見附市議会総務文教委員会会議録

〇招集日時  平成22年12月16日  午前10時
〇招集場所  見附市議会委員会室
〇会議に付した事件
 1 議第 97号 見附市手数料条例の一部を改正する条例の制定について           
 2 議第 98号 見附市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について          
 3 議第 99号 見附市立学校設置条例及び見附市立学校施設設備使用に関する条例の一部を改正
         する条例の制定について                         
 4 議第101号 見附市外二組合公平委員会を共同設置する地方公共団体の数の減少及び見附市外
         二組合公平委員会規約の変更について                   
 5 議第102号 平成22年度見附市一般会計補正予算(第6号)中              
          歳入歳出予算補正                           
          (歳入)全款                             
          (歳出)第1款議会費・第2款総務費(ただし、第1項総務管理費第12目市民
              活動推進費の1消費者行政推進費・第3項戸籍住民基本台帳費・第5
              項統計調査費を除く)・第3款民生費第1項社会福祉費第1目社会福
              祉総務費の4ひとり親家庭医療給付費・第2項児童福祉費・第9款消
              防費・第10款教育費                      
          債務負担行為補正、地方債補正                     
 6 議第118号 平成22年度見附市一般会計補正予算(第7号)               
 7 議第114号 長岡市との間における定住自立圏形成に関する協定の一部変更について    
 8 議第115号 見附市文化ホールの指定管理者の指定について               
 9 議会報告第18号 教育委員会の点検及び評価報告書について               
                                            
〇出席委員(7人)
   木 原 大 輔        重 信 元 子
   大 坪 正 幸        高 橋 健 一
   小 林 伸 一        佐々木 志津子
   井 上 慶 輔
                                            
〇欠席委員(1人)
  関   三 郎
                                            
〇委員外出席者
  議       長   山 田 武 正
                                            
〇説明のため出席した者
  副   市   長   山 本 俊 一

  会 計 管 理 者 兼   池 山 廣 喜
  会  計  課  長

  企 画 調 整 課 長   岡 村 守 家
  総  務  課  長   金 井 薫 平
  ま ち づ く り課長   田 伏   智
  税  務  課  長   星 野 豊 明
  消   防   長   岡 村 勝 元
  教 育 委員会教育長   神 林 晃 正

  教 育 委員会事務局   野 水 英 男
  教 育 総 務 課 長

  教 育 委員会事務局   中 田 仁 司
  学 校 教 育 課 長

  教 育 委員会事務局   星 野   隆
  こ ど も 課 長

  監 査 委員事務局長   高 橋 和 徳
                                            
〇事務局職員出席者
  事  務  局  長   齋 藤   勝
  次       長   佐 藤 貴 夫
  副 参 事兼議事係長   山 谷   仁

               午前10時00分  開 議
小林伸一委員長 それでは、本日の会議を開きます。
  現在の出席委員7人、欠席届1人であります。
  これより本委員会に付託されました議案8件の審査に入ります。
  審査につきましては、議案付託表の順序により行いたいと思います。
  また、一般会計補正予算については、議案上程の後、質疑に入る前に関係課長から歳出予算の所管する部分について、予算科目の順序に従い、順次説明を求めることとします。なお、歳入予算部分については本会議での説明をもとに審査することとし、本委員会での説明は省略することとします。また、人事異動及び給与改定等による職員給与費等の補正予算部分につきましても本会議での説明のとおりでありますので、説明は省略することといたします。
                                            
1 議第97号 見附市手数料条例の一部を改正する条例の制定について
小林伸一委員長 初めに、議第97号 見附市手数料条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。
  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
               〔発言する者なし〕
小林伸一委員長 これにて質疑を終結します。
  これより討論に入ります。討論はありませんか。
               〔発言する者なし〕
小林伸一委員長 これにて討論を終結します。
  これより第97号議案を採決します。
  本案は原案のとおり可決すべきものと決定してご異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
小林伸一委員長 ご異議なしと認めます。
  したがって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定しました。
                                            
