第1条、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ31億7,300万円と定めるものでございます。
第2条につきましては、歳出予算の流用について規定しております。
次に、事項別明細書により歳出からご説明いたしますので、404ページをお願いいたします。1款総務費、1項1目一般管理費につきましては、職員給与費を初め電算業務共同処理負担金など介護保険事業運営に係る一般経費を計上したものでございます。
406ページ、2項徴収費ですが、保険料の賦課徴収に係る一般経費でございます。
408ページ、3項介護認定費ですが、介護認定審査会及び認定調査に係る経費であります。
410ページをお願いいたします。2款保険給付費、1項介護サービス等諸費につきましては、要介護1から5までの方々が利用します介護サービスごとに給付費を計上したものでございます。主な増減といたしましては、1目居宅介護サービス給付費500万円の減、5目施設介護サービス給付費527万円の増、412ページ、9目居宅介護サービス計画給付費1,270万円の増を見込んだものであります。
414ページをお願いいたします。2項介護予防サービス等諸費につきましては、要支援1、2と認定された方々に対する介護サービス給付費をそれぞれ計上してございます。
418ページをお願いいたします。3項1目審査支払委託料ですが、国保連合会に委託しております介護報酬審査支払委託料でございます。
420ページ、4項高額介護サービス等費ですが、介護サービス費及び介護予防サービス費が一定額以上になったときに所得に応じた軽減措置を講じるための負担金でございます。
422ページをお願いいたします。5項高額医療合算介護サービス等費につきましては、医療保険と介護保険の自己負担合計額が高額になる場合に負担を軽減するものでございます。
424ページをお願いいたします。6項特定入所者介護サービス等費につきましては、低所得者に対する居住費、食費を補足的に給付する経費でございます。
426ページをお願いいたします。3款地域支援事業費、1項介護予防事業費、430ページの2項包括的支援事業・任意事業費につきましては、65歳以上の高齢者に対して実施する介護予防事業費等に係る経費や地域包括支援センターの業務委託経費等を計上したものでございます。
432ページ、4款基金積立金ですが、介護給付費準備基金積立金でございます。
434ページ、5款諸支出金ですが、第1号被保険者保険料の還付金及び介護給付費精算金でございます。
次に、歳入をご説明いたしますので、398ページをお願いいたします。1款保険料につきましては、65歳以上の第1号被保険者の保険料を計上しております。
2款使用料及び手数料につきましては、記載のとおりでございます。
3款国庫支出金及び4款支払基金交付金、5款県支出金につきましては、保険給付費及び地域支援事業に対しまして、それぞれの負担率により計上したものでございます。
400ページになります。6款財産収入は、介護給付費準備基金の利子収入相当分でございます。
7款繰入金、1項1目介護給付費繰入金、2目地域支援事業繰入金につきましては、給付費並びに地域支援事業に対します見附市負担分でございます。3目その他一般会計繰入金、2項1目介護給付費準備基金繰入金、8款繰越金、9款諸収入につきましては説明欄記載のとおりでございます。
以上で説明を終わります。
〇山田武正議長 次に、第5号議案及び第6号議案、ガス上下水道局長。
〔平賀大介ガス上下水道局長登壇〕
〇平賀大介ガス上下水道局長 議第5号 平成24年度見附市下水道事業特別会計予算についてご説明しますので、441ページをお願いします。
第1条は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ25億2,400万円と定めるものでございます。
第2条、債務負担行為、第3条、地方債につきましては後ほど説明します。
第4条は、一時借入金の借り入れの最高額を5億円と定めるものでございます。
444ページをお願いします。第2表、債務負担行為ですが、排水設備設置資金融資による融資先に対する損失補償契約及び今町終末処理場の管理棟ほか改築事業に係る工事契約及び工事施工管理業務委託契約でございまして、期間及び限度額を記載のとおり定めるものでございます。
第3表、地方債ですが、下水道事業について限度額6億円を定め、その起債の方法、利率、償還の方法を定めるものでございます。
