見附市議会産業厚生委員会会議録
〇招集日時 平成23年6月20日 午前10時
〇招集場所 見附市議会委員会室
〇会議に付した事件
1 議第42号 平成23年度見附市一般会計補正予算(第3号)中
歳入歳出予算補正
(歳出)第3款民生費第1項社会福祉費第2目老人福祉費
2 議第43号 住居表示に関する法律第3条第1項の規定による当市における実施区域及び当該区
域における住居表示の方法について
〇出席委員(全員)
五十嵐 勝 渋 谷 芳 則
押野見 淺 一 小 泉 勝
亀 田 満 久 住 裕 一
山 田 武 正 渡 辺 みどり
小 林 繁 男
〇委員外出席者
副 議 長 佐々木 志津子
〇説明のため出席した者
副 市 長 山 本 俊 一
産 業 振 興 課長兼 岡 村 守 家
農業委員会事務局長
建 設 課 長 安 藤 善 紀
ガス上下水道 局 長 平 賀 大 介
市 民 生 活 課 長 長谷川 仁
健 康 福 祉 課 長 田 伏 智
病 院 事 務 長 大 橋 耕 一
〇事務局職員出席者
事 務 局 長 高 橋 和 徳
次 長 佐 藤 貴 夫
副主幹兼議事 係 長 山 谷 仁
午前10時00分 開 議
〇亀田 満委員長 これより本日の会議を開きます。
現在、出席委員9人全員であります。
これより本委員会に付託されました議案2件の審査に入ります。
審査につきましては、議案付託表の順序により行いたいと思います。また、一般会計予算については、議案上程後、質疑に入る前に関係課長から歳出予算の所管する部分について説明を求めることにします。
1 議第42号 平成23年度見附市一般会計補正予算(第3号)中、関係部分
〇亀田 満委員長 初めに、議第42号 平成23年度見附市一般会計補正予算(第3号)中、本委員会に付託になりました関係部分を議題とします。
それでは、歳出について関係課長から所管する部分について説明を求めます。
それでは、8ページの第3款老人福祉費について、健康福祉課長より説明を求めます。
〇田伏 智健康福祉課長 3款1項2目老人福祉費560万円ですが、国の補助金を活用して高齢者の実態調査を行うものですが、見附市内の65歳以上の高齢者のうち、自立している方及び要介護認定の要支援1、2の方約9,700人を対象に、高齢者とその家族に関する基礎的な事項を把握するためにアンケート調査を実施するための経費です。
以上です。
〇亀田 満委員長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
〇渡辺みどり委員 まず、基礎的なところでお伺いしたいと思うのですが、地域支え合い体制づくり事業というのは、第4期の介護保険事業計画の中にはこの言葉がなかったというふうに思っていますし、いろいろな資料を少し引っ張ってみたりしたのですが、昨年の平成22年度の厚生労働省の補正予算の中で、この地域の日常的な支え合い活動の体制づくりということで200億円が支出をされており、県に事業費として交付され、そして県を通じて市町村に事業を効果的に組み合わせ、市町村みずから実施する場合に補助、委託等を行うというふうな制度というふうに認識をしたのですが、まずこの地域支え合い体制づくりというのは、見附市では現在のところどんなことをやっているのか、それから今ご説明あったように、地域で高齢者を支える基礎資料をつくるということなので、第5期の計画の中に盛り込んでいくのか、そこあたりもう少し詳しくご説明いただけますか。
〇田伏 智健康福祉課長 現在もいろいろ事業に取り組んでいるところでございます。地域生活支援のためのいろんな介護事業、予防事業等を行っておるわけでございまして、今回その国の補助の制度についてですが、これは今委員おっしゃいますように、国が一般会計といいますか、そういった高齢者、障害者の社会弱者に対して地域社会が見守り、生活を支えるというような体制づくりを推進するための目的で補助制度をつくったものでございまして、その中で地域の支え合い活動の立ち上げ支援事業という中の地域における要援護者、要援護高齢者、障害者及びその家族に関する基礎的事項、サービス利用、雇用状況及び課題等把握普及及び当該情報を記載した台帳等の整備のために、1事業当たり500万円を限度に交付するというものでございます。
それで、今後の介護保険計画策定についての関連ですけれども、これに関する基本調査といったのは、介護保険特会のほうで当初予算で見ておりました。それが今回こういったメニューがあることによって、補助事業を使うことによって見附市の経費をできるだけ少なくできるという中で、その事業に高齢者の支援のための調査と、それから介護保険計画作成のためのニーズ調査をうまく乗せたというようなことで、これにこの事業を申請をしたということでございます。
以上です。
〇渡辺みどり委員 わかりました。
介護特会から、一般会計でも介護に関する部分の基礎調査をできるというメニューを補助事業を使ってやったということになるかと思うのですが、この新規事業の立ち上げ支援、一般会計で見る場合にNPO等が実施するという、そういう何かやれる人たちというのはある程度特定されてくるのですか。そこあたりはどうなのでしょうか。
〇田伏 智健康福祉課長 メニューの中に、ほかのメニューで住民組織やNPO等が実施する調査という、そういうメニューもあるのですけれども、今回の私どものメニューについては、別にそれに対象を限ったものではなくて、民間の事業者でもできると、やっていいと、そういうメニューでございます。
以上です。
〇渡辺みどり委員 わかりました。
それで、この65歳以上、自立の方と要支援1、2の方たちにアンケートをとるということで、ここに郵送料も盛り込まれているので、多分郵便でのアンケート調査になるのかなというふうに思うのですが、この委託する先なのですが、民間にも委託するということで本会議でもご説明があったようなのですが、どういうところがこういうものをやっておられるのか、そして見附市で委託をする先というのはどんなふうなコンセプトでされるのか。事業所が決まっていれば、なおいいと思います。
〇田伏 智健康福祉課長 事業所は今後、見積もり合わせによる随意契約という形で相手先を決めることになるかと思いますけれども、そういった介護の調査の分析だとか、そういったある程度のノウハウを持った事業所ということが対象になってくるというふうに考えております。
以上です。