2 議第98号 見附市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について
小林伸一委員長 次に、議第98号 見附市火災予防条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。
  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
佐々木志津子委員 本会議上程の折に説明がなされたのですが、確認の意味でもう一度質問させていただきます。
  これは、火災報知機を設置しなくてもよいところが示されたというふうなご説明だったと思うのですが、小規模多機能とか、あるいは共同住宅、これ福祉施設ということで、介護施設等々含めた中でのそういった施設の居住部分に対して設置しなくてもよろしくなったというふうに理解をしてよろしいのでしょうか。
岡村勝元消防長 今おっしゃられた施設の中の住居部分で、その施設にはほかに火災報知設備等がついているということであります。住宅用の火災警報器ではなくて、施設全体に火災を知らせる設備がついている建物の中の住居部分については、一般の家庭に必要とされている住宅用火災警報器は要らないということなのです。
井上慶輔委員 現在市内どのぐらい設置されていますか、火災報知機、また町内別で、町内によっては全部入ったところもあると思うのですが、そういった調査がなされているかどうか。
岡村勝元消防長 平均しますと今40%ちょっとですか、市内の住宅用火災警報器ですね、やや県の平均と同じでありますが、全国平均から見ると、全国は6割超えていますので、低い状況にあります。今地域ごとの設置率ですが、近いうちに広報で周知しますが、それも一応把握しております。低い地域が新潟地区、今町地区ですか。低い地域に関しては、これからまた嘱託員さんにお願いして共同購入について働きかけを行います。
小林伸一委員長 これにて質疑を終結します。
  これより討論に入ります。討論はありませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
小林伸一委員長 これにて討論を終結します。
  これより第98号議案を採決します。
  本案は原案のとおり可決すべきものと決定してご異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
小林伸一委員長 ご異議なしと認めます。
  したがって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定しました。
                                            
3 議第99号 見附市立学校設置条例及び見附市立学校施設設備使用に関する条例の一
        部を改正する条例の制定について

小林伸一委員長 次に、議第99号 見附市立学校設置条例及び見附市立学校施設設備使用に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。
  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
佐々木志津子委員 第1条の見附市立学校設置条例一部改正、校名が養護学校から特別支援学校というふうにかわるわけですけれども、これに伴って、例えば校門の名前だとか校章ですとか、いろいろ変更していかなければいけない部分が出てこようかと思うのですが、どういった影響があるのか。当然それによって必要経費が発生してくると思うのです。そういうふうに理解をしてよろしいでしょうか。
野水英男教育委員会事務局教育総務課長 その必要経費につきまして、今回の一般会計の補正予算に計上させていただいておりますので、後ほど具体的な説明をさせていただきます。
佐々木志津子委員 どういったものを変更していかなければいけないのですか。例えば養護学校という校門だとか、あと校章だとか、そういったものも含まれますよね。
野水英男教育委員会事務局教育総務課長 一般会計のところで金額的にご説明させていただいてよろしいでしょうか。
小林伸一委員長 これにて質疑を終結します。
  これより討論に入ります。討論はありませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
小林伸一委員長 これにて討論を終結します。
  これより第99号議案を採決します。
  本案は原案のとおり可決すべきものと決定してご異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
小林伸一委員長 ご異議なしと認めます。
  したがって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定しました。
                                            
4 議第101号 見附市外二組合公平委員会を共同設置する地方公共団体の数の減少及
         び見附市外二組合公平委員会規約の変更について

小林伸一委員長 次に、議第101号 見附市外二組合公平委員会を共同設置する地方公共団体の数の減少及び見附市外二組合公平委員会規約の変更についてを議題とします。
  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
小林伸一委員長 これにて質疑を終結します。
  これより討論に入ります。討論はありませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
小林伸一委員長 これにて討論を終結します。
  これより第101号議案を採決します。
  本案は原案のとおり可決すべきものと決定してご異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
小林伸一委員長 ご異議なしと認めます。
  したがって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定しました。
                                            