次に、事項別明細書により歳出予算からご説明申し上げますので、452ページをお願いします。1款1項1目一般管理費1億260万円につきましては、下水道使用料の調定、水洗化の普及等、下水道事業に係る管理経費を計上したものでございます。前年度に比較しまして4,518万円の増となっていますが、職員の業務分担の見直しにより職員数の増及び使用料調定事務委託料が主な要因でございます。
456ページをお願いします。2款1項1目管渠管理費7,100万円につきましては、下水道管渠とその附帯施設の維持管理費を計上したものでございます。前年度に比較しまして2,350万円の増となっていますが、これは一般会計の8款2項2目道路維持費で計上していた雨水に係る費用を移管したものが主な要因でございます。
458ページをお願いします。2目ポンプ場管理費2,510万円につきましては、市街地の雨水排水を行う葛巻ポンプ場等の維持管理費を計上したものでございます。前年度に比較しまして282万円の増となっていますが、葛巻ポンプ場のポンプ井清掃業務を5年に1回行うことが主な要因でございます。
次に、3目処理場管理費3億6,920万円につきましては、葛巻と今町の両処理場の維持管理費を計上したものでございます。前年度に比較しまして1,010万円の増となっていますが、2トンダンプトラックの入れかえが主な要因でございます。
464ページをお願いします。3款1項1目下水道新設費10億2,350万円につきましては、下水道施設の建設費を計上したものでございます。前年度に比較しまして2億450万円の減となっていますが、工事請負費及び委託料並びに補償金の減が主な要因でございます。
468ページをお願いします。4款公債費9億3,160万円につきましては、これまでに借り入れました地方債の元金及び利子の償還金を計上したものでございます。
470ページをお願いします。5款予備費100万円を計上したものでございます。
前に戻っていただきまして、448ページをお願いします。歳入予算について説明申し上げます。1款1項1目下水道受益者分担金2,590万円につきましては、既存の分担金区域を見込みまして、前年度比1,880万円の減で計上したものでございます。
2項1目下水道受益者負担金14万円につきましては、既存の負担金区域を見込みまして、前年度比86万円の減で計上したものでございます。
次に、2款1項1目下水道使用料5億5,350万円につきましては、料金改定及び水洗化戸数の増を見込みまして、前年度比8,690万円の増を計上したものでございます。
次に、3款1項1目下水道事業費国庫補助金につきましては、交付金事業費8億2,800万円に対する補助金4億1,400万円を計上したものでございます。
次に、4款1項1目一般会計繰入金9億1,800万円につきましては一般会計からの繰入金でございまして、前年度比2,600万円の減で計上したものでございます。
次に、5款繰越金、6款諸収入、次のページの7款市債につきましては説明欄記載のとおりでございますので、ごらんいただきたいと思います。
以上で下水道事業特別会計予算の説明を終わりまして、続きまして農業集落排水を説明しますので、481ページをお願いします。議第6号 平成24年度見附市農業集落排水事業特別会計予算についてご説明申し上げます。
第1条は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ2億1,660万円と定めるものでございます。
第2条の債務負担行為につきましては後ほど説明いたします。
第3条は、一時借入金の借り入れの最高額を2,000万円と定めるものでございます。
484ページをお願いします。第2表の債務負担行為ですが、排水設備設置資金融資による融資先に対する損失補償契約でございまして、期間及び限度額を記載のとおり定めるものでございます。
次に、事項別明細書より歳出予算から説明いたしますので、492ページをお願いします。1款1項1目一般管理費1,661万9,000円につきましては、使用料の調定、水洗化普及等農業集落排水事業に係る管理経費を計上したものでございます。前年度に比較しまして170万6,000円の増となっていますが、使用料調定事務委託料が主な要因でございます。
494ページをお願いします。2款1項1目施設管理費5,990万円につきましては、管渠とその附帯施設及び処理場の維持管理費を計上したものでございます。前年度に比較しまして834万5,000円の増となっていますが、上北谷地区のマンホール修繕工事が主な要因でございます。
498ページをお願いします。3款公債費1億3,949万1,000円につきましては、これまでに借り入れました地方債の元金及び利子の償還金を計上したものでございます。
500ページをお願いします。4款予備費50万円を計上したものでございます。
