見附市議会常任委員会合同所管事務調査会議録
〇招集日時 平成23年6月21日 午後2時
〇招集場所 見附市議会議場
〇会議に付した事件
1 今町小学校体育館改築事業について
2 校庭芝生化事業(田井小学校)について
3 北谷南部地区ふるさとセンター建設事業について
4 見附駅エレベーター等整備事業について
5 今町終末処理場汚泥脱水機増設事業について
6 市道南本町椿沢線歩道新設事業について
7 生ごみ処理実証実験事業について
8 清掃センター不燃物資源化施設復旧工事について
〇出席委員(全員)
五十嵐 勝 木 原 大 輔
重 信 元 子 渋 谷 芳 則
大 坪 正 幸 押野見 淺 一
小 泉 勝 関 三 郎
高 橋 健 一 小 林 伸 一
亀 田 満 久 住 裕 一
佐々木 志津子 山 田 武 正
渡 辺 みどり 小 林 繁 男
井 上 慶 輔
〇説明のため出席した者
市 長 久 住 時 男
副 市 長 山 本 俊 一
会 計 管 理 者 兼 池 山 廣 喜
会 計 課 長
企 画 調 整 課 長 清 水 幸 雄
まちづくり 課 長 池 山 久 栄
総 務 課 長 金 井 薫 平
市 民 生 活 課 長 長谷川 仁
税 務 課 長 星 野 豊 明
産業振興 課 長 兼 岡 村 守 家
農業委員会事務局長
建 設 課 長 安 藤 善 紀
健 康 福 祉 課 長 田 伏 智
病 院 事 務 長 大 橋 耕 一
ガス上下水道 局 長 平 賀 大 介
消 防 長 中 澤 博
教育委員会 教育長 神 林 晃 正
教育委員会 事務局 野 水 英 男
教 育 総 務 課 長
教育委員会 事務局 中 田 仁 司
学 校 教 育 課 長
教育委員会 事務局 星 野 隆
こ ど も 課 長
監査委員事務 局 長 齋 藤 勝
〇事務局職員出席者
事 務 局 長 高 橋 和 徳
次 長 佐 藤 貴 夫
副主幹兼議事 係 長 山 谷 仁
午後 2時00分 開 議
〇小林伸一総務文教委員長 これより総務文教委員会及び産業厚生委員会合同の所管事務調査を行います。
現在の出席委員17人、全員であります。
これより2常任委員会合同によります所管事務調査に入ります。
調査につきましては、初めに議場において各調査項目の説明及び質疑を行い、その後現地調査を行うこととします。議場での説明につきましては調査項目一覧表の順序により、所管の課ごとに演壇で説明を行ってください。説明が終わった課長は自席に戻ってください。その後質疑を行います。また、現地調査につきましては、次の調査地の所管課長は委員乗車のマイクロバスに同乗し、必要であれば追加説明及び質疑にお答えいただき、現地におきましても同様に説明等をお願いします。
1 今町小学校体育館改築事業について
2 校庭芝生化事業(田井小学校)について
〇小林伸一総務文教委員長 それでは、初めに総務文教委員会の調査項目について説明を求めます。
まず、今町小学校体育館改築事業について及び校庭芝生化事業についてを教育総務課長から説明を求めます。
〇野水英男教育委員会事務局教育総務課長 それでは、今町小学校体育館改築事業についてご説明をいたします。
見附市の学校耐震化事業の最終事業とも言えるものでございまして、一昨年の校舎棟改築に続く事業でございます。事業費総額は4億7,591万2,500円で、財源の内訳につきましては資料記載のとおりでございます。体育館の特徴といたしましては、児童が利用しやすい小コーナーやベンチなどを設置したほか、地域開放スペースとしてミーティング室を設けたところでございます。また、雨水の有効活用のために、地下受水槽に雨水をため、トイレやグラウンドに散水利用できるように設置したところでございます。
続きまして、校庭芝生化事業についてご説明をいたします。この事業は、児童の安全と砂の飛散防止などを目的に行われた事業でございまして、現在全国で非常に注目されている事業でございます。今回の事業の大きな特徴は、従来の芝と異なり、鳥取方式という西洋芝を使う方式を使っておりまして、これによりまして管理の手間が非常に省略化されるということが大きな特徴でございます。総事業費は317万4,000円でございますが、そのうち230万6,000円につきましては、サッカーくじの補助金をいただいたところでございます。
以上でございます。
〇小林伸一総務文教委員長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔発言する者なし〕
〇小林伸一総務文教委員長 これにて質疑を終結します。
3 北谷南部地区ふるさとセンター建設事業について
〇小林伸一総務文教委員長 次に、北谷南部地区ふるさとセンター建設事業について、まちづくり課長から説明を求めます。
〇池山久栄まちづくり課長 それでは、北谷南部地区ふるさとセンター建設事業についてご説明申し上げます。
下の図面のとおり、田井小学校ランチルームに隣接するピロティを活用して整備を行ったものでございます。事業費は1,098万9,300円で、内訳といたしまして設計監理委託料に99万7,500円、工事費として999万1,800円で、工期は平成22年5月28日から9月4日までの100日間、財源といたしましては、平成21年度の緊急経済対策として地域活性化・きめ細かな臨時交付金を充当したところでございます。面積は記載の図面のとおりでございまして、74.36平米でございます。
以上でございます。