〇渡辺みどり委員 そうすると、その分析まで任せて、それで出てきたデータをその後、課ではどんなふうにして分析というか、生かしていくのですか。
〇田伏 智健康福祉課長 その後がまた大事でございまして、そういった情報をもとに2次予防の対策が必要な方だとか、そういったものを担当部署と、あと地域包括支援センターあたりと連携をとりながら、その後の防止策というふうに生かしていきたいというふうに考えております。
以上です。
〇渡辺みどり委員 第5期計画の中にはこの基礎資料が生かされていくわけなのですが、それぞれ地域での支え合いというと、それを支え合える、支える地域のいろいろな塊というか、それがとても大切だというふうに思うのですが、そこあたりは今あるのか、それから今後どういうふうにそこをやっていかれるのか、そこまでちょっと。
〇田伏 智健康福祉課長 市長は、地域コミュニティというようなことを推進したりしているわけですけれども、その中でもやはり高齢者や障害者といった者も地域の人たちから支えてもらいたいという方向性があるのだろうと思いますけれども、一足飛びにそこまでというのはなかなか難しい部分があるかと思いますので、市なり地域包括支援センターが支えていく中で、順次地域の人たちからそういった協力してもらうという形が理想なのかなというふうに考えております。
〇小泉 勝委員 老人福祉費の関連でちょっとお伺いしたいのですけれども、先日見附市の敬老会に出席をさせていただきまして、その中でお話で、菓子組合さんから協力をいただいているというようなお話もあったのですが、その内容について、当初予算には敬老会補助金として732万円が計上されておりますけれども、そのお金がお土産の代金に充たっているのかどうかということをお聞かせいただきたいのですけれども。
〇田伏 智健康福祉課長 たしか1人当たり幾らというような形で補助金が出されているかと思うのですけれども、それらは運営費及びそういった祝い品といいますか、お菓子を含めた祝い品の経費に充たっていると認識しております。
〇小泉 勝委員 細かい話でちょっと恐縮なのですが、お土産を私もいただいてきたのですけれども、中におすしが入っていまして、裏を見たら三条市でつくられておりました。大福もついていたのですが、大福に至っては北海道でつくられていたのです。非常に違和感を感じて帰ってきたのですが、またその後いろんな市民の方から同じようなことを言われまして、せっかく市の予算がそこに充てられるのであれば、もうちょっと何か考えていただくとか、指導をしていただくというようなことができないのかなと。補助金でどんと入ってしまって、その使い道はもう向こうにお任せだということなのかもしれませんけれども、それにしてもご指導いただくような形というのはとれないものかなと思いますけれども、いかがでしょうか。
〇田伏 智健康福祉課長 補助金を出して、その後については実行委員会の皆様にお任せするという形になっておりますので、実行委員会の中で経費を安く上げるための工夫の一つだったのだろうと思いますけれども、その辺も十分また理解できますので、今後またそういった話などをさせていただく中で、改善できれば改善していきたいというふうに考えております。
〇亀田 満委員長 これにて質疑を終結します。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇亀田 満委員長 これにて討論を終結します。
これより第42号議案を採決します。
本案は原案のとおり可決すべきものと決定してご異議はありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇亀田 満委員長 ご異議なしと認めます。
したがって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定しました。
2 議第43号 住居表示に関する法律第3条第1項の規定による当市における実施区域
及び当該区域における住居表示の方法について
〇亀田 満委員長 次に、議第43号 住居表示に関する法律第3条第1項の規定による当市における実施区域及び当該区域における住居表示の方法についてを議題とします。
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔発言する者なし〕
〇亀田 満委員長 これにて質疑を終結します。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇亀田 満委員長 これにて討論を終結します。
これより第43号議案を採決します。
本案は原案のとおり可決すべきものと決定してご異議はありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇亀田 満委員長 ご異議なしと認めます。
したがって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定しました。
合同所管事務調査について
〇亀田 満委員長 次に、合同所管事務調査についてお諮りいたします。
地方自治法第109条第3項の規定により、お手元に配布してあります本委員会の所管事務調査項目案及び日程案により調査を実施したいと思いますが、これにご異議はございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇亀田 満委員長 ご異議なしと認めます。
したがって、そのように決定しました。
なお、会議規則第97条第1項の規定により、合同所管事務調査の実施について議長に通知します。
委員派遣承認要求について
〇亀田 満委員長 次に、委員派遣承認要求についてお諮りいたします。
ただいま決定しました合同所管事務調査の実施に伴い、委員派遣の必要がありますので、会議規則第98条の規定により、委員派遣承認要求書を議長に提出したいと思いますが、これにご異議はございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇亀田 満委員長 ご異議なしと認めます。
したがって、そのように決定しました。
〇亀田 満委員長 以上で本日の日程は全部終了しました。
本日はこれにて散会いたします。
午前10時16分 散 会
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