見附市議会決算特別委員会会議録
〇招集日時 平成23年9月20日 午前10時
〇招集場所 見附市議会議場
〇会議に付した事件
1 議第55号 平成22年度見附市一般会計歳入歳出決算の認定について
2 議第56号 平成22年度見附市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について
3 議第57号 平成22年度見附市老人保健事業特別会計歳入歳出決算の認定について
4 議第58号 平成22年度見附市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について
5 議第59号 平成22年度見附市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について
6 議第60号 平成22年度見附市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について
7 議第61号 平成22年度見附市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について
8 議第62号 平成22年度見附市水道事業会計決算の認定について
9 議第63号 平成22年度見附市ガス事業会計決算の認定について
10 議第64号 平成22年度見附市病院事業会計決算の認定について
11 議第65号 平成22年度刈谷田川水防事務組合歳入歳出決算の認定について
〇出席委員(14人)
五十嵐 勝 木 原 大 輔
重 信 元 子 渋 谷 芳 則
大 坪 正 幸 押野見 淺 一
小 泉 勝 関 三 郎
高 橋 健 一 小 林 伸 一
亀 田 満 佐々木 志津子
渡 辺 みどり 小 林 繁 男
〇欠席委員(1人)
久 住 裕 一
〇委員外出席者
議 長 山 田 武 正
〇説明のため出席した者
副 市 長 山 本 俊 一
会 計 管 理 者 兼 池 山 廣 喜
会 計 課 長
企 画 調 整 課 長 清 水 幸 雄
ま ち づ く り課長 池 山 久 栄
総 務 課 長 金 井 薫 平
市 民 生 活 課 長 長谷川 仁
税 務 課 長 星 野 豊 明
産 業 振 興 課長兼 岡 村 守 家
農業委員会事務局長
建 設 課 長 安 藤 善 紀
健 康 福 祉 課 長 田 伏 智
病 院 事 務 長 大 橋 耕 一
ガ ス 上下水道局長 平 賀 大 介
消 防 長 中 澤 博
教 育 委員会教育長 神 林 晃 正
教 育 委員会事務局 野 水 英 男
教 育 総 務 課 長
教 育 委員会事務局 中 田 仁 司
学 校 教 育 課 長
教 育 委員会事務局 星 野 隆
こ ど も 課 長
監 査 委 員 上 野 勝
監 査 委 員 井 上 慶 輔
監 査 委員事務局長 齋 藤 勝
〇事務局職員出席者
事 務 局 長 高 橋 和 徳
次 長 佐 藤 貴 夫
副 主 幹兼議事係長 山 谷 仁
午前10時00分 開 議
〇佐々木志津子委員長 これより本日の会議を開きます。
現在の出席委員14人、欠席届け出1人であります。
これより、先般の本会議において本委員会に付託されました決算の審査に入ります。
初めに、分科会の設置についてお諮りいたします。本委員会に付託された議案の審査については、2つの分科会を設置して審査することにしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇佐々木志津子委員長 ご異議なしと認めます。
したがって、2つの分科会を設置して審査することに決定しました。
次に、分科会の名称、分担区分及び委員の選任についてお諮りいたします。
これらにつきましては、お手元に配布の分科会名簿、分担表のとおりとしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇佐々木志津子委員長 ご異議なしと認めます。
したがって、お手元に配布の表のとおりとすることに決定しました。
次に、分科会の正副委員長の選任についてお諮りいたします。選任の方法につきましては、委員長において指名することにしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇佐々木志津子委員長 ご異議なしと認めます。
したがって、委員長において指名することに決定しました。
それでは、総務文教分科会委員長に小林伸一委員、同副委員長に関委員、産業厚生分科会委員長に亀田委員、同副委員長に小泉委員、以上のように指名したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇佐々木志津子委員長 ご異議なしと認めます。
したがって、分科会の正副委員長はただいま指名したとおりに決定しました。
次に、審査の方法についてお諮りいたします。本日の委員会は、まず主要な施策の成果等説明書に基づき関係課長から所管する部分について順次説明を求めることにします。
次に、第62号議案から第65号議案までの3件の企業会計並びに刈谷田川水防事務組合の決算について関係課長から所管する会計について順次説明を求めることとします。
また、あすとあさっては各分科会においてその分担事項についての審査を行うこととします。その後、9月26日午前10時から委員会を開き、各分科会審査報告、質疑、討論、採決という順序で運営したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇佐々木志津子委員長 ご異議なしと認めます。
したがって、そのように運営いたします。
1 議第55号 平成22年度見附市一般会計歳入歳出決算の認定について
2 議第56号 平成22年度見附市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定に
ついて
3 議第57号 平成22年度見附市老人保健事業特別会計歳入歳出決算の認定につい
て
4 議第58号 平成22年度見附市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定につ
いて
5 議第59号 平成22年度見附市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定につい
て
6 議第60号 平成22年度見附市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について
7 議第61号 平成22年度見附市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定に
ついて
8 議第62号 平成22年度見附市水道事業会計決算の認定について
9 議第63号 平成22年度見附市ガス事業会計決算の認定について
10 議第64号 平成22年度見附市病院事業会計決算の認定について
11 議第65号 平成22年度刈谷田川水防事務組合歳入歳出決算の認定について
〇佐々木志津子委員長 それでは、第55号議案から第65号議案までの11件を一括して議題とします。
関係課長から主要な施策の成果等説明書に基づき順次説明を求めることとします。各課長の説明につきましては、説明書の基本施策ごとにまとめて演壇で説明を行ってください。説明が終わった課長は、自席に戻ってください。また、次に説明する課長は挙手をお願いします。その際に説明者を指名しますので、指名後に演壇で説明を始めていただきたいと思います。
それでは、健康福祉課長から順次説明をお願いします。
〇田伏 智健康福祉課長 平成22年度決算に係る主要な施策の成果等についてご説明申し上げます。
1ページをお願いいたします。1、人と自然が共生し健やかに暮らせるまちづくり、(1)、日本一健康なまちをめざしますについてでございます。@、健康寿命を延ばすための健康づくりにつきましては、市民が病気や寝たきりにならないよう、予防を重視した取り組みであるいきいき健康づくり事業として、生きがい、運動、食生活、検診の分野ごとに横断的に事業を推進してまいりました。
ア、ハッピーリタイアメント事業では、記載のとおり参加者の拡大を図りました。
