平成22年第1回(3月)見附市議会定例会会議録(第1号)
〇議事日程 第1号
平成22年3月8日(月曜日) 午前10時開会
諸般の報告
第 1 会議録署名議員の指名について
第 2 会期の決定について
第 3 新年度施政方針
第 4 議第11号 専決処分について(平成21年度見附市一般会計補正予算(第5号))
議第12号 専決処分について(新潟県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の
減少及び規約の変更について)
議第13号 専決処分について(長岡地域土地開発公社定款の一部変更について)
第 5 議第46号 工事委託契約の締結について
第 6 議第 1号 平成22年度見附市一般会計予算
第 7 議第 2号 平成22年度見附市国民健康保険事業特別会計予算
議第 3号 平成22年度見附市老人保健事業特別会計予算
議第 4号 平成22年度見附市後期高齢者医療特別会計予算
議第 5号 平成22年度見附市介護保険事業特別会計予算
議第 6号 平成22年度見附市下水道事業特別会計予算
議第 7号 平成22年度見附市農業集落排水事業特別会計予算
第 8 議第 8号 平成22年度見附市水道事業会計予算
議第 9号 平成22年度見附市ガス事業会計予算
議第10号 平成22年度見附市病院事業会計予算
〇本日の会議に付した事件
議事日程と同じ
〇出席議員(17人)
1番 小 泉 勝 2番 関 三 郎
3番 高 橋 健 一 4番 亀 田 満
5番 辺 見 雅 信 6番 小 林 伸 一
7番 佐 々 木 志 津 子 8番 久 住 裕 一
9番 山 田 武 正 10番 浅 野 三 夫
11番 星 賢 一 12番 小 林 繁 男
13番 渡 辺 み ど り 14番 高 橋 清 治
15番 八 木 庄 英 16番 井 上 慶 輔
17番 野 本 千 晴
〇欠席議員(なし)
〇説明のため出席した者
市 長 久 住 時 男
副 市 長 山 本 俊 一
会 計 管理者兼 池 山 廣 喜
会 計 課 長
企 画 調整課長 岡 村 守 家
まちづくり課長 田 伏 智
総 務 課 長 金 井 薫 平
市 民 生活課長 長 谷 川 仁
税 務 課 長 星 野 豊 明
産業振興課長兼 清 水 幸 雄
農 業 委 員 会
事 務 局 長
建 設 課参事兼 矢 島 徳 男
課 長 補 佐
健 康 福祉課長 池 山 久 栄
病 院 事 務 長 大 橋 耕 一
ガ ス 上下水道 平 賀 大 介
局 長
消 防 長 岡 村 勝 元
教 育 委 員 会 神 林 晃 正
教 育 長
教 育 委 員 会 野 水 英 男
事 務 局
教 育 総務課長
教 育 委 員 会 藤 森 進
事 務 局
学 校 教育課長
教 育 委 員 会 星 野 隆
事 務 局
こ ど も 課 長
監 査 委 員 高 橋 和 徳
事 務 局 長
〇事務局職員出席者
事 務 局 長 齋 藤 勝
次 長 笹 原 浩
議 事 係 長 犬 塚 守 明
午前10時00分 開会及び開議
〇八木庄英議長 これより平成22年第1回見附市議会定例会を開会します。
現在の出席議員17人全員であります。
これより本日の会議を開きます。
諸般の報告
〇八木庄英議長 最初に、諸般の報告をします。
まず、議会報告第1号、例月出納検査結果報告書及び定期監査結果報告書について、監査委員から提出されました。
議会報告第2号 指定した専決処分に係る損害賠償額の決定及び和解について、市長から報告がありました。
以上2件の報告事件については、議案とともに配布しておきました。
次に、市長から第47号議案が提出されましたので、配布しておきました。
次に、一般質問についてでありますが、別紙事件表のとおり関議員外9名から通告がありましたので、それぞれ関係機関へ通知しました。
次に、本定例会での説明のため、市長を初め関係者の出席を求めました。
次に、本定例会において、報道関係者から議場内での撮影の申し出がありましたので、これを許可いたしました。
以上をもって諸般の報告を終わります。
日程第1、会議録署名議員の指名について
〇八木庄英議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第80条の規定によって、5番、辺見議員及び6番、小林伸一議員を指名します。
日程第2、会期の決定について
〇八木庄英議長 日程第2、会期の決定についてを議題とします。
お諮りします。本定例会の会期は、本日から3月18日までの11日間としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇八木庄英議長 ご異議なしと認めます。
したがって、会期は本日から3月18日までの11日間と決定しました。
日程第3、新年度施政方針
〇八木庄英議長 日程第3、新年度施政方針に入ります。
久住市長。
〔久住時男市長登壇〕
〇久住時男市長 本日ここに平成22年3月市議会定例会が開催されるに当たり、市政運営に臨む私の姿勢と所信の一端を申し上げますとともに、平成22年度当初予算案の重点施策などその概要をご説明申し上げます。
一昨年来低迷が続く我が国の経済は、輸出や生産などで増加の指標もあり、持ち直しているとされていますが、先行きは依然厳しい状況が続くものと思われます。雇用、所得環境の厳しさも私たち市民に強い閉塞感を与えています。こうした時代だからこそ素早く対応し、市民の不安を解消するための将来への投資が必要と考えます。中長期的な視点視野を持って的確な施策を練り、取り組んでいけば、5年後、10年後には必ずまちの大きな魅力につながっていくと思います。
さて、昨年新しい政権が誕生し、今地域主権が盛んに議論されています。新政権は、地域主権の確立を改革の1丁目1番地に掲げています。地域のことは地域で発想し、責任を持って実行に移す、我々地方自治体が切望してきたことでもあります。しかし、忘れてはならないこと、それは自治体の責任で判断し、行動するということは、自治体間で大きな差が生まれてくる社会であるということです。その地域の置かれた現状をどう分析し、すぐれた資源をどう活用するのか、それによってそこの色、輝き方が違ってくると思います。見附が見附らしい色で魅力的な輝きを見せるには、いかに私たち市民が知恵を結集できるか、そして私たちがチャレンジし続ける姿勢を持てるかどうかが大きなかぎになると考えています。
平成22年度の当初予算の編成に当たっては、健全財政の確保を基本姿勢としながらも、経済対策や将来に向けての積極的な投資が今必要だと考えました。そのために、前例踏襲ではなく、一つ一つの施策が真に市民のために行うものであるかどうかを改めて問いかけながら、めり張りのある予算の配分を行いました。
平成22年度の予算編成における主要な特徴は環境と健康です。これを大きな柱ととらえ、全庁横断的な事業を進めてまいります。
環境については、この3月策定の見附市環境基本計画を受け、平成22年度を環境元年と位置づけて、さまざまな取り組みを展開してまいります。21世紀は環境の世紀と言われるように、これは地球規模の課題でもあります。身近な生活環境の改善と同じように、地球環境への意識も持ち、私たち市民一人一人がライフスタイルを見直すような取り組み、働きかけを行ってまいります。
また、健康については、単に心身の健康だけではなく、例えば健康な道路であったり、健康な景観、健康な地域づくりと、さまざまな分野で健康を切り口とした施策を進めてまいります。以下、第4次見附市総合計画で掲げた4つの将来像に沿って、事業及び予算の大綱について申し上げます。
最初の将来像、人と自然が共生し、健やかに暮らせるまちについてであります。新年度は、環境基本計画の中でうたう見附市の望ましい環境像に向かって事業を進めてまいります。毎日の生活から排出されるごみを活用するものとして、BDF回収事業を新たに始めます。公共施設やスーパーなど市内11カ所の施設を家庭からの廃食油を回収するための拠点とします。加えて、回収した廃食油で精製されたバイオディーゼル燃料を公用車でも活用していきます。また、生ごみ減量化のため、生ごみ処理機の購入費用補助を引き続き行う一方で、処理済み生ごみをイングリッシュガーデンに持ち込んでもらうことで有機肥料として活用する取り組みを開始いたします。処理済み生ごみを持ってきていただいた際にはポイントが付与され、そのポイントに応じて花苗と交換できるという仕組みです。イングリッシュガーデンと連携して行っていきます。こうした一番身近なところから環境対策を始めることで市民の皆様の意識が環境問題に向けられていくことをさらに期待するものであります。
緑化対策の一つとしては、田井小学校のグラウンドで校庭の芝生化の実証事業を行います。芝生の維持管理は地域の皆様の協力をお願いし、地域ぐるみの活動と位置づけ、健康な地域づくりにつながることを期待しております。このほか、刈谷田川の河川改修工事後の堤防の緑化にも取り組んでいきます。また、街路の植樹桝や公共の土地を地元の人たちとの協働で管理していく快適空間づくり事業などの緑化推進に積極的に取り組んでまいります。また、交通の面からも環境対策と健康の増進を一体とした取り組みを新たに始めてまいります。
