見附市議会決算特別委員会産業厚生分科会会議録

〇招集日時  平成24年9月20日  午前10時
〇招集場所  見附市議会委員会室
〇会議に付した事件
 1 議第62号 平成23年度見附市一般会計歳入歳出決算の認定について中       
         産業厚生分科会分担部分                     
 2 議第63号 平成23年度見附市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について
 3 議第64号 平成23年度見附市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について 
 4 議第65号 平成23年度見附市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について  
 5 議第66号 平成23年度見附市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について   
 6 議第67号 平成23年度見附市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について
 7 議第68号 平成23年度見附市水道事業会計利益の処分及び決算の認定について   
 8 議第69号 平成23年度見附市ガス事業会計利益の処分及び決算の認定について   
 9 議第70号 平成23年度見附市病院事業会計決算の認定について          
                                            
〇出席委員(全員)
  五十嵐   勝  渋 谷 芳 則
  押野見 淺 一  小 泉   勝
  亀 田   満  久 住 裕 一
  渡 辺 みどり  小 林 繁 男
                                            
〇分科会委員外出席者
  議    長   山 田 武 正
  委  員  長   佐々木 志津子
                                            
〇説明のため出席した者
  副  市  長   清 水 幸 雄
  市民生活課長    長谷川   仁
  産業振興課長兼   岡 村 守 家
  農業委員会事務局長

  建 設 課 長     安 藤 善 紀
  健康福祉課長    田 伏   智
  病 院 事 務 長   大 橋 耕 一
  ガス上下水道局長  平 賀 大 介
  監 査 委 員     上 野   勝
  監 査 委 員     井 上 慶 輔
  監査委員事務局長  高 橋 弥 一
                                            
〇事務局職員出席者
  事 務 局 長     高 橋 和 徳
  次    長     山 谷   仁
  議 事 係 長     大久保 英 輝

                                            
               午前10時  開 議
亀田 満産業厚生分科会委員長 これより本日の会議を開きます。
  現在の出席委員8人、全員であります。
                                            
1 議第62号 平成23年度見附市一般会計歳入歳出決算の認定について中、分担部分
2 議第63号 平成23年度見附市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定につ
        いて                            
3 議第64号 平成23年度見附市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定につい
        て                             
4 議第65号 平成23年度見附市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について
5 議第66号 平成23年度見附市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について
6 議第67号 平成23年度見附市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定につ
        いて                            
7 議第68号 平成23年度見附市水道事業会計利益の処分及び決算の認定について
8 議第69号 平成23年度見附市ガス事業会計利益の処分及び決算の認定について
9 議第70号 平成23年度見附市病院事業会計決算の認定について
       
亀田 満産業厚生分科会委員長 これより本分科会の分担部分の決算の審査に入ります。
  なお、議第70号 平成23年度見附市病院事業会計決算の認定については、審査の都合により議第65号 平成23年度見附市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についての次に審査したいと思います。
  それでは、これより議案ごとに質疑に入ります。
  まず、議第62号 平成23年度見附市一般会計歳入歳出決算の認定についてのうち、本分科会関係部分を議題とします。質疑の際はページ数もお願いします。
  歳出の第2款総務費及び第3款民生費の関係部分に対して質疑はありませんか。
小泉 勝委員 102ページの備考欄1番の自衛官募集事務費につきましてお伺いしたいのですが、おわかりでしたらで結構なのですが、平成23年度の見附市における自衛官の採用実績と、あわせまして金額は9万円と少ないのですが、自衛隊協力会の補助金9万円ということで、ポスターとかよく張ってあるのは見ますのですが、本会の活動内容についておわかりでしたらお聞かせ願いたいと思うのですが。
長谷川 仁市民生活課長 お答えをいたします。
  自衛隊新潟地方協力本部からの報告によりますと、平成24年3月、それから4月、自衛隊入隊者についてということで、海上自衛隊のほうに1名、それから陸上自衛隊のほうに2名ということで、見附市からは計3名が採用されているという報告をいただいています。
  それから、自衛隊協力会への補助金9万円でございますけれども、これにつきましては市のほうで実施をしております協力会の総会、町内でいいますと169町内、それから団体で4団体、個人4名で構成されておりますけれども、それら総会の経費、それから県協力会等への負担金、それから新発田駐屯地等への見学会の助成等、そういった形で使われているという形で報告をいただいております。
  以上です。
渡辺みどり委員 92ページ、市民活動推進費の中の説明欄の消費者行政推進費についてお伺いいたします。
  当初予算の説明のところで、350万円ほどの増額をしたと、新たに消費生活相談員の配置、それから消費生活講座の開催、または各地区に出向いての出前講座等の実施のための自動車1台を購入というご説明があったかと思うのですが、それらの増額した成果というのでしょうか、講演会数がどれくらい開かれ、また市民の消費者の意識の向上とか、そこあたりはどういう成果があったのかをお聞かせいただけますか。
長谷川 仁市民生活課長 お答えをいたします。
  これらの推進費につきましては、県の消費者基金を活用して対応しているところでありまして、今ほどお話のありましたとおり、消費者行政の推進を充実させるために備品であるとか、それから消耗品であるとか、これを補正をさせていただいているところです。まずもって、消費生活推進のための講座の関係の開催の結果でございますけれども、消費者力アップ講座、こちらのほうを4回、それから別講座として「むかしに学ぶ潤いのあるくらし」と題した講演会を1回開催をして、計193人の方のご参加をいただくことができました。1回当たりに換算しますと39、40人ぐらいという形の結果が出ております。
  以上です。
小林繁男委員 では、124ページ、敬老会の補助金についてお伺いいたします。
  当初予算では732万円見積もっておったわけなのですが、これについて今決算では約660万円、70万円でしたか、約60万円ぐらい減ってきたわけですけれども、何かこれ見込み違いあったということなのでしょうか。
田伏 智健康福祉課長 この補助金につきましては、地区割という部分と対象者人数割という部分で計算しておるのですけれども、結果的には人数割ということで対象者の人数が変動したものというふうに考えております。
  以上です。
久住裕一委員 128ページ、高齢者遠隔見守りシステム実証事業ということで50万円出ているわけですが、見守られている人の人数といいますか、どれぐらいの方、それから実績としてどのような事例があるのか教えていただきたいのですが。済みません。それに委託先もわかりましたら。
田伏 智健康福祉課長 これは、平成22年、平成23年、平成24年と3年という形でモデル事業的にやっているものでございます。ひとり暮らしの高齢者の身体状況等、センサーを使って見ようということでして、実証実験的な形でやっているものでございまして、平成23年度につきましては5人ということで、ちょっと人数が少ない結果でありました。
  それで、成果ということですけれども、なかなか人数も少ないのもございますし、評価するのが難しいというところが正直なところでございますが、それによって活動的なふうに誘導するといったような形で取り組んでいるところでございまして、評価的にはなかなか難しいのが正直なところでございます。
  それで、委託先につきましては、IDURという会社でございます。
  以上です。
小林繁男委員 先ほど言おうと思ったのですけれども、敬老会の問題なのですが、先ほど1割ぐらい予算を執行していないということですけれども、そうするとこれ全市域みんなにやっていないというふうに解釈してよろしいのでしょうか。
田伏 智健康福祉課長 市内全域やっているわけではないわけでして、それも対象としては8地区でやっているのですけれども、そのうち半分の4地区につきましては地域コミュニティが主催ということで、補助金としては敬老会の補助金としてではなくて別な地域コミュニティの支援のほうの補助金で見ているものでございます。それで、この補助金につきましては4地区ということで、地区については変わっていないということで、地区が減ったり、ふえたりということはない状況でございまして、4地区における補助金ということで計上しております。
  以上です。
押野見淺一委員 2款1項8目です。88ページお願いします。備考欄の出張所費でありますが、ここで職員の普通旅費ということで計上してございます。この内容と出張所に職員は何名おられるのかお尋ねします。
長谷川 仁市民生活課長 お答えいたします。
  出張所には、正職員1名と臨時職員1名がおります。
  旅費に関しましては、主に県への用務の関係、それから人口動態調査に関係して地方法務局等に用務のために出張する経費です。
  以上です。
押野見淺一委員 正職1名、臨時が1名ということでありますが、2名体制ということで、窓口業務は支障ないということになるのだろうと思いますが、そんなことで理解していてよろしゅうございますか。
長谷川 仁市民生活課長 ご存じのとおり出張所の職務に関しましては、住民基本台帳業務が主なものになりますけれども、地区の皆様方は単に市民課の別館という位置づけではなくて、市役所が近くにあるという形で他の用務等もいろいろお話をいただいたりしている状況でありますけれども、現在のところこの体制で対応して問題ないというふうに認識をしています。
  以上です。
押野見淺一委員 ありがとうございました。
五十嵐 勝委員 108ページの戸籍住民基本台帳ですか、このことをちょっとお聞きしたいのですが、住民基本台帳カードというのがあると思うのですが、これ私も退職したときに確定申告なんかやるのに国税庁のe―Taxに入って自分でそこから申請するというようなので非常に役に立っているのですが、この台帳カードの普及というのはどれぐらいあるものかちょっと参考までにお伺いしたいのですが。
長谷川 仁市民生活課長 お答えをいたします。
  平成24年の3月末現在ということで報告をいただいておりますけれども、見附市では累計交付枚数で1,482枚ということで、普及率は3.51%と、そういう形になっております。20市における状況でございますけれども、三条市が一番枚数が多くて普及率9.8%ということで、順位で申し上げますと見附市は3.51%ではありますけれども、第4位に位置しているという状況です。
  以上です。
五十嵐 勝委員 私も知り合いとかに聞くと、そんなのあるのですかみたいな感じで比較的知らない人が多いのですが、何かもうちょっと啓蒙活動というか、そんなのをちょっと考えておられるのか、ひとつその辺の考えをお聞きしたいのですけれども。
長谷川 仁市民生活課長 住民基本台帳カードの利用方途につきましては、いろいろさらに国の働きかけが必要な部分も多数あろうかと思いますけれども、今現在行っている高齢者の免許返納の関連で、多くの方が免許証を身分証明書としてお使いになっているケースがあるというふうにお聞きをしておりますので、住民基本台帳カードをひとつの、これも写真つきのカードでございますので、身分証明書としてお使いいただけるような形でこちらのほうとしても総務課のほうの制度とあわせて周知をしているところでありますが、さらに周知が必要だというふうには考えております。
  以上です。
五十嵐 勝委員 わかりました。
渡辺みどり委員 122ページ、民生費の社会福祉総務費になるのでしょうか、説明欄の補助金の関係でグループホーム等開設事業補助金ということで、障害者問題について少し、障害者福祉についてお尋ねをしたいのですが、2カ所のグループホームを開設するということで450万円が当初予算にも計上され、それが執行されたのだろうというふうに思うのですが、現在、4月に入ってからも含めて、グループホームは何カ所、どことどことどこの地域に開設されているのかお聞かせください。
田伏 智健康福祉課長 現在3カ所でございます。場所としましては、本町に2カ所、それから細越に1カ所でございます。
  以上です。