イ、食生活改善事業では、ごはんを中心とした日本型食生活のすすめを柱とし、地消地産を意識した食べ方を推奨しました。
ウ、小児生活習慣病予防事業では、新潟大学医学部と連携した健診を平成22年度も引き続き行いました。内容は記載のとおりです。
2ページに移りまして、エ、健康運動教室では、忙しい中年層をターゲットに、ふだんの日常生活の中で運動を実施するライフスタイル型の教室と地域の集会場等を活動場所とする地域悠々型の教室を立ち上げました。また、オ、脳の健康教室、3ページ、カ、健康教育、キ、健康相談、ク、健康の駅事業、ケ、心の健康づくり事業などの教育相談事業を行いました。
4ページをお願いいたします。コ、各種がん検診では、女性のがん検診の受診率向上を目指し、県が実施する乳がんモデル事業に参加しました。また、サ、高齢者インフルエンザ予防接種、シ、新型インフルエンザ予防対策などの予防事業を行いました。
5ページに移りまして、ス、国民健康保険では、年間平均被保険者数は1万235人となっております。保険税の収納率は、現年課税分は96%以上を確保したものの、全体では0.65ポイント減の84.21%で、療養諸費の費用額は、前年度比0.8%減の30億4,114万9,000円、1人当たりでは前年度より666円減の29万7,132円となりました。
また、セ、特定健康診査・特定保健指導の状況では、次ページ、特定健康診査の受診率は目標の50%に対して47.5%、特定保健指導では目標の30%に対して36%という結果となりました。
以上でございます。
〇大橋耕一病院事務長 続きまして、A、地域医療体制の確立を図りますについてご説明いたします。
多様化する医療需要にこたえるとともに少子高齢化社会に対応するため、市立病院並びに地元医師会の協力を得て地域医療体制の充実に努めました。
ア、休日在宅当番医の利用状況ですが、医師会にお願いして休日に診療してもらっているものでございます。平成22年度の受診者数は、前年度に比較して322人の減となっております。事業費は525万円でございます。
イ、中越こども急患センターの利用状況でございますが、平成18年度に長岡市に設置したものでございます。平成22年度の受診者数は4,700人、うち見附市民は335人で、前年度に比較して総数で450人、見附市民で2人の減となっております。平成22年度の負担金はございません。
ウ、長岡夜間急患診療所の利用状況ですが、2次救急、3次救急医療機関の負担を軽減させるため、平成20年度に長岡市に設置したものでございます。受診者数は1,096人、うち見附市民は34人となっております。平成22年度の負担金はございません。
エ、新潟県医師養成修学資金貸与事業ですが、医師確保のため、県と市で2分の1ずつ負担して修学資金を貸与しております。平成22年度の事業費は186万1,000円でございます。
オ、市立病院についてでございます。診療業務の状況でございますが、平成22年度の延べ患者数は7万2,741人、内訳として入院が3万249人、外来が4万2,492人となっております。前年度に比較して延べ患者数で2,743人の増、入院1,369人、外来1,374人と、ともに増となっております。また、病床利用率は88.2%で、5.1ポイントの増となりました。
地域別利用状況でございますが、記載のとおり91%が見附市民の利用となっております。
医業収益の収納状況ですが、調定額23億852万8,614円、収入済額19億9,193万604円、不納欠損額ゼロ円、未収額3億1,659万8,010円となり、収納率は86.3%となっております。
次に、介護老人保健施設の業務状況でございますが、入所は延べ利用者数2万9,888人で、前年度に比較して571人の減、収入は介護報酬、利用料合わせて3億6,737万4,791円で、前年度に比較して499万6,027円の減となりました。通所は延べ利用者数4,713人で、前年度に比較して91人の減、収入は介護報酬、利用料合わせて5,010万5,671円で、前年度に比較して80万5,090円の減となりました。居宅介護支援は、延べ利用者数784人で、前年度と同数でございましたが、介護報酬は996万2,700円で、前年度に比較して4万5,700円の減となりました。
以上でございます。
〇星野 隆教育委員会事務局こども課長 8ページをお願いいたします。(2)、子育て環境の充実に努めますについてご説明いたします。
@、仕事と子育てが両立できる環境を整備しますでは、就労形態の多様化から生じる子育てニーズに対応するため、保育サービスの充実や放課後児童クラブの充実を図るなど、仕事をしながら安心して子育てができる環境の整備を図ってまいりました。
A、子育て支援体制を整備しますでは、核家族化や地域での交流が希薄になっていることから生じる保護者の子育てに対する悩みや不安を解消し、子どもたちが伸び伸びと健やかに成長するための体制の整備を図りました。子育て支援センター遊びの広場利用状況において、学校町は微増いたしましたが、新町支援センターは施設の外壁及び内装の修繕工事による1カ月にわたる休館と、今町支援センターは中之島大橋の開通などの影響によっての微減となっております。
9ページをお願いいたします。妊婦健康診査料助成事業においては、平成21年度から助成回数を14回にふやしたことにより、妊婦1人当たり平均で12回以上の助成を受けていることになっております。
パパママ学級の回数の減は、3月12日に予定しておりましたが、前日の東日本大震災の発生による中止をしたことによるものであります。
また、下から2つ目の子ども医療費助成状況表には、乳児医療費助成事業が平成22年4月1日から子ども医療費助成事業に統合いたしましたので、平成22年度分から乳児と子どもの両方の医療費助成状況を掲載してございます。
さらに、乳幼児の健診、不妊治療費助成事業、紙おむつ用ごみ袋交付事業及び子育て応援カード交付事業などを実施してまいりました。
以上でございます。
〇田伏 智健康福祉課長 10ページをお願いいたします。(3)、だれもが生き生きと暮らせるまちについてでございます。
@、高齢者サービスの充実に努めますでは、アの後期高齢者医療制度では、市内の被保険者数は前年より82人増の5,760人で、広域連合への療養給付費負担金として3億1,818万8,000円を支出しており、保険料の現年課税分収納率は99.81%となっております。
イ、老人保健では、老人保健事業特別会計を平成22年度で廃止しました。
エ、地域包括支援センターは、見附市直営として高齢者の総合相談、権利擁護等の支援事業を行いました。
オ、老人措置費、次ページ、カ、緊急対応用短期入所事業、キ、日常生活用具給付・貸与状況、ク、老人いこいの家利用状況、ケ、敬老会の状況は記載のとおりです。
コ、介護保険事業では、年度末の認定者数は前年比47人増の1,727人で、65歳以上の第1号被保険者に対する割合は15.7%となりました。また、次ページ、給付の状況では前年度比4,809万5,000円増の27億9,418万8,000円の給付を行いました。市内介護施設の整備状況は記載のとおりです。
13ページをお願いします。A、障害者の自立支援に努めますでは、ア、相談支援事業、イ、自立支援給付、ウ、地域生活支援事業は記載のとおりです。
エ、障害に関する理解・啓発事業では、主な事業の実施状況、市単独福祉タクシー利用状況、次ページ移りまして精神障害者医療費助成事業等は記載のとおりでございます。
B、地域福祉の充実を図りますでは、記載のとおりボランティアの連携を支援し、地域での福祉活動の充実を図るとともに、低所得者や母子、父子家庭に対する福祉の充実に努めました。生活保護につきましては、年度末の保護世帯が115世帯、183人となりましたが、公正な法の適用と自立助長の指導に努めました。
以上でございます。
〇長谷川 仁市民生活課長 15ページをお願いいたします。基本施策(4)、人に心地よい環境づくりに取り組みますについてでございます。