今、二酸化炭素を排出しないクリーンな交通手段として、また健康増進に役立つものとして自転車が再評価されています。これに着目し、見附駅やネーブルみつけなど市内4カ所のステーションに放置自転車を利用した無料の貸し出し用自転車を活用するパークアンドサイクル事業を新たに行います。さらに、毎週日曜日にイングリッシュガーデンや市民の森、大平森林公園などを無料で結ぶ緑の回廊バス運行事業を試験的に開始し、地球環境の負荷を抑えつつ、各公園へのアクセス向上を図り、市民の健康的な生活をサポートしてまいります。このほか、太陽光や太陽熱といった新エネルギーの活用を促進する取り組みとして、住宅への設備費用を助成するほか、ネーブルみつけに太陽光発電設備の設置とLED照明の整備を行います。そして、刈谷田川の災害復旧工事の進捗と合わせる形で、川に親しみながら、川の持つ歴史や有用性、また怖さを知り、まちづくりや生活の中に川とのかかわりをもう一度取り戻すかわまちづくり計画への取り組みを始めてまいります。具体的には、県と協力して刈谷田川の堤防のサイクリングロードの整備着手やEボートを楽しむ環境整備を行います。また、名木野小学校付近の刈谷田川河川敷でヤギを飼育し、学校や地元の皆様との協力をいただきながら、触れ合い体験、河川敷除草に取り組んでまいります。
次に、健康についてであります。運動、食生活、検診、生きがいの4つの切り口で進めているいきいき健康づくり事業は、日本一健康なまちを目指す市の健康施策の根幹であります。市民がいきいきと心豊かに生活するために、さらに充実すべく各種事業を展開してまいります。中でも健康運動教室は、筑波大学との共同研究で医療費削減の効果が科学的に実証され、全国の自治体から注目されているところであり、市としても大きな自信につながっております。しかし、近年参加者数が頭打ちとなっているという現状があります。今後、結成された健康づくり応援し隊などの協力を得ながら、引き続き参加者の拡大に取り組んでまいります。同時に、運動教室を継続してもらうため、継続参加者へのインセンティブの拡充を図ってまいります。このことで仲間づくりにもなり、心と体の健康と、そして健康な人間関係につながるのではないかと考えております。
また、がん検診についても、特に女性特有のがんである乳がんと子宮頸がんの受診を促進するため、助成や車検診を実施いたします。
さらに、高齢化社会は着実に到来してきております。高齢者の閉じこもり、認知症の予防を図る施策などを引き続き進めてまいります。
また、救急や災害などの緊急時でも主治医、持病といった医療情報が救急隊や支援者に正確に伝わるように、高齢者世帯に安心情報キットを給付いたします。
そのほか、高齢者が安心した生活を送るためには、地域でのつながりが不可欠であります。その意味で村部における地域コミュニティ組織の活動が大変重要なものと考えております。
障害者福祉については、日中一時支援事業などの地域での生活支援事業に引き続き取り組んでまいります。また、雇用、就労の促進に努めるなど、障害者の障害の有無にかかわらず、だれもが誇りを持って暮らせるまちづくりを行ってまいります。
次に、安全、安心な暮らしやすいまちについてであります。私たちは、災害に備えることがいかに大切であるかを知っております。災害に強いまちづくりこそ日常生活に安心をもたらし、穏やかで快適な生活の基礎となります。水害の教訓を生かし、長年の懸案であった雨水対策事業に取り組んでいるところであります。新年度も引き続き元町地区の浸水解消対策や今町地区での雨水排水路改良工事などの基盤整備事業を推進してまいります。また、木造住宅の耐震診断調査や改修支援事業を引き続き実施するほか、新たにアスベストの調査や除去に対する助成を行い、民間住宅の安全確保の支援に取り組みます。それに加え、ことしも防災防犯訓練を実施し、災害や予期せぬ事態の発生に備えます。
さらに、救急救助体制の充実のために、防火水槽や消防車両の整備を進めていきます。順次整備を図っているAEDは新たに8カ所設置し、合計28の公共施設に整備することとなります。
一方、少子高齢化が進む社会情勢と地域環境への負荷を抑える点からも、公共交通への取り組みは今後ますます重要になってきます。コミュニティバス、デマンドタクシーの継続とあわせ、自転車を活用するなど、交通の利便性を高めてまいります。また、バリアフリー基本構想に基づき、見附駅のエレベーター整備に対する補助を行うなど、人に優しい環境整備に努めてまいります。
さて、昨今、公共工事の削減という言葉に注目が集まり、国や県においても予算が縮小されているところであります。しかし、効率的な道路交通体系の整備は、産業の活性化はもちろん、私たちが日常生活を営んでいくためにも不可欠であります。道路、下水道、融雪設備など市民の快適な生活を支える社会基盤の整備については、優先順位を整理し、順次進めてまいります。また、水道及びガス事業については、安全、安心な水とガスの供給のために老朽管の布設替工事を進めるとともに、青木浄水場の施設更新については、更新の認可に必要な設計に着手してまいります。
次に、産業が元気で活力あるまちづくりについてであります。先行きの不透明な経済情勢の中、どうすれば将来への不安を解消できるか、行政がやるべきことは何かを改めて考え、景気対策と雇用対策に当たってまいります。
そこで、新年度はこれまで積み立てを行ってきた財政調整基金を財源として生活関連道路の改良工事を例年の2倍に拡大して行うほか、県の基金を活用した雇用創出事業の拡大、あるいは制度融資の継続に取り組むことといたしました。
私たち見附市の最大の課題は、雇用の場の創出であります。2年に1度実施している市民アンケートでは、近年毎回改善されてはいるものの、満足度の欠けるものの1番に常に働く場所の豊富さが挙げられています。そのためにも産業団地見附テクノ・ガーデンシティーへの企業誘致に力を入れてまいりました。現在進出企業は42社、うち35社が操業を始め、多くの市民が産業団地で働くようになってきています。また、安定した税収の確保のためにも多様な業種でバランスをとれる産業構造への転換が求められており、その面においても企業誘致が功を奏していると考えております。引き続き県と連携を図りながら、優良企業誘致に取り組んでまいります。
一方で、これまでの見附を支えてきた産業、特に繊維産業の振興も欠かすことはできません。企業の意欲的な取り組み、頑張る商工業者、頑張る農林業者に対する応援を引き続き行ってまいります。そして、市街地ににぎわいと活力を取り戻し、まちの活性化を図るためにどのような対策が必要か、第2次まちなか賑わい検討委員会の中でその方向性について議論をお願いしております。
また、今年度見附のさまざまな物産を販売するインターネットショッピングモール「どまいち」を立ち上げました。新年度は一層の販売促進に努めると同時に、毎年開催しているとっておき百選や首都圏交流事業「いいとこ見つけ」との連携の中で、品物を販売するだけでなく、ふるさと見附を感じていただく機会をつくり出していきます。そして、見附出身者などによる応援団、見附サポーターの協力を得るなどして交流人口の増加、見附ファンの拡大を図り、さらには定住の促進や地域活力の高揚につなげていきたいと考えております。
次の将来像、人が育ち、人が交流するまちづくりについてであります。子育てしやすい環境の整備は、まちの暮らしやすさを左右する大きな要素の一つと考え、「子育てするなら見附」というスローガンのもと、各種取り組みを進めているところであります。また、本を読む習慣、花と緑、あいさつ、お手伝いの4つを柱にし、子どもたちの健やかな成長を促しております。乳幼児から小中学校までの時期に多くの図書と出会うことは、知識や読解力の向上はもちろん、子どもたちの想像力や表現力、感情を豊かにします。市では、新年度、市内全保育園、幼稚園、子育て支援センターに加え、小中学校にも本の整備を進め、早期に読書習慣が身につくように、ボランティアグループ、保護者の方々の協力を得る中での取り組みを行ってまいります。花と緑、あいさつ、お手伝いについても、花いっぱいコンテスト、あいさつ運動、ボランティアなどの活動を通して子どもたちが自然と身につく取り組みを行ってまいります。
また、子育て家庭の支援として市内7カ所で行っている学童保育、放課後児童クラブは、葛巻と名木野地区で土曜の開設を新たに始めます。さらに、3人以上のお子さんがいる世帯の子育てを応援するため、通院医療費の助成を現在の小学3年生から6年生までに拡充いたします。このほか、妊婦健康診査費用の助成、未満児保育や延長保育など、子育て家庭の応援を行ってまいります。
一方、学校教育でも子どもたちに豊かな心と確かな学力を身につけてもらうため、人とのかかわり、地域とのかかわりが重要だと考えます。新年度も地域の人たちに積極的に教育現場に入っていただき、学校、家庭、地域が一体となった充実した教育環境をつくってまいります。加えて、学校や学年の垣根を越えて行うわくわく体験塾や小規模校が連携して学ぶみつばプランなど、見附の特徴的な取り組みを引き続き行うほか、新潟大学と連携した学習支援事業、外国語指導助手の充実などにも取り組んでまいります。また、引き続き11月第3日曜日を見附子育て教育の日として、子どもたちのことを改めて考える機会としてまいります。
教育環境の整備については、今町小学校は今年度校舎棟が完成し、3学期から新校舎で授業を開始しました。新年度は屋内体育館の建設に着手し、完成を目指します。さらに、新年度、見附第二小学校と南中学校で耐震補強の工事に着手します。この工事により、市内の小中特別支援学校全13校の耐震化率が100%となります。また、スポーツ活動の支援策として、地域ジュニア競技の育成支援とあわせ、大学と連携した小中高校生の陸上競技の技術向上指導や、指導者を支援する事業を行ってまいります。
さて、まちの中にさまざまな人と人との交流が生まれることがまちの元気の指標であり、源でもあると思います。今年度オープンした見附イングリッシュガーデンは、ナチュラルガーデンクラブの方々から、また健康づくりはウェルネス・サポーター・クラブや健康づくり応援し隊、悠々ライフの方々から、快適な散策場所は森の仲間、杉沢森の会の方々から、そのほか多くの方々からまちづくりにご協力をいただいております。こういった活動が市内外にさらに大きく広がっていってほしいと願っております。