前に戻っていただきまして、488ページ、歳入予算について説明申し上げます。1款1項1目農業集落排水事業受益者分担金1,000円につきましては、科目の設定でございます。
次に、2款1項1目農業集落排水施設使用料5,141万円につきましては、料金改定及び水洗化戸数の増を見込みまして、前年度比681万円の増で計上したものでございます。
次に、3款1項1目農業集落排水事業費県補助金1,195万8,000円につきましては、説明欄記載のとおり起債償還補助金を計上したものでございます。
次に、4款1項1目基金運用収入5万円につきましては、起債償還金の預金利子収入を計上したものでございます。
次に、5款1項1目一般会計繰入金1億4,500万円につきましては一般会計からの繰入金で、前年度比60万円の減で計上したものでございます。
2項1目農業集落排水事業起債償還基金繰入金665万6,000円につきましては、県補助金の不足分を基金より繰り入れするものでございます。
次に、6款繰越金、次ページの7款諸収入につきましてはそれぞれ説明欄記載のとおりでございますので、ごらんいただきたいと思います。
以上で説明終わります。
〇山田武正議長 これより議案ごとに質疑に入ります。
まず、第2号議案に対して質疑はありませんか。
〔発言する者なし〕
〇山田武正議長 次に、第3号議案に対して質疑はありませんか。
〔発言する者なし〕
〇山田武正議長 次に、第4号議案に対して質疑はありませんか。
13番、佐々木議員。
〔佐々木志津子議員発言席に着く〕
〇佐々木志津子議員 427ページお願いします。新年度におきましてもいきいきリハビリ教室事業を実施していただくということで、まずはお礼を申し上げたいと思いますが、3款1項2目のリハビリ教室修了生のための事業委託料というのが予算計上されております。この委託先あるいはその教室開催場所、規模等について、ちょっと事業の詳細をお聞かせいただきたいと思います。
〇山田武正議長 健康福祉課長。
〔田伏 智健康福祉課長登壇〕
〇田伏 智健康福祉課長 お答えいたします。
委託先については、平成23年度は病院事業へ委託をいたしました。
それから、開催場所ですけれども、保健福祉センターで週1回行っているところでございます。
以上です。
〇山田武正議長 佐々木議員。
〇佐々木志津子議員 今のはリハビリ修了者教室事業というふうに理解してよろしいのですか。
〇山田武正議長 健康福祉課長。
〔田伏 智健康福祉課長登壇〕
〇田伏 智健康福祉課長 お答えいたします。
そのとおりでございます。
〇佐々木志津子議員 わかりました。ありがとうございます。
〇山田武正議長 次に、第5号議案に対して質疑はありませんか。
〔発言する者なし〕
〇山田武正議長 次に、第6号議案に対して質疑はありませんか。
8番、関議員。
〔関 三郎議員発言席に着く〕
〇関 三郎議員 お願いします。
第6号議案、497ページの2款1項1目になりますけれども、これ私南部の場合の処理施設の仕組みがよくわからぬものですから、それも含めてお聞きしますけれども、この予算のまとめの中にもございますけれども、放射能検査というのは南部だけ計上されなくて、ほかの2つの下水、葛巻、それから今町、上北谷が放射能検査手数料というのありますけれども、北谷だけがそこに入っておりませんけれども、それは何か特別の事情があるのでしょうか。
〇山田武正議長 ガス上下水道局長。
〔平賀大介ガス上下水道局長登壇〕
〇平賀大介ガス上下水道局長 質問にお答えします。
南部浄化センターの発生する汚泥、これにつきましては葛巻処理場に搬入して処理していることから、葛巻で発生する汚泥として一括して放射能の検査をやっております。そのために南部のほうの予算には計上してありません。
以上です。
〇山田武正議長 これにて質疑を終結します。
ただいま議題となっております第2号議案から第6号議案までの5件については、産業厚生委員会に付託します。
日程第7、議第7号 平成24年度見附市水道事業会計予算
議第8号 平成24年度見附市ガス事業会計予算
議第9号 平成24年度見附市病院事業会計予算
〇山田武正議長 日程第7、第7号議案から第9号議案までの3件を一括して議題とします。
議案ごとに提案理由の説明を求めます。
まず、第7号議案及び第8号議案、ガス上下水道局長。
〔平賀大介ガス上下水道局長登壇〕
〇平賀大介ガス上下水道局長 議第7号 平成24年度見附市水道事業会計予算についてご説明いたしますので、1ページをお願いします。
第2条は、業務の予定量でございまして、給水戸数、年間総給水量、1日平均給水量及び主要な建設改良事業をそれぞれ記載のとおり見込んだものでございます。
第3条は、収益的収支でございまして、水道事業収益を10億6,600万円、水道事業費用を10億400万円と定めるものでございます。