5 議第102号 平成22年度見附市一般会計補正予算(第6号)中、関係部分
小林伸一委員長 次に、議第102号 平成22年度見附市一般会計補正予算(第6号)中、本委員会に付託になりました関係部分を議題とします。
  それでは、歳出について関係課長から所管する部分について順次説明を求めます。
  なお、説明の際には、前段の課長が終わりましたら次を説明する課長は挙手をお願いします。その際に説明者を指名しますので、指名後に説明を始めていただきたいと思います。また、説明の際はページ数もお願いします。
  それでは、14ページの第2款総務費について、まちづくり課長から順次説明をお願いします。
田伏 智まちづくり課長 2款1項12目市民活動推進費ですが、説明欄3、市民交流センター管理費は次ページ、17ページ説明欄、委託料、建築物等定期調査報告業務委託料9万3,000円はネーブル見附について、法に基づく定期調査及び県への報告事務の委託経費です。
  以上です。
岡村守家企画調整課長 同じく16ページの16目諸費84万円の増でございますが、これはガス事業会計への子ども手当相当分の繰出金を計上したものでございます。
  以上でございます。
星野 隆教育委員会事務局こども課長 18ページをお願いいたします。3款1項1目社会福祉総務費の説明欄、ひとり親家庭等医療費給付費について説明いたします。
  平成23年4月診療分から被用者保険加入者分の支払い審査委託については、市町村が社会保険診療報酬支払基金に委託して実施することになったため、見附市が被用者保険分の資格審査を行う必要が生ずることになったことによるシステムの借り上げに係る医療システム借上料8万円であります。県が指定する新しい受給者証の交付を4月1日からの使用に間に合うために3月中に受給者証対象者に送付するため、2月からのシステム導入をお願いするものであります。
  続きまして、3款2項1目児童福祉総務費の説明欄、20ページをお願いいたします。3款2項1目児童福祉総務費の説明欄、児童福祉総務一般経費について説明いたします。新潟県安心こども基金事業の一環として、地域子育て創生事業を利用いたしまして、保育園等感染症対象事業として市内の保育園、各保育室全部などに空気清浄機を全部で136台を設置すること、それから公共施設におけるベビーベッド設置促進事業といたしまして、公民館などにベビーベッドを10台設置することとし、公共施設におけるおむつ交換台設置促進事業として、公民館などにおむつ交換台を13台設置するための備品費用1,078万5,000円であります。
  以上でございます。
岡村守家企画調整課長 30ページをお願いいたします。9款消防費、1項5目防災費1,064万円の増でございますが、防災費といたしまして、県消防防災ヘリコプター航空隊の人件費の負担分が増となりましたものと、中越大震災のときの義援金の配分残額を防災まちづくり基金に積み立てるものの2件でございます。
  以上でございます。
野水英男教育委員会事務局教育総務課長 32ページをお開きください。10款教育費、4項1目学校管理費でございます。説明欄の中に消耗品費と、それから修繕料と備品費計上してございます。これは、先ほど議案上げました見附養護学校の校名変更に伴うものでございまして、内容としては校門と、それから建物正面にある表示看板の改修工事並びに校旗の名前の部分の校名の部分の修正と、それから校名旗の作成と、それから印章等の経費を計上したものでございます。
田伏 智まちづくり課長 同じく32ページ、6項2目公民館費ですが、説明欄3、公民館施設管理費は中央公民館分館の雨漏り修繕などの経費です。
  以上です。
野水英男教育委員会事務局教育総務課長 続いて34ページお願いいたします。4目民俗文化資料館費35万円の補正でございますが、9月補正で耳取遺跡調査に係る測量の予算を計上させてもらったわけでございますけれども、作業する中で地形測量も必要ということになりまして、35万円の補正をお願いするものでございます。
  以上でございます。
小林伸一委員長 これより質疑に入ります。質疑の際はページ数もお願いします。
  それでは、質疑はありませんか。
高橋健一委員 17ページ、委託料、建築物等定期調査、これ法に基づくものと今説明があったのですけれども、法に基づくものが補正で出てきたというのはちょっと素人考えで、果たしてどういうことなのかなということですけど、ちょっと詳しく説明お願いします。
田伏 智まちづくり課長 これは、建築基準法に基づく3年ごとに行う調査でございまして、まことにお恥ずかしい話なのですけれども、当初予算に計上漏れがあったということで、補正で上げさせてもらったものでございます。
佐々木志津子委員 33ページ、今ほど校名変更によるこのたびの補正の内訳をお聞かせいただいたのですが、これの補正だけですべての変更がクリアできるのでしょうか。まだほかにも変更しなければいけないものはあるのでしょうか。
野水英男教育委員会事務局教育総務課長 この予算で対応できるというふうに考えております。
高橋健一委員 21ページ、児童福祉総務費一般経費で備品費、今ほど保育園等の空気清浄機というようなことで、136台というかなり大きな台数になっているわけですけれども、これによって保育園の全部屋が設置できていることになっているのか、まだそれともそこまでにはいっていないのか、その辺の普及率といいますか、ぐあいはいかがなっていますか。
星野 隆教育委員会事務局こども課長 各保育園、保育室すべてを網羅することになっております。
井上慶輔委員 31ページの県消防防災ヘリコプター、これについては年間見附市としてはどのぐらい出動要請をお願いしているのか、そういった細かい決まりがあるのかどうか。
岡村勝元消防長 今まで消防防災ヘリの出動要請はございません。ただ有事に備えて訓練で要請することはたびたびあります。
高橋健一委員 33ページ、公民館修理費で分館の雨漏りということで、おおよそ外工事になると思うので、日常的な使用についてはそうそう支障ないというふうに考えておられるのか、その辺ちょっとお尋ねいたします。
田伏 智まちづくり課長 外壁から漏れるということで、サッシの入れかえ工事をするわけですけれども、1階、3階部分については使用に支障ございませんが、2階の子育て支援センター部分については、一部工事の影響があるという状況でございます。
星野 隆教育委員会事務局こども課長 この中央公民館分館の工事に伴いまして、2階部分の新町子育て支援センターについては、乳幼児を対象にしておりますので、粉じん等の被害を考えまして、工事期間中を休園にさせていただきたいと考えております。
高橋健一委員 どのくらいの期間なんですか。
星野 隆教育委員会事務局こども課長 工事期間中と思っています。
高橋健一委員 その工事期間はどのくらいかかるの。
星野 隆教育委員会事務局こども課長 子育て支援センターといたしましては年末の行事が入っておりまして、工事施工者のほうとお話しさせていただいて、12月24日からの休園で2月の18日までを考えております。
小林伸一委員長 ほかにありませんか。
               〔発言する者なし〕
小林伸一委員長 これにて質疑を終結します。
  これより討論に入ります。討論はありませんか。
               〔発言する者なし〕
小林伸一委員長 これにて討論を終結します。
  これより第102号議案を採決します。
  本案は原案のとおり可決すべきものと決定してご異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
小林伸一委員長 ご異議なしと認めます。
  したがって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定しました。
                                            