加えて、地域の中での交流を担うものとして期待している地域コミュニティについてであります。その設立、運営にご尽力いただいている方々に深く感謝申し上げます。今年度は今町田園地区と北谷南部地区で新たに地域コミュニティが発足しました。これによりコミュニティは市内5カ所となりました。新年度も新たな組織の結成を働きかけていきます。また、現在活動が始まっているところについては、市職員も地域サポーターとして積極的に参加する一方、コミュニティ間の交流なども呼びかけ、さらなる活動の成熟に向けた取り組みを支援していきたいと考えています。
また、市民交流の拠点、ネーブルみつけには連日多くの人が訪れ、来館者数は年間50万人に迫る勢いであります。市民の方々の発表の場であったり、全国のまちの駅の交流なども行っており、見附市民と市外の方を結ぶ拠点としても機能しています。今後もさまざまな面で元気な交流の輪を広げていきたいと考えております。
男女の出会いの機会を提供するしあわせみつけ出会いサポート事業は、当人、その親、地域などの期待も大きく、将来の定住促進にもつなげたいことから、新年度も継続して実施いたします。
また、改めて観光や交流の資源の掘り起こしを行い、新たな魅力の創出、交流の促進に取り組んでまいります。
国際交流については、近年ベトナムダナン市との間で市民同士の交流が進んでおります。引き続き、見附市国際交流協会の協力のもと、中学生の派遣を含め、ダナン市との交流を深めていきたいと考えております。
最後に、行政運営全般についてであります。私たちの進むべき方向を指し示す道標、第4次見附市総合計画は、平成18年度から平成27年度の10年間を構想の期間としています。平成22年度は、この総合計画の中間点、前期基本計画の最終年となります。もう一度今までを振り返り、基本構想と照らし合わせて総点検を行ってまいります。そして、次の5年間の道筋を確かなものにする後期基本計画の策定を行ってまいります。
以上、市の目指す4つの将来像を中心に、主な施策についてその概要を申し上げました。平成22年度の一般会計は142億3,000円、平成21年度に比べ1.9%の減。6特別会計と3企業会計を含めた予算総額は301億4,350万円で、平成21年度に比べ3.5%の減となる予算編成を行いました。
さて、私はふるさと見附をだれもが誇りと愛着の持てるまちにしたい、そう願い、オンリーワンを掲げてまちづくりに取り組んでまいりました。7年前に市政のかじ取りを担わせてもらうことになったとき、多くの市民の皆様が見附にはなかなか誇れるものが少ないと言っていたのを覚えています。しかし、ネーブルみつけ、イングリッシュガーデン、子育て支援センター、地域コミュニティなどができ、人が集まり、交流する場がふえました。産業団地は4分の3が埋まっています。わずかではありますが、市民が誇りと愛着を持てるまちに近づいているのだろうと思います。しかし、まだまだ多くの課題があります。そして、何よりも見附市には潜在的に発展する可能性がたくさんあるように思います。もっと住みたくなる、もっと魅力あるふるさとになる可能性を十分持っていると思います。その可能性を発見し、磨き上げていくのに必要なことは、私たち市民が知恵を結集すること、そしてともに汗を流しまちづくりに参加していただくことであると思います。そして、一丸となって市の発展に果敢にチャレンジしていこうではありませんか。
刻々と変わる社会情勢の中、前例にとらわれることなく、時に大胆な発想で次の世代につながるまちづくりを市民の皆様とともに取り組んでまいりたいと思います。
ここに議員並びに市民各位のご理解とご協力をお願い申し上げ、平成22年度の市政運営に臨む私の所信表明といたします。ありがとうございました。
〇八木庄英議長 以上をもって、市長の新年度施政方針は終わりました。
午前10時35分まで休憩します。
午前10時31分 休 憩
午前10時35分 開 議
〇八木庄英議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
日程第4、議第11号 専決処分について(平成21年度見附市一般会計補正予算(第5
号))
議第12号 専決処分について(新潟県市町村総合事務組合を組織する地方公
共団体の数の減少及び規約の変更について)
議第13号 専決処分について(長岡地域土地開発公社定款の一部変更につい
て)
〇八木庄英議長 日程第4、第11号議案から第13号議案までの3件を一括して議題とします。
議案ごとに提案理由の説明を求めます。
まず、第11号議案、企画調整課長。
〔岡村守家企画調整課長登壇〕
〇岡村守家企画調整課長 議第11号 専決処分について説明申し上げます。
次ページをお願いいたします。専決第1号 平成21年度見附市一般会計補正予算(第5号)を2月3日付で専決いたしましたので、承認をお願いするものでございます。
条文第1条、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額にそれぞれ6,570万円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ159億8,490万円とするものでございます。
次に、歳入歳出補正予算事項別明細について説明申し上げます。6ページをお願いいたします。9款地方交付税につきましては、普通地方交付税分の収入増額分を歳出の財源としたものでございます。
13款国庫支出金につきましては、歳出における子ども手当準備事業費の特定財源であります。
18款繰越金につきましては、前年度繰越金を計上するものであります。
続きまして、歳出について説明申し上げます。8ページをお願いいたします。3款民生費、2項6目子ども手当準備事業費570万円の増は、子ども手当支給のためのシステム導入に要する経費であります。
8款土木費、2項6目道路除雪費6,000万円の増は、降雪に伴う道路除雪回数の増加のため、補正をさせていただいたものであります。
以上でございます。
〇八木庄英議長 次に、第12号議案、総務課長。
〔金井薫平総務課長登壇〕
〇金井薫平総務課長 議第12号 専決処分についてご説明申し上げます。
次のページをお願いいたします。平成22年2月22日付で専決処分を行いました専決第2号 新潟県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び規約の変更についてご説明申し上げます。
平成22年3月31日から新潟県市町村総合事務組合を組織する川口町が長岡市に編入され、これに伴い小千谷地域広域事務組合が解散することになりました。また、十日町市から公平委員会に関する事務について、新潟県中越福祉事務組合から職員の研修に関する事務について共同事務処理への加入の申し出があったことから、該当規定を改正するものでございます。
次のページの別紙をお願いいたします。別紙において、別表第1中にあります新潟県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体から「、川口町」及び「、小千谷地域広域事務組合」を削り、別表第2においては、先ほど説明しました共同事務処理に関する各項目について、「、川口町」及び「、小千谷地域広域事務組合」の削除、「十日町市」及び「、新潟県中越福祉事務組合」の追加の改正を行うものでございます。
附則において、この規約は平成22年3月31日から施行し、「十日町市」及び「、新潟県中越福祉事務組合」追加の改正は平成22年4月1日に施行するものと規定したものです。
なお、申請及び許認可の日程の関係から、平成22年2月22日付で専決処分させていただきましたので、ご承認をお願いするものでございます。
以上でございます。
〇八木庄英議長 次に、第13号議案、企画調整課長。
〔岡村守家企画調整課長登壇〕
〇岡村守家企画調整課長 議第13号 専決処分について説明申し上げます。
次のページをお願いいたします。平成22年3月31日に長岡地域土地開発公社の設立団体であります川口町が長岡市と合併することから、定款変更の認可申請を事前に行う必要があるため、2月22日付で専決第3号 長岡地域土地開発公社定款の一部変更についての専決処分を行ったものであります。
次のページの別紙をお願いいたします。第3条において、設立団体を記載のとおり変更するものでございます。
第4条第2項は、事務所の所在地の削除であります。
第6条は、公社役員の人数の変更であります。
第23条第2項は出資額の変更で、川口町分を長岡市へ増額するものであります。
附則において、この定款は平成22年3月31日から施行するものでございます。
以上、承認をよろしくお願いいたします。
〇八木庄英議長 これより議案ごとに質疑に入ります。
まず、第11号議案に対して質疑はありませんか。
〔発言する者なし〕
〇八木庄英議長 次に、第12号議案に対して質疑はありませんか。
〔発言する者なし〕
〇八木庄英議長 次に、第13号議案に対して質疑はありませんか。
〔発言する者なし〕
〇八木庄英議長 これにて質疑を終結します。
お諮りします。ただいま議題となっております第11号議案から第13号議案までの3件については、会議規則第37条第3項の規定によって委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇八木庄英議長 ご異議なしと認めます。
したがって、第11号議案から第13号議案までの3件については委員会の付託を省略することに決定しました。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇八木庄英議長 これにて討論を終結します。
これより第11号議案から第13号議案までの3件を一括して採決します。本案は原案のとおり承認することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇八木庄英議長 ご異議なしと認めます。