第4条は、資本的収支でございまして、資本的収入を2億8,100万円、資本的支出を5億1,800万円と定めるとともに、収支の不足額2億3,700万円は条文括弧書きのとおり補てんするものでございます。
次ページをお願いします。第5条、企業債は配水管布設替え事業について限度額1億600万円、浄水場実施設計事業について限度額1億3,500万円とし、起債の方法、利率、償還の方法を定めるものでございます。
第6条は、一時借入金の限度額を1億円と定めるものでございます。
第7条は、予定支出の各項の経費の金額の流用について、次の第8条は議会の議決を経なければ流用することのできない経費について、それぞれ記載のとおり定めるものでございます。
第9条は、たな卸資産購入限度額を4,360万円と定めるものでございます。
次に、予算の実施計画についてご説明申し上げますので、4ページをお願いします。収益的収入の1款1項営業収益でございますが、1目給水収益及び2目受託工事収益につきましては前年度実績等により計上し、3目その他の営業収益につきましては県道改良及び下水道工事の減により、営業収益として前年度比152万6,000円増の10億3,336万1,000円を計上したものでございます。
2項営業外収益につきましては、前年度実績及び1目受取利息及び配当金では資金の有効活用で有価証券利息、5目雑収益では東京電力からの放射能関連補助金により、前年度比247万4,000円増の3,263万9,000円を計上したものでございます。
6ページをお願いします。収益的支出でございますが、1款1項1目原水及び浄水費2億7,476万2,000円は、浄水場及び取水場等の管理運営費並びに送水管の維持管理費を計上したものでございます。前年度に比較しまして3,481万円の増ですが、放射性物質を含む汚泥処理費用及び機械機器等修繕費用の増が主な要因でございます。
8ページをお願いします。2目配水及び給水費1億8,405万4,000円は、給水管等の維持管理費を計上したものでございます。前年度に比較しまして2,315万9,000円の減ですが、県道改良及び下水道工事の減が主な要因でございます。
10ページをお願いします。3目受託工事費101万円は、需要家からの給水管の布設及び修繕等の受託工事費用を計上したものでございます。
4目総係費1億876万円は、水道事業全般にかかわる管理経費を計上したものでございます。前年度に比較しまして1,155万円の減ですが、職員の業務分担の見直しにより職員数の減が主な要因でございます。
次に、14ページをお願いします。5目減価償却費2億7,020万円は、固定資産の減価償却費を計上したものでございます。6目資産減耗費4,045万円は、老朽化した建築物及び老朽管布設替え等による構築物などの除却費を計上したものでございます。
2項1目支払利息及び企業債取扱諸費8,146万3,000円は、企業債等の支払利息を計上したものでございます。2目雑支出170万1,000円は、その他雑支出を計上したものでございます。3目消費税及び地方消費税3,500万円は、収益の見込みにより計上したものでございます。
3項1目過年度損益修正損259万円は、不納欠損等を計上したものでございます。
18ページをお願いします。資本的収入でございますが、1款1項1目企業債2億4,100円の公営企業債を予定しています。
2項1目工事負担金3,010万円は、長岡市の公共下水及び宅地開発などの工事に伴う配水管布設及び布設替工事の負担金を計上したものでございます。2目他会計負担金990万円は、下水道事業等による配水管布設替工事の負担金を計上したものでございます。
次に、資本的支出でございますが、1款1項1目浄水施設費2,190万円は電気室の冷却装置の入れかえ並びに放射性物質を含む汚泥の保管場所設置工事、2目配水施設費1億6,909万円は配水管等の新設改良工事費、3目営業設備費380万円は水道メーター及び工具器具等をそれぞれ計上したものでございます。4目事務費1億7,321万円は、資本勘定支弁職員の給与及び浄水場建設改良費設計委託料等を計上したものでございます。
2項1目企業債償還金1億5,000万円は、企業債の元金償還金を計上したものでございます。
以上で水道事業の会計を説明終わりまして、続きましてガス事業を説明しますので、33ページをお願いします。議第8号 平成24年度見附市ガス事業会計予算についてご説明申し上げます。
第2条は、業務の予定量でございまして、供給戸数、年間供給量、1日平均供給量、主要な建設改良事業をそれぞれ記載のとおり見込んだものでございます。