6 議第118号 平成22年度見附市一般会計補正予算(第7号)
小林伸一委員長 次に、議第118号 平成22年度見附市一般会計補正予算(第7号)を議題とします。
  それでは、こども課長から説明をお願いします。
星野 隆教育委員会事務局こども課長 歳出の関係で8ページをお願いいたします。4款1項3目子どもの感染症予防事業費について説明いたします。
  平成22年11月26日に国の補正予算が成立し、都道府県がワクチン接種緊急促進基金を造成し、そこから市町村に公費カバー率9割で2分の1の負担割合で、子宮頸がん等ワクチン接種緊急促進臨時特例交付金が使えることになりました。そこで、子宮頸がんとヒブインフルエンザ菌B型と小児用肺炎球菌の3つのワクチンを接種するために要する補正予算でございます。
  9ページをごらんいただきたいと思います。報償費の16万円は、子宮頸がんの対象の制度や父兄に対する説明会用の医師に対する講師謝金でございます。消耗品費の40万円は、3つのワクチンの接種券の紙代、封筒代などでございます。印刷製本費は、33万円は接種券等の印刷代金でございます。郵送料として90万円を見込んでおります。予防接種委託料の5,740万円の内訳といたしましては、子宮頸がんワクチン1,642万円、ヒブワクチン1,642万円、小児用肺炎球菌ワクチン2,465万円です。予防接種システム改修委託料は、ワクチンのシステム改修費101万円であります。子宮頸がんについては、中1から高1までの約800人を対象に考えております。ヒブワクチンと小児用肺炎球菌については、生後2カ月から5歳までの約1,600人を対象に考えております。
  この制度についての詳細については、国から新潟県に対し12月9日に説明があり、それを受けまして新潟県から県下の市町村に対し、この12月13日に説明会が開催されました。それを受けまして、この21日に見附市・南蒲原郡医師会の理事会において、このたびのワクチン接種についての説明を見附市が医師会に対してすることになっておりますので、その後にワクチン実施期などが決まることになっております。見附市といたしましては、長岡市が3月からというふうなことを打ち出されておりますので、同じ時期にできるようにと考えておりますが、確定次第周知させていきたいと思っております。
  以上でございます。
小林伸一委員長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
木原大輔委員 幾つか質問させていただきます。
  まず、子宮頸がん予防ワクチンについて、主に2種類予防ワクチンがあると思いますが、1つはグラクソ・スミスクライン社のサーバリックス、もう一つはマーク社、日本ではメルク社と呼ばれているそうですが、それのガーダシルか、どちらかということをお聞きします。
  もう一つ、ともに頭痛、目まい、吐き気、はれや痛みなどの副作用があり、イギリス、アメリカ、インド、韓国では死亡例もあるようですが、その副作用や後遺症についてどう考えるか、以上お聞かせください。
星野 隆教育委員会事務局こども課長 1つ目のご質問の子宮頸がんのワクチンについてでございますけれども、ワクチンについては認証されておりますサーバリックス、ガーダシルのほうはまだ未承認というふうに伺っておりますので、国のほうも承認されておりますサーバリックスというふうになっているかと思います。
  また、副作用についてでございますけれども、厚生科学審議会の感染症分科会予防接種部会の部会長名で安全性というものを厚生労働大臣のほうに提出されているかと思いますので、それに基づく考えでおります。
  以上でございます。
木原大輔委員 副作用、効能、薬というものは効き目があればあるほど、それに伴う副作用があると思うのですけれども、その点について効能、効果、それとともに副作用についてもしっかりと保護者の方々に情報を提供して、その上で全員接種ではなくて任意の接種というのが当然と思うのですけれども、その点についてどうお考えですか。
星野 隆教育委員会事務局こども課長 今回のこの3つのワクチンについては任意接種ということでございますので、そのように解釈しております。
木原大輔委員 任意接種ということで、少し安心したのですけれども、しっかりと保護者の方には効果、効能とともに副作用についても情報を提供していただきたいと思います。
  以上です。
高橋健一委員 報償費、保護者等に対する説明会というようなことでしたけれども、どのような範囲、学校ごとに説明されていくのか、その辺の状況。
星野 隆教育委員会事務局こども課長 これも21日に医師会と話し合いすることになっておりますので、どのような方法がいいのか、先生方のお話も伺ってきたいと思いますし、それに対して子宮頸がんとかワクチンですけれども、ヒブ肺炎球菌については妊娠されますと私どものほうに手帳をとりに来られますので、その後いろいろな健診がございます。そこの時間を使って説明させていただきたいと考えております。
  以上でございます。
佐々木志津子委員 これまでの質疑の中の関連なのですけれども、厚労省の事業の実施要綱を見ますと保険に加入しなければいけない、要は安全基準の遵守と保険の加入ということなのですが、その辺はどのような対応をまずされるのか、1点まずお聞かせください。
星野 隆教育委員会事務局こども課長 県のほうからの説明もございまして、市長会の保険でC型という保険がございます。それに最低限入るようにというふうになっておるのですけれども、見附市は既にそれに加入しておりますので、それで対応できるかと考えております。