したがって、本案は原案のとおり承認されました。
日程第5、議第46号 工事委託契約の締結について
〇八木庄英議長 日程第5、第46号議案を議題とします。
提案理由の説明を求めます。
総務課長。
〔金井薫平総務課長登壇〕
〇金井薫平総務課長 議第46号 工事委託契約の締結についてご説明申し上げます。
本件につきましては、見附処理区合流式下水道緊急改善雨水貯留引抜管設置工事に関する業務委託契約でございます。
この工事委託契約につきましては、既に平成20年9月25日付で当契約相手のエヌ・ティ・ティ・インフラネット株式会社と1億4,480万6,550円で契約を取り交わし、委託工事を進めてまいりましたが、このたび路面復旧範囲の拡大、安全施設及び安全対策経費等の増嵩を内容とする1,199万6,250円の増額の工事委託契約の変更を行うことになりました。変更後の工事委託契約の総額が議会の議決を必要とする額を超えますので、承認をお願いするものであります。
契約金額は、1億5,680万2,800円でございます。以下、契約の方法、内容につきましては記載のとおりでございます。
この契約については、去る2月26日付で仮契約を取り交わしてございます。
以上で説明を終わります。
〇八木庄英議長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔発言する者なし〕
〇八木庄英議長 これにて質疑を終結します。
お諮りいたします。ただいま議題となっております第46号議案については、会議規則第37条第3項の規定によって委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇八木庄英議長 ご異議なしと認めます。
したがって、第46号議案については委員会の付託を省略することに決定しました。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇八木庄英議長 これにて討論を終結します。
これより第46号議案を採決します。本案は原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇八木庄英議長 ご異議なしと認めます。
したがって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第6、議第1号 平成22年度見附市一般会計予算
〇八木庄英議長 日程第6、第1号議案を議題とします。
提案理由の説明を求めます。
企画調整課長。
〔岡村守家企画調整課長登壇〕
〇岡村守家企画調整課長 議第1号 平成22年度見附市一般会計予算について説明申し上げます。
予算書の1ページをお願いいたします。条文第1条、歳入歳出予算の総額をそれぞれ142億3,000万円と定めるものでございます。
第2条の債務負担行為、第3条の地方債につきましては後ほど説明いたします。
第4条では、一時借入金の最高額を15億円と定めております。
第5条は、歳入歳出予算の流用について定めております。
6ページをお願いいたします。第2表、債務負担行為でございますが、記載のとおり図書館指定管理者との協定や各種貸付金に関する損失補償契約及び土地開発公社の借入金に対する債務保証を行うため、それぞれ期間と限度額を設定するものでございます。
第3表の地方債につきましては、起債目的の事業別にそれぞれの限度額、起債の方法、利率等を定めたものでございます。
次に、歳入歳出予算について歳出から説明いたします。42ページをお願いいたします。1款議会費につきましては、議員報酬及び職員給与費並びに議会運営に要する経常的経費でございます。
44ページをお願いいたします。2款総務費、1項総務管理費につきましては、給与費を初めとする一般行政経費のほか、国際交流費、交通対策費や地域コミュニティ活動支援等に関する地域活動推進費、市民との協働によるまちづくりを推進する市民活動推進費や文化振興費などを計上しております。
80ページをお願いいたします。2項徴税費につきましては、税務事務のための一般経費や賦課徴収事務費などを計上しております。
84ページをお願いいたします。3項戸籍住民基本台帳費以降、4項選挙費、5項統計調査費、6項監査委員費につきましては、それぞれ説明欄記載のとおりの所要額を計上しております。
98ページをお願いいたします。3款民生費でございます。1項社会福祉費につきましては、社会福祉に関する一般経費のほか、障害者、高齢者の生活支援などに要する経費でございます。なお、特別会計への繰出金といたしまして国民健康保険事業へ1億8,400万円、老人保健事業へ19万円、介護保険事業へ4億3,900万円、後期高齢者医療へ9,600万円をそれぞれ計上しております。
114ページをお願いいたします。2項児童福祉費でございますが、児童福祉に関する一般経費のほか、放課後児童健全育成事業などの子育て支援事業のほか保育所の運営費や児童手当交付に要する経費などを計上しております。
124ページをお願いいたします。3項生活保護費は、生活保護に要する各種扶助費などの経費でございます。
128ページをお願いいたします。4款衛生費でございます。1項保健衛生費につきましては、重点施策として取り組んでおりますいきいき健康づくり事業推進のため、健康運動教室への参加者拡大などを図るほか、がん対策事業や子どもの医療費助成事業を拡充するなど、市民の健康増進などに要する経費を計上しております。また、今年度策定の環境基本計画に基づきまして環境対策を推進するための経費を環境衛生費のほか関係科目に計上しておりますが、健康と環境に関する施策を総合的に考えたまちづくりに取り組んでまいるものでございます。なお、病院事業会計繰出金は2億5,700万円となっております。
146ページをお願いいたします。2項清掃費につきましては、資源ごみ収集事業等ごみ処理に要する諸経費などでございますが、生ごみ処理機設置奨励事業費を拡充するなど、循環型社会の形成に向けて取り組んでまいるものでございます。
156ページをお願いいたします。5款労働費につきましては、雇用対策などの事業と勤労者家庭支援施設の管理に要する経費でございます。
158ページをお願いいたします。6款農林水産業費でございますが、1項農業費につきましては、農業委員会費や農業総務費の一般経費のほか、生産組織等育成事業や米粉の利用促進を支援する事業などの農業振興費、農業用施設整備や管理などのための農地費等を計上しております。なお、農業集落排水事業特別会計への繰出金は1億5,000万円となっております。
168ページをお願いいたします。2項林業費につきましては、主に林業振興と治山林道に関する経費でございます。
172ページをお願いいたします。7款商工費でございますが、1項商工費につきましては主に商工業振興のため、立地企業に対する助成金を交付する企業設置奨励事業やまちなか賑わい支援事業、不況対策融資などの各種制度融資事業などを継続して実施するほか、交流事業拡大等を図るため観光対策事業を拡充するなどの経費を計上しております。
180ページをお願いいたします。2項商工費、災害救助支援費につきましては、災害復旧のための貸付金に係る利子補給金と被災者復興住宅資金の貸付金でございます。
182ページをお願いいたします。8款土木費でございますが、1項土木管理費につきましては土木総務の管理諸経費と環境美化活動等を支援するための快適空間づくり事業に係る経費でございます。
184ページをお願いいたします。2項道路橋りょう費につきましては、道路等の維持管理や建設改良費及び交通安全施設などの整備のほか、道路除雪、融雪施設関連経費や、また新たに橋りょう維持費を計上しておりますが、経済対策に配慮した予算配分をしたところでございます。
194ページをお願いいたします。3項河川費ですが、河川整備に関する一般経費のほか、かわまちづくり事業に要する経費などを計上しているところでございます。
196ページをお願いいたします。4項都市計画費につきましては、都市計画マスタープラン策定費や木造住宅耐震対策費のほか、公園事業や景観緑化推進事業などの所要額を計上しております。なお、下水道事業特別会計への繰出金は9億7,900万円となっております。
208ページをお願いいたします。5項住宅費は、市営住宅及び県営住宅の施設管理経費でございます。
210ページをお願いいたします。9款消防費につきましては、消防救急活動費や消防施設の管理費等のほか、水防や防災体制の維持、運営に要する経費でございます。
220ページをお願いいたします。10款教育費でございますが、1項教育総務費につきましては教育行政に関する一般管理経費のほか、見附みつばプラン事業やふるさと見附元気人育成事業など、特徴ある教育活動の推進を図るための教育指導費や理科教育センター費の所要額でございます。
232ページをお願いします。2項小学校費、その後の240ページの3項中学校費につきましては、各小中学校の管理運営費のほか、わくわく見附アクションプラン事業などを計上いたしました教育振興費や耐震改修工事など学校整備に要する経費を計上しております。
246ページをお願いいたします。4項特別支援学校費でございますが、見附養護学校の管理運営費や教育振興事業などに要する経費を計上しております。
250ページをお願いいたします。5項幼稚園費は、私立幼稚園就園奨励費補助金でございます。
252ページをお願いいたします。6項社会教育費につきましては、主に公民館、図書館、民俗文化資料館など各施設の事業費や管理運営費等を計上しているものでございます。
264ページをお願いいたします。7項保健体育費でございますが、スポーツ振興のための事業費や体育施設等管理経費のほか、学校給食関係費を計上したものでございます。