@、循環型社会を構築し、ごみゼロシティをめざしますにつきましては、平成21年3月に策定をいたしました環境基本計画を機に、市民、事業者、行政相互のパートナーシップを構築するため、市ホームページに環境ポータルサイトを新たに開設し、環境施策の見える化を図ることで市民の環境に対する行動意識の高揚に努めました。また、家庭ごみの有料化以来、古紙類等の地域回収、プラスチック製容器包装の資源回収、葛巻資源棟における蛍光管回収を実施することにより、ごみは4区分14分別を対象とし、資源のリサイクル向上や生ごみ処理機購入者への経費助成を継続実施することによりまして循環型社会の構築に努めました。詳細は記載のとおりです。
16ページお願いいたします。ウ、廃棄物処理対策では、ごみの減量化を市民が共有すべき大きな課題として周知するため、毎月のごみの排出量状況を速報値として環境ポータルサイトに掲示するとともに、乾燥生ごみと花苗とを交換する楽しみながらごみの減量化を図る新たなシステムを構築いたしました。また、最終処分場の延命化を図るため、分別収集と再資源化を徹底し、適正な廃棄物処理に努めるとともに、引き続き山形県米沢市との環境保全協定に基づき焼却灰の一部を排出処分いたしました。
エ、し尿処理体制の充実につきましては、し尿収集処理量は年々減少しておりますけれども、効率的な収集に努めてまいりました。
A、省資源・省エネルギーを進め、地球温暖化対策を図りますにつきましては、電気の使用量の推移や消費電力の節約目標の設定など、家庭における省エネ行動の見える化を促進するため、省エネナビモニターを新たに公募するとともに、住宅用太陽熱、太陽光発電システムの整備に係る補助制度の継続と廃食用油の拠点回収によるバイオエタノール燃料の活用策を新たに創出し、新エネルギー導入のための促進策を設けることができました。
ア、公害では、苦情申し立てに対する早期処理に心がけ、快適な環境づくりを推進するよう努力いたしました。
イ、住みよい生活環境づくりと生活環境対策では、地域住民と連携をし、害虫による伝染病予防、発生予防のための防疫対策、防除薬剤散布を行い、生活環境の保全に努めました。
ウ、狂犬病予防及び畜犬登録につきましては、記載のとおりであります。
17ページをお願いいたします。B、自然と人々の生活が一体となるふるさとづくりに取り組みますにつきましては、森林地域の荒廃を防ぎながら、緑化の推進及び環境保全に努めました。
以上です。
〇安藤善紀建設課長 17ページをお願いいたします。(5)、個性あふれる景観づくりを推進しますについてご説明いたします。
@、市民ぐるみの景観づくりを推進しますにつきましては、商店街アーケードへのハンギングバスケット、街路樹イルミネーションを初め、各種緑化景観活動を市民ぐるみで市内一円に展開いたしました。
ア、快適空間づくり事業などにより市民とともに道路や公園等の景観づくりを進めますにつきましては、33の市民団体より取り組みをいただき、県道、市道の植樹帯など35カ所の公共用地の緑化活動を行っていただきました。
イ、市民・企業の力を生かした公園の管理運営の推進しますにつきましては、大平森林公園では指定管理者により各種イベントが企画運営され、またそのほかの公園では地域団体などとの協働により公園運営を推進いたしました。
A、個性的な空間を整備しますにつきましては、公共施設の統一デザイン案内看板の整備を進め、特色ある個性的な空間整備を推進しました。
以上です。
〇清水幸雄企画調整課長 18ページをお願いします。2、安全安心な暮らしやすいまちづくり、(1)、災害に強いまちづくりを推進しますにつきましては、@、公共施設、住宅等の耐震診断においては、木造住宅の耐震診断及び耐震改修の補助事業を継続実施いたしました。
A、災害への対応能力の向上に努めますにつきましては、防災訓練において前年度より多い1万2,631人の参加を得ての訓練を実施しました。また、緊急情報メール登録も前年度より1,877人増の9,172人の登録状況となっております。
続きまして、B、災害に強い社会基盤整備を図りますにつきましては、市街地の浸水対策として見附処理区雨水貯留管渠整備及び見附処理区緊急排水施設整備を継続施行し、平成22年6月供用開始となりました。また、今町1号雨水幹線整備につきましては引き続き実施をしており、元町地区浸水対策につきましては平成22年度をもって完了いたしました。
以上でございます。
〇中澤 博消防長 それでは、19ページをお開きください。(2)、消防、救急体制の整備についてご説明いたします。
初めに、@、消防力の充実についてでございますが、消防車両等の整備においては、消防団の小型動力ポンプつき積載車1台、小型動力ポンプ1台を更新。機動力強化のため、軽積載トラック1台を新規に配備いたしました。また、恒常的な消防団員の不足を解消するために積極的な入団促進活動を展開するとともに、消防団協力事業所を初めとし、消防団優遇支援事業所の推進に努めてまいりました。さらに、消防職団員の各種災害対応能力の向上のため、県消防学校等に入校させ、専門的知識、技術の習得に努めました。
次に、A、火災予防についてでございますが、工場や不特定多数の者が出入りする店舗、ガソリンスタンドなどの危険物施設への立入検査を実施し、防火安全管理の徹底指導を行いました。また、火災死者撲滅を図るため、町内や各種団体等に対し住宅用火災警報器の設置、普及推進を図りました。立入検査状況、住宅用火災警報器普及状況、火災発生状況については、各表のとおりでございます。なお、参考までに、今年5月31日までが設置義務期日でありました住宅用火災警報器の推計普及率は、6月現在、全国平均で71.1%、新潟県平均は60.1%、当見附市においては63.3%でございます。
次に、B、救急、救助体制の充実についてでございますが、救急業務の高度化と市民ニーズに対応するため、救急救命士養成研修所に職員1名を派遣、救急救命士の国家資格を取得いたしました。また、救命率の向上を図り、安全、安心なまちづくりの一端を担っていただくために、市民に対する救命講習の開催と小中高一貫した応急手当ての学習の推進を図りました。救急救命士養成状況、救急出動状況、医療機関、患者収容平均時間等は、次ページの20ページにわたる各表のとおりでございます。
次に、20ページ、C、消防、防災教育についてでございますが、消防、防災教育を推進し、地域の総合防災力を向上、強化するために、市防災訓練や消防団各分団演習は地域コミュニティーなど住民参加型を推進し、自主防災組織に対しましても個別に各種の指導を実施いたしました。また、少年期の防災教育として、市内小学5、6年生児童を対象とした防災博士初級認定講座を開催いたしました。自主防災組織の訓練、防災博士初級認定講座の実施状況については各表のとおりでございます。
以上です。
〇金井薫平総務課長 同じく20ページをごらんください。(3)、地域の安全安心の確保に取り組みます。
@、地域防犯体制を整備しますについてでございます。犯罪のない安全で安心なまちづくりのために、市民を挙げて子どもたちを守るため、防犯訓練を4月、新潟小学校において実施しました。また、住民の自主的な防犯活動を支援するために、青色灯防犯パトロール活動や防犯組合地区連合会に対して活動費の支援及び負担金を支出しました。
A、交通安全対策に取り組みますについてでございます。見附市交通対策協議会と連携し、年間活動計画を策定して、幼児から高齢者まで幅広い各種交通安全施策に積極的に取り組みました。22年度から、運転に不安のある高齢者が免許証を返納しやすいように支援制度を新たに立ち上げ、高齢者の事故防止に努めました。また、道路交通安全環境の整備のためにカーブミラーの整備及び修繕を行いました。
B、安心な消費生活を支援しますについてでございます。消費者団体と連携し、消費生活に関する講座や講演会の開催、消費生活推進事業の支援を行いました。また、消費者保護の推進のために平成22年度から消費生活相談窓口を市民生活課に移管し、消費生活相談の担当職員を配置し、体制の強化を図りました。そして、商品表示の立入検査を実施するなど、消費者保護に努めました。
C、ライフラインの保安対策を図りますについてでございます。ライフラインの安全、安心を確保するため、老朽施設の耐震化を進め、災害対策に努めました。
以上でございます。