渡辺みどり委員 なかなか障害者のグループホーム開設というのにはまだまだ住民の理解を得ることが困難な事例があるということで、今回の開設についてもいろんな事案があったということは承知しています。ことし開設された、本町に開かれた1カ所はケアホーム、グループホームなのです。ケアホーム、グループホームというのといわゆるグループホームとの違いは何なのでしょうか。
田伏 智健康福祉課長 基本的にはそう差はないかと思うのですけれども、入所者に対しても、グループホームというのは世話人が家事支援、日常生活の相談を行って、ケアホームには世話人のほかに生活支援員が食事や入浴、排せつなどの介護を行っているというような定義なされているところでございます。
  以上です。
渡辺みどり委員 私の認識では、ケアホームの場合は介護ということが含まれるということで、夜間のいわゆる生活支援の人が配置されているというのが大きな違いだと思うのですが、それで間違いないですね。
田伏 智健康福祉課長 そのとおりでございます。
渡辺みどり委員 そこで、いろいろさっきちょっとお話ししたのですが、開設に当たっての問題点いろいろ、1カ所のところは最初に開設した、しようとした場所から地域の住民の理解が得られなくなってだめになった。それから、今開設されている3カ所とはまた別にもう一カ所新しく開設しようとしたところも、地域の住民の理解が得られなくてそこはだめになって今いるというお話を聞くのですが、地域の住民との話の中でどこが一番問題だというふうに感じておられますか。
田伏 智健康福祉課長 障害者が地域で生活していくことは、今後障害者福祉においても大事なことでございますので、地域の理解というのは不可欠というふうに考えております。そうしたときに、やはりどういう人が、障害の程度等も含めて、どういう人が入るか等、十分地域の人に理解してもらうということがやはり基本になるかと思いますので、そういった部分を大事な部分というふうに認識しております。
  以上です。
渡辺みどり委員 開設されている事業所の方や、また家族の方、それから地域の方たちのいろいろなご意見を聞きますと、確かに障害者という方たちへの理解はまだまだ薄い、私も含めてまだまだ低いなというふうには感じるのですけれども、やはり一番問題になっているのが夜の人員がそこに泊まっているか泊まっていないかということなのです。これは、障害者問題を考えるときに果たしてそこに泊まり続けることが正しいのかどうなのかということの論議もあるようです。あるようなのですが、しかし地域の人たちにすると、若い男性で何かがあったときにそのパニックにどう対処するのだろうかとか、率直な意見を言えば、近くにうちには若い女の子がいるのだけれどもとか、そういう不安とか、そういうのがなかなか払拭できていない、そこが今課長がおっしゃったように問題なのだろうというふうにも、地域の住民の理解を得るためのいろいろな問題を解決しなければならないのだろうというふうに私も思っています。そこあたりをこれからどういうふうにして構築していくのか。今障害者の施設の方たちは、どんどんグループホームというか、まちの中に出ていかなければならない、法的な状況もあるわけですので、今後ふえていかなければならないし、ふえていくだろうと思うのです。そのときにどういう対策をこれからずっとやっていってグループホームを開設するための準備をしていくのかというのは、市の障害者福祉の大きな問題点というか、観点だろうというふうに思うのですが、そこあたりどんなふうに考えてこれから障害者福祉問題を取り扱っていかれるのかお聞かせいただきたいと思うのですが。
田伏 智健康福祉課長 見附市においては昨年できたということで、よその市ではもう既に早くグループホーム、ケアホームができておるところがあるわけですので、そういった前例も十分あるかと思いますので、我々としてもそういったよその状況、夜間とかの対応についてはどういうような対応をされているかというのを十分情報収集しまして、今後住民に相談、あるいは説明するような機会がありましたらそういった部分を十分調査した中で、事業者はもちろんですけれども、我々市としても十分その辺のフォローしながら住民の理解を得るように努めていきたいというふうに考えております。
  以上です。
五十嵐 勝委員 今の渡辺委員の質問にちょっと重なる部分があると思うのですけれども、これもついこの春やっぱり私の町内でもそういったところができるということで、区長さんとか班長さんとか何名かからお問い合わせいただいて、私健康福祉課のほうに問い合わせて、いつその説明会をやるのだということで、できるだけ急いでくれというふうにお願いしたことがあるのですが、どうも私がいろいろ前後の話聞きますと、悪いイメージの話が先行してしまうのです。あそこにつくったところこういう問題が起きた、ああいう問題ができたということで、いいイメージが伝わっていかない。だから、もっと早く説明会を区長とか班長とか町内でやって、その趣旨をきちっと説明してくれればそんなに反対者いなかったのではないかなというふうに思われるのです、後からいろいろ話聞くと。それと、健康福祉課の担当の方も一緒に行かれるみたいなのですが、その人のフォローが余りなかったと。開所に当たってやる人の説明あったのだけれども、何かこういう趣旨でつくるのですから、ぜひ住民に協力してほしいですというようなお話がなかった、残念だったというような話聞いたのです。ですので、今後やはり余りうわさが広まっていろいろな話が伝わらないうちに、もっと早く積極的に説明会をやるべきだなというふうに感じたのですが、その辺職員のフォローの問題も含めてちょっと考えをお聞きしたいと思います。
田伏 智健康福祉課長 今委員のおっしゃったような話も聞いておりますので、その辺は反省点としまして次からの対応について生かしていきたいというふうに考えております。
  以上です。
渡辺みどり委員 142ページ、生活保護費についてお尋ねいたします。
  生活保護費については、タレントのお母さんが生活保護を受けていたというような問題をきっかけにして、生活保護バッシングみたいなのが全国的に起きて大きな問題になっていたかと思うのです。国の中でも扶養義務を課すような動きもあったりして、実際の生活保護を受けている方たちの実態からかけ離れてきているのでないかという批判も多くあるかと思うのですが、見附市ではあの問題が起きてから生活保護申請者に対して対応をするのにどのような変化があったのか、あの問題をどう考えておられるのか少しお聞かせください。
田伏 智健康福祉課長 ああいった報道を受けて全国的に関心が高まったということは、ある面よい面もあったのかなというふうに考えております。見附市としましては、いわゆる不正といいますか、悪質なようなケースは特に認識はしておりません。それで、調査につきまして、扶養義務の調査につきましては、例年もある程度の何年かの間隔において行っておったのですけれども、それを再度調査のときにその辺の扶養ができるかというのを確認をとるようにいたしました。ただ、それによって適正な保護が受けられないということになってはまた本末転倒の部分もありますので、そういった配慮しながら適正な保護に当たるようにということでまた気を引き締めて対応しているところでございます。
  以上です。
渋谷芳則委員 ただいまの生活保護の扶助費について関連ですが、144ページです。一昨年度というか、平成22年度に比べますと医療扶助費のほうが全体に上がっている中でここだけがかなり対前年に比べると低くなって減っているのですが、何か特別な点というか、そういうのあるのでしょうか。
田伏 智健康福祉課長 主に医療費が多くかかりますがんの患者の入院の医療費が減ったということが原因で減額になったということでございます。
  以上です。
亀田 満産業厚生分科会委員長 次に、第4款衛生費の関係部分に対して質疑はありませんか。
渡辺みどり委員 それでは、保健事業費の、ページ数で150ページ、委託料の「こころの体温計」運営管理業務委託料のところで、補正予算のところでも少しお聞きをしたのですが、自殺問題のことで少しお尋ねをしたいと思うのです。
  まず、こころの体温計、ホームページからアクセスできるわけですが、どれくらいのアクセス数があったというふうに見ておられますか、まずお伺いいたします。
田伏 智健康福祉課長 平成23年の5月からスタートいたしました。それで、11カ月の合計でございますが、3万1,562件ということで、月平均にしまして2,800件ほどのアクセスでございます。
  以上です。
渡辺みどり委員 月に2,800件が全て心の病があってホームページを開いたというふうには思えませんが、私もこれどんなものかなと思ってやってみたのですが、例えば社会的なストレス、例えばの話、今、今議会の準備なんかあったり、ちょっと町内のいろんなのがあったりして社会的ストレスが強いというふうに押すと、猫の攻撃力がすごく大きくなって、私、ああ、これ心痛んでいるのだわみたいなこと感じて、これって本当に役に立つのかなというふうにちょっと感じたのですが、そこあたりどんなふうに考えておられますか。
田伏 智健康福祉課長 それによっていろいろ受け方が違うのだろうと思いますけれども、我々もこれ業者の開発したものを使っているわけなのですけれども、業者においてもそれなりのそれぞれの意味があるのだろうということで、スタートしまして1年半、1年少したっていますので、その辺は業者にちょっと確認はしなければならない。いわゆる分析、我々としてもその辺の分析は必要だというふうに考えているのですけれども、まずそこの自分の心の状況といいますか、その辺を、疲れているよというようなものを気づいてもらいたいというのがまず狙いだろうと思いますので、そこからまた休養するなり、新たな方向へ行けているのではないかなという期待も込めて思っているのですけれども、そういうふうに次につながるように、そのきっかけになってほしいというふうに思っているところでございます。
渡辺みどり委員 それで、自殺問題で平成22年度ですか、大変自殺数が多くて、これは消防の救急車の出動、また搬送人員、人数とも一致してくるわけですが、非常に多かったわけです。平成23年度は、それをぐっと半分近くにまで減らすことができたというか、減ったという結果があってほっとしたという部分もあったわけですが、平成24年度になって補正予算のところでもお聞きしましたが、現在の救急車の出動回数、搬送数から見ると去年1年間に並んだということで、まだあと数カ月残されているし、またこういう事例というのは秋から冬にかけて多くなるというふうに聞いているわけですが、昨年度が減ったという要因をどんなふうに、どこにあったのか、いろんなことが重なったのだろうとは思うのですが、健康福祉課のほうでは去年減ったというところをどんなふうに捉えておられますか。
田伏 智健康福祉課長 過去のデータを見ましても、かなり年によって波があるのが実績としてございます。それで、平成23年、これ自殺については年度ではなくて年単位ということで、1月から12月までという、そういうスパンでカウントしているのですけれども、減ったものについて過去の例見ても、どれが決め手で減った、あるいはこれが悪くて上がったというのは、ちょっと分析し切れないというのが現状です。それは、ほかの自治体においても同じなのだろうと思います。それだけ決め手がないということなのだろうと思います。そういうことで、増減理由についてはちょっと原因までは、これというのは特定できないというのが正直でございます。ただ、だからといって何もしなくていいということではないわけですので、少しでも下がるようにまた我々としては努力していきたいというふうに考えております。
  以上です。
渡辺みどり委員 けさたまたま出てくる前にテレビをつけましたら、NHKの朝の8時15分からの番組で、荒川区の取り組みだったというふうに思うのですが、全庁を挙げて600人か何かの職員が、窓口においでになったり、いろんな相談に来た人たちのその様子を見てどこにつなげるのかというような講習会を何回か持って、全庁的にみんなが気づくという体制をとっているというのをたまたまやっていて、全部見なかったのですけれども、そういうことが、やはりまずは気づく、家族、そして周りが気づくということがとても大事だということと、それからそこに取り上げられていた人は自殺未遂をしたことがあるということで、自殺未遂をしたということが次の自殺につながる可能性は大きいわけですけれども、そこにどうストップをかけるかということで、全庁体制でやっているという番組たまたまやっていたのです。本当にのぞき見なので、詳しい正しいことをちょっと伝えられなくて申しわけないのですが、見附市としては今回健康の駅に人員を配置するとかって、いろいろ取り組みやっていることは承知しているのですが、そういう全庁体制での、特にいろんな窓口での対応とかについてはどんなふうに今やっておられるのか、どういうふうに考えておられるのかお聞かせください。
田伏 智健康福祉課長 やはり我々としましても自殺といった問題についてはもう総合的な対策が必要だということで、1担当課だけでは対応できないということで、去年、おととしぐらいから全庁的に各課の横断的な組織として自殺対策の会議を組織して、随時対策等検討してきたところでございます。
  それと、今委員のおっしゃったのは、多分東京の足立区が職員全員がゲートキーパーになるというような研修をされているということで、その辺は私どもも情報を収集しているところなのですけれども、やはり職員、どこの窓口の職員もそういった自殺に対する知識なり対応ができる職員という育成も大事だということで、我々ゲートキーパー養成ということで、職員のゲートキーパーを養成中ということで、今そのリーダーになるような職員の養成の研修にこれから行かせようというふうに考えておりまして、その先には職員全員がゲートキーパーとしての役割果たせるような形に持っていきたいというふうに考えているところでございます。
  以上です。
渡辺みどり委員 わかりました。期待しています。