272ページをお願いいたします。11款災害復旧費でございますが、1項の農林水産施設災害復旧費につきまして科目を設定したものでございます。
274ページをお願いいたします。12款公債費につきましては、市債の元利償還金等でございます。
276ページをお願いいたします。13款諸支出金は、科目の設定をしたものでございます。
278ページをお願いいたします。14款予備費といたしまして、前年度と同額を計上したものでございます。
以上で歳出の説明を終わります。
続きまして、歳入について説明をいたしますので、10ページをお願いいたします。1款市税につきましては、前年度比2億200万円の減でありますが、主に市民税で景気低迷による収入減収分を見込んだものでございます。
12ページをお願いいたします。2款地方譲与税以降、3款利子割交付金、4款配当割交付金、5款株式等譲渡所得割交付金、6款地方消費税交付金、7款自動車取得税交付金、8款地方特例交付金、9款地方交付税、10款交通安全対策特別交付金につきましては、いずれも収入実績や地方財政計画等を参考に見込額を計上したものでございます。
16ページをお願いいたします。11款分担金及び負担金、12款使用料及び手数料につきましては実績等により計上したものでございます。
20ページをお願いいたします。13款国庫支出金、22ページの14款県支出金につきましては、歳出における当該事務事業に対する特定財源でございます。
26ページをお願いいたします。15款財産収入につきましては、市有財産の貸付収入や各種基金の運用収入などを見込んだものでございます。
30ページをお願いいたします。16款の寄附金は、主に科目の設定でございます。
17款の繰入金につきましては、財政調整や各事業目的のため、当該基金から繰り入れするものでございます。
32ページをお願いします。18款の繰越金は、前年度同額で計上したものでございます。
19款諸収入は、各種貸付金に係る元利収入と雑入が主なものでございます。
38ページをお願いいたします。20款市債でございますが、それぞれの起債計画に基づきまして計上をしたものでございます。
以上で説明を終わります。
〇八木庄英議長 これより質疑に入ります。
まず、1ページから41ページまでの条文及び歳入全款に対して質疑はありませんか。
〔発言する者なし〕
〇八木庄英議長 次に、歳出の42ページから127ページまでの第1款議会費から第3款民生費までに対して質疑はありませんか。
7番、佐々木議員。
〔佐々木志津子議員登壇〕
〇佐々木志津子議員 101ページ、民生費の説明欄7番、障害者訓練等給付費についてお聞かせいただきたいと思います。
扶助費として就労移行支援、共同生活援助、就労継続支援事業、自立訓練等々予算計上されておりますが、このそれらの事業を実施する事業所数、そして自立訓練等の事業の中身、詳細おわかりでしたらお聞かせをいただきたいと思います。
〇八木庄英議長 健康福祉課長。
〔池山久栄健康福祉課長登壇〕
〇池山久栄健康福祉課長 ご質問にお答えいたします。
障害者訓練等給付費、4事業ほど掲げてございますけれども、市内の事業所、また市外の事業所がございますので、ちょっと手元に数字はありませんが、就労移行支援につきましては、市内事業所では工房みつけとみつけワークスの2カ所になりますし、共同生活援助につきましては工房みつけの1カ所ということです。継続支援と自立訓練につきましては市外の事業所で、複数あるかというふうに記憶しております。
以上でございます。
〇八木庄英議長 9番、山田議員。
〔山田武正議員登壇〕
〇山田武正議員 63ページお願いいたします。
交通安全対策事業費ですけれども、先ほども市長のほうから施政方針演説の中で放置自転車によるパークアンドサイクル事業ですか、これを始められるということなのですが、この下段のほうになるのですが、自転車駐車場放置自転車の運搬処分費となって、これ毎年のってくるわけなのですけれども、この金額がどうのこうのではなくて、どのような基準でこの自転車処分をされるのかということと、年間どれくらいの処分される自転車があるのか、これをお聞かせいただきたいと思います。
〇八木庄英議長 総務課長。
〔金井薫平総務課長登壇〕
〇金井薫平総務課長 放置自転車処分委託料12万円計上のご質問でございます。これにつきましては、毎年秋に駅前の駐輪場のほうに行きまして、そちらのほうに約1カ月間ぐらいでしょうか、そちらのほうで札をかけるようにしまして、そちらに放置してある自転車を回収してまいります。今市役所の職員駐車場のほうでブルーシートをかけておりますけれども、あちらのほうで預かりまして、市民の方に防犯番号等またご連絡するような形で、とりに来ていただくという体制になっておるところでございます。その後、そういった連絡に対しても対応ない場合、その中から使用に耐えられないもの等々区分けさせていただいて、処分費ということで春に持ち出して処分していただくというふうなことになっておりまして、台数についてはちょっと今資料持っておりませんけれども、ここに並べてありますけれども、100台近いものなのかなというふうなことで、またその中で使えるもの等もありますので、リサイクルさせていただくというふうなことで来年度考えているところでございます。
以上でございます。
〇八木庄英議長 ほかにございませんか。
〔発言する者なし〕
〇八木庄英議長 次に、128ページから181ページまでの第4款衛生費から第7款商工費までに対して質疑はありませんか。
〔発言する者なし〕
〇八木庄英議長 次に、182ページから第8款土木費以降全部に対して質疑はありませんか。
〔発言する者なし〕
〇八木庄英議長 これにて質疑を終結します。
ただいま議題となっております第1号議案については、お手元に配布してあります議案付託表のとおりそれぞれ所管の常任委員会に付託します。
日程第7、議第2号 平成22年度見附市国民健康保険事業特別会計予算
議第3号 平成22年度見附市老人保健事業特別会計予算
議第4号 平成22年度見附市後期高齢者医療特別会計予算
議第5号 平成22年度見附市介護保険事業特別会計予算
議第6号 平成22年度見附市下水道事業特別会計予算
議第7号 平成22年度見附市農業集落排水事業特別会計予算
〇八木庄英議長 日程第7、第2号議案から第7号議案までの6件を一括して議題とします。
議案ごとに提案理由の説明を求めます。
まず、第2号議案から第5号議案まで、健康福祉課長。
〔池山久栄健康福祉課長登壇〕
〇池山久栄健康福祉課長 議第2号 平成22年度見附市国民健康保険事業特別会計予算についてご説明申し上げます。
297ページでございます。条文第1条におきまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ37億円とするものでございます。
第2条におきまして、歳出予算の流用を定めております。
次に、事項別明細書の歳出からご説明いたします。312ページでございます。1款総務費、1項1目一般管理費につきましては、国民健康保険事業に係る一般事務経費でございます。
314ページをお願いします。2項徴税費は、国民健康保険税の賦課徴収に係る経費を計上しております。
316ページお願いいたします。3項運営協議会費は、国民健康保険運営協議会に係る経費を計上してございます。
318ページお願いいたします。2款保険給付費、1項療養諸費でございますが、診療報酬の改定と平成21年度実績を考慮いたしまして、前年比約3%増の22億9,348万円を計上いたしました。
320ページをお願いいたします。2項高額療養費でございますが、先ほどの療養諸費と同様昨年度の給付実績から見込額を計上してございます。
324ページをお願いいたします。4項出産育児一時金でございますが、1件当たり42万円を支給するものでございます。
326ページをお願いいたします。5項葬祭費につきましては、1件5万円で100件分を計上してございます。
328ページをお願いいたします。3款後期高齢者支援金等でございますが、後期高齢者医療制度への拠出金として計上したものでございます。
330ページお願いいたします。4款前期高齢者納付金等でございますが、前期高齢者の加入数に応じた拠出金を計上したものでございます。
332ページをお願いいたします。5款老人保健拠出金でございますが、過年度の精算事務としての老人保健事務費拠出金を計上してございます。
334ページでございます。6款介護納付金でございますが、国保の被保険者のうち40歳から64歳までの介護保険負担金を医療保険者で徴収し、納付するもので、該当被保険者数の減少により減額計上したものでございます。
336ページお願いします。7款共同事業拠出金、1項1目高額医療費共同事業拠出金につきましては、1件80万円を超える一般被保険者の医療費を対象とした共同事業で、平成22年度分として通知を受けた額を計上してございます。2目の保険財政共同安定化事業拠出金につきましては、一般被保険者の高額医療のうち1件当たり30万円を超えた金額を対象に、県内の国保保険者が共同して財政運営する事業で、こちらも通知額による計上でございます。
338ページお願いします。8款保健事業費、1項1目特定健康診査等事業費につきましては、特定健診受診者4,400人、特定保健指導対象者190人分として予算を計上してございます。
340ページをお願いします。2項1目保健事業費につきましては、前年度同様疾病の早期発見、治療を目的に人間ドック、脳ドックを実施するとともに、医療費通知の継続などを計上してございます。
342ページお願いします。9款基金積立金、344ページの10款諸支出金、346ページの11款予備費につきましては説明欄記載のとおりでございます。