〇安藤善紀建設課長 21ページをお願いいたします。(4)、利便性の高い交通体系づくりを推進しますについてご説明いたします。
@、公共輸送機関の利用向上を図りますにつきましては、ア、コミュニティバス事業、低床バスを2台導入し、利便性が高まりました。市民に定着し、利用者がふえたことから、収支率も改善しております。
イ、デマンド型乗合タクシー運行につきましては、交通空白地域解消のため、デマンド型乗り合いタクシーを運行し、バスとの連携により効率的な運行体系の実現に努めました。
ウ、利用しやすい施設等の整備。見附駅のエレベーター整備、低床バスの導入、バス停のハイグレード化などを進めました。
次ページ、22ページをごらんください。A、効率的な道路網整備を図りますにつきましては、効率的で快適な道路ネットワーク形成のため、道路改良工事、舗装工事などを引き続き実施いたしました。
市道の整備状況につきましては、開発行為により築造された道路の市道認定等により、平成22年度中、市道総延長が334メートル増加し、平成22年度末に35万8,903メートルとなっております。道路、橋梁の整備状況につきましては表をごらんください。
道路改良状況につきましては、補助事業で3路線を事業費2億1,396万3,000円、単独事業で10路線を事業費8,072万円で整備しており、促進を図っているところでございます。また、道路舗装状況につきましては単独事業で6路線、事業費で430万5,000円で整備を行っております。
B、快適で安全な道路空間を確保しますにつきましては、歩行者の安全確保や道路交通の円滑化のため、市道十二ノ木線などの歩道整備、側溝改善を合計14カ所実施いたしました。
以上でございます。
〇平賀大介ガス上下水道局長 23ページをお願いします。(5)、快適性に配慮したライフラインなど住環境整備に努めます。
@、下水道整備を推進しますでございますが、見附処理区の浸水対策にかかわる合流式下水道改善のため、葛巻処理場に雨水滞水池を設置するための基本設計を行いました。また、今年度の公共下水道の整備は、市街化調整区域を今町地区、見附地区、新潟地区、葛巻地区、刈谷田川左岸地区に分けて整備を行うとともに、宅地開発に合わせて整備を行い、新たに14.9ヘクタールが水洗可能区域となり、これにより見附市全体の普及率は90.2%となりました。また、前年度に引き続き水洗化可能な地域に対し説明会を開催するなど、水洗化の促進を図ったところでございます。さらに、今町終末処理場の汚泥処理能力増強のため、汚泥脱水機の増設工事が完了しました。また、管理棟などの耐震診断や沈砂池ポンプ設備の長寿命化計画の策定を行いました。内容については、下の表をごらんいただきたいと思います。
A、ガス・水道の安定供給を図りますでございますが、ガス及び水道につきましては、安全かつ安定供給を念頭に健全な経営に努めました。また、青木浄水場の更新計画を実施しています。内容については、下の表をごらんいただきたいと思います。
B、次ページですね、次ページお願いします。B、暮らしを守る雪対策を推進しますでございますが、冬期間の道路交通確保のため、市道において今年度2,160メートルの融雪施設整備に努めました。内容については、下の表をごらんいただきたいと思います。
C、誰もが快適に暮らせる住まいづくりを推進しますでございますが、市営住宅の月見台住宅の排水設備新設、坂井町住宅の解体工事等を行うとともに、入居者の生活環境改善に努めました。
以上でございます。
〇岡村守家産業振興課長兼農業委員会事務局長 25ページをお願いします。3、産業が元気で活力あるまちづくりについて説明をいたします。
(1)、新しい産業の進出支援でございます。@、県営中部産業団地等への企業誘致につきましては、経済情勢の厳しい中、2社の進出がありました。また、A、新事業展開の支援につきましては、2件の事業に補助金を交付し、企業支援を行いました。
(2)、既存産業の育成支援ですが、@、頑張る農林業者に対する育成支援では、ア、農地・水・環境向上対策事業で市内3地域における農村環境の保全等に努める共同活動に対して支援を行ってまいりました。
また、イ、農業生産基盤整備事業では、農業経営の基盤となる農地、農業用施設整備等に支援を実施しております。
次ページをお願いいたします。ウ、水田農業構造改革対策事業でございますが、平成22年産米の生産目標数量は前年度より減少したところでございますが、農業者間の調整等により米の生産目標を達成することができました。また、戸別所得補償モデル対策交付金を農業者へ交付いたしました。
エ、農業経営基盤強化促進事業、次のページ、オ、経営体への農地利用集積につきましては、記載のとおり担い手等への支援を継続して実施しているところでございます。
カ、農山漁村活性化プロジェクト支援交付金事業でございますが、前年度に策定いたしました計画に基づき、米粉の需要拡大のため国の交付金を活用し、米粉を利用した菓子製造施設設置に対しまして補助金を交付いたしました。
キ、地消地産事業では、学校給食における米消費を推進するため、米粉パンの提供に係る費用に対しまして補助金を交付しております。
ク、畜産、ケ、森林整備支援につきましては、引き続き支援を実施したところでございます。
次のページをお願いいたします。A、頑張る商工業者に対する育成支援でございますが、ア、地域商業の活性化支援事業では、販売促進イベント、空き店舗活用事業などへの支援を実施しました。また、第2次まちなか賑わい検討委員会を開催し、まちなかにぎわい創出のための提言を取りまとめました。
イ、地域産業の販路開拓支援事業では、インターネットショッピングモール「どまいち」のPRや、表参道新潟館ネスパスでのイベント開催などにより、首都圏等への販路開拓に努めてまいりました。
ウ、企業の経営基盤の強化支援事業でございますが、各種制度融資の実施と信用保証料の補給により企業経営の安定化に努めました。
次ページでございますが、エ、繊維産業振興支援では、業界団体が取り組む事業や販路開拓事業などに支援を行ってまいりました。
(3)、雇用対策推進でございますが、ネーブルみつけ内の雇用情報コーナーにおいて相談業務等を引き続き実施いたしました。また、国の雇用創出事業により新規雇用の確保に努めました。
以上でございます。
〇野水英男教育委員会事務局教育総務課長 30ページをお願いいたします。4、人が育ち人が交流するまちづくり。
(1)、ライフステージに応じた学びの環境づくりに取り組みます。@、教育水準向上のため教育環境を整備しますについてご説明いたします。まず、アの主要な施設整備でございますけれども、今町小学校体育館改築事業、見附第二小学校、それから見附南中学校の耐震改修を実施いたしまして、耐震改修率100%を達成しております。また、すべての学校に太陽光発電装置を設置し、化石燃料の消費削減と子どもたちへの環境教育の推進を行いました。また、学校グラウンドの芝生化推進の初年度といたしまして、田井小学校の芝生化を実施いたしました。
次、イ、全国学力・学習状況調査の結果を活用した調査研究事業でございますが、全国学力・学習状況調査により判明した当市の課題解決に向け、さまざまな取り組みを行ったところでございます。
ウ、学校評価・情報提供の充実・改善に向けた取り組みに関する事業でございます。学校評価が効果的、確実に全学校に取り組まれるように、大学や地域住民と連携しながら研究をいたしました。
エ、生徒指導・進路指導総合推進事業でございます。いじめのない学校を目指して、いじめ根絶スクール集会などの事業を行ったところでございます。
オ、学校支援地域本部事業でございます。地域と学校の連携を図るために、教育コーディネーターを配置して学校応援体制の整備を図りました。
カ、わくわく体験塾。児童生徒の興味や関心を高める工夫を取り入れ、参加者をふやすことができました。
続きまして、31ページをごらんください。キの見附子育て教育の日でございます。家庭、地域、学校、保育園、教育委員会が健やかな子どもの教育を目指し、それぞれの立場で考え、成果を発表する取り組みのために、見附子育て教育の日を定め活動いたしました。