佐々木志津子委員 このたび任意ということなのですが、集団接種ということは考えられていないのか、その点どうでしょう。
星野 隆教育委員会事務局こども課長 集団接種ということはまだ考えておりません。
佐々木志津子委員 これ先ほど周知をよくしてほしいという委員からのご指摘もありましたけれども、これに関する周知ということで、どうしてもこれは受けなければいけないということではならないので、どういった形、それこそ保護者に対する説明会をきちんと、当然母子手帳も持参をしなければいけないというふうに書かれておりますので、そういったところを周知徹底はどのように考えられておりますか。
星野 隆教育委員会事務局こども課長 県内において既に先進市がございますので、その先進市のほうでどのようにしたかというのを今担当職員のほうに調べさせておりますので、それを例にして見附市でも行いたいと考えております。
高橋健一委員 今回国の補助金は平成22年度、平成23年度の今のところ2年度の限定予算というふうに見ております。それと同時に、県はそれをもとにして基金をつくるけれども、県独自の市町村に対する助成はないと認識しているのですけれども、その辺はいかがでしょうか。
星野 隆教育委員会事務局こども課長 県の助成ということですけれども、この13日の県の説明会の段階で、同じような県の補助というものがないのかというのが他市のほうから質問があったそうなのですが、県のほうとしては、ないという返事だったそうでございます。
高橋健一委員 国のほうは2年度でしたかね。
星野 隆教育委員会事務局こども課長 2年間です。
高橋健一委員 県の説明会でもほかの市町村から県の助成はないのかというようなことが言われたというのですけれども、市の負担がかなり大きくなりますのでやっぱり県の助成も求めていくべきだと思いますし、国に対しても2年度限定ではなくて、やっぱり予防接種というのはずっと継続して対象年齢がどんどん上がってくるというか、次から次へとやっぱり小学校から上がってきますので、継続していくべき制度だと思いますので、ぜひやっぱり国のほうにそのように要望を強めてもらいたいと思いますけれども、その辺のお考えは。
星野 隆教育委員会事務局こども課長 このワクチンについては、医師会のほうからも国のほうに定期接種にしてくれるようにというふうな要望が出ているふうに伺っております。私どももそういうふうにしていっていただけたらと思っておるところでございます。
高橋健一委員 ぜひやっぱり継続していただけるように、国、県なりにも要請していただきたいと思いますけれども、万が一それがかなわなくても見附市としては、その後どのような考えでいられるのか、国の助成がなくなれば打ち切りますということになるのか、その辺見通しはいかがなっているのですか。
山本俊一副市長 これからやろうとしていますので、状況を見ながらということになるでしょう。
重信元子委員 債務負担行為の中にのせていられなかったのですけれども、それは何か理由があったのでしょうか。来年度もきちんとやる、優先的にやるのであれば債務負担行為の中にものせてもよかったのではないかと思います。
岡村守家企画調整課長 単年度ごとにやりますので、来年度予算の中で検討する形になりますので、あえて債務負担行為ということで、そういうものとしてはのせませんでした。
佐々木志津子委員 医師会とのこれから協議で詰めていかなければいけないと思うのですが、予診表もつくった中で、安全基準の遵守ということで各市町村長に科せられた経過観察の措置ですとか、あるいは応急治療措置というものが明記されておりますが、その辺はどんなふうに対応されるのか、お聞かせください。
星野 隆教育委員会事務局こども課長 それらもすべて含めまして、医師会との話を進めていく中でそういう話が出てくるかと思いますので、その内容、もちろん大切なことだと思いますので、そこら辺をしっかり話し合いをしていきたいと思っております。
  以上でございます。
佐々木志津子委員 当然医療行為をする医師会のほうにゆだねられる部分多いのですけれども、例えば応急治療措置の中で準備をしなければいけないものを、これは市町村長はというふうに明記されていますので、きちんと担当課のほうでどういったものを準備しなければいけないのか、そういったものはぜひ把握をしていただきたいと思いますが、よろしくお願いします。
星野 隆教育委員会事務局こども課長 しっかり読み込んでいきたいと思いますので、申しわけございませんが。
小林伸一委員長 ほかにありませんか。
               〔発言する者なし〕
小林伸一委員長 これにて質疑を終結します。
  これより討論に入ります。討論はありませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
小林伸一委員長 これにて討論を終結します。
  これより第118号議案を採決します。
  本案は原案のとおり可決すべきものと決定してご異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
小林伸一委員長 ご異議なしと認めます。
  したがって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定しました。
                                            