続きまして、歳入についてご説明いたします。304ページをお願いいたします。1款国民健康保険税につきましては、前年度比2,020万円減の7億9,250万円を計上いたしました。
306ページお願いします。3款国庫支出金、1項1目療養給付費等負担金につきましては、一般被保険者の療養給付費、前期高齢者納付金、後期高齢者支援金、介護保険納付金の34%相当額を国が負担するものでございます。
2項2目介護従事者処遇改善臨時特例交付金につきましては、介護報酬改定に伴います介護納付金増額を緩和するために創設された特例交付金でございます。
2項3目出産育児一時金補助金でございますが、引き上げられました一時金の国庫補助分でございます。
4款療養給付費等交付金につきましては、退職被保険者等の療養給付費として支払基金から交付されるもので、給付の見込額から推計により計上してございます。
次ページ、308ページをお願いいたします。5款前期高齢者交付金につきましては、65歳から74歳までの国保一般資格の保険給付額の調整のための計上でございます。
6款県支出金、1項1目高額医療費共同事業負担金につきましては、国保負担金と同様高額医療に係る県負担分として同額を計上してございます。2目の特定健康診査等負担金につきましても、同様に県の負担分として国保負担と同額を予定しております。
2項1目の県財政調整交付金につきましては、給付等に対する基準交付金と支援交付金を見込んだものでございます。
7款共同事業交付金、1項1目高額医療費共同事業交付金は、1件80万円を超えた分でございます。また、2目の保険財政共同安定化事業交付金は30万円を超えた対象事業分の交付金を計上してございます。
8款財産収入、9款繰入金、10款繰越金、310ページの11款諸収入につきましては説明欄記載のとおりでございます。
続きまして、議第3号 平成22年度見附市老人保健事業特別会計予算についてご説明申し上げます。353ページになります。条文第1条におきまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ40万円と定めるものでございます。なお、老人保健事業特別会計につきましては、平成20年度の後期高齢者医療制度の創設に伴いまして、平成22年度で廃止される予定となっております。
事項別明細書の歳出からご説明いたします。362ページになります。1款総務費につきましては、電算処理関係の委託料等一般経費を計上しております。
364ページ、2款医療諸費につきましては、過去の医療給付に係る過誤調整分として計上いたしました。
366ページ、3款諸支出金、370ページ、4款予備費につきましては説明欄記載のとおりでございます。
歳入についてご説明いたします。360ページになります。1款支払基金交付金、2款国庫支出金、3款県支出金、4款繰入金につきましては、老人医療費に対しての支払基金、国、県及び市からの一定割合により負担してもらう負担金でございます。
5款繰越金、6款諸収入につきましては説明欄記載のとおりでございます。
続きまして、373ページお願いいたします。議第4号 平成22年度見附市後期高齢者医療特別会計予算についてご説明いたします。条文第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億3,200万円と定めるものでございます。保険給付につきましては、後期高齢者医療広域連合の特別会計で行われて、各市町村では保険料の賦課徴収と事務処理経費を計上する予算内容となっております。
384ページ、事項別明細書の歳出からご説明いたします。1款総務費、1項1目一般管理費につきましては、職員給与費や事務費等一般経費を計上しております。
386ページお願いします。2項徴収費につきましては、広域連合で賦課決定された保険料を期別に振り分けした後に納入通知として被保険者に送付する経費でございます。
388ページお願いします。2款後期高齢者医療広域連合納付金につきましては、当市で徴収いたしました保険料を広域連合に納めるための納付金でございます。
390ページお願いいたします。3款諸支出金、392ページの4款予備費につきましては説明欄記載のとおりでございます。
歳入をご説明いたします。380ページになります。1款後期高齢者医療保険料につきましては、広域連合より通知のありました2億3,511万3,000円を計上してございます。
2款使用料及び手数料につきましては、証明手数料と督促手数料でございます。
3款繰入金、1項1目事務費繰入金は、職員人件費や一般事務費分、2目保険基盤安定繰入金は保険料の軽減分に対する県と市の補てん分を見込んだものでございます。
4款繰越金は科目設定、5款諸収入は説明欄記載のとおりでございます。
続きまして、399ページをお願いいたします。議第5号 平成22年度見附市介護保険事業特別会計予算についてご説明申し上げます。条文第1条におきまして、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ29億9,600万円と定めるものでございます。
第2条につきましては、歳出予算の流用について規定するものでございます。
事項別明細書により歳出からご説明いたします。412ページをお願いいたします。1款総務費、1項1目一般管理費につきましては、職員給与費を初め非常勤職員賃金や介護保険システム保守など介護保険事業運営に係る一般経費を計上したものでございます。
414ページ、2項徴収費につきましては、保険料の賦課徴収に係る関係経費でございます。
416ページ、3項介護認定費につきましては、介護認定審査会及び認定調査に係る経費でございます。
418ページお願いいたします。2款保険給付費、1項介護サービス等諸費につきましては、要介護1から5までの方々が利用いたします各種介護サービスごとに給付費を計上したものでございます。主な増減といたしましては、1目の居宅介護サービス給付費が5,500万円、3目の地域密着型介護サービス給付費が2,100万円の減、5目の施設介護サービス給付費は8,000万円の増を見込んだものでございます。
422ページお願いいたします。2項介護予防サービス等諸費につきましては、要支援1、2と認定された者に対する各種介護サービス給付費をそれぞれ計上しております。主なものといたしましては、1目介護予防サービス給付費270万円、7目の介護予防サービス計画給付費100万円の増を見込んでございます。
426ページお願いいたします。3項1目の審査支払委託料につきましては、国保連合会に委託しております介護報酬審査支払委託料でございます。
428ページお願いします。4項高額介護サービス等費につきましては、介護サービス費及び介護予防サービス費が一定額以上になったときに所得に応じた軽減措置を講じる負担金でございます。
430ページをお願いいたします。5項高額医療合算介護サービス等費につきましては、医療保険と介護保険の自己負担合計額が著しく高額になる場合に負担を軽減するものでございます。
432ページお願いいたします。6項特定入所者介護サービス等費につきましては、低所得者に対する居住費、食費を補足的給付する経費でございます。
434ページお願いします。3款地域支援事業費、1項介護予防事業費、438ページの2項包括的支援事業・任意事業費につきましては、65歳以上の高齢者に対して実施する各種介護予防事業費等に係る経費を計上したものでございます。説明欄をごらんいただきたいと思います。
442ページ、4款基金積立金につきましては、介護給付費準備基金積立金でございます。
444ページ、5款諸支出金につきましては、第1号被保険者保険料の還付金及び介護給付費精算金でございます。
406ページをお願いします。歳入をご説明いたします。1款保険料、1項1目第1号被保険者保険料につきましては、65歳以上の第1号被保険者の保険料を計上しております。
2款使用料及び手数料、1項1目の督促手数料につきましては記載のとおりでございます。
3款国庫支出金及び4款支払基金交付金、5款県支出金につきましては、保険給付費及び地域支援事業に対しまして、それぞれの負担率により計上したものでございます。
408ページお願いします。6款財産収入、基金運用収入につきましては、介護給付費準備基金の利子収入相当分でございます。
7款繰入金につきましては、給付費並びに地域支援事業費に対します見附市負担分でございます。3目のその他一般会計繰入金、2項1目介護給付費準備基金繰入金、8款の繰越金、次ページ、410ページの9款諸収入につきましては説明欄記載のとおりでございますので、ごらんいただきたいと思います。
以上で説明を終わります。
〇八木庄英議長 次に、第6号議案及び第7号議案、ガス上下水道局長。
〔平賀大介ガス上下水道局長登壇〕
〇平賀大介ガス上下水道局長 議第6号 平成22年度見附市下水道事業特別会計予算についてご説明申し上げますので、451ページをお願いします。
第1条は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ27億円と定めるものでございます。
第2条、債務負担行為、第3条、地方債につきましては後ほど説明します。
第4条は、一時借入金の借り入れの最高額を5億円と定めるものでございます。
454ページをお願いします。第2表、債務負担行為ですが、排水設備設置資金融資による融資先に対する損失補償契約でございまして、期間及び限度額を記載のとおり定めるものでございます。
第3表、地方債ですが、下水道事業について限度額6億8,290万円を定め、その起債の方法、利率、償還の方法を定めるものでございます。