ク、わくわく見附アクションプランでございます。各学校の地域特性に合わせて支援を行い、外部人材の活用や異世代との交流や実体験を積む機会を提供いたしまして、豊かな人間性の育成に成果を上げました。
ケ、学校補助員の拡充でございます。発達障害の児童生徒が増加する中で、一人一人に対応した指導の充実と安全確保、スムーズな学校運営を図るために補助員を配置いたしました。
次、コでございます。食育対策事業。地場産の農産物を活用するなどいたしまして、児童生徒の食に対する食の大切さを理解させる取り組みを行ったところでございます。
以上でございます。
〇池山久栄まちづくり課長 続きまして、A、生涯学習の支援についてでございます。
ア、生涯学習推進事業でございますが、学習人材バンク活用事業におきましては、学校へ派遣するとともに自主講座を開催いたしました。
イ、社会教育事業でございますが、成人式を開催いたしまして成人のお祝いをするとともに、まちづくりや市政への関心と理解を深める機会を提供いたしました。また、各公民館、伝承館、図書館、文化ホール、総合体育施設等で243の各種事業を行いました。
次ページをお願いいたします。ウ、公民館の活動でございます。市民の多様な学習要求にこたえるとともに、子育て、家庭教育の支援を柱として事業展開してまいりました。また、健康をテーマにしたものや郷土を理解する講座など、地域の視点からの事業展開に努めたところでございます。利用状況等につきましては、記載のとおりでございます。
次に、エ、図書館の活動でございますが、これまで図書館を利用していなかった人にも図書に楽しむ機会をふやす取り組みを行ったり、地理的な条件から直接図書館を利用できない人に対して館外での図書館の本を活用できる取り組みを行いました。利用状況等につきましては、記載のとおりでございます。
次ページをお願いいたします。オ、その他の活動でございますが、海の家及びふぁみりあの利用状況は記載のとおりでございます。
次に、B、現代的課題への取り組みを充実します。青少年健全育成につきましては、青少年育成センターの活動により青少年の健全育成に努めました。また、男女共同参画につきましては、事業推進懇談会や講演会を開催するなどして普及啓発に努めました。
次ページをお願いいたします。C、芸術・文化の充実、継承に努めます。ア、文化ホール施設管理事業でございますが、指定管理者が事業計画に基づき、適切な施設管理とともに、自主事業、共催事業、市民文化活動支援事業等を実施いたしました。利用状況は記載のとおりでございます。
イ、文化振興事業につきましては、船橋音楽プロデューサーによる小中学生音楽鑑賞会を開催したほか、各種文化団体に対する支援を行いました。
ウ、美術展開催事業でございますが、市展及び市民書き初め展を開催し、いずれも3,000人を超える入場者がございました。
エ、文芸祭開催事業では、文芸協会と共催により文芸祭を開催し、市民の文芸活動を支援いたしました。
次ページをお願いいたします。オ、手づくり教室の開催と市民の芸術文化活動の推進及びカの児童生徒、市民の文化財に親しむ機会の提供につきましては、民俗文化資料館を学校町に移転し、4月にみつけ伝承館としてリニューアルオープンしました。企画展の開催などにより、来場者は大幅に増加いたしました。利用状況は記載のとおりでございます。
D、生涯スポーツ活動を推進しますについてでございます。生涯各期に応じたスポーツ活動の普及のために、スポーツ関係団体への協力、さらには総合型スポーツクラブの支援に努め、市民の健康保持増進を促進いたしました。また、大学と連携した陸上教室を開催いたしました。利用状況については、記載のとおりでございます。
次ページをお願いいたします。(2)、市民と行政の協働を推進しますについてご説明いたします。@、地域自治の運営を支援しますについてでございますが、平成22年度は見附第二小学校地区及び北谷北部地区でコミュニティ設立準備会を立ち上げ、今年度の設立に向け検討を重ねました。また、今町田園地区及び北谷南部地区ふるさとセンターをデイサービスセンター坂井園内と田井小学校ピロティ内に整備いたしました。
A、まちづくりへの市民参画を推進し、協働する仕組みをつくりますでありますが、自主的なまちづくり活動を行う5団体に市民活動補助金を交付するなど、市民活動の支援に努めました。
B、市民と行政との情報の共有化を図りますでございますが、市民運営団体にホームページの運営を委託し、市民の地域情報交換の場としてさまざまな情報発信を行ったところでございます。
次に、(3)、交流人口の増加を図ります。@、近隣地域や全国各地との連携と交流を推進しますについてでございますが、アの定住促進対策では、とっておき百選や見附さぽーたを通じて首都圏を初め県外在住者へのPRに努めました。また、独身男女の出会いのイベントに対する助成を引き続き行いました。
イ、まちの駅事業では、人と人の出会いや交流を促進するため、市民交流サロンなどでさまざまなイベントを実施したほか、まちの駅県大会やまちの駅フェアを開催いたしました。ここで、表中に数字の誤りがありましたので、訂正をお願いしたいと思います。まちの駅の主な活動状況の表中でございますが、区分欄の駅長企画事業の比較欄、一番最後になりますが、比較欄を「△2回」を「0回」に、イベント回数の比較欄を「△2回」を「25回」に、また次ページの市民交流センター利用状況の表中でございますが、区分欄の広報誌発行回数の比較欄を「0回」となっておりますが、「△1回」に訂正し、おわびいたします。
次に、ウ、まちの駅サテライト設置でございますが、ネーブルみつけを含む市内35のまちの駅の連携により、まちの活性化を図りました。
エ、観光事業につきましては、広域観光フェアなどへの参加や観光物産協会のキャラクターであるミッケの着ぐるみの作成のほか、大凧合戦、越後見附太鼓等に対する補助金交付を通じて観光PRに努めました。また、観光、交流資源の調査や交流拡大事業の検討を継続し、オ、首都圏交流事業でいいとこ見つけ隊事業を秋、冬2回開催いたしました。
A、国際交流を推進しますでは、ベトナムダナン市との相互交流の一環として、中学生6名の派遣とダナン市からは4名の学生を招致するとともに、県内大学の留学生との交流事業を開催いたしました。
以上でございます。
〇金井薫平総務課長 38ページをお願いいたします。5、行政経営計画(集中改革プラン)、(1)、行政改革を推進します。
@、社会情勢に即した組織機構を構築しますについてでございます。平成22年度は、市民の利便性などに配慮し、わかりやすい組織体制を目指して、老人クラブに関する事務をまちづくり課へ、消費者生活相談に関する事務を市民生活課へ、児童手当、児童扶養手当に関する事務をこども課へと事務担当部署の移管を行いました。また、新潟国体の終了に伴い、国体推進室の廃止、救急体制の充実を図るため、消防本部に救急課を新設して機能強化を図りました。
A、住民サービスの向上、民間活力の導入を推進しますについてでございます。市民ニーズへの対応とサービス向上を目的に、これまで今町出張所で行っていた毎週日曜日の住民記録等証明書の発行業務を市役所本庁に変更し、新たにパスポート発行業務を追加いたしました。そして、住民基本台帳カードの普及対策としてカード発行手数料の無料化を継続実施いたしました。また、自律推進プログラムに基づいて、これまでより市民サービスが低下しないことを基本原則として、指定管理者制度の推進を図り、指定管理者と連携し、適正管理に努めてまいりました。
B、事務事業の広域的取り組みによる効率化をめざしますについてでございます。平成22年度から新たに3市1町による長岡地域定住自立圏構想に参画し、共生ビジョンに基づき、生活機能、ネットワーク、圏域マネジメントに関する取り組みを行いました。
以上でございます。
〇星野豊明税務課長 同じく38ページをごらんください。(2)、収入の確保に努めますについてご説明いたします。