小泉 勝委員 150ページの4款1項2目、備考欄の2、いきいき健康運動事業についてなのですが、平成22年度、平成23年度とそれぞれ237人、あるいは157人と新規の参加者がふえているわけですけれども、恐らくやめられる方もいらっしゃって、結果的には丸ごと伸びているわけでもなく、非常に頭打ちな感じを受けておりますが、当局も大分広報ですとか、あるいは健診の結果を渡すときですとか、さまざまな場面で大変広報に励んでいられるということについては、非常に頑張っておられるなというふうには感じております。一方で、ちょっと頭打ちで伸び悩んでいるのかなというふうに思うのですが、その辺を当局はどのように捉えているのかなということの内容をお聞かせいただきたいのと、継続参加者の状況ということなのですが、継続参加者、これ恐らく登録者数ということのカウントだと思うのですけれども、実際登録していても運動していない人も恐らくいらっしゃると思いますので、その辺の数、割合というものがおわかりでしたらお聞かせいただきたいのと登録しているけれども、運動していらっしゃらないという方々へのアプローチをどのようにされていらっしゃるのかということをお聞かせいただきたいと思います。
田伏 智健康福祉課長 健康運動教室を始めて10年になるわけでして、やはり当初は関心のある人はすぐ教室に参加していただけるのですけれども、なかなか今度は関心の薄い人をどう引っ張ってくるかということで、どうしても新規参加者の伸び悩みというのは今本当に我々としても頭を痛めているところでして、機会を見て勧誘に努めているということで、今の認識としてはそういった状況であります。
  それから、登録して教室に来ない方も確かにいらっしゃいますので、その辺の割合については今ちょっと手元にデータがありませんので、お答えできませんが、そういった方にも来てもらうような対策を今後検討していきたいというふうに思っております。
  以上です。
小泉 勝委員 今までって運動されなかった方へのアプローチがなかったということでよろしいのですか。
田伏 智健康福祉課長 今のところ、ちょっとそこまで手が回っていなかったという状況です。一旦やめた方に再度入会しませんかというアプローチはやっているのですけれども、続けて入会されていてずっと登録だけという方についてのアプローチはちょっと今していなかったというのが現状です。
  以上です。
小泉 勝委員 了解しました。
渡辺みどり委員 152ページのがん対策について少しお尋ねいたします。
  成果等説明書の3ページで、それぞれのがん検診でがんの発見者があるのだな、あって当たり前と言われればそうなのですが、あるのだなということで検診の重要性を改めてこの数字を見ながらことしもそう思ったのですが、この説明の中に「平成23年度より、対象者数は検診意向調査から国勢調査を基にした算出方法に変わりました」というふうにあります。これは、どういうことなのかご説明いただきたいと思うのですが。
田伏 智健康福祉課長 今まで市町村によって出し方が差異があったということでございます。それで、今後全国比較とかするために国のほうで統一した算出方法にしましょうということで、そういった指示があった関係で変更したものでございます。
  以上です。
渡辺みどり委員 では、154ページ、予防費の中の肺炎球菌予防接種事業助成金についてお尋ねいたします。
  平成23年度からこの助成をしていただいたということで、非常に喜んでいるところです。対象者は、75歳以上、後期高齢者医療の受給者というふうに聞いているわけですが、県内でも非常に早い段階で助成をしていただいたということで高い評価も受けているかと思うのですが、ことしの実施率が5.6%、当初予算から見ると実施率低かったということで、そんなものかなという思いもないばかりではないのですが、被接種者数337人というののちょっと内訳をお聞かせいただきたいのです。個別に申し込みをされた方がほとんどなのか、それとも一番リスクの高い、例えば特養とか老健とか、そういうところに入所されている方たちに対してはどのようなアプローチがあって、接種がされているのかされていないのか、そこあたりをちょっとお聞かせいただきたいと思うのですが。
田伏 智健康福祉課長 年齢別では、ちょっと細かくなるのですけれども、65歳から69歳が1名、70から74が4名、75から79が122、80から84が110、85から89が62、90以上が38ということで、主に75から85歳ぐらいの方が一番多いという状況でございます。
  それで、施設等か、その理由についてはちょっと把握してございません。
  以上です。
渡辺みどり委員 特養、老健の入所者の数は、この中のどこかの表で399名なのです。今お答えいただいた接種者がどういう状況の方なのか、個別に申し込まれたかどうかちょっと把握していないというふうなご答弁なのですが、お金のかかることなので、強制的な接種はできないにしても、そういう施設入所の方たち、やはりそれなりにリスクを抱えている人たちも多いわけですので、そこあたりの接種が進むということが重要なのかなというふうに考えるのですが、そこあたりはどうでしょうか。
田伏 智健康福祉課長 今後の参考にさせていただきたいというふうに思っております。
  以上です。
渡辺みどり委員 参考は参考でいいのですが、どういうふうな形での検討をなさるのですか。
田伏 智健康福祉課長 施設事業者等と連絡、連携とりまして、本当にリスクの高い方といいますか、必要な方については受けてもらうような形でお話をするとか、協議していくというような形が必要かなというふうに考えております。
  以上です。
渡辺みどり委員 わかりました。
渋谷芳則委員 164ページの備考欄の4の(8)、委託料なのですが、生ごみの処理実証実験の委託料があるのですが、この委託先はどちらになるのか教えていただけますか。
長谷川 仁市民生活課長 お答えいたします。
  この実験に使用しているYM菌という微生物は、いわゆる特許微生物でございますので、その特許権を使って事業を運営している、いわゆる権利を所有している会社である共和化工という会社に委託をして実施をしております。
  以上です。
渋谷芳則委員 それから、生ごみというよりもごみに関してなのですが、粗大ごみ等々もあるわけですが、ことしの3月に県の廃棄物の適正処理の推進大会というのがあって、そちらにちょっと出たのですが、いわゆる粗大ごみ、今無料回収、よくチラシが入ってきて、今現在も回収されているようなのですが、その中に無料と言っていても本来なら有料なのも結構あるのですが、その大会のときは違法性があるのではないかというような話もいろいろあって、そういうバックする事業者が云々という話もあったのですが、市内で無料回収の業者が出ている状態についてはどのようにお考えになっているかちょっとお伺いしたいのですが。
長谷川 仁市民生活課長 お答えをいたします。
  今ほどの業者に関しては、収集を開始する際に新聞折り込み等でこういう回収を行いますよというような周知を行っているかと思います。私どもとしては、そのチラシを即時把握をして、実際に職員がいわゆる実施をしている場所の担当者にお会いをして、適正に収集をしていただく、もしくは収集が終わった際に不用なものを置いていっても困るということで、その辺のところを確約をした上でやっていただいていると。ただ、業者に関して資格云々の部分については、これは市のほうに確認をできるものではありませんので、確認はしておりませんけれども、そのような形で指導をさせていただいているところです。
  以上です。
渋谷芳則委員 そうしますと、特に違法性とか、そういう観点では見ていないということでよろしいでしょうか。
長谷川 仁市民生活課長 その問題に関しては、週末に軽トラックを使っていろいろ回っている業者の中でいわゆるそういう認可、もしくは許可を受けていないにもかかわらず荷物があった場合2回までとりに行ってあげますよというような形で苦情が結構あって、それに関していわゆる資格のない業者がそういうことをしていいのかというような形で問題提起がされたものだというふうに考えております。市内でそういう場所を決めて収集をしてやっている部分については、チラシの中に認可番号ですか、それを提示してあろうかと思いますので、違法性については認識はしておりません。
  以上です。
押野見淺一委員 同じページでちょっと関連するのですが、(8)の3番目ですか、不法投棄ごみの処理の委託料ということで49万8,000円、この不法投棄のごみの種類というのはどういうものを言われていますか。
長谷川 仁市民生活課長 当該事業に関しましては、主に馬場元町林道、そちらに投棄をされた古タイヤ、これが結構ございましたので、回収をさせていただいたところです。
  以上です。
押野見淺一委員 例えば高速道路のボックスの中に布団だとかテレビ、ステレオ、電化製品、そういったものも私ども近所、近くには投棄されているのを時々見るのですけれども、そういうものはどこの科目で対象になるのでしょうか、お尋ねします。
長谷川 仁市民生活課長 お答えいたします。
  今ほどご指摘のごみに関しましては、県の緊急雇用対策補助金、これを活用しまして、環境パトロールということで環境保全事業の中でパトロールをしながら回収をしているところです。
  以上です。
押野見淺一委員 パトロールでということでありますけれども、その頻度はどのようになってございますか。
長谷川 仁市民生活課長 週4日で8時半から5時までという形になっております。
押野見淺一委員 ありがとうございました。
小泉 勝委員 今ほどの生ごみが消えるプロジェクトでしょうか、平成23年度が新規のスタートということでありまして、その後平成24年度、地域を広げて実証実験ということで、各方面から、海外からや地域コミュニティ、あるいは行政からたくさん視察も入っていらっしゃるようでありますが、実証実験ということでいろいろ問題点の洗い出しということもしてきているわけでありますが、見て伺っていますと非常にいい、好結果が出ているのではないのかなというふうに認識しているのですけれども、現状においてどうなのでしょう。方向性として拡大していくという方向であるのか、その辺含めて少しお聞きしたいと思うのですが。
長谷川 仁市民生活課長 このプロジェクトに関しましては、平成23年度は北谷南部みつばコミュニティ、平成24年度に関しては対象地区を拡大して実施をしていると。分別率に関しても、いわゆる今現在実施をしている町村部が混在しているところでも袋数で81%ということでかなり好成績を得ておりますし、また分解率に関しても99%分解しているという実績が出ております。ただ、これに関しましては、やっぱり担い手である市民の方々からいわゆる生ごみだけを分別していただくというひと手間、これがかかるのが現状でございますし、また今般一般質問でもありましたとおり、例年にない暑さのために生ごみのにおいの関係ですとか、それをどうするのだと、市全域に拡大したときに残る課題は結構あるのかなと、そんなふうに考えています。やはりこの事業に関しましては、一発花火で終わることは当然できませんし、継続して安定的に実施をするということが前提として必要になりますので、検証する中でどのような問題があるのか、その辺を実際に分別をしていただいた地域の方々からご意見をいただきながら、誰もが継続してできるような方法等考える必要があろうかと思います。
  あともう一点は、いわゆる収集回数の関係で、生ごみを除く燃えるごみの量が回数が少なくなったので、ステーションのキャパを超えてしまうというような話もありましたけれども、それに関しては燃えるごみの中にまだまだ再生可能な雑紙、オフィスペーパー等の混入がかなりあるという説明をさせていただいて、今2つの実証実験をやっている地区に関しては解消をさせていただいています。これらを踏まえて、市全域にこれ拡大すると同じような問題が当然出てこようかと思いますので、今現在においてもいわゆる実証実験の対象地区以外の皆さんからもこれらを踏まえた形で、今から燃えるごみの中に再生可能なごみ、雑紙等をステーションに出さなくても、資源ごみに出していただければ有料袋を使わなくても回収が可能なのだという部分をさらに周知をしていく必要があるかなと、かように考えています。
  以上です。
小泉 勝委員 今ほどのお話の中にもありましたとおり、今地域コミュニティで受け入れていただいていると思うのですけれども、これから全市に拡大していく中で町なかのコミュニティが今ないわけです。そこがやっぱりこれからの課題にもなってくるのだろうと思うのです。ごみに限らずでしょうけれども、いろいろさまざまな施策が地域コミュニティに投げられていく中で、やっぱりコミュニティの立ち上げというのも急いでいかなければそれぞれの地域間での格差というのが出てくると思うのですけれども、ごみに関しても一緒のことでありまして、その辺の動きというか、今後の動きみたいなことについて副市長のほうどのようにお考えでしょうか。
清水幸雄副市長 コミュニティの関連につきましては、ことし今町市街地地区を進めているところでございますので、そういった手法が見附市の市街地のほうでも応用していけるのか。今のごみとか、課題性を持ったコミュニティにしていくのか、その辺はもう少し検討が必要と思います。
  それと、生ごみの関連につきましては、今担当課長が答弁したとおり、新たにことし1地区をプラスして今実証実験を進めているところでございます。本年度の事業がスタートする少し前の感覚としては、今委員がご指摘されたように市街地中心部でコミュニティ等、あるいはいろいろな方が混在されているエリアでどのような協力が得られるかというところが課題であり、心配であるということですので、そういった中心部と言われるところでも実証実験的なことが必要であろうという考えも出ておりましたけれども、その辺は平成24年度の進捗を見ながら新しく判断を加えていきたいと思っております。
  以上です。
小泉 勝委員 もう一つ、ごみ処理費に関連して、全体のごみの排出量というのが平成23年度微増ではありますけれども、少しふえたということでありまして、一生懸命ごみ減量化に努めていらっしゃるというのは非常によくわかるのですけれども、やっぱり頭打ちな感じが否めないというところで、その辺のご見解と今後の、生ごみも含めてなのでしょうけれども、打開策みたいなもの何か今お持ちでありましたらお聞かせいただきたいと思うのですが。