〇小林伸一総務文教委員長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔発言する者なし〕
〇小林伸一総務文教委員長 これにて質疑を終結します。
4 見附駅エレベーター等整備事業について
〇小林伸一総務文教委員長 次に、見附駅エレベーター等整備事業について、企画調整課長から説明を求めます。
〇清水幸雄企画調整課長 見附駅エレベーター等整備事業についてご説明いたします。
本事業につきましては、JR東日本新潟支社からの申請を受けまして、同支社が見附駅で実施したエレベーター等の整備に対して市が事業補助金を交付したものでございます。事業実施の前段階として、平成20年3月に見附市地域公共交通総合連携計画を策定し、実施すべき施策内容に見附駅バリアフリー化を明記したところでございます。さらに平成22年3月には見附市バリアフリー基本構想を策定し、事業に着手すべき要件を整えたところでございます。本事業の事業費でございますが、工事費総額1億1,949万3,571円となっております。負担の内訳は記載のとおりでございますが、市補助金として3,000万円を支出しております。なお、市負担分3,000万円のうち、1,500万円は県からの補助を受けており、残り1,500万円のうち675万円につきましては、特別交付税として措置がなされております。事業内容については(1)から(2)の内容でございますが、(2)においては事業対象外の工事でございますけれども、JRにおいてさらに構内の段差解消スロープも整備されております。本エレベーターにつきましては、平成23年3月から共用が開始されてございます。
以上でございます。
〇小林伸一総務文教委員長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔発言する者なし〕
〇小林伸一総務文教委員長 これにて質疑を終結します。
5 今町終末処理場汚泥脱水機増設事業について
〇小林伸一総務文教委員長 続きまして、産業厚生委員会の調査項目について説明を求めます。
今町終末処理場汚泥脱水機増設事業について、ガス上下水道局長から説明を求めます。
〇平賀大介ガス上下水道局長 今町終末処理場汚泥脱水機増設事業についてご説明いたします。
事業の目的は、公共下水道の水洗化普及に伴い、下水汚泥量の増加による脱水機増設でございます。事業の概要としましては、今町終末処理場内に高効率型圧入式スクリュープレス脱水機1台の増設を平成21年度から平成22年度にかけて設置したものでございます。処理能力は、乾物状態で時間252キログラム、含水率76%以下です。現有施設の200キログラムと合わせて、452キログラムの処理が可能となりました。事業費につきましては、平成21年度が1億2,300万円、平成22年度が1億3,257万円で、総額2億5,557万円です。資料の裏面の配置図に赤く着色した部分が該当部分でございます。
以上で説明を終わります。
〇小林伸一総務文教委員長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
〇関 三郎委員 1点お願いします。
今局長から話ありましたけれども、今また下水道布設がふえていますので、それらに伴う増設ということですけれども、昨年でしたか、委員会で質問させていただいたら、副市長のほうから最終的には下水処理施設は今町のほうに集約するのだという話ですけれども、それの関連もあるのかということと、最終、その今町集約はいつごろをお考えなのかお聞かせ願いたいと思います。
〇平賀大介ガス上下水道局長 質問にお答えします。
委員質問のとおり、見附市においては終末処理場が2つあります。葛巻終末処理場につきましてはかなり老朽化しておりますけれども、まずもって市内の汚水の整備を優先的に進めているところでございます。それが終わった後に統合を考えていきたいというふうに考えています。
前にも委員会で説明したように、面整備につきましては平成31年か平成32年ごろ終わるのではないかなということで今推測している状況ですので、その後になるというふうに考えております。まだその間時間がありますので、今の脱水機、それぞれで脱水機で運転していると、処理しているというような状況でございます。
〇小林伸一総務文教委員長 ほかに質疑はありませんか。
〔発言する者なし〕
〇小林伸一総務文教委員長 これにて質疑を終結します。
6 市道南本町椿沢線歩道新設事業について
〇小林伸一総務文教委員長 次に、市道南本町椿沢線歩道新設事業について、建設課長から説明を求めます。
〇安藤善紀建設課長 市道南本町椿沢線歩道新設工事についてです。
お手元の図面のとおり、南本町椿沢線歩道新設工事は平成20年度から歩道整備を進めており、平成22年度は名木野町から緑町までの区間、延長480メートル、幅員3メートルで施工いたしました。図面の中で赤で表示してある部分であります。工期といたしましては平成22年9月30日から12月28日、工事費は2,057万3,700円で行っております。舗装以外に、路面と側溝の段差の大きい区間について転落防止さくもあわせて設置しております。本工事により、緑町から鳥屋脇町までの約1,100メートルが歩道、自転車道として整備されております。今後、平成23年、平成24年の2カ年で鳥屋脇町から椿澤町までの約1,900メートルの整備を行う計画です。
以上です。
〇小林伸一総務文教委員長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔発言する者なし〕