@、税収の確保を図りますでございますが、税収の確保のため、口座振替の推進や個人住民税の特別徴収への移行促進を図ったとともに、市税等徴収強化月間として8月から10月までの全課員体制での取り組みや、新潟県地方税徴収機構への処理困難な事案を引き継いだことにより、一定の成果を上げることができました。平成22年度の市税の収納実績でございますが、下の表のとおり、収入済額につきましては対前年度比98.2%、額にして約44億7,700万円の税収の確保を図りました。前年度より約8,100万円の減収となりましたが、その増減の内訳といたしまして、個人の市民税が個人所得の低迷により約1億5,100万円減収した反面、法人市民税及び固定資産税がそれぞれ約2,900万円の増収となりました。また、収納率につきましては、現年課税分で0.2ポイント上昇して98.7%、滞納繰り越し分で5.4ポイント上昇して19.0%となりまして、現年課税分と滞納繰り越し分を合わせた収納率は、平成21年度の92.4%から0.2ポイント上昇しまして92.6%となりました。
次に、39ページお願いいたします。A、市所有財産を有効に活用しますについてでありますが、市有財産の効率的な維持管理に努めながら、必要に応じて財産の貸し付けを行い、財産の有効、有益活用に努めました。
以上でございます。
〇清水幸雄企画調整課長 同じく39ページをお願いします。(3)、支出の適正化に努めます。
@、事務事業の見直しを図りますでございますが、市実施事業の評価として、客観性、信頼性等を高めることなどを目的として外部評価を実施いたしました。
A、人件費の削減を図りますにつきましては、指定管理者制度による施設管理、民間委託の推進などによりまして職員数を削減するとともに、新たな行政需要に対しましては業務の見直しや業務量に応じた効率的な職員配置を進めてまいりました。
以上でございます。
〇佐々木志津子委員長 以上で主要な施策の成果等説明書に基づく決算の説明は終わりました。
ここで、午前11時15分まで休憩いたします。
午前11時03分 休 憩
午前11時15分 開 議
〇佐々木志津子委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
次に、第62号議案及び第63号議案をガス上下水道局長から説明を求めます。
〇平賀大介ガス上下水道局長 まず、水道事業会計からご説明いたしますので、皆様のお手元にございます決算書の28ページをお願いします。3、業務のうち(1)、業務量からご説明いたします。年度末給水人口でございますが、平成22年度末は5万5,101人で、前年度と比較して375人減少しております。同様に年間取水量も減少していますが、営業用の使用量等が増加していることから、年間配水量、1日平均配水量は増加しています。なお、給水人口の市別構成では見附市が77.4%、長岡市が22.6%でございます。
次に、年度末給水栓数でございますが、平成22年度末では1万9,097栓で、前年度より127栓増加いたしました。
次に、年間有収水量でございますが、平成22年度末年間配水量742万7,430立方メートルに対し、年間有収水量680万6,057立方メートルで、有収水量率は91.6%となりました。
次に、次ページをお願いします。(2)の事業収入に関する事項でございますが、事業収入合計は10億4,575万5,141円で、前年度に比べまして121万4,622円の増額となりました。その内容といたしましては、営業収益252万3,568円の減と営業外収益427万7,297円の増、特別利益55万9,107円の減によるものでございます。
次に、(3)、事業費に関する事項でございますが、事業費合計は8億1,897万9,735円で、前年度に比べまして860万4,810円の増額となりました。その内容といたしましては、営業費用663万3,892円の増、営業外費用495万274円の減、特別損失692万1,192円の増によるものでございます。この結果、収支差し引き2億2,677万5,406円の当年度純利益を上げることができました。
次に、9ページに戻っていただきまして、3、平成22年度見附市水道事業剰余金処分計算書をごらんいただきたいと思います。1の当年度未処分利益剰余金2億2,677万5,406円は、先ほど申し上げました当年度純利益です。この剰余金を2の利益剰余金処分額の減債積立金に1億3,000万円、建設改良積立金に9,677万5,406円を積み立てるものでございます。
次に、資本的収支についてご説明しますので、4ページをお願いします。資本的収入の決算額は1億1,811万7,403円で、企業債6,200万円、負担金5,611万7,403円であります。
次に、資本的支出でございますが、決算額は3億4,482万8,639円でございます。このうち建設改良費2億1,184万1,059円で、この内訳につきましては後ほどごらんいただきたいわけですが、24ページから27ページに記載したとおり、建設工事、改良工事等に充当したものでございます。また、4ページ下段の欄外に記載したとおり、収入不足額2億2,671万1,236円の財源調達につきましては、記載のとおり留保資金及び消費税調整額をもって補てんさせていただきました。
以上でございます。
続きまして、ガス事業会計をご説明いたしますので、56ページをお願いします。3、業務、(1)、業務量からご説明いたします。まず、一般用と工業用を合わせた前年度との比較では90戸減少して、年度末で1万2,211戸となりました。また、年間販売量では一般用及び工業用がともに増加し、合わせて前年度との比較では78万8,418立方メートル増加して、年度末で1,624万8,744立方メートルを販売いたしました。
次に、(2)、事業収入に関する事項でございますが、事業収入合計は12億9,329万1,608円で、前年度に比べまして6,834万1,827円の増額となりました。その内容といたしましては、営業収益7,294万3,175円の増、営業雑益805万7,475円の減、営業外収益315万6,127円の増、特別利益30万円の増によるものでございます。
次ページをお願いします。(3)、事業費に関する事項でございますが、事業費合計は12億2,070万229円で、前年度に比べまして7,904万5,895円の増額となりました。その内容といたしましては、営業費用9,524万1,795円の増、その他営業費用1,280万3,444円の減、営業外費用323万5,755円の減と特別損失15万6,701円の減となり、この結果、収支差し引き7,259万1,379円の当年度純利益を上げることができました。
次に、39ページに戻っていただきまして、3、平成22年度見附市ガス事業剰余金処分計算書をごらんいただきたいと思います。1の当年度未処分利益剰余金7,259万1,379円は、先ほど申し上げました当年度純利益です。この剰余金を2の利益剰余金処分額の減債積立金に500万円、建設改良積立金に6,759万1,379円を積み立てるものでございます。
次に、資本的収支についてご説明申し上げますので、34ページをお願いします。資本的収入の決算額は6,312万7,700円で、企業債3,000万円と負担金3,312万7,700円でございます。
次に、資本的支出でございます。決算額は2億6,249万4,809円でございます。このうち建設改良費が2億3,275万4,485円で、この内訳につきましては後ほどごらんいただきたいわけですが、52ページから55ページに記載したとおり、建設工事、改良工事等に充当したものでございます。また、34ページ下段の欄外に記載したとおり、収入不足額1億9,936万7,109円の財源調達につきましては、記載のとおり減債積立金、留保資金と消費税調整額をもって補てんさせていただきました。
以上で説明終わります。
〇佐々木志津子委員長 次に、第64号議案を病院事務長から説明を求めます。
〇大橋耕一病院事務長 平成22年度病院事業会計決算についてご説明をいたします。
60ページをお願いいたします。収益的収入及び支出につきましては、病院事業収益22億3,747万8,073円に対し、病院事業費用23億1,454万6,487円の決算額となりました。
次に、62ページをお願いいたします。資本的収入及び支出につきましては、資本的収入5,454万4,113円に対しまして、資本的支出1億1,138万907円の決算額となり、資本的収入額が資本的支出額に不足する額5,683万6,794円は、記載のとおり補てん財源で補てんをいたしました。