第3条は、収益的収支でございまして、ガス事業収益を14億2,500万円と定め、ガス事業費用を13億8,100万円と定めるものでございます。
第4条は、資本的収支でございまして、資本的収入を2,300万円と定め、資本的支出を、次ページになりますが、3億8,310万円と定めるとともに、前のページに戻りますが、資本的収支の不足額3億6,010万円は条文括弧書きのとおり補てんするものでございます。
再度次ページ、34ページお願いします。第5条は、一時借入金の限度額を1億円と定めるものでございます。
第6条は、予定支出の各項の経費の金額の流用について、次の第7条は議会の議決を経なければ流用することのできない経費について、それぞれ記載のとおり定めるものでございます。
第8条は、たな卸資産購入限度額を8億4,971万円と定めるものでございます。
次に、予算の実施計画についてご説明申し上げますので、36ページをお願いします。収益的収入、1款1項1目製品売り上げにつきましては、前年度までの実績等によりまして12億9,900万円を計上したものでございます。
2項営業雑益につきましては、需要家からの申し込みによります内管の新増設、器具調整、修繕工事などの収入や仮配管の布設撤去工事などの負担金を、これも前年度実績及び他の事業予定によりまして、前年度に比較しまして1,002万8,000円増の1億1,463万8,000円を計上したものでございます。
3項営業外収益につきましては、前年度実績等によりまして、前年度に比較しまして497万2,000円増の1,136万2,000円を計上したものでございます。
38ページをお願いします。収益的支出でございますが、1款1項1目売り上げ原価7億8,200万円につきましては、売り上げに応じました原ガスの購入代金を計上したものでございます。
2目供給販売及び一般管理費4億9,916万円は、ガス供給所の管理運営費、制圧室及び導管の維持管理費並びにガス事業全般の管理経費を計上したものでございます。前年度に比較しまして1,249万円の増ですが、仮配管布設撤去費の増が主な要因でございます。
次に、42ページをお願いします。2項1目受注工事原価7,164万円は、収入で見込みました需要家からの申し込み件数に応じた工事原価を計上したものでございます。
44ページをお願いします。3項1目支払利息745万3,000円は、企業債利息償還金を計上したものでございます。2目消費税及び地方消費税1,500万円は、収益の見込みにより計上したものでございます。
46ページをお願いします。資本的収入でございますが、1款1項1目工事負担金につきましては、他会計の公共工事並びに開発業者の宅地開発によるガス本支管布設等に係る負担金といたしまして2,300万円を計上したものでございます。
次に、資本的支出でございますが、1款1項建設改良費3億5,150万円は、1目建設費の本支管布設工事費等及び2目器具備品費、3目事務費を計上したものでございます。
2項1目企業債償還金3,160万円は、企業債元金償還金を計上したものでございます。
以上で説明を終わります。
〇山田武正議長 次に、第9号議案、病院事務長。
〔大橋耕一病院事務長登壇〕
〇大橋耕一病院事務長 議第9号 平成24年度見附市病院事業会計予算についてご説明申し上げます。
それでは、61ページをお願いいたします。第2条、業務の予定量でございます。病院の年間患者数を入院2万9,900人、外来4万2,800人、介護老人保健施設の年間利用者数を入所3万2,000人、通所4,500人とするものでございます。
第3条は、収益的収入及び支出の予定額でございます。収入を22億9,800万円、支出を23億6,900万円と定めるもので、収支の差額7,100万円を欠損金として処理することにしております。
第4条は、資本的収入及び支出の予定額でございます。収入を5,410万円、支出を3億1,540万円と定めるもので、収支の不足額2億6,130万円は記載のとおり留保資金等で補てんすることにしております。
第5条は、一時借入金の限度額を1億円と定めるものであります。
第6条は、各項の経費の金額を流用することができる場合を、第7条は議会の議決を経なければ流用することのできない経費の種類と額を、また第8条はたな卸資産の購入限度額をそれぞれ記載のとおり定めるものでございます。
それでは、64ページをお願いいたします。予算実施計画の収益的収入及び支出でございます。病院事業収益として、前年度比800万円減の22億9,800万円を計上したものでございます。1項医業収益は、入院収益、外来収益、ケアプラザの収益が主なものであり、前年度比641万3,000円減の20億7,896万9,000円を見込んでおります。