長谷川 仁市民生活課長 ごみの今後のいわゆる量の関連でございますけれども、今ほどお話をいただきましたとおり、平成21年度と比べて平成22年度は環境元年という位置づけもありまして、新規事業を立ち上げた関連もあって、前年比マイナス501トンという大きな減量に成功することができました。今回平成23年度に関しましては、残念ながら微増というような状況になりましたけれども、ごみの排出量に関してはその年、年のいわゆる景気の変動、これに左右されるというふうには言われておりますけれども、今回平成23年度のごみの排出量を私どもなりに分析をさせていただくと、やはり1つには人口は減少しているものの、いわゆる世帯数が増加しているということでふえた部分もあったのかなと。あとプラスして高齢世帯が多くなっていることで、いわゆる在宅介護に伴うごみが出始めてきているのかなと。あともう一つは、中身をちょっと確認をいたしますと、家庭系ごみのステーションへの排出割合と比べて持ち込み、いわゆる清掃センターのほうに持ち込む、量が多い場合、引っ越しとかの場合持ち込み可能なのでございますけれども、持ち込みの割合がちょっと高くなっていると。あともう一点は、事業系一般ごみがいわゆる家庭系のごみの排出の累計、減少傾向であるものと違ってほぼ横ばいということで、事業系一般のごみについても今後分別等、マニュアル等作成してお願いをしておりますけれども、これについても何がしかの検討をしていく必要があるのかなと、そのように考えております。
小泉 勝委員 もう一点お聞かせいただきたいのですけれども、一方で資源ごみが全体量減ってきているわけですけれども、その区分の中でほとんどの資源ごみが減っています。資源ごみといえどもごみなので、これも全体的に減っていったほうがいいのだろうなというふうに考えるのですけれども、一方で廃食油とプラスチックごみが少しふえてきているという、この辺の区分での増減の明暗が出たというのは何かあるのでしょうか。
長谷川 仁市民生活課長 具体的に分析はしておりませんが、プラスチック製容器包装に関してはやはり生産段階でかなりプラマークがついたものが多くなってきていると。いわゆる過剰包装ではないですけれども、過剰な容器が目立っていて、市内でもセブンイレブンですとか、そういった若者が時間を余り気にしないで購入できるもの、その辺の商品がプラ容器がやはり多くなってきているから、比較的割合が高いのかと、こういうふうに考えておりますけれども、他の資源ごみの増減については、明確な要因といいますか、その辺のところはつかんでおりません。
  以上です。
小泉 勝委員 ありがとうございました。
渡辺みどり委員 ごみに関係するのでしょうか、160ページの補助金のところでお尋ねしたいのですが、新エネルギーということで太陽光発電、それからLED電球の補助をやっておられる。BDFについてなのですが、廃油を回収して、そして車に使用できる油に再生してということなのだろうと思うのですが、やっているところはみつけワークスさんがやっているのは承知していますが、ほかにどこか再生やっているところあるのでしょうか。
長谷川 仁市民生活課長 みつけワークスさんで実施をしていただいているだけでございます。
  以上です。
渡辺みどり委員 回収については、平成23年度大きく伸びて6,414リットルということで、2,357リットルの増加をしているわけなのですが、ちょっとみつけワークスさんの方からお聞きしたのですが、再生はするのだけれども、回収はするのだけれども、なかなか使用がされていない。公用車等に使われているというのは承知をしているのですが、なかなか再生した油が使われていないという状況がどうもあるように聞いたのですが、そこあたりはどうなのでしょうか。
長谷川 仁市民生活課長 BDFについては、市のほうでもいわゆる道路パトロールのほうの車で利用させていただいています。また、みつけワークスさんのほうでは、送迎用のバスに使ったりとか、あと一般の市民の方に関してもいわゆるディーゼルの車について希望があればお分けをしているというこで、数字はちょっとつかんでおりませんけれども、利用していただいているというふうに聞いております。市のほうで道路パトロールのほうでも使わせていただくということと、あと清掃センターの重機のほうでも使わせていただいているわけですけれども、そのお話を持っていく段階で生産が間に合わないかもしれないというような、逆に私そういうお話も聞いておりましたので、新しい最近のお話はお聞きをしておりませんけれども、在庫がたまって仕方がないというようなふうには認識はしておりません。
  以上です。
渡辺みどり委員 今みつけワークスさんでは、事業所を幾つか回って回収をしてというふうにやっておられて、市のほうでもボックスをつくっていただいたりとかしているわけなのですが、今後これをどういうふうに伸ばしていくのか、また今ちょっと私と課長の現況の認識が違いましたけれども、回収した油をどう使っていくのか、この事業拡大していくという見通しはあるのでしょうか。
長谷川 仁市民生活課長 BDF燃料に関しても、今ほどお話を申し上げましたとおり需要と供給のバランスがやはり大切なのだろうなと。今現在みつけワークスさんで精製しているBDFは、いわゆるB100ということで、100%の油、廃食用油で車を運用していると。中には、全国的に見ますとB100よりも割合をちょっと低くして運用しているという自治体もあるようです。これいわゆるB100と違って混合率を低くしますと軽油引取税、これがかかってくるということで、ガソリンの価格と軽油価格、それからBDF100の価格を比較すればB100のほうがもう断然に安いという形ではありますけれども、やはり冬場、これは気候風土によって油が固まりやすいとか、あとはエンジン等の機材にさびが生じやすいとか、いろいろまだ課題も多いというふうには聞いております。ただ、本来であれば廃食用油は結果的には紙にしみ込ませて燃えるごみとして排出されるという運命にあるものをいわゆるBDFという形で再資源化して運用しておりますので、私どものほうとしてはさらに今現在B100をお使いの市民の方からもお声を聞きながら、ぜひ使ってみませんかというような形で広報等で呼びかけていきたいと。ただ、問題は使った場合、リースなんかの車の場合ですと、リース会社のほうでBDFは使ってはいけませんとか、なかなかいろいろな規制がありますけれども、実際にお使いいただいている方々のお声を聞きながらこの事業が拡大できるようにというふうに考えております。
  以上です。
渡辺みどり委員 済みません。労働費に入っていいのでしょうか。
亀田 満産業厚生分科会委員長 いや、まだ。
  次に、第5款労働費、第6款農林水産業費及び第7款商工費の関係部分に対して質疑はありませんか。
渡辺みどり委員 労働費でちょっとお尋ねをしたいと思います。
  成果説明書の中の26ページ、雇用対策を推進しますということで、就業支援を行いますという項目が設けられていて、いろいろネーブルの中に相談員を置いたり、また雇用情報コーナーを置いたりということが書かれています。今の社会情勢の中で雇用問題というのは非常に重要な問題だというふうに言われているわけですし、若者の雇用の問題は大きな社会問題になっているかと思うのですが、見附市のいろいろな取り組みの中でそういう雇用、就労につながったという事例はどんなふうに把握しておられるのか少しお聞かせいただきたいと思います。
  まず、平成23年度の市内の企業の求人、中でも中部産業団地の求人、そこへの就職率、どんなであったのかという点、もう一つは見附市でただ1つの高校である見附高校の卒業生の就職希望者と就職につながった就職率はどんなになっているのか、わかったらお聞かせいただきたいと思います。
岡村守家産業振興課長兼農業委員会事務局長 中部産業団地での就職者ということでございますが、ことし5月1日時点で調べたところによりますと、高卒の方で9名、大卒の方で3名、その他の方で4名の方が中部産業団地の企業に就職をされている状況でございます。
  それと、見附高校の就職ということでございますが、人数的にはちょっと今資料ございませんけれども、就職希望者は100%就職決まったという状況でございます。
渡辺みどり委員 済みません、前段がちょっと聞こえなかったのですが、高校卒で9名、大卒で3名、その他で4名と、その前段何とおっしゃった。済みません。
岡村守家産業振興課長兼農業委員会事務局長 中部産業団地で今年度就職をされた方ということでございます。
渡辺みどり委員 これは、見附市の方たちというふうに考えていいのでしょうか。見附市内の方ということでいいのでしょうか。
岡村守家産業振興課長兼農業委員会事務局長 見附市民ということです。
渡辺みどり委員 見附市のほかの一般企業の方、一般企業での雇用はどんなふうになっていますか、雇用状況は。
岡村守家産業振興課長兼農業委員会事務局長 具体的に市のほうで調査しておりませんので、その数字はつかんでおりません。
渡辺みどり委員 ネーブルにある相談コーナー等に若い人たちが、これまで勤めていて、いろんな事情で退職したとか、未就職になっている方たちも含めていろんな相談があるのだと思うのですが、そこあたりの今の状況というのは、就職に結びついている状況とかはどんなふうになっているのかご存じでしょうか。
岡村守家産業振興課長兼農業委員会事務局長 ネーブルでの雇用相談の状況でございますけれども、昨年度では制度や雇用状態、資格等、そういった一般的な相談が289件、そのほか直接就職等に関する相談が34件ということでございました。就職についての相談の方がその後どうなったかというのは、ハローワークのほうにつないでいるところでございますので、市のほうで具体的に把握はしておりません。
渡辺みどり委員 相談コーナーのところに行ってちょっとお尋ねをしたりしたのですが、ことしは少し雇用状況いいのだよというようなお話もあったりしたのですが、なかなか正職に結びつく件数が少なくて、やはり若い人たちの就職、本当の意味での就職ということでは困難なのだというお話もお聞きしました。全体の経済状況が悪い中でこれをどうすればいいのかというのは大変大きな問題で、ここだけでできる問題ではないと思うのですが、いわゆる若者が将来への希望を持てない、これが自殺にもつながっていく部分もあるのかなとも思ってしまったりもするのですが、今後特に若い人たちの雇用対策は今やっている市の事業をさらに何をしていったらいいというふうに、どういうふうにこれから取り組んでいかれるのかちょっとお聞かせください。
岡村守家産業振興課長兼農業委員会事務局長 若い人たちへの支援ということで、昨年度から就職活動の応援ゼミということで市のほうでも事業を実施させていただいたところでございます。そういったことで、新規の卒業者の方ができるだけ市内の企業のほうにも就職していただけるような、そういった活動支援もしていきたいというふうに考えております。
小泉 勝委員 6款1項3目、176ページの備考欄5番に当たるのでしょうか。説明書見ますと、地消地産事業ということで、中に農産物特産化事業を新たに開始したということ、そして発表会の中で野菜のPRをして何種類かは販売につながった野菜もあったということであります。来年度、道の駅に直売所、レストランということもあるわけでありますので、非常にこの辺に期待をするというか、ぜひ成功させていただかなければならないという非常に大事なところなのだろうというふうに思いますけれども、平成23年度の中で何をどう行われたのか、具体的なところ、そして販売につながった野菜もあったということでありますので、どういった成功事例があったのかというあたりをお聞かせいただきたいと思いますが。
岡村守家産業振興課長兼農業委員会事務局長 農産物の特産化事業ということでございますけれども、昨年度から市のほうで地域コミュニティ等を主な対象といたしまして、農地面積が100平米以上で3品目以上というような要件で、見附市に適した品目を、これから伸ばしていただけるような品目ということで、新しい品目についての作付等、実証実験的に行っていただくような、そういった補助事業ということでスタートさせていただきましたけれども、内容といたしましては4つの地域コミュニティで特産化ということで取り組みをしていただきました。その中で、いろんな種類の品目がありますけれども、例えばコンニャクイモとかアイスプラント、あとポップコーンといったような品目等も取り組んでいただいたところでございますが、その成果につきましては、昨年の物産まつりのときに展示というような形で披露させていただいたところでございます。そうした中で、聖護院かぶですか、それが若干だと思うのですが、一部売れたりというような、そういったような状況だったということでございます。
小泉 勝委員 その中で実際に継続的に商品化していく、特産化していくという商品が具体的にあったのでしょうか。
岡村守家産業振興課長兼農業委員会事務局長 今年度も継続してそういったやられるというようなこと聞いていますけれども、具体的にどの品目というところまでちょっと今手持ちの資料ございませんが、今年度も引き続き特産化事業やっておりますので、さらにつなげていきたいということです。
五十嵐 勝委員 こちらの主要な施策の成果等の説明書の25ページですか、がんばる商工業者に対する育成支援の関連で幾つかちょっとお伺いしたいのですが、まずまちなか賑わいづくりへの提言によって軽トラ市というようなことやってこられたと思うのですが、私も何回かちょっとのぞいてみたりして、なかなかちょっと人も余り集まっていないなというような感じがしたのですが、この辺の評価についてどのように、あるいは今後のちょっと反省といいますか、改善点等がもしおありならちょっとお話しいただきたいのですが。
岡村守家産業振興課長兼農業委員会事務局長 軽トラ市につきましては、昨年度からまちなか賑わい検討委員会の提言に基づきまして実施をさせていただいている事業でございますが、事業主体につきましては商工会が主体になりまして、地域の商店街等と協力しながらやっている事業でございます。実際今年度等見ますと、ちょっと暑かったりということで人出も若干少なくなったりといったところもございましたが、ことし10月21日に開催の軽トラ市につきましては、定期市と共同で開催するということで、日をその日に合わせて開催するような形で考えておりまして、それに合わせましてフリーマーケットも場所で一緒にやっていただくというような、そういったことでほかの事業と一体となってもうちょっと人が集まってこれるような、そういった工夫を今考えているところでございます。