建設改良費の内訳につきましては、76ページをごらんください。新型インフルエンザ対策として人工呼吸器4台のほか、主に手術室の備品を購入をいたしました。
76ページをお願いいたします。病院の業務量でございますが、入院は延べ患者数3万249人、1日平均82.9人で、前年度に比較してそれぞれ1,369人、3.8人の増加となり、また料金収益は1人1日平均3万140円と前年度より22円減少いたしましたが、総額では前年度より4,061万5,998円増収の9億1,170万5,093円となりました。外来は、延べ患者数4万2,492人、1日平均173.4人で、前年度に比較してそれぞれ1,374人、4.9人の増加となり、料金収益は1人1日平均1万5,050円と前年度より92円の減少となりましたが、総額では前年度より1,692万3,757円増収の6億3,952万2,482円となりました。病床利用率は、前年度より5.1ポイント増の88.2%でありました。
次に、老健の業務量でございますが、入所は延べ利用者数2万9,888人、1日平均81.9人で、前年度に比較して571人、1.5人の減少となり、介護報酬収益、利用料収益とも前年度より減収となり、それぞれ3億2,054万1,610円、4,683万3,181円となりました。通所は、延べ利用者数4,713人、1日平均13.1人で、前年度に比較して91人、0.1人の減少となり、介護報酬収益、利用料収益とも前年度より減収の4,682万1,740円、328万3,931円となりました。居宅支援につきましては、延べ利用者数は前年度と同数の784件でありましたが、介護報酬収益は前年度より減収の996万2,700円となりました。
77ページをお願いいたします。事業収入に関する事項でございます。医業収益の入院収益、外来収益の増収の主な要因は、患者数の増加によるものでございます。その他医業収益の減収は、老健の利用者数の減少とインフルエンザ予防接種者数の減少によるものでございます。
医業外収益の補助金の皆減は、新型インフルエンザ対策県補助金であります。負担金交付金の減収は、企業債の繰上償還により支払い利息が減少したことから、一般会計からの繰出金が減少したことによるものです。
以上、事業収入は前年度に比較して3,194万9,246円、1.5%増収の22億3,527万947円となりました。
次に、事業費に関する事項でございますが、医業費用の給与費、経費の増加はオーダリングシステム導入にかかわる時間外勤務手当、消耗品費、備品購入費、修繕費の増が主な要因でございます。材料費の増は、患者数の増によるものでございます。
医業外費用が前年度に比較して63.1%と減少しておりますが、これは企業債の繰上償還により支払い利息が前年度に比較して42.4%と大幅に減少したことによるものでございます。
以上、事業費用は前年度に比較して9,011万5,594円、4.0%増加の23億3,842万9,820円となりました。その結果、差し引き1億315万8,873円の経常損失を計上することとなりました。
65ページをお願いいたします。欠損金処理計算書でございますが、7億2,956万9,526円を欠損金として翌年度に繰り越すこととなりました。
以上で説明終わります。
〇佐々木志津子委員長 次に、第65号議案を建設課長から説明を求めます。
〇安藤善紀建設課長 平成22年度刈谷田川水防事務組合歳入歳出決算についてご説明いたします。
平成22年度刈谷田川水防事務組合歳入歳出決算書をごらんください。1ページ、歳入です。1、負担金は予算現額1,130万円に対し、調定額、収入済額ともに1,130万円でございます。
2、財産収入は予算現額2,000円に対し、財産運用収入として基金の利子が増額となりましたので、調定額、収入済額とも3,080円となり、1,080円の増でございます。
3、国庫支出金、4、県支出金とも調定額、収入済額はありませんでした。
5、繰越金、予算現額709万5,000円に対し、平成21年度からの繰越金がふえたため、調定額、収入済額とも1,054万5,413円で、345万413円の増でございます。
6、諸収入はありませんでした。
歳入合計で、予算現額1,840万円に対し、調定額、収入済額とも2,184万8,493円となり、比較額は344万8,493円の増でございます。
2ページ、歳出です。1、議会費でございますが、予算減額36万2,000円に対し、支出済額19万5,227円で、16万6,773円の減額です。
2、総務費は予算現額1,475万4,000円に対し、支出済額990万4,255円で、484万9,745円の減額です。これは、水防倉庫を建設する予定としておりましたが、次年度の施工となったことによる減額です。
3、水防費は予算現額316万円に対し、支出済額120万5,299円で、195万4,701円の減です。
4、公債費、5、予備費は支出がありませんでした。
歳出合計で、予算現額1,840万円に対し、支出済額1,130万4,781円で、709万5,219円の残額となりました。歳入歳出差し引き残額は1,054万3,712円となります。
次に、3から4ページに歳入の事項別明細書のご説明をいたします。1、負担金に関しましては、備考に書いてあるとおり、見附市770万4,000円、三条市320万5,000円、長岡市39万1,000円負担しております。
2、財産収入は、先ほどご説明したとおり基金の利子が当初予算より多くなったため、3,080円の収入となっております。
5、繰越金は前年度よりの繰越金が1,054万5,413円となっております。
歳入合計で、予算現額1,840万円に対し、実績が2,184万8,493円です。
その次の5から7ページ、歳出の事項別明細書のご説明をいたします。1、議会費に関しましては、議員の報酬、旅費の支出が予算36万2,000円に対し、19万5,227円となっております。これは、刈谷田川水防事務組合の議員の議会費となっております。
2、総務費は一般管理費として895万6,000円の予算に対して、支出が826万2,269円となっております。内訳は、監査委員の旅費、報酬費、職員の給料負担等となっております。財産管理費は、水防倉庫の修繕、管理委託、借地料となっております。当初予算579万8,000円に対し、支出が164万1,986円となっておりますのは、先ほどご説明したとおり水防倉庫の新設予定を次年度に先送りしたことによります。
3、水防費は予算316万円に対して、支出は120万5,299円となっております。内訳は、水防協議会委員報酬、消耗品費、水防支部打合会交付金等です。減った要因としましては、水防活動がなかったことによる水防員の報酬、それに伴う消耗品費が減ったことによります。
歳出合計で、予算現額1,840万円に対し、支出額1,130万4,781円で、709万5,219円の残額となります。
8ページでございます。実質収支に関する調書ですが、1、歳入総額は2,184万8,000円、歳出総額は1,130万4,000円、3、歳入歳出差引額は1,054万4,000円、翌年度へ繰り越すべき財源はゼロ円、実質収入額は1,054万4,000円でございます。
9ページ、財産に関する調書でございます。2、基金でございますが、前年度末440万円に対しまして、決算年度中に10万円の増額がございまして、年度末残高としまして450万円となっております。
平成22年度決算としては以上のとおりです。
なお、平成21年度決算までは刈谷田川水防事務組合議会で審議いただいたところですが、平成22年度末で組合が解散したことに伴いまして、見附市、三条市、長岡市の3市協議によりまして見附市議会での認定の議決をいただき、県知事に報告するとともに、三条市、長岡市に報告することとしております。
以上で説明終わります。
〇佐々木志津子委員長 次に、議会報告第12号 平成22年度決算に基づく健全化判断比率等の報告について企画調整課長から説明を求めます。
〇清水幸雄企画調整課長 平成22年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の状況につきまして説明いたしますので、お手元の報告書1ページをごらんください。