2項医業外収益は、前年度比158万7,000円減の2億1,893万1,000円を見込んでございます。
次に、66ページをお願いいたします。支出でございます。病院事業費用として、前年度比1,600万円減の23億6,900万円を計上したものでございます。1項1目給与費12億3,955万1,000円は、病院及びケアプラザ職員の人件費の見込額でございます。
2目材料費は、6億2,472万5,000円を計上しておりますが、医薬品、診療材料、給食材料の費用でございます。
3目経費は、3億4,550万6,000円を計上しておりますが、内訳は67ページから71ページの備考欄をごらんいただきたいと思います。
それでは、70ページをお願いいたします。4目減価償却費、5目資産減耗費、72ページの6目研究研修費は記載のとおりでございます。
2項医業外費用は、前年度比222万5,000円減の3,286万3,000円を計上しておりますが、企業債の利息が主なものでございます。
74ページをお願いいたします。資本的収入及び支出の予定額でございます。収入の1款1項1目負担金は、企業債償還金元金の3分の2を繰り出し基準に基づき一般会計から繰り入れるものでございます。
次に、支出でございます。1款1項1目建設費は、ケアプラザ2階の浴室の改修工事を行うものでございます。2目器械備品費は、2億706万7,000円を計上しておりますが、主なものとしてMRIの更新のほか、手術室のオートクレーブ、高圧蒸気滅菌装置の更新などを行うためのものでございます。
1款2項1目企業債償還金は、企業債の元金償還分として1億353万3,000円を計上しております。
以上で説明を終わります。
〇山田武正議長 これより議案ごとに質疑に入ります。
まず、第7号議案に対して質疑はありませんか。
8番、関議員。
〔関 三郎議員発言席に着く〕
〇関 三郎議員 水道事業会計について2点ほどお伺いしたいと思います。
ちょっと聞き取れないところがありましたので、私ども予算の概要では浄水施設等の放射性汚泥対応で約3,300万円ぐらいという話がございました。それは7ページの17節の委託料の排水設備管理業務委託料が項目追っていくとそれに該当するのかなと思いますけれども、さらにその中でその搬出量と搬出先はどこで、その搬出先行ったものが最終的にどのように利用されるのかということをお伺いしたいというのと、19ページ、支出の中で汚泥保管場所設置とありますけれども、これはどの場所にどのくらいの数量が確保できる建物をつくられるのか、ちょっとあわせてお伺いしたいと思います。
〇山田武正議長 ガス上下水道局長。
〔平賀大介ガス上下水道局長登壇〕
〇平賀大介ガス上下水道局長 質問にお答えします。
最初に、放射能汚泥の運搬土というか発生土、汚泥量の見込みなのですが、約600トンほど想定しております。この搬出先は、県外のセメント会社に搬出していまして、そこで焼却して、その製品をセメント材料に使っているというふうなことでございます。
次に、19ページの保管場所なのですが、今場内に機械脱水機等があるのですが、そこと天日乾燥床があるのですが、その間に設置をしたいなということで、面積としては約400平米ほどの施設をつくりたいというふうに思っています。施設の構造は、天日乾燥と同じような構造で、コンクリートで床と壁をつくるというふうな状況であります。
以上です。
〇山田武正議長 大坪議員。
〔大坪正幸議員発言席に着く〕
〇大坪正幸議員 済みません、2点ほどお願いいたします。
最初に、5ページ、1款2項5目、3その他雑収益というところで、原子力立地給付金89万8,000円というものが収入で見込まれているのですけれども、実は去年の8月現在の原子力立地給付金の交付市町村という中には見附市は含まれていないのですけれども、これが雑収で収入になるその理由といいますか、根拠というか、そういうものがどういうことかというのをまず1点お伺いいたします。
それから、19ページ、支出のほうの配水管の布設替工事費ということで、実はこれ上水道、それからガス、下水道ももしわかる範囲でお答えいただきたいのですけれども、いわゆる耐震化率、といいますのは最近首都直下型の地震みたいな報道がよくありまして、東京都あたりもそういういわゆる震度7ぐらいに耐えられるような配管ですとか、あるいはマンホールを今順次整備しているというふうな報道があるのですけれども、見附市も中越地震の以降耐震化を、これをちょっとデータ拝見したのですけれども、平成19年度が4.5%、平成20年度がなぜか79.1%、平成21年度が27.1%、平成22年度が27.5%、これガス上下水道局の業務指標というものを拝見したのですけれども、そういう上水道、それからガス及び下水、マンホール含めて現状その耐震化がどの程度進んでいるのか、あるいは今後の見通し、進捗状況、その辺をお伺いしたいと思います。