7 議第114号 長岡市との間における定住自立圏形成に関する協定の一部変更につい
         て

小林伸一委員長 次に、議第114号 長岡市との間における定住自立圏形成に関する協定の一部変更についてを議題とします。
  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
大坪正幸委員 定住自立圏、これ長岡市、お相手がある話ですので、ちょっと新しく市営牧場の利用ということがつけ加えられたようなのですけれども、ことし口蹄疫がかなり問題になりまして、その辺のいわゆる防疫の体制あるいは対応、当然国とか県が行うべきところなのでしょうけれども、こうした定住自立圏、こういう協定の中にも防疫みたいなものに関しての協力あるいは連絡体制みたいなものも盛り込んだほうがよかったのかなという気もいたしますが、その辺ちょっと経緯をお聞かせください。
岡村守家企画調整課長 今議員のほうでおっしゃられたように、そういった口蹄疫等の対策につきましては、県を含めまして危機管理的なところの部署で対応をするような形になろうかと思いますので、そういった意味では圏域の協定の中にあえて盛り込むまでのことはないという、そういった判断でございます。
佐々木志津子委員 (イ)の観光情報の発信及び観光誘客の推進ということで、甲乙の役割がそれぞれ明記されておりますが、「甲が観光PR事業を企画し」というふうにありまして、また乙はそのPR事業に協力するというふうに書かれております。この企画をされる段階で、見附市は関与することはないのでしょうか、その辺1点お聞かせください。
岡村守家企画調整課長 この定住自立圏の圏域の中で部会を設けておりますので、そういった部会の中で当然構成市町のほうで話し合いをしながら企画をしていくという形になります。
小林伸一委員長 これにて質疑を終結します。
  これより討論に入ります。討論はありませんか。
               〔発言する者なし〕
小林伸一委員長 これにて討論を終結します。
  これより第114号議案を採決します。
  本案は原案のとおり可決すべきものと決定してご異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
小林伸一委員長 ご異議なしと認めます。
  したがって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定しました。
                                            