次に、事項別明細書により歳出予算から説明しますので、462ページをお願いします。1款1項1目一般管理費5,686万円につきましては、下水道使用料の調定、水洗化の普及等、下水道事業に係る管理経費を計上したものでございます。前年度に比較しまして1,243万円の増となっていますが、下水道事業の法適化に向けた委託料の増が主な要因でございます。
464ページをお願いします。2款1項1目管渠管理費4,393万5,000円につきましては、下水道管渠とその附帯施設の維持管理費を計上したものでございます。前年度に比較しまして399万7,000円の減となっていますが、雨水台帳整備委託が終了したことが主な要因でございます。
次に、2目ポンプ場管理費2,062万8,000円につきましては、市街地の雨水排水を行う葛巻ポンプ場等の維持管理費を計上したものでございます。前年度に比較しまして322万2,000円の増となっていますが、見附処理区の雨水貯留管が使用可能となることから、その維持管理費の増が主な要因でございます。
3目処理場管理費3億4,461万9,000円につきましては、葛巻と今町の両処理場の維持管理費を計上したものでございます。前年度に比較しまして333万1,000円の減となっていますが、今町処理場の施設修繕の減が主な要因でございます。
470ページをお願いします。3款1項1目下水道新設費12億3,443万7,000円につきましては、下水道施設の建設費を計上したものでございます。前年度に比較しまして1億2,005万5,000円の増となっていますが、委託料及び補償金の増が主な要因でございます。
474ページをお願いします。4款公債費9億9,852万1,000円につきましては、これまでに借り入れました地方債の元金及び利子の償還金を計上したものでございます。
476ページをお願いします。5款予備費100万円を計上したものでございます。
前に戻っていただきまして、458ページ、歳入予算についてご説明申し上げます。1款1項1目下水道受益者分担金2,888万円につきましては、既存の負担金区域と新規開発区域を見込みまして、前年度比1,052万円の減で計上したものでございます。
2項1目下水道受益者負担金1,264万円につきましては、新規開発区域を見込みまして、前年度比434万円の増で計上したものでございます。
次に、2款1項1目下水道使用料4億6,150万円につきましては、前年度同額を計上したものでございます。
次に、3款1項1目下水道事業費国庫補助金につきましては、補助対象事業費9億6,121万円に対する補助金4億8,709万3,000円を計上したものでございます。
次に、4款1項1目一般会計繰入金9億7,900万円につきましては一般会計からの繰入金でございまして、前年度比4,200万円の増で計上したものでございます。
次に、5款繰越金、6款諸収入、次ページの7款市債につきましては説明欄記載のとおりでございますので、ごらんいただきたいと思います。
以上で下水道事業特別会計予算の説明を終わりまして、続きまして農業集落排水事業についてご説明しますので、487ページをお願いします。議第7号 平成22年度見附市農業集落排水事業特別会計予算についてご説明を申し上げます。
第1条は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ2億1,560万円と定めるものでございます。
第2条の債務負担行為につきましては後ほど説明いたします。
第3条は、一時借入金の借り入れの最高額を2,000万円と定めるものでございます。
490ページをお願いします。第2表の債務負担行為ですが、排水設備設置資金融資による融資先に対する損失補償契約でございまして、期間及び限度額を記載のとおり定めるものでございます。
次に、事項別明細書により歳出予算から説明しますので、498ページをお願いします。1款1項1目一般管理費1,504万4,000円につきましては、使用料の調定、水洗化普及等農業集落排水事業に係る管理経費を計上したものでございます。前年度に比較しまして111万8,000円の増ですが、下水道会計で説明いたしました法適化に向けた委託料の増が主な要因でございます。
500ページをお願いします。2款1項1目施設管理費5,143万4,000円につきましては、管渠とその附帯施設及び処理場の維持管理費を計上したものでございます。前年度に比較しまして19万円の減でございます。
504ページをお願いします。3款公債費1億4,862万2,000円につきましては、これまでに借り入れました地方債の元金及び利子の償還金を計上したものでございます。
506ページをお願いします。4款予備費50万円を計上したものでございます。
前に戻っていただきまして、494ページをお願いします。歳入予算についてご説明申し上げます。1款1項1目農業集落排水事業受益者分担金1,000円につきましては、科目の設定でございます。
次に、2款1項1目農業集落排水施設使用料4,420万円につきましては、水洗化戸数の増を見込みまして、前年度比10万円の増で計上したものでございます。
次に、3款1項1目農業集落排水事業費県補助金1,595万8,000円につきましては、説明欄記載のとおり起債償還補助金を計上したものでございます。
次に、4款1項1目基金運用収入6万円につきましては、起債償還金の預金利子収入を計上したものでございます。
次に、5款1項1目一般会計繰入金1億5,000万円につきましては一般会計からの繰入金で、前年度比500万円の増で計上したものでございます。
2項1目農業集落排水事業起債償還基金繰入金385万4,000円につきましては、県補助金の不足分を基金より繰り入れするものでございます。
次に、6款繰越金、次ページの7款諸収入につきましてはそれぞれ説明欄記載のとおりでございますので、ごらんいただきたいと思います。
以上で説明を終わります。
〇八木庄英議長 これより議案ごとに質疑に入ります。
まず、第2号議案に対して質疑はありませんか。
〔発言する者なし〕
〇八木庄英議長 次に、第3号議案に対して質疑はありませんか。
〔発言する者なし〕
〇八木庄英議長 次に、第4号議案に対して質疑はありませんか。
〔発言する者なし〕
〇八木庄英議長 次に、第5号議案に対して質疑はありませんか。
〔発言する者なし〕
〇八木庄英議長 次に、第6号議案に対して質疑はありませんか。
〔発言する者なし〕
〇八木庄英議長 次に、第7号議案に対して質疑はありませんか。
〔発言する者なし〕
〇八木庄英議長 これにて質疑を終結します。
ただいま議題となっております第2号議案から第7号議案までの6件については、産業厚生委員会に付託します。
日程第8、議第 8号 平成22年度見附市水道事業会計予算
議第 9号 平成22年度見附市ガス事業会計予算
議第10号 平成22年度見附市病院事業会計予算
〇八木庄英議長 日程第8、第8号議案から第10号議案までの3件を一括して議題とします。
議案ごとに提案理由の説明を求めます。
まず、第8号議案及び第9号議案、ガス上下水道局長。
〔平賀大介ガス上下水道局長登壇〕
〇平賀大介ガス上下水道局長 議第8号 平成22年度見附市水道事業会計予算についてご説明申し上げますので、1ページをお願いします。
第2条は、業務の予定量でございまして、給水戸数、年間総給水量、1日平均給水量及び主要な建設改良事業をそれぞれ記載のとおり見込んだものでございます。
第3条は、収益的収支でございまして、水道事業収益を10億8,300万円、水道事業費用を10億3,500万円と定めるものでございます。
第4条は、資本的収支でございまして、資本的収入を3億3,400万円、資本的支出を6億100万円と定めるとともに、収支の不足額2億6,700円は条文括弧書きのとおり補てんするものでございます。
次ページをお願いします。第5条の企業債は、配水管布設替え事業について限度額9,400万円とし、起債の方法、利率、償還の方法を定めるものでございます。
第6条は、一時借入金の限度額を1億円と定めるものでございます。
第7条は、予定支出の各項の経費の金額の流用について、次の第8条は議会の議決を経なければ流用することのできない経費について、それぞれ記載のとおり定めるものでございます。
第9条は、たな卸資産購入限度額を3,560万円と定めるものでございます。
次に、予算の実施計画についてご説明しますので、4ページをお願いします。収益的収入の1款1項営業収益でございますが、1目給水収益及び2目受託工事収益につきましては前年度実績等により計上し、3目その他の営業収益につきましては県道改良及び下水道工事の増により、営業収益として前年度比956万1,000円増の10億6,035万6,000円を計上したものでございます。
2項営業外収益につきましては、前年度実績等により前年度比156万1,000円減の2,264万4,000円を計上したものでございます。
6ページをお願いします。収益的支出でございますが、1款1項1目原水及び浄水費2億2,549万円は、浄水場及び取水場等の管理運営費並びに送水管の維持管理費を計上したものでございます。前年度に比較しまして5,254万2,000円の減ですが、浄水場更新のための粗ろ過・緩速ろ過実証実験及び基本設計委託料の減が主な要因でございます。
8ページをお願いします。2目配水及び給水費2億2,278万円は、給水管等の維持管理費を計上したものでございます。前年度に比較しまして1,711万5,000円の増ですが、下水道工事の増が主な要因でございます。
10ページをお願いします。3目受託工事費3万円は、需要家からの給水管の布設及び修繕等の受託工事費用を計上したものでございます。
4目総係費1億2,110万円は、水道事業全般に係る管理経費を計上したものでございます。前年度に比較しまして209万円の増ですが、料金コンビニ収納、検針システム委託料及び賃金の増が主な要因でございます。