五十嵐 勝委員 三条市でやっている三条マルシェというのをご存じだと思うのですが、こちらのほうは、私もちょっとここも行ってみたのですが、もうすごいのです。暑いから、人数が余り来なかったいうのですけれども、たまたま行ったときは33度ぐらいの猛暑の中で、何か報道見ますと2万8,000人近くが行っているというような、あっちは軽トラ市というよりは2.5メーターぐらいですか、それぐらい四方のところにいろいろなものが出ているということと、もう一つは、もちろん三条市と人口規模は違うのですが、いろいろな場所でやると。その都度開催場所が、見附市の場合ほとんど本町のあそこなのですが、北越から第四ぐらいの間なのですが、三条市の場合はいろんな希望があればあっちこっちでやって、それぞれのストリートとか、その辺の反応を見ながら、地域のほうから手が挙がるというぐらいな、非常にうまくいっているなというふうに私は、いろいろ調べたりするとあるのですが、今後特に、私本所に住んでいるのですが、本町だとなかなか歩いていけないとかというお年寄りの方もいらっしゃるわけです。そうすると、例えば市役所の前の通りとかいろいろな場所でちょっと実験的に場所を変えてやるとか、そういったこともちょっと考えてみるべきかなというふうに私は思うのですが、その辺に対してちょっとお考え聞かせていただけますか。
岡村守家産業振興課長兼農業委員会事務局長 確かに三条マルシェにつきましてはかなり規模も大きくて、大々的にやっていられるということで、私どものほうも三条市さんのほうへお邪魔してちょっと状況聞かせていただいたりとか、そういった調査させていただいておりますが、今当市のほうで行っている軽トラ市につきましては、まちなか賑わいづくりという、そういった観点を今一番でやっているところでございますので、場所をあちこち変えるというのは、ちょっとそこまでは今のところ考えていないところでございます。
五十嵐 勝委員 あともう一つ、いろいろとその地域の産業支援という形で、ニットまつりというのある。春と秋あって、年2回なのですが、やっていて、かなり市外から買い物に来られるという中で、私も以前繊維関係の会社でしたので、これ実体験の話なのですが、大体お昼挟んで、お昼見附市で食べて、またほかの会場へ移動するというような方が結構いらっしゃると。もちろんこれはニット組合が主体になってやっていることなのですが、マップも出していますよね。こういった中にもうちょっと連動して、お昼、例えば麺類だったらこことここありますとか、見附市の味のこういったものがありますとか、もうちょっとそういうものをジョイントするというか、そういったようなことで、よく聞かれるのです。何かおいしいものありますかとか、ラーメンでおいしいところどこかありますかとか、日本そばで何かおいしいところありますか、駐車場ありますかというふうに聞かれる。せっかく年2回、多くの市外から来られる人、本当に遠くから、聞くと小千谷市とか新潟市とか、そういったところから来られる人もいらっしゃるのです。だから、せっかくですから、やっぱりジョイントして、そういったことで見附市の言ってみれば売り上げにもなるわけですし、活性化にもなるし、また見附市を知っていただくチャンスにもなると思うのですが、もうちょっとそういうことを産業振興課のほうで、リーダーシップといいますか、仲立ちしていただいて、何かくっつけるみたいなことをやっていただけないのかなというふうに思うのですが、その辺お考えちょっとお聞かせください。
岡村守家産業振興課長兼農業委員会事務局長 市のほうで市内の飲食店を紹介する似顔絵のイラスト入りのマップを、紹介するものをつくらせていただきましたが、それをニットまつりのときに各会場に置かせてもらって、そういったことで市内の飲食店等の紹介はさせていただいているところでございますが、さらにまたニット業界のほうとお話をいたしまして、もうちょっと何かサービス向上できるようなものがないか検討してまいりたいと思います。
五十嵐 勝委員 ニット組合と話したときに、例えば幾ら以上買った場合にはちょっと割引券をつけるとか、そんなのも一つのアイデアだと思いますし、ぜひともひとつそういうあたりを検討していただければなというふうに思います。
  それから、どまいちというのをやっていて、私もできるだけお中元とかお歳暮はそこを使って頼むようにしているのですが、この辺の売り上げとか、それから参加している、いろいろ食品関係のところがありますが、この辺のところとどのような話が行われて、例えば年何回かやっているとか、売り上げが立ち上げてからどんなふうに動いているのか、その辺ちょっと聞かせていただけますか。
山田武正議長 五十嵐委員、きょうは決算審査ですので、ちょっと余りにも広がり過ぎていると思いますので、決算に対しての質疑は結構ですけれども、余り幅を広げ過ぎないようにお願いします。
岡村守家産業振興課長兼農業委員会事務局長 どまいちの売り上げということでございますが、平成21年から始まりましたけれども、平成22年度丸々1年間やったときには488万円ほどの売り上げでございました。昨年度は、760万円ほどの売り上げになっております。
小林繁男委員 商工業振興費、185ページ、当初予算で8億1,300万円余の予算が組んであるのに補正で減額されているわけ、1億4,000万円強。これは、何か原因があったのでしょうか。
岡村守家産業振興課長兼農業委員会事務局長 これにつきましては、当初予算で融資のものを見ておりましたが、制度融資の貸付金ですが、それがそれほど出ていないというような現状で落としているということでございます。
小林繁男委員 今ほど制度融資ということなのですが、これ見ていますと制度融資の信用保証協会に対するのとか、補助金ですか、補助金が見ると当初は7,300万円が補正予算では5,800万円という形になっているわけですが、それらを何か寄せていっても、それだけではないのではないかなという気がするのですけれども、何かほかにないのですか、原因は。
岡村守家産業振興課長兼農業委員会事務局長 制度融資につきましては、5億8,800万円ほどですか、決算になっていますが、当初新規の融資等も見た中で当初予算組んでおりますので、そういったところで実際の貸し付け状況で貸し付けした結果がこういうことになっているという、それが主でございます。
小林繁男委員 そうすると、その原因というようなもの、これ不況なので、当然融資というのをお願いというようなこと出てくると思うのですけれども、逆にふえるのだろうと思うのですが、そんな中でこれ減るということ何かそういう分析されておりますか。
岡村守家産業振興課長兼農業委員会事務局長 多分これまでに既にもう借りていられて、例えば信用保証の枠いっぱいまで借りていられるとか、そういったことで新規に借りられるようなところがなかった、なくなってきているという、そういったような状況だと思っております。
小林繁男委員 わかりました。
久住裕一委員 同じく186ページのまちなか賑わい事業の関連になると思うのですが、昨年度今町地域で商店街の活性化等の説明会が桜保育園で持たれたわけですが、一方通行にするですとか、ライジングボラードだとか電線地中埋設だとか、いろいろそのときは盛り上がったのですけれども、以後何も音沙汰ないのですけれども、今どのような状況になっているのでしょうか。
岡村守家産業振興課長兼農業委員会事務局長 今町地域のまちなか賑わい関係ということでございますが、昨年度道の駅の関係、防災公園等の関係を含めまして、あの地域一帯をにぎわいをつくりたいということで説明会をさせていただいたところでございますけれども、その中で3回でしょうか、やらせていただいて、一方通行についてのご意見もいろいろいただいた中で、最後の説明会のところで例えば実証実験等行ってみたらどうかというようなお話もいただいたところでございます。それで、今年度になりまして、道の駅につきましては予定どおり順次進めさせていただいているところですが、商店街のところの関係の事業等につきましては、まだ今そういった意見をいただいた中で内部で検討している最中でございまして、新しい進展はございませんので、地元のほうへの説明というのも今までちょっと行っておらなかった状況でございますが、道の駅のほうも今度業者さん等決まったら工事になるわけでございますので、そういった工事の説明会等もあわせた中でちょっとまた地域の人たちとのお話し合い等を検討していきたいと思っております。
久住裕一委員 了解です。
渡辺みどり委員 同じくまちなか賑わい支援事業の中で、今、今町の状況をお話しになりましたけれども、見附市の状況も中核施設の出店の、お風呂を備えた中核施設をつくるとか、そういう要望も多かったということのご報告はいただいているのですが、それ以後何の進展したという話も出ていないのですが、そこあたりの状況をお聞かせいただきたいのと、それからここに委託料として241万5,000円、まちなか中核施設調査研究委託料というのがありますが、どこに委託をされて、いつ報告が出るのか、出ていたらその内容お聞かせいただきたいと思いますが。
岡村守家産業振興課長兼農業委員会事務局長 このまちなか中核施設の調査研究事業につきましては、まちなか賑わい検討委員会の検討の中で、提言の中で、本町の老人いこいの家本町荘、それの改築によってお風呂を中心とした施設ということで、市民の方が交流できるような施設というような提言をいただきましたので、その提言に沿いまして、昨年度全国的にもそういった温浴施設の設計を数多く手がけていられるというところの株式会社玉岡設計さん、ここに調査研究ということでお願いをしたところでございます。そこからの調査書ということでございますが、その調査書をいただいた、報告書いただいた内容につきましては、この場所の商圏や法令や整合性など各種調査、温浴施設等を設置した場合のそういった調査分析、それと施設の計画や事業計画、管理運営の方法などについて計画を出していただいたところでございます。
渡辺みどり委員 今報告書の概要をお話しいただいたのですが、まちなか賑わい検討委員会で検討されたものに沿っているのか、それとも今の段階ではもうお風呂を備えた中核施設というのはだめなのか、そこあたりははっきりしたのですか。
岡村守家産業振興課長兼農業委員会事務局長 この調査研究の中では、お風呂を中心とした、温浴施設を中心とした施設の調査ということでお願いをしておりますので、提言に沿った形で調査をしていただいたところでございますが、その調査報告は受けていますけれども、それについて今後どうするかというのは今時点でまだ内部で検討をしているような状況でございます。
渡辺みどり委員 それがいつくらいに出るのですか。というのは、中心商店街の方たちがいろんなことを今考えたり、また応援隊ももらったりなんかはしているのですが、まちなか賑わい検討委員会のあの結果はどうなるのだ、どう生かされるのだと、市としてはここをどういうふうな方向で持っていこうとしているのか、その中核的なものが見えなくて右往左往しているという感じなのですけれども、そこあたりはいつはっきりするのでしょうか。それによってまちづくり変わってくるのだろうというふうに思うのですが。
岡村守家産業振興課長兼農業委員会事務局長 この施設につきましては、今ほど申しましたように調査結果をいただいた段階ということで、今財源等も含めたそういった事業計画を市のほうでどういうふうな形で持っていけるのかという、そういった検討をしているところでございますので、もうしばらく時間がかかるのではないかと思っております。
渡辺みどり委員 もうしばらくというのは非常に曖昧な言葉で、いつまでももうしばらくなのです。来年になってももうしばらく。そこあたりやっぱりある程度の年数とか何かを切らないと、だから防災公園のところに市の目が大きく動いていたというのは、私事業のいろんな動きがあったというのはそうなのだろうとは思うのですが、どうもそこあたりがはっきりしないのですが、新しい副市長はどう思われますか。どういうふうに今後持っていかれるというふうにお考えですか。
清水幸雄副市長 まちなか賑わい検討委員会の提言が幾つかあって、その中の一つに現在の本町荘のお風呂をどうするかということも1つ入っていたわけです。現在のお風呂と同様な施設を整備していくということであればいろいろな手法なりがあるのでしょうけれども、当時の検討委員会の中では中核施設と商店街の活性化を何らかの形でつなげていきたいというところも含めて施設を考えてはどうかということだったのです。それで、今調査研究いただいた内容については、銭湯と、それからレストランなりの住民の人がそこで交流できるという、よそからも人がおいでいただけるような部分を、他市、他県のものも含めて研究いただいて、一つの案としていただいているわけですけれども、もう一つ私どもはその事業を実施するに当たって、やはり国の事業なりの交付金、あるいは補助金と言われるものを財源として持っていきたいという思いの中で、余り収益性が高いと国の事業になかなかのりにくいというところがあって、そこの交渉、あるいは施設をどういう形態に持っていくかと、その検討に今時間が少しかかっているというところが今の実態のところです。
  もうしばらくという時期なのですけれども、これ今私のほうでいつまでというのはなかなか申し上げられないのですけれども、委員も今ご質問のような今の状況がどうなのだろうというところは、私どもも伝える責任があろうかと思いますので、時期をいつまでとは今すぐ申し上げられませんけれども、部分的であってもお伝えできるような整理ができないか早急にちょっと検討させていただきたいというところでございます。
渡辺みどり委員 これまでもいろんな事業の展開の中でぽっとまとまって物が出てきて、あれ、何だったのだろうと委員が戸惑うようなことたくさんあったのですけれども、今副市長おっしゃったように中間的でもいいので、こういう調査研究をやって、今こういう提言が出た、ここに問題があるから、こういう内部での調整というか、やっているのだよというあたりも明示してもらったほうが私ども逆に言えば安心して市民との対話ができるというふうに私は感じるのです。今回のこの調査研究委託料に関してだったわけですが、ここあたりもぜひお考えをいただきたいというふうに要望しておきたいと思います。
久住裕一委員 今ちょっと関連なのですけれども、先般の報道の中で経済産業省、経産省の中心市街地活性化の補助金が、ちょっとさっき一生懸命言われたのに逆行して申しわけないのですけれども、平成25年度から全廃するというような記事を新聞報道で見た記憶があります。その影響がここにあらわれているということはあるのですか。
岡村守家産業振興課長兼農業委員会事務局長 ちょっとそののが、今おっしゃられた補助金ですか、交付金なのかちょっとあれですが、具体的にどのものだというのはちょっとわかりませんけれども、私どもがこのので今出た施設の事業計画で考えているのは、まちづくり交付金ということで今話をしているので、直接的には影響はないと思っております。
押野見淺一委員 176ページお願いします。備考欄の3番、多分予算にはなかったと思うのですが、県農林水産業総合振興事業の補助金とこの内容をお聞かせ願いたいと思いますが。182万円です。