8 議第115号 見附市文化ホールの指定管理者の指定について
小林伸一委員長 次に、議第115号 見附市文化ホールの指定管理者の指定についてを議題とします。
  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
大坪正幸委員 今回指定管理者の中に見附市の地元のアルカディアクラブさんがNPOですか、という形で入られたのは非常によかったと思うのですけれども、これは審査する、どういう皆さんが、基準はいろいろ書いてあるのですけれども、選定委員会の6名のもし差し支えがなければどういう方がどういう立場でされたのかというのをご説明ください。
田伏 智まちづくり課長 選定委員会につきましては、これ規則、要綱がございまして、そこに定められているわけでございますけれども、メンバーとしましては学識経験者、市民の代表、それから市職員といった中で7名のメンバーがおりますけれども、今回の選定委員につきましては6名の委員で選定をしたというものでございます。
大坪正幸委員 学識経験者、市民、職員ということだったのですけれども、これはやっぱり個人名とかはやはりいろいろ差しさわりがあって、今は明らかにできないという解釈でよろしいのでしょうか。
田伏 智まちづくり課長 今までは公平な議論を行ってもらうということで、氏名については公表を差し控えさせていただいてきております。
佐々木志津子委員 要綱に基づいて委員の委嘱は10人以内とすると定められている中で7人で、今回はでは6名の方が選定にかかわられたわけなのですが、構成組織の中で市の職員が何人入って、学識経験者、市民の方がそれぞれ何名いらしたのかお聞かせください。
田伏 智まちづくり課長 学識経験者が2名、市民の代表が2名、市の職員が2名でございます。
佐々木志津子委員 本会議の中でも質問が出ていたかと思うのですけれども、これ3つの団体が1つ、合議体ということで、その点数が低かったのはなぜかというところの質問で、実績がないとかいうようなご意見が出ていたということなのですけれども、素朴に要はアルカディアというのは興行というか、イベントだけではなくて、市民が利用するだけではなくて、いろんな興行収入を得た中で、例えば赤字が出たときにどこがどのように、その3社の中で協定なり、協議がされているのか、代表は先回Bランクを受けたNKSコーポレーション長岡支店が代表になっておりますけれども、ここがすべて、例えば赤字が出たときに負債を丸抱えということにはならないかと思うのですが、その3社の中でどういう協議がなされたのか、ご存じでしたらお聞かせください。
田伏 智まちづくり課長 そこまで実際細かいところまでは承知しておりません。恐らくは中で協議されて決定されるものだというふうに考えております。
佐々木志津子委員 収支とか、そういった計画書を作成するかと思うのですが、そういったところにはのってこないものなのですか、3社の中でどういう協定をした中でこういう計画を出しますというようなことにはなっていないものでしょうか。
田伏 智まちづくり課長 収支計画書は出ておりますけれども、そこの例えば負担割合だとか、そういうところまでは出ておりません。
大坪正幸委員 済みません、今の佐々木委員のと関連するのですけれども、当然予算とか計画ということですので、実際にやってみてからそういう赤字が出たというふうな場合で、こういう指定管理者制度の場合は、その赤字に対してある程度例えば市が先々何割か補助するとか、全く補助はしないというふうなことの何か決めみたいなものはあるのですか。
田伏 智まちづくり課長 指定管理料以外は補てん等はしておりません。
大坪正幸委員 そうすると、要するに赤字が出た場合はあくまでも指定管理者の責任で何らかの形で運用していくということですね。
田伏 智まちづくり課長 そうなります。
高橋健一委員 本会議の中でも今年度評価もされているというようなことで、ホームページに載っているのでしょうけれども、今年度指定管理者制度の運営評価結果についてちょっと明らかにしていただきたいと思いますけれども。
田伏 智まちづくり課長 7月に評価委員会を開きまして、その結果につきましてはホームページで公表しているわけでございますが、総合評価がA、B、Cの3段階で評価するわけですけれども、そのBランクということになっております。それから、委員からのコメントとしましては、自主事業の入場者数にばらつきがある、収支のバランスがうまくとれていない、市民とのコミュニケーション不足を感じるといったことが記載されております。
  以上です。