次に、14ページをお願いします。5目減価償却費2億7,020万円は、固定資産の減価償却費を計上したものでございます。6目資産減耗費6,620万円は、老朽化した建築物及び老朽管布設替え等による構築物などの除却費を計上したものでございます。
16ページをお願いします。2項1目支払利息及び企業債取扱諸費8,565万円は、企業債等の支払利息を計上したものでございます。2目雑支出670万円は、不要となる水道メーター等の売却原価を計上したものでございます。3目消費税及び地方消費税2,700万円は、収益の見込みにより計上したものでございます。
3項1目過年度損益修正損584万円は、不納欠損等を計上したものでございます。
18ページをお願いします。資本的収入でございますが、1款1項1目企業債9,400万円の公営企業債を予定しています。
2項1目工事負担金1億6,910万円は、県及び長岡市の公共工事並びに宅地開発などの工事に伴う配水管布設及び布設替工事の負担金を計上したものでございます。2目他会計負担金7,090万円は、下水道事業による配水管布設替工事の負担金を計上したものでございます。
次に、資本的支出でございますが、1款1項1目配水施設費4億2,148万円は、配水管等の新設改良費、2目営業備品費162万円は水道メーター及び工具器具等をそれぞれ計上したものでございます。3目事務費1,590万円は、資本勘定支弁職員の給与を計上したものでございます。
2項1目企業債償還金1億3,300万円は、企業債の元金償還金を計上したものでございます。
3項1目工事費2,900万円は、工事で発生する残土の処分場造成費を計上したものでございます。
以上で水道事業会計の説明を終わりまして、続きましてガス事業の説明をしますので、31ページをお願いします。議第9号 平成22年度見附市ガス事業会計予算についてご説明を申し上げます。
第2条は、業務の予定量でございまして、供給戸数、年間供給量、1日平均供給量、主要な建設改良事業をそれぞれ記載のとおり見込んだものでございます。
第3条は、収益的収支でございまして、ガス事業収益を13億7,000万円と定め、ガス事業費用を13億2,900万円と定めるものでございます。
第4条は、資本的収支でございまして、資本的収入を2億1,400万円と定め、資本的支出を、次ページになりますが、5億4,000万円と定めるとともに、前のページに戻りますが、資本的収支の不足額3億2,600万円は条文括弧書きのとおり補てんするものでございます。
再度次ページお願いします。第5条の企業債は、老朽管布設替え事業について、限度額3,000万円とし、起債の方法、利率、償還方法を定めるものでございます。
第6条は、一時借入金の限度額を1億円と定めるものでございます。
第7条は、予定支出の各項の経費の金額の流用について、次の第8条は議会の議決を経なければ流用することのできない経費について、それぞれ記載のとおり定めるものでございます。
第9条は、たな卸資産購入限度額を7億8,694万円と定めるものでございます。
次に、予算の実施計画についてご説明しますので、34ページをお願いします。収益的収入、1款1項1目製品売り上げにつきましては、前年度までの実績等によりまして、前年度に比較しまして1,400万円増の12億7,500万円を計上したものでございます。
2項営業雑益につきましては、需要家からの申し込みによります内管の新増設、器具調整、修繕工事などの収入や仮配管の布設撤去工事などの負担金を、これも前年度実績及び他の事業予定によりまして、前年度に比較しまして140万円減の9,339万円を計上したものでございます。
3項営業外収益につきましては、前年度実績により、前年度に比較しまして160万円減の161万円を計上したものでございます。
36ページをお願いします。収益的支出でございますが、1款1項1目売り上げ原価7億2,900万円につきましては、売り上げに応じました原ガスの購入代金を計上したものでございます。
2目供給販売及び一般管理費4億8,361万円は、ガス供給所の管理運営費、制圧室及び導管の維持管理費並びにガス事業全般の管理経費を計上したものでございます。前年度に比較しまして1,441万円の減ですが、ガス本支管・供給管修繕工事費及び仮配管布設撤去費の減が主な要因でございます。
次に、42ページをお願いします。2項1目受注工事原価7,684万円は、収入で見込みました需要家からの申し込み件数に応じた工事原価を計上したものでございます。
3項1目支払利息813万3,000円は、企業債利息償還金を計上したものでございます。2目消費税及び地方消費税2,000万円は、収益の見込みにより計上したものでございます。
44ページをお願いします。資本的収入でございますが、1款1項1目企業債3,000万円の公営企業債を予定しています。
2項1目工事負担金につきましては、他会計及び県の公共工事並びに開発業者の宅地開発によるガス本支管布設等に係る負担金といたしまして1億8,400万円を計上したものでございます。
次に、資本的支出でございますが、1款1項建設改良費5億1,020万円は1目建設費の本支管布設工事費等を、2目器具備品費、3目事務費を計上したものでございます。
2項1目企業債償還金2,980万円は、企業債元金償還金を計上したものでございます。
以上でガス事業会計の説明を終わります。
〇八木庄英議長 次に、第10号議案、病院事務長。
〔大橋耕一病院事務長登壇〕
〇大橋耕一病院事務長 議第10号 平成22年度見附市病院事業会計予算についてご説明申し上げます。
それでは、59ページをお願いいたします。第2条、業務の予定量でございます。病院の年間患者数を入院2万8,500人、外来4万9,000人、介護老人保健施設の年間利用者数を入所3万2,000人、通所4,500人とするものでございます。
第3条は、収益的収入及び支出の予定額でございます。収入を22億4,200万円、支出を23億4,800万円と定めるもので、収支の差額1億600万円を欠損金として処理することにしております。
第4条は、資本的収入及び支出の予定額でございます。収入を6,250万円、支出を1億1,650万円と定めるもので、収支の不足額5,400万円は記載のとおり留保資金等で補てんすることにしております。
次ページ、第5条は議会の議決を経なければ流用することのできない経費の種類と額を、第6条はたな卸資産購入限度額をそれぞれ記載のとおり定めるものでございます。
それでは、62ページお願いいたします。予算実施計画の収益的収入及び支出でございます。病院事業収益として、前年度比7,400万円増の22億4,200万円を計上したものでございます。1項医業収益は、入院収益、外来収益、ケアプラザの収益が主なものであり、前年度比9,171万9,000円増の20億3,293万円を見込んでおります。
2項医業外収益は、前年度比1,771万9,000円減の2億897万円を見込んでおります。企業債を繰上償還したことにより支払利息が減少したため、2目負担金交付金の一般会計からの繰入額が減額したことによるものでございます。
64ページをお願いいたします。支出でございます。病院事業費用として、前年度比4,400万円増の23億4,800万円を計上したものでございます。1項1目給与費11億9,121万6,000円は、病院及びケアプラザ職員の人件費の見込額でございます。前年度比5,158万7,000円の増額は、非常勤医師等賃金、法定福利費、退職給与金の増によるものでございます。
2目材料費は、6億2,155万円を計上しておりますが、医薬品、診療材料、給食材料の費用でございます。
3目経費は、昨年とほぼ同額の3億4,078万3,000円を計上しておりますが、内訳は65ページから69ページの備考欄をごらんいただきたいと思います。
68ページお願いいたします。4目減価償却費、5目資産減耗費、70ページの6目研究研修費は記載のとおりでございます。
2項医業外費用は、前年度比3,634万8,000円減の4,834万8,000円を計上しておりますが、企業債の繰上償還により支払利息が減少したことにより減額となっております。
72ページをお願いいたします。資本的収入及び支出の予定額でございます。収入の1款1項1目の負担金は、企業債償還金元金の3分の2を繰り出し基準に基づき一般会計から繰り入れるものですが、平成20年度、平成21年度と企業債の一部を繰上償還、借りかえを行っておりますので、この後ご説明いたします元金償還額の3分の2とは一致しておりません。
2項1目企業債は、繰上償還に伴う借りかえ分の減額でございます。
次に、支出でございます。1款1項2目器械備品費は、1,597万6,000円を計上しておりますけれども、主に検査機器の更新を行うためのものでございます。
2項1目企業債償還金は、企業債の元金償還分として1億52万4,000円を計上しております。
以上で説明を終わりますが、診療報酬の改定が行われます。その詳細については現在情報収集中でございますけれども、その影響と対策を検討して経営改善に努力してまいりたいと思っております。
以上でございます。
〇八木庄英議長 これより議案ごとに質疑に入ります。
まず、第8号議案に対して質疑はありませんか。
〔発言する者なし〕
〇八木庄英議長 次に、第9号議案に対して質疑はありませんか。
〔発言する者なし〕
〇八木庄英議長 次に、第10号議案に対して質疑はありませんか。
〔発言する者なし〕
〇八木庄英議長 これにて質疑を終結します。
ただいま議題となっております第8号議案から第10号議案までの3件については、産業厚生委員会に付託します。
〇八木庄英議長 以上で本日の日程は全部終了しました。
次回の本会議は、あす3月9日午前10時から開くこととします。
本日はこれにて散会します。
午前11時55分 散 会