岡村守家産業振興課長兼農業委員会事務局長 これは、県の補助金でございますが、県の地域営農体制強化支援費ということで、市内の生産組合のところがコンバインを購入する費用でございます。
押野見淺一委員 それは、当事者は1組織ですか。
岡村守家産業振興課長兼農業委員会事務局長 1組織でございます。
押野見淺一委員 その下の生産組織等の育成事業費で、予算から見るとかなりこの決算は減額になったのですが、その理由をお聞かせ願いたいと思います。予算たしか2,000万円強あったと思うのですが、760万円という結果になっております。
岡村守家産業振興課長兼農業委員会事務局長 環境保全型農業直接支払補助金、これが当初予算ちょっと余計に見ておりましたけれども、具体的にどのような形になるかわからなかったものですから、ちょっと多く見ておりましたが、それが実績として少なくなったというのが減額の要因です。
押野見淺一委員 その中の農業機械の導入事業補助金ということで、近年ずっと700万円の補助金を見込んで当初あったわけでありますけれども、628万円ということで非常に大切ないい事業だと考えております。したがいまして、700万円満額まで補助金の支出をお願いしているところでありますが、ことしも不足したということでありまして、説明書ですか、成果の説明書の中で申請件数が15件で、補助金の総額が628万円ということでありますが、申請件数は15件ですが、これに適用になった件数は何件でありますか。
岡村守家産業振興課長兼農業委員会事務局長 補助された申請者10件でございます。
押野見淺一委員 ということは、5件の方がそれには当たらなかったと、こういうことでありますが、その当たらなかった理由といいますか、お聞かせ願いたいと思います。
岡村守家産業振興課長兼農業委員会事務局長 当然予算枠がございますので、その中から選定をするような形になろうかと思いますが、審査基準を設けまして、過去の実績があるとか、そういったところで点数をつけて上位のところから予算枠内におさまるような形で選定をさせていただいたところでございます。
押野見淺一委員 予算が700万円ということでありまして、何回も言いますが、700万円ですので、700万円に到達するには72万円くらいあるわけですけれども、そうすると200万円くらいの事業費でここをクリアするのかなという、そんな感じは持ってございますが、いろいろと審査の内容もあると思いますけれども、極力相当の外れたような申請書が出てこなければお願いできるものと、こういうふうに思っておりますし、その辺前向きに今後もこの辺を十分充実していただきたいと、こういうふうに思ってございますが、いかがでしょう。
岡村守家産業振興課長兼農業委員会事務局長 この残額につきましては、もう一件当てはめるとオーバーしてしまうというような、そういった状況の中で最大限使っているものでございますので、そういったことで今時点ではこの審査基準に基づいてやっているような状況でございますので、なかなか満額使い切るような状況というのは難しいかと思います。
押野見淺一委員 農林水産関係で、要するに不用額が農業費に関して2,400万円というふうなことで、172ページですか、2,400万円ということであります。非常にご案内のように農業情勢、全てがそうなのでしょうけれども、特に農業情勢は厳しい中で、限られた予算で中身のある施策をということでやっておられると思うのですが、その中で2,400万円不用というようなことが出たことに対しまして、いろんな事業の関係もあるのでしょうけれども、特にまた国や県の補助事業がたくさん農業関係あるわけでありますが、市の一般財源からの持ち出しも含めた中でこの辺どのように考えておられるのかお聞かせください。
岡村守家産業振興課長兼農業委員会事務局長 不用となったものにつきまして、基本的には実績に基づいてやっておりますので、それ以上使うような形でなかったということでございます。
押野見淺一委員 実績に基づいてということでありますが、そのとおりだと思います。数字というのは、うそはありませんので、そのとおりと思いますが、施策によりましてはやっぱり頑張る農業者を応援するというようなことが大規模にあるわけでありますので、予算に対して2,400万円の不用ということでなくて、応援するという意味で市独自の支援策を何とか講じられないものかと、こういうふうに思うわけでありますが、一例を挙げれば、他の市町村にもあるのでしょうけれども、例えば米の1袋当たりに100円とか、そういった助成の仕方ですか、補助の仕方、要するに環境に優しい安全、安心な見附産米を一生懸命生産しているのだということで、食味値も含めた、当然1等米でありますけれども、生産者に対し、出荷者に対して1袋当たり100円と。12万袋見附市ではあります、米の量。そんな意味におきまして、そういった見附市独自の助成制度を考えていただければどうかなというふうに思うのですが、副市長、この辺はどのようにお考えになりますか。
清水幸雄副市長 農業関係の予算については、当然行政も過去から現在までさまざまな支援、あるいは同じ土台の上で努力をさせてきてもらっているわけです。ただ、行政以外にも農業団体という大変力を持っていられる団体もおられるわけですので、あるいは今の農業の大きな変革の中で農業者の皆さん自体も、ご自身もどういった農業を望んでおられるのか。過去私も産業振興課長のときにアンケートなどもさせていただいたりしているのですけれども、そこの実態というか、そこがなかなかいろいろな要素があって捉え切れない部分もありますので、その辺はまた継続させてもらいながら協議が必要であろうと思います。ただ、今の大きな施策の流れとしては、園芸といいますか、野菜のほうにも何らかの支援が必要な時期でありますので、限られた財源をどういうふうにまた配分していくかということも互いに議論して詰めていく必要があろうと思っております。
  以上でございます。
亀田 満産業厚生分科会委員長 審議の途中ですが、次に入る前、ここで午後1時15分まで休憩したいと思います。
               午後 零時00分  休 憩
                                            
               午後 1時14分  開 議
亀田 満産業厚生分科会委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
  次に、第8款土木費以降の関係部分に対して質疑はありませんか。
小泉 勝委員 8款2項2目、194ページ、備考欄の(12)番の側溝修繕工事費の中に含まれるのかなと思うのですが、たしか平成23年度に雨水対策でL字側溝からU字側溝に市内変えられたような記憶をしているのですけれども、その工事の箇所数と地域ですとか、町内単位でいいのですけれども、場所を教えていただけますでしょうか。
平賀大介ガス上下水道局長 お答えします。
  箇所数については、ちょっと資料がないので、お答えできませんけれども町内としては南本町、本町2丁目、南本町2丁目、この町内を行いました。
小泉 勝委員 要するに道路の水を早目に下に落とすという効果を狙ってということだったのですけれども、一定の効果はあったのだろうと思うのですけれども、その辺の検証といいますか、どのようにお考えであるのかということと、その後、昨年もことしもやはりまだ水が切れない部分もあるように見受けられるのですが、要望が出ている地域とかもあると思いますけれども、今後の進捗についてお伺いしたいと思います。
平賀大介ガス上下水道局長 効果というのは、地元からのちょっとお話では、引きが早くなったというふうなお話を伺っていますので、それなりの効果があったのではないかというふうに感じております。今年度も一応やっているわけですけれども、来年度以降については今年度の状況見た上で、これから予算要求になるわけですけれども、判断していきたいというふうに思います。
  以上です。
押野見淺一委員 同じく194ページであります。備考欄の(9)、道路除草の委託料についてお伺いいたします。
  この道路除草の場所と委託先等々についてお聞かせください。
安藤善紀建設課長 お答えします。
  これについては、市道に関する除草になっておりますが、基本的には市道全般、田井町、椿沢などの道路脇の除草等を中心にやっているところです。
  委託先については、それぞれの業者ごとでやっていますので、1社でございません。ちょっと今手元に資料ありませんので、お答えできません。
押野見淺一委員 場所は、田井町、その他ということでありますが、市道そのもの自体の延長はかなりあるわけでありまして、それらの市道に面した民地との例えば境界、市道分に対しての除草等々についてどのようにやっているのでしょうか。
安藤善紀建設課長 この除草費に関しましては、今ほどお話ししましたように田井、椿沢、あと刈谷田線等の道路脇の除草を行っております。その他の除草に関しましては、パトロール等通じて見通し悪いところについては随時行っております。また、地元要望等で見通しが悪いというようなお話があればその都度対応しておりますが、市道に関して全部に対しての除草というのは行っておりません。
押野見淺一委員 全部に対しては行っていないと、地元からの、また地先からの要求があればということなのだろうと思いますが、一般的には市道との、例えば水田、田んぼ、農地と面した部分に対しての、のり面に対してはほとんど、私たちの地域もそうなのですが、地先の方が除草、草刈ったり、除草剤まいたりということで、きれいにやっております。中には今おっしゃったようにそのまんま1年間放置している方もおられます。そういった方は、非常に気の強い方で、意地でも頑張っておられるというようなことで、市のほうへ苦情を言って初めて市のほうから草刈りをしていただくのだろうと思いますが、全体的な市道総延長考えればかなりの延長で、それを全部管理するということになるとどうなのかなと思いますが、基本的な考え方は市道分に対しては市がみんな除草するのかなと、そういうふうに思うのですが、どうなのでしょうか。
安藤善紀建設課長 市道に関しましては、今路肩部分、道路の脇の部分については、先ほどお話ししたような対応で除草しております。のり面部分につきましては、申しわけないのですが、今のところ除草というのは余りやっていない、先ほど委員おっしゃったような状況のままです。
押野見淺一委員 ちょっと細かくてしつこいようで申しわけないのですが、非常に地先の方も経費も手間もかかるということなのですが、市でまたそれを全部まかるというのも、これまた大変なことなのだろうと思いますけれども、どうなのでしょう。市で何とかするような打開策みたいなものないのでしょうか、のり面などを含めて。
安藤善紀建設課長 今のところは、市道全体の延長が多くて、費用的にも多額になるものですから、なかなか対応難しいという現状になっています。地域からの要望も多いのですが、なかなかいい返事ができないという現状です。
  以上です。
押野見淺一委員 ということなのでしょうけれども、今後またお互いに検討課題にしていかなければいけないのかなと、こういうふうに思っていますので、またご協議のほうよろしくお願いしたいと思います。
小泉 勝委員 8款4項1目、ページ数202ページの備考欄(12)番、補助金の生垣設置事業補助金についてですが、件数をお聞かせください。補助件数です。
安藤善紀建設課長 平成23年度、生け垣の補助金は2件となっております。
小泉 勝委員 非常に当時もわかりにくいというか、ちょっと広報不足だったという点1回指摘したのかなという気もするのですけれども、なかなか市民自体もわかっていなかったし、私もちょっとなかなかわかりにくかったなというふうに思っているのですが、やっぱり当初予算で65万円計上されていたのが執行額4万2,000円で2件ということなので、この辺についてのご見解とその対応、今後の検討課題というか、あたりをお聞かせいただければと思うのですが。
安藤善紀建設課長 平成23年度は2件ということで、当初予定していた件数より大分少なかったというのは決算のとおりになっております。実際市民の方からも広報不足ではないかというようなご指摘受けておりますので、広報については去年の途中からというのも考えたのですが、住宅建てられる方が年度当初に計画立てられる方多いものですから、その辺が間に合わなかったというのが実際になっております。今年度も春先に広報紙等通じてこういう補助がありますという広報はさせていただいているのですが、今のところ今年度についても余り申し込み件数等ございませんので、再度改めて考えていきたいと思います。
小泉 勝委員 ありがとうございます。
渋谷芳則委員 200ページの備考欄、(12)の融雪の施設の新設と更新の工事費なのですが、それぞれ新設と更新関係が何カ所あって、それぞれどのぐらいの総延長になっているのか、お聞かせいただけますか。
安藤善紀建設課長 融雪施設新設工事費のほうですが、5地区ございまして、約2,000メートルを少し超えるぐらいの数字になっております。融雪施設の更新のほうですが、17地区で、延長としては4,000メートルを超えるような数字、若干端数は出てくるのですが、そういうふうになっています。
渋谷芳則委員 わかりました。
  それで、平成23年度申請があった件数、敷設の申請あった件数わかりますか。
安藤善紀建設課長 新設ということ。
渋谷芳則委員 はい、新設で申請のあった件数。
安藤善紀建設課長 新設に関しましては、以前平成18年、平成19年で地域から要望とりましたので、それを計画的に行っているものについて平成23年までやっているという状況で、その年に、もしくはその前の年の要望を行っているという状況ではないです。要望については、とってございません。
渋谷芳則委員 近隣の各地区からそれぞれ新設でやってほしいという要請は何回か来ているかとは思うのですが、実際許可されたものはないとは思います。今年度の予算のほうにも新設のものは盛り込んでいませんし、平成18年、平成19年度のものは全部もう平成23年度で終わっているということもありますので、新設の件数の受け付けは、許可されたのはないと思うのですけれども、受け付けはそのものは何件かあるのではないかと思うのですが、そういうのはございませんか。
安藤善紀建設課長 委員ご指摘のように、要望としてあったものは数件ございます。建設課の答えとしては、今平成23年までについては以前に計画したものをやっているので、今の段階要望としてはいただきますということで、設置のできる、できないについてはお返事していないという状況になっております。平成23年度終わりましたので、今年度今後の消雪の新設については今どのような形にするか検討している状況です。