〇小林伸一総務文教委員長 これにて質疑を終結します。
7 生ごみ処理実証実験事業について
8 清掃センター不燃物資源化施設復旧工事について
〇小林伸一総務文教委員長 次に、生ごみ処理実証実験事業について及び清掃センター不燃物資源化施設復旧工事について、市民生活課長から説明を求めます。
〇長谷川 仁市民生活課長 生ごみ処理実証実験事業についてご説明申し上げます。
本市は環境基本計画策定を機に、10年後のごみの総排出量を9,000トンにまで減量する目標値を掲げ、平成22年度を環境元年と位置づけまして、施策の見える化に配慮してまいりました。その結果、速報値でございますけれども、ごみの排出量は前年比501トンを減量し、1万3,176トンという歓迎すべき結果を得ることができました。しかしながら、中長期的な視野に立って、これまでごみは燃やして埋めるといった固定観念から脱却し、温室効果ガスの排出抑制、それから再生利用も考えた処理形態に改めることが今後の課題として残されています。このことから、現在燃えるごみの約3割を占める生ごみ、これを微生物の特性を活用し、自然分解することで、温室効果ガスの対策や焼却するごみの量を少なくすること、この可能性を検証する実験ということで、今般実験を行うこととなっています。資料に記載してございますとおり、実験に用いる微生物はYM菌という納豆菌に類する特許微生物を使い、その特質は記載のとおりでございます。本日別途現地視察をいただく実験棟でございますけれども、生ごみの一時貯蔵と発酵の2層に仕切って、幅7メートル、奥行き4メートル、高さ2.5メートルの平屋を敷地内に建設をし、記載のとおりの発酵処理過程を経て、最終的に3%程度の無機物を残し分解処理を行うというものでございます。実験期間は、今月6月から翌年2月までということで予定をしております。実験棟でございますけれども、今月15日に既に完了検査を終了しまして、みつばコミュニティの協力のもと、本日までに約1.7トン程度、分別された生ごみが搬入されております。なお、実験に要する経費でございますけれども、実験施設整備及び設計監理費として1,200万円、施設運転費として74万円、現場管理費として426万円、その他コミュニティ活動費として20万円、計1,720万円、平成23年度予算としてご承認をいただいております。
続きまして、清掃センター不燃物資源化施設復旧工事についてご説明申し上げます。この施設は、平成22年10月27日に未使用スプレー缶等の破砕作業中に発生しました爆発事故について施設を修繕の上、本年4月20日に試験稼働を経て、現在平常運転を行っているものでございます。資料上段には、復旧前と復旧後の機器の概要を比較し、お示しをさせていただいております。従前採用しておりました高速回転破砕機、これはハンマーを高速に回転し、衝撃を与えることで対象物を破砕する方式であったものに対し、このたび採用した低速回転2軸せん断機は、平行して設けられた回転軸相互のせん断刃の間で対象物をせん断するということで、ハンマー方式に比べますと火花の発生も少ないことから、爆発や火災事故も少ない、運転時の騒音も少ないということで、最近は産廃処理施設の稼働しております同種の破砕機では、乗用車を丸ごと破砕できる大型施設もこの方式を採用しているというふうに聞いております。復旧に要しました費用につきましては、資料最下段にお示ししてあるとおり、破砕機本体及び搬送コンベヤー類製作費として3,700万2,000円、設備機器撤去及び新設設備費として1,942万5,000円、合計5,642万7,000円を平成22年12月市議会定例会でご承認をいただき、執行させていただいているものでございます。
以上で説明を終わります。
〇小林伸一総務文教委員長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
〇関 三郎委員 微生物のプロジェクトについて、非常に結構なことだと思います。これはもう全国的にもかなり前からやられていることですけれども、いろいろ話なんか聞いてみますと、最終的にはまさか実験棟でやるわけではなくて、これは恐らく民間委託で、市でやることはできないと思いますので、民間委託でどのような形を考えておられるのか。恐らくなかなか民間の土地を使うとなると、いや、臭いだの、においの問題がありますので、それで全国的にかなりだめになったところがあると聞いておりますので、その辺はどうお考えなのかということをちょっとお伺いしたいと思います。
〇長谷川 仁市民生活課長 お答えをいたします。
微生物を使った、とりわけYM菌を使った処理につきましては、確かに委員ご指摘のとおり、民間の事業者の中では実績はあるという話ですけれども、これについては汚泥処理についての実績はあるということで、生ごみについての実績はこれから検証するという状況になっております。ですので、今後の方向性につきましても、まずもってこのYM菌を使った生ごみの自然分解が処理過程の中で有効なのかどうか、その辺の検証も含めて今後の方向性を見定めていきたいと、そんなふうに考えております。
以上でございます。
〇小林伸一総務文教委員長 これにて質疑を終結します。
〇小林伸一総務文教委員長 以上で議場での常任委員会合同所管事務調査を終了します。
〔午後 2時20分 議場散会して現地調査〕
午後 5時18分 散 会
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