(1)、総括表の実質赤字比率についてでございますが、これは一般会計における赤字額が標準財政規模に対してどの程度の割合になるか示した数値になりますが、一般会計は赤字ではございませんので、数値の記載はされておりません。また、評価欄の各比率は早期健全化や財政再生が必要となる基準値を示しております。
次に、連結実質赤字比率につきましては、当市のすべての会計の赤字額と黒字額を合算して、赤字が生じた場合にその赤字額が標準財政規模に比較しての割合を示した数値ですが、これも赤字は生じておらず、数値記載はされておりません。
次に、実質公債費比率ですが、一般会計が負担する公債費や公債費に準ずるものを含めた実質的な公債費相当額が標準財政規模に占める割合を示しております。比率が13.1%となっており、早期健全化基準が25%でありますので、比率的には余裕のある状況でございます。
次に、将来負担比率でございますが、これは一般会計の地方債現在高などの状況を比較する比率でございますが、これも標準財政規模と比較いたしまして現状を示しているもので、比率が104.7%ということで、早期健全化基準が350%ですので、この比率も低い状況となっております。
次に、2ページから5ページは総括表で説明をいたしました各比率の算出表でございますので、後ほどごらんいただきたいと思います。
次に、6ページをお願いいたします。資金不足比率の状況でございますが、この比率は公営企業会計に区分されている各会計の中で、資金不足がその事業規模に対してどの程度かをあらわすものですが、いずれも資金不足はございませんので、数値は記載されていない状況でございます。
以上で説明終わります。
〇佐々木志津子委員長 次に、ただいま議題となっております各会計決算についての審査意見書及び健全化判断比率等の審査意見書が監査委員から提出されておりますので、監査委員から説明を求めます。
〇上野 勝代表監査委員 それでは、平成22年度見附市の決算にかかわる審査意見書につきまして、監査委員を代表いたしまして概要を説明申し上げます。
見附市決算審査意見書、健全化判断比率及び資金不足比率審査意見書をごらんください。ここの1ページをごらんいただきたいと思います。まず、一般会計・特別会計歳入歳出決算及び基金運用状況審査意見書でございます。第1は審査の対象、第2は審査の期間、第3は審査の方法、そして第4は審査の結果でございますが、各会計の歳入歳出決算書及び附属書類等は、いずれも関係法令に準拠して作成されており、予算の執行につきましても適正に執行されていることを認めました。
次に、以下につきましては審査の結果及び意見でございます。
恐れ入ります。先ほどの意見書の52ページをお開きください。基金運用状況でございます。土地開発基金を初めとする4つの定額運用基金の状況でございます。
それから、55ページをお開き願います。下段でございますが、若干意見を述べたいと思います。経済状況は、今般の大震災や世界情勢により景気回復や成長路線への見通しがさらに長期化するとともに、現在のさまざまな動きや現象は今後の社会のあり方そのものの変革も予測されます。市の財政においては、市税の落ち込みが引き続いてあらわれております。また、財政指標の一つであります経常収支比率も平成20年度をピークに改善してきておりますが、市税はもとより各種負担金、使用料及び手数料の財源確保になお一層努めていただきたい。平成22年度は、第4次見附市総合計画前期基本計画の最後の年度であり、さまざまな分野における着実な取り組みにより、その成果がうかがえております。今後とも厳しい財政状況の中で健全な財政運営を図りながら、後期基本計画に沿って市民の幸せのために諸施策を推進されることをお願いするものでございます。
次に、71ページをお開き願います。公営企業会計決算審査意見書でございます。同じくこの第1は審査の対象、第2は審査の期間、第3は審査の方法、第4は審査の結果でございますが、各会計の書類はいずれも地方公営企業法などの関係法令に基づいて作成されており、計数は正確であり、当年度における経営実績を適正に表示されているものと認めました。以下、その概要及び意見でございます。
次ページをお願いいたします。水道事業会計の状況でございます。
続いて、85ページをお願いいたします。このページ下段の審査意見でございます。区域内人口の減少や節水型社会の進行から水需要の伸びは期待できず、一方で浄水場施設の更新など多額の設備投資が必要になってくるなど、水道事業を取り巻く経営環境は厳しさを増してきております。今後も市民に安全で良質な水を安定して供給することを基本にして、長期的な視野に立った計画的な投資とその財源の確保を図り、一層の健全経営に努力されることを望むものであります。
次に、95ページをお願いいたします。このページ以降、ガス事業会計の状況でございます。
恐れ入ります。107ページを続いてお開き願います。このページ下段の審査意見でございます。ガス事業を取り巻く環境は、電気などほかのエネルギー事業との競争により販売量の増加は見込めない状況にあります。一段と厳しいものになっております。最近の新築家庭では、人類が人間としての大発見である炎を見ることが失われつつあります。一方、今般の原発事故により電力の供給能力に影響が生じております。需要家の新規契約を増加するため、ガスの利便性、安全性のPRなどの検討をしていただきたい。そして、安定供給と保安の確保に十分留意され、経費節減を初めとした事業の合理化を推進し、健全経営に努められることを望むものであります。
次に、117ページをお願いいたします。このページ以降、病院事業会計の状況でございます。
続きまして、129ページをお願いいたします。下段の審査意見でございます。平成21年度から平成25年度までの5年間を期間として策定された病院経営改善計画に基づき、経営改善やサービスの向上のためにさまざまな取り組みに努めていることは評価するところでございます。病院経営に当たっては、さまざまな課題が山積しておりますが、今後とも地域に根差した公立病院、介護老人保健施設としての使命を果たすため、病院経営改善計画に基づき、全部門で経営改善と質の高いサービスの提供に一層尽力されることを望むものであります。
続きまして、138ページをお願いいたします。刈谷田川水防事務組合歳入歳出決算審査意見書でございます。第1は審査の対象ですが、刈谷田川水防事務組合が本年3月31日限りで解散されたことに伴い、地方自治法施行令第5条第3項の規定によって事務を承継した見附市長から審査に付されました打ち切り決算について、見附市監査委員が行ったものでございます。第2は審査の期間、第3は審査の方法、第4は審査の結果でございますが、歳入歳出決算書及び附属書類等はいずれも関係法令に準拠して作成され、計数は正確であることを認めました。
141ページをお願いいたします。このページ、結びの最後でございます。解散をされても長年にわたり築き上げた基盤を生かし、今後とも長岡市、三条市との協力体制を継続されることを望むものであります。
続きまして、142ページをお願いいたします。今ほどご説明がございました決算に基づく健全化判断比率審査意見書でございます。第1は審査の概要、第2は審査の期間、第3は審査の結果でございますが、健全化判断比率及びその算定の基礎書類等はいずれも適正に作成されており、早期健全化基準を下回り、良好な状態にあることを認めました。
次ページをお願いいたします。決算に基づく資金不足比率審査意見書でございます。第1は審査の概要、第2は審査の期間、第3は審査の結果でございますが、記載の全公営企業会計の資金不足比率及びその算定の基礎書類等はいずれも適正に作成されており、資金不足額が生じていないことを認めました。
以上で平成22年度見附市の決算にかかわる審査意見書についての説明を終わります。
〇佐々木志津子委員長 以上で本日の日程は全部終了しました。
あす、あさっては各分科会の審査を委員会室で行いますので、ご参集願います。
本日はこれにて散会します。
午前11時55分 散 会
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