渋谷芳則委員 前も課長のほうから平成24年度以降の計画については要望を受けてからというような内容の話はお聞きしています。先日長岡市のほうで、ちょっと日報の新聞に出ていましたけれども、ことしの豪雪が大変だったということで、かなり敷設についての要望が多いということで、その中でいわゆる枯渇するということもあるので、節水の装置を義務づけて、それで敷設を承認しているというか、ということが記事に載っておりましたけれども、そういうお考えというのは今後いかがなのでしょう。
安藤善紀建設課長 委員ご指摘の新聞報道については存じております。長岡市のほうとしては、今ほどお話あったように節水の装置の義務づけと、現在地盤沈下を余り大きく引き起こしていない場所というような形で新設の条件としてあるというふうに聞いております。見附市においても従前の井戸がれ等ありますので、その辺も踏まえて節水の義務づけや地盤沈下の状況見ながら新設の可否を考えていかなければいけないのかなということで、その辺も含めて今検討しているところです。
久住裕一委員 関連なのですが、平成18年度に受け付けを終了して、平成23年度で一応終わっているわけですが、平成23年度、5キロ強の更新、新設を含めてやられたわけですけれども、今見附市の敷設状況見ますと、大分地域によって敷設率といいますか、アンバランスなところがあるようにも感じられますし、山手のほうといいますか、山際といいますか、今町地区と比べると降雪量が非常に多いと。そういう中で、かなり地域からの要望も出ているのです。ご承知だと思うのですけれども、そのような要望があるということを踏まえて、今同僚委員からも質問あったとおり、長岡市ではことし約20キロの新設を認める、新設、更新ですか、をやるということがこれ新潟日報で報道されたわけですけれども、ぜひ見附市でも一区切りついたところでやっぱり対応していただきたいなと思うのですが、いかがでしょうか。
安藤善紀建設課長 基本的な方針としまして、平成23年度で一旦区切りついていますが、今後についても消雪パイプの新設、必要な箇所についてやっていくという方針は、まるっきりやめるとか、そういうことではございませんので、それについてはやっていきたいと思っています。ただ、状況としまして、先ほどお話ししましたように井戸が出なくなっている状況、地盤沈下という状況、あと場所によっては井戸を掘っても水が出ないという箇所もございます。また、除雪、消雪パイプあったほうが雪も消えて非常に利便性は高いのですが、基本的には機械除雪というのを原則としているところもありますので、その辺を踏まえながら今後どのような形で進めていけるか考えていきたいと思います。
渡辺みどり委員 関連なのですけれども、今課長が必要な箇所についてというご答弁なのですけれども、今高齢世帯がふえていたりで、いろいろなデイサービス等の車の乗り入れだとか、それから山際の地域ですと道路から門までの区間が長かったりとか、いろんな条件があると思うのですけれども、課長が今お答えになった必要な箇所というのはどんなことを想定されてのご答弁なのでしょうか。
安藤善紀建設課長 現在消雪パイプの新設の方針としまして、幅員7メートル以下、人家連たん部、雪おろし場のないところを設置するという要綱出ております。必要性については、基本的にはその要綱を基準に決めることになるかと思います。
五十嵐 勝委員 192ページの8款1項1目、備考欄3の快適空間づくり事業について、これ173万円余ぐらい出ているのですが、資料見ますと平成22年度で33団体ですか、これが平成23年度で41団体というふうにふえて、それに対して調べますとアダプト制というのですか、そういうのでいろいろな町内とか地区が申請出すと、そういう申請見た上で審査して認めて、上限2万円ぐらいですか、大体今のところ、それぐらいの助成金を出しているというふうに聞いているのですが、41団体、多分町内会の有志とか老人会とかが多いのではないかなと思うのですが、その辺の内訳みたいのって何か資料あったらちょっと聞かせてほしいのですが。
安藤善紀建設課長 今ほどのご質問ですが、主要な施策等にも書いてございましたように41団体ございます。どういう区別かというものについては、個々にとっているわけではないのですが、多いものにつきましては町内会の区単位、あと地元の方でつくられている花の会というような形で地先の方がある程度の延長をまとまってやられているというものが多くなっております。どちらかというと地先の方でつくられているほうが半分以上というような形になっております。
  以上です。
五十嵐 勝委員 そうすると、この2万円というのが、そこ毎年申請するみたいな形になると思うのですが、多分買われるのが最初のうちはバケツだったり、じょうろだったり、園芸用スコップだったりして、あと肥料とか除草剤とかあろうかと思うのですが、購入する明細みたいのというのは大体各団体から出てくるものなのですか。
安藤善紀建設課長 今ほどの補助金ですが、申請に基づいて費用を渡しているという形になりますので、基本的には消耗品が対象になりますので、軍手、シャベル等、あと先ほど言われたように肥料関係です。先に買っていただいて、その請求書いただいてお支払いする形になっております。
五十嵐 勝委員 ちょっとそういう団体幾つか私もお聞きしたのですが、ことしの夏は特にまたひどくて、水やりが非常に大変だということで、県道沿いとか住宅地だとまだいいのですが、中にはなかなか水を持ってくるのが大変だというようなことを聞いていて、何とかできないものかなみたいなのがありましたので、今ではなくていいのですが、一度ちょっとその辺、遠くから持ってくるのが大変みたいなので、ちょっとアドバイスというか、ご検討いただければと思いますが、これ要望で、よろしくお願いします。
小林繁男委員 198ページ、交通安全施設費についてお伺いをいたします。
  それで、防犯灯の新設工事で245万円余あるわけですが、これ防犯灯は、今盛んに省エネということ言われまして、LEDということになろうかと思う。その辺のことは、どういうふうになっていますでしょうか。
安藤善紀建設課長 委員のご質問ですが、防犯灯につきましては従前蛍光灯だったもの、新設更新に当たっては全てLED、もしくは光の範囲が幅広く必要なものについてはナトリウム灯ということで使い分けしております。基本的には、LEDを使うという形で行っております。
小林繁男委員 関連しますけれども、では新設についてはもうLEDでやっているということになるわけね。そうすると、今防犯灯更新したりしなければだめなわけですけれども、そのために申請をした場合、LEDのほうが高くなるのですけれども、その辺の考慮されておりますでしょうか。
安藤善紀建設課長 地元等で管理されている防犯灯の更新に当たっては、蛍光灯の設置よりもLEDのほうが費用的には高くなります。市としましては、その差額分補助額を上げておりまして、蛍光灯の更新、LEDの更新、ほぼ同額になるような形で補助を行っているところです。
小林繁男委員 ちょっとこれも電気料の問題なのですけれども、普通でこれ今2,200万円、2,280万円ですか、電気料なっていますよね。これLEDにすれば何分の1になるのだよということなので、この辺積極的にLEDに各町内に働きかけということはできないのですか。
安藤善紀建設課長 防犯灯の更新に関しましては、町内の方にはLEDを使っていただくようにお願いしているところです。
  今ほど電気料に関してですが、電気料金の契約としまして、時間当たりではなくて金額として1灯当たり幾らということでやっております。従前の蛍光灯に比べてLEDの契約が1灯当たり約半額という電気料金の契約になっておりますので、今後LEDが進んでいけば電気料金が総体としては落ちていくということになるかと思いますが、ただ一方で地元のほうから防犯灯増設したいという要望もございますので、トータルとしてどこまで削減につながるかというのちょっと今のところお答えできません。
小林繁男委員 ありがとうございました。
渡辺みどり委員 済みません。さっきの融雪のことに関してもう一言つけ加えさせていただきたいのですが、必要な箇所というのは新たな採択基準の設定が示されていますけれども、それに沿ってというご答弁だったわけですが、いろんな生活事情もそれぞれ変わってきておりますので、そこあたりが採択基準の設定にやはり加味されるべきかなというふうに思うのですが、そのことについてご答弁と、それから先ほどから平成23年度でこれまでの事業終わったので、今後どうするかを検討しているというご答弁だったのですけれども、ということは再受け付けも可能だ、これから新たな新規事業も取り入れるというふうに考えていいのでしょうか。そこあたり明快なところ。
安藤善紀建設課長 まず、新設の条件についてですが、原則としては先ほど述べたようなもので考えていきたいと思っています。地域事情については、今お答えできるような情報もございませんので、要望が出た段階で要望の中を確認させていただいて考えていきたいと思います。
  今後の新設に関しましては、先ほどお答えしたとおり必要なものについては設置していくという考え方はございます。ただ、平成18年のように全市から受け付けて計画的にやるかどうかという点については決まっておりませんので、それについてはもう少し検討させていただきたいと思っております。
渡辺みどり委員 これは、どこでお聞きすればいいのかちょっとわからないのですが、先ほど押野見委員がおっしゃった道路除雪のところでお聞きすればいいのか、それとも199ページの河川費のところでお尋ねをすればいいのか、どこでお聞きをすればいいのかわからないので、申しわけないのですが、河川のヤギによる除草の実証実験を何年かおやりになってきたと思うのですが、今全くヤギもいなくなりましたが、まず中止をした経緯と、それからこれまでの実証実験でどういうふうに考察をされているのか、今後の見通しも含めてお聞かせください。
安藤善紀建設課長 河川整備の中の一般経費、8款2項3目の河川総務費の中に今ほどのご質問入っているのですが、ヤギにつきましてはご存じのとおり去年の7月30日の雨で高水敷まで水が上がった関係でヤギの電気柵等全て流されて、その後泥と草についてちょっとヤギの飼育できる状況ではないということで、ヤギを一旦返しまして、中断している状況です。その効果ですが、草を食べていただくということで除草の経費の削減、あとは河川の美化等に役立ったというふうに考えております。今後についてですが、河川に水が上がるたびにヤギの避難、また草を食べれなくなるような状況等ございますので、その辺を踏まえて今後どうするか検討していきたいというふうに考えております。
久住裕一委員 主要な施策の15ページの中段以下なのですけれども、みつけイングリッシュガーデン、市民の森、杉沢の森では個性あふれる云々というところのその下の表で利用状況が報告されておりますが、市民の森と杉沢の森の利用状況がないのですけれども、これについてはどのような状況だったのでしょうか。
安藤善紀建設課長 お答えします。
  平成23年度の数字ですが、杉沢の森については3,551名、市民の森については1万1,538名となっております。ただし、こちらについては赤外線のカウンターではかっておりますので、若干の誤差があるということを含んでいただければと思います。ちなみに、市民の森については平成23年度からカウンターつけた関係で平成23年度しかデータございませんが、杉沢の森に関しましては平成22年は3,504人ということになっております。
  以上です。
久住裕一委員 まず、市民の森のほうなのですが、遊歩道沿いに山の上に向かってビオトープが昨年つくられた経緯があるのですが、どのように機能しているのでしょうか。
安藤善紀建設課長 ビオトープに関しましては、昨年度完成しまして、市民の森の方、森の仲間に管理お願いしているところです。昨年度に関しましては、水の関係で若干足りない時期とかありまして、生育が悪かったという時期もあったというふうに聞いております。ただ、秋ぐらいから順調にビオトープとしての役割できつつあるというふうには聞いております。今年度についてもこの夏大分暑くて、水のほうが大分供給が少なかったというふうに聞いているのですが、現在についてはちょっと現時点では把握していないものですから、今のようなお答えになると思います。
久住裕一委員 それから、杉沢の森なのですが、余り訪れる人も、今3,500人程度で、2年続けてということでありますが、非常にすばらしい自然環境に恵まれて、道路の脇にサインなんかもきれいにできまして、私も時々用があるとき1人で寄るのですが、まず水道水がないということに対して、現在井戸水なのか、どこかくみ水されているポンプの復旧はできたのでしょうか。
安藤善紀建設課長 杉沢の森に関しましては、水道が行っていないということで水をため池からくみ上げているという状況になっています。ポンプにつきましては、故障しておりまして使えなかったのですが、県のほうの施設になっておりますので、県のほうへ予算要望しまして、予算がついたというふうに聞いております。済みません。直ったかどうかちょっと現時点で確認していなかったので、申しわけないですが、お答えできません。
久住裕一委員 済みません。地元の管理されている団体のほうからもできれば飲料水がというような要望等もあろうかと思うのですが、訪れる人にしてみると、自動販売機にはお水が入っているとは思うのですが、水道水があるとないとではやっぱり訪れる人、あれだけのサインがあれば普通水ぐらいあるだろうというふうに、注意書きは水持っていってくださいとホームページ等でアピールされておりますけれども、その辺水道水を導入の考えはございますか。
安藤善紀建設課長 まず、水道を引くという考えなのですが、現在近くまで水道が行っていないものですから、引くだけでもかなり何千万円というお金かかるものですから、ちょっと費用的に無理かなと考えております。近くの水の利用等も考えてみたのですが、以前調査したところ、飲み水には適さないという結果が出ています。利用者の方から水道、飲める水が欲しいというご要望はかなりあるのですが、今のところちょっと検討しているのですが、いい案がないという状況になっております。
久住裕一委員 わかりました。
亀田 満産業厚生分科会委員長 これにて質疑を終結します。