以上2点です。
〇山田武正議長 ガス上下水道局長。
〔平賀大介ガス上下水道局長登壇〕
〇平賀大介ガス上下水道局長 では、質問にお答えします。
まず最初に、5ページの原子力立地給付金の件なのですが、信濃川取水場、これは長岡市にありまして、そのためにいただけるというふうなことであります。
次に、配水管の耐震化率なのですが、ちょっと手元にそれぞれの耐震化率が資料ないので、申しわけありませんが、今現在というか、平成16年の地震以降、経まして、入れかえについては耐震管で入れかえを行っているところです。これガスも水道も下水道も同じ、下水道の場合は管は同じなのですが、埋め立てする土砂を改良土という言葉でいうのですが、それで埋め立てしていて、液状化は起きにくいというふうな形をさせてもらっていますし、ガスと水道につきましては耐震管ということで継ぎ手が抜けにくくなる材料にかえております。年々年々入れかえに伴ってその率が上がってくるというふうなことでやっているところでございます。
以上です。
〇山田武正議長 大坪議員。
〇大坪正幸議員 年々計画的に実施されているということなのですけれども、最終的に全部交換が終わるのが何年後ぐらいをめどにされているのか、その辺いかがでしょうか。
〇山田武正議長 ガス上下水道局長。
〔平賀大介ガス上下水道局長登壇〕
〇平賀大介ガス上下水道局長 お答えします。
今水道のほうの入れかえを大体全体の比率で年1.5から1.7%ぐらいの入れかえ、延長にして入れかえを考えております。そういったことで、今のところ全体が、今数量をちょっと忘れたのですが、四十何キロかと思ったのですけれども、それを耐震化が終わっている分を除いた分ということで考えていきますと、ちょっと今手元に数字がないのでわかりませんが、大体年間そういった1.5から1.7%ぐらいの耐震化を図っているというふうにご理解願いたいと思います。
以上です。
〇山田武正議長 大坪議員。
〇大坪正幸議員 今手元に資料がないということなのですけれども、市民の皆さんもその辺やっぱりちょっと、また再度大きい地震が来ないとも限りませんので、ある程度例えば10年、20年、30年、その辺のめどを数字を、後で結構なのですけれども、教えていただければと思います。
〇山田武正議長 13番、佐々木議員。
〔佐々木志津子議員発言席に着く〕
〇佐々木志津子議員 1点確認と、わからない点がありますので、お聞かせをいただきたいと思うのですが、65ページのその他医業収益の中で介護予防リハビリ事業受託料……
〔何事か呼ぶ者あり〕
〇佐々木志津子議員 病院まだ入っていない。失礼しました。では、また次回。済みません。
〇山田武正議長 次に、第8号議案に対して質疑はありませんか。
〔発言する者なし〕
〇山田武正議長 次に、第9号議案に対して質疑はありませんか。
13番、佐々木議員。
〔佐々木志津子議員発言席に着く〕
〇佐々木志津子議員 失礼しました。病院会計の65ページです。5節のその他医業収益の中で介護予防リハビリ事業受託料が予算計上されております。先ほど介護保険の会計の中で修了生の事業委託と、あと3款1項1目のいきいきリハビリ教室、これはこの病院の受託事業と同一のものでよろしいのでしょうか。まず、1点確認いたします。
〇山田武正議長 病院事務長。
〔大橋耕一病院事務長登壇〕
〇大橋耕一病院事務長 お答えいたします。
ここに計上している介護予防リハビリ事業受託料というのは、健康福祉課の事業を病院で受託をしてという、その経費を収入として計上したものでございます。
〇山田武正議長 佐々木議員。
〇佐々木志津子議員 この2つの介護保険の中の事業の予算を合算しますと、この病院会計の収入の額と差異があるのですが、その辺はどういうことになっているのかお聞かせいただけますか。
〇山田武正議長 病院事務長。
〔大橋耕一病院事務長登壇〕
〇大橋耕一病院事務長 お答えいたします。
今詳しい資料が手元にないのですが、私が今持っている資料では、介護予防リハビリ事業の受託料に関しては5万円の50回と3万円の51回を見込んで計上をさせていただいたものかと思います。
以上でございます。
〔佐々木志津子議員「ちょっとわからないので、後でま
た詳しく聞かせていただきたいと思います」と呼ぶ〕
〇山田武正議長 これにて質疑を終結します。
ただいま議題となっております第7号議案から第9号議案までの3件については、産業厚生委員会に付託します。
〇山田武正議長 以上で本日の日程は全部終了しました。
次回の本会議は、3月12日午前10時から開くこととします。
本日はこれにて散会します。
午後 零時58分 散 会