  次に、議第63号 平成23年度見附市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。
  質疑はありませんか。
渡辺みどり委員 まず、国保の加入者が年間の平均世帯数でマイナス、それから被保険者数でもマイナスとなっています。当然保険税の収納も低くなっているわけですが、1つお尋ねしたいのは、滞納繰り越し分が平成23年度収入済額で昨年を下回っています。収納率も84.21%から83.66%とわずかですが、低下しています。この要因についてお尋ねをしたいと思います。
田伏 智健康福祉課長 収納関係は税務課がやっておりますので、はっきりと返答はできないわけですけれども、やはり経済情勢も含めていろいろな要因があるのだろうというふうに考えております。
  以上です。
渡辺みどり委員 療養諸費なのですけれども、これはしようがないといえばしようがないのですが、昨年に比してやはり件数も、それから1人当たりについても上がっています。この要因としては、どこあたりにあるというふうに考えられますか。
田伏 智健康福祉課長 病気の種類ごとにいろいろ分析もしたりしております。その中で病気的には循環器系、あるいは新生物、がんの関係の医療費が上がっていると。同時に入院の医療費が増加しているといったようなふうに分析しておるところでございます。
  以上です。
渡辺みどり委員 それらの関係なのだと思うのですが、保険者の負担額がふえていることは理解をするところです。その割に保険税の収入が落ちているということは、どうしても今後の問題として大きくかかわってくるのだろうかなというふうに思うのですが、毎回お聞きするのですが、保険税の納入状況、これも税務課の関係だというふうにいつもお話しになるのですが、一定の滞納がある場合に短期証が発行されて、それは納税相談に使われるのだということではあるのですが、短期証の発行数、それから資格証の発行数、平成23年度はどんなになっていますか。
田伏 智健康福祉課長 短期証の発行数につきましては、195世帯、378人でございます。資格証発行者数につきましては、ゼロでございます。
  以上です。
渡辺みどり委員 資格証の発行、平成22年度決算時で8件ということだったのですが、これがゼロになったということの理由はどういうことですか。
田伏 智健康福祉課長 実は、この8月からの保険証の切りかえ時に短期証と資格証の発行を取りやめました。それで、去年の末の段階で資格証の更新をしないということに決めた関係でゼロになったものでございます。
渡辺みどり委員 そうすると、ことし8月からということなのですが、短期証を発行しないということは、これまで短期証発行することはその都度納税相談なりに来るということを一つのメリットとして国のほうでも言っていたわけですけれども、発行しないということは被保険者にとっては非常にありがたいことであり、それこそ差別なく保険証持てるというのはとてもすばらしいことだとは思うのですが、そこあたりの方たちの納税相談等についてはどのようにしてやっていかれる予定なのですか。
田伏 智健康福祉課長 それにつきましても、その辺の対応については税務課でやっておりますので、今正確、細かくお答えはできません。
渡辺みどり委員 全ての納税の部分税務課でやっていることは、私も承知はしています。これまでいろんな相談を受けたりする中で、国保の滞納の方たちはほかの税金も滞納している場合もあるということも承知しているのですが、国保に関しては、ほかの税金を納めなくてもいいということではないのですけれども、病気や命にかかわるということで、あえて健康福祉課のほうでも相談を受け付けて、そこの部分はとにかく滞納があったとしても保険証を発行してほしいということもこれまでも再三言ってきたことなのですが、そこあたりについて全てを税務課に任せてしまうということについてはいかがなものかなというふうに思うのですが、そこあたりの見解はどうなのでしょう。
田伏 智健康福祉課長 ある程度の公平性というものも大事なわけですので、そういったことも考える中で税務課がやっているわけですけれども、今委員おっしゃいましたように医療の適正な受給というものも大事ですので、我々としてもそういった相談においでになれば一緒に相談に乗っていきたいというふうに考えております。
渡辺みどり委員 これも税務課になってしまうのですけれども、全国的には国保等の医療に関する部分での差し押さえなんかも行われているところがあります。差し押さえをしなければならない状況までなってしまうこと自体も問題ではあるのですけれども、何回も言うようですけれども、国保はそれこそ病気になったときに保険証一枚で受診ができるというところに大きな意味があるわけで、そこあたり差し押さえ等もこのことに関してはしてはならないことかなというふうに思いますので、ぜひ連携をとっていただいて、納税者が気安く健康福祉課に相談に行ける体制をとっていただきたいということをお願いをしておきたいと思います。
亀田 満産業厚生分科会委員長 これにて質疑を終結します。
  次に、議第64号 平成23年度見附市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。
  質疑はありませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
亀田 満産業厚生分科会委員長 これにて質疑を終結します。
  次に、議第65号 平成23年度見附市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。
  質疑はありませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
亀田 満産業厚生分科会委員長 これにて質疑を終結します。
  次に、議第70号 平成23年度見附市病院事業会計決算の認定についてを議題とします。
  質疑はありませんか。
渡辺みどり委員 病院の経営状況からお尋ねをしたいと思うのですが、今回平成23年度赤字幅がこれまでになく縮小したというご説明を受けていました。この中で医業収入は入院、それから外来とも減ったことで昨年よりマイナスになっています。その他の医業収入として、ケアプラザでの介護報酬収益、それから利用料収益、これがともに上がっているということで、病院全体としては今回赤字幅を縮小したのかなというふうに思うのですが、ケアプラザでの収益が上がった要因というのは病院事務長のほうはどんなふうに捉えておられますか、お聞かせください。
大橋耕一病院事務長 平成23年度ケアプラザの収入は、確かにかなり大幅に増となっておりますが、その要因としては介護報酬の改定が前回行われたときに、短期集中リハ、病院を退院されてそのまま家庭に帰れない方が一時的にケアプラザのような老健に入ってリハビリを行ってから家庭に帰る、おおむね3カ月間以内、集中的にリハビリを受けていただくと、そういったものに対しての介護報酬を上げてきました、国のほうで。本来老健というのは、そういった方を対象につくった施設なのでということで、その部分の介護報酬が増となったわけですが、私どもとしては実際リハビリを受けたいという要望を持たれた方がいらっしゃるということで、臨時の職員を増員してリハビリを一生懸命提供していこうということで、リハビリに関する収入がふえたこと、もう一つはベッドの稼働率をとにかく上げないことには収入増になりませんので、私どもの職員、近隣の病院や施設等に出向いて、ふだん電話でいろいろな連絡等やっておりますが、やはり顔の見える関係、わかる関係にならないとだめだということで、職員をそういったところに行かせて、わかりやすく言えば営業活動を行った成果があらわれたのだというふうに考えております。
渡辺みどり委員 ケアプラザの職員の本当に大きな努力があったのかなというふうに思いまして、この間もちょっと出向いたときに職員の皆さんに「すごく頑張ったね」と声をかけたら、「いや、本当に頑張りました」ととても明るい顔で皆さん答えてくださったのですが、今のお話の中で、介護報酬での集中リハの報酬が上がったということなのですが、おおむね3カ月ということで、病院の亜急性期病床との関係ではどうなのでしょうか。亜急性期病床もリハを必要とする人、おおむね3カ月ということで入院をさせているのですが、病状としてはそこあたりが、亜急性期のほうは重くて、老健のほうはもう少し軽い人とか、そこあたり区分をしているのでしょうか。
大橋耕一病院事務長 病院に入院が必要だということは、常時医療の監視のもとといいましょうか、そういう状態にある方ということですので、やはりケアプラザで入所されてリハビリを受けられる方と亜急性期病床に入院をされて病院でリハビリを受けられる方というのは少し、委員おっしゃるように程度の差というのでしょうか、重さというのでしょうか、そういったものはあります。
  以上です。
渡辺みどり委員 69ページの病院事業費用のところで少しお尋ねをしたいのですが、入院も減っている中で材料費で給食材料費が昨年度決算書よりはふえています。それから、経費の中の職員被服費、これが約倍になっているのです。それから、その下の消耗品費がやはりふえているのですが、そこあたりの要因は何なのかお聞かせください。
大橋耕一病院事務長 最初ちょっと薬品費とおっしゃいましたか。
               〔何事か呼ぶ者あり〕
大橋耕一病院事務長 給食材料費。
渡辺みどり委員 給食材料費。
大橋耕一病院事務長 確かに入院患者数、外来患者数は減っておりますが、給食材料費の関係でふえている部分については、いわゆる厨房でつくった給食を食べられない方で流動食をとっていただいている方がありますが、以前ですとその都度洗浄して洗って再利用をするというような形でやっておりましたが、院内の感染対策、あるいは事故を防止するという観点から、使い捨てのいわゆるディスポのものを導入せざるを得ないかなということで、単価の高いものを使い始めているというのが原因です。
  職員の被服費に関しては、職員の被服貸与規定というのがございまして、ある一定の年数たちますと、例えば介護の職員であれば何と何、看護師であれば何というふうに一応規定がございまして、それに沿って貸与しておりますけれども、近年特に臨時さん、パートさんの入れかわり等も多くなっていまして、それが要因だろうというふうに思っております。
  あと消耗品費に関しては、これはちょっと細かい分析はしておりませんが、最近特に安く買えるときに少しまとめて、例えばプリンターラベルというのがございまして、点滴の薬の入ったバッグに患者さんの名前やそういったものが印刷されたシールを張ったりするのですが、そういったシールに関してまとめて買うと安く買えるというときに2年分、3年分、ちょっと在庫を持つことにはなりますが、どうせ使うのだから、安いときにちょっと余計に買おうというようなことで、その辺少しでも安くということを考える中で少し多目に買うということがありますので、その影響だろうというふうに思っております。
  以上です。
渡辺みどり委員 もう一点、70ページに行きまして、研究研修費の謝金がこれも大変大幅にふえているのですが、この理由は何でしょう。
大橋耕一病院事務長 外科の医師が大学の医局の関係で一時期1名となりました。その関係で、手術を行うときにその都度院外から応援を頼まなければならないということで、その応援の医師にかかわる部分の増ということでございます。
渡辺みどり委員 わかりました。
亀田 満産業厚生分科会委員長 これにて質疑を終結します。
  ここで、健康福祉課長、病院事務長、市民生活課長の皆さんは退席していただいて結構です。
  次に、議第66号 平成23年度見附市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。
  質疑はありませんか。
渡辺みどり委員 342ページ、公共下水道の新設費についてお尋ねをいたします。
  公共下水道の進捗率が、水洗化率でしょうか、昨年比でわずかですが、0.5%の増になっているかと思うのです。成果の説明書から見てなのですが、わずかですが、ふえているようです。公共下水道の面整備が行われたところは、3年以内に改築をするということが決められていると思うのですが、そこあたりの整備状況はどんなふうになっているのかお聞かせいただきたいと思います。
平賀大介ガス上下水道局長 今委員がおっしゃる法的には3年以内に接続しなさいというふうになっていますが、これについての把握はしていません。全体でしか把握していませんので、数字を持ち合わせていません。
渡辺みどり委員 数字持ち合わせていないとおっしゃったのですが、住宅の改築も必要になってくるのですが、そのときの貸付金の要綱が市はあると思うのですが、そうするとそれもどんなふうになっているかおわかりではないですか。
平賀大介ガス上下水道局長 336ページの下に(11)、貸付金、これの質問かと思います。排水設備設置資金貸付金ですけれども、今現在継続が25件、新規が7件でありました。
渡辺みどり委員 わかりました。
亀田 満産業厚生分科会委員長 これにて質疑を終結します。
  次に、議第67号 平成23年度見附市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。
  質疑はありませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
亀田 満産業厚生分科会委員長 これにて質疑を終結します。
  次に、議第68号 平成23年度見附市水道事業会計利益の処分及び決算の認定についてを議題とします。
  質疑はありませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
亀田 満産業厚生分科会委員長 これにて質疑を終結します。
  次に、議第69号 平成23年度見附市ガス事業会計利益の処分及び決算の認定についてを議題とします。
  質疑はありませんか。
               〔発言する者なし〕
亀田 満産業厚生分科会委員長 これにて質疑を終結します。
                                            
亀田 満産業厚生分科会委員長 以上で本分科会の審査は全部終了しました。
  本日はこれにて散会いたします。
               午後 2時16分  散 会



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