高橋健一委員 ありがとうございました。確かにホームページに載っていまして、ほかに名木野小学校のデイサービスセンター、また坂井園のデイサービスセンター等の評価が載っていまして、この2カ所についてはABC評価のAは80点以上、Bは50点から80点というふうなことでありますけれども、2つの指定管理については80点を超える評価がされておりまして、このやっぱり文化ホールについてはかなり厳しいBのぎりぎりの50点やっと上回るというような評価だったわけです。委員の中でもやっぱり市民とのコミュニケーションがもっともっと十分にされるべきだというふうなことが書かれたわけですけれども、そういった面では3年前の指定のときに見附市の文化発信の上ではやっぱり市民の力が必要なのではないか、せっかく手を挙げたのにというのあったのですけれども、そういった面でやっぱりある面厳しい経過があったのかなというふうに思います。今までの指定管理見てみますと、3年の後にほぼ同じ方が継続して、また指定管理を受けられているのですけれども、今回全く形を変えてNKSコーポレーションさんが代表になっていますけれども、新たに2団体が入るというようなことで、やっぱりそういった評価が厳しかったことも影響してそういった新しい形になったのかなと、これは応募先のことですので市にコメントを求めるのはどうかと思うのですけれども、その辺どんなふうに感想お持ちですか。
田伏 智まちづくり課長 評価につきましては、それぞれ施設の特性もありますので、なかなか難しい面が出てくるというものもあろうかと思います。そういった点で結果的にそういう評価になったのだろうと思いますけれども、後段のその方が出る、出なかったということについては、委員おっしゃいますように私どものほうでちょっとコメントできる状況にはございません。
  以上です。
高橋健一委員 それと、今までは3年で見て、その後はまた再指定、指定管理ということで5年というようなことですけれども、今回もまた5年というふうに指定管理期間が決められたわけですけれども、全く新しい団体が新規に立ち上げてきた事業なので、5年というのは長いのか、当初やっぱり3年くらいの経過措置見て、また再度というようなことが妥当なのかなと思うのですけれども、その辺5年にされた経緯については。
田伏 智まちづくり課長 私ども内部としては初回の契約については3年、それ以降、次回については5年というような形で行ってきているわけですけれども、やはり経営の安定性といったものを考慮した場合、ある程度やっぱり長いほうが指定管理者が力を発揮しやすいというようなものがあるかと思います。また一方、我々委託をする側についても、施設ごとに指定管理の状況がわかるというような中で、5年でも問題ないというふうに判断したところでございます。
佐々木志津子委員 それぞれ代表になられているのは施設管理のプロでいらっしゃいますし、また新潟照明さんは私も局に勤めていたときにきちんとやれるプロの集団です。また、そして地元に密着した旧アルカディアクラブの方々がソフトで、それぞれの持ち場、持ち場でいいところを発揮していただければいいと思うのですが、先ほども言いましたように例えば赤字が出たときに、その3社の中でどういう協議、どういう取り組みがされているのか、それを1つの団体としてやっているわけですから、きちんと市民の財産であるアルカディアを運営していってもらわなければいけないわけですから、その辺をきちんと当局と詰めていただきたいのが1点と、あと人員配置計画等で館長以下、企画、事業補助、臨時1名とありますけれども、その3社の中でのどういった人的配置分担になっているのか、それは計画書の中で上がってきておりますか。
田伏 智まちづくり課長 館長、館長代理につきましては、アルカディア文化芸術振興協会よりついてもらうと、それから舞台管理等についてはそれ以外のメンバーがつくという予定で事業の提案をいただいております。
佐々木志津子委員 あと2点ほどお尋ねしたいのですが、先ほど高橋委員も言われたように当初5年、経営の安定化ということで5年というふうに指定期間を設定されたようなのですが、当然単年度、単年度で評価をされていかれると思うのですが、これは万が一、3社の中でうまく運営ができないということになると、この指定期間を取り消すということもあり得るのでしょうか。
田伏 智まちづくり課長 そうならないことを願っているわけですけれども、協定を結んでおります。その中で、改善命令、それから最終的には指定の取り消しという条項も盛り込んでおりますので、そういった対応も可能であるということでございます。
佐々木志津子委員 最後に、これまでの経過の中で募集をかけました。現地説明会をされました。選定委員会10月27日に、これはプレゼンテーションだと思うのですけれども、そして12月に結果報告というふうな一連の説明がなされているのですけれども、これ公開プレゼンテーションというふうにうたわれておりますけれども、何ら私らはいついつ指定管理者に対するプレゼンテーションを行いますというPRを目にしていないのですが、その辺はどういうふうに対応されたのでしょうか。
田伏 智まちづくり課長 たしかホームページの要綱には書いてあったかと思うのですけれども、物によっては積極的に市民から見てもらうというものとか、あるいはまたそうでないものもあるかと思いますけれども、これは公開というその姿勢といいますか、そういう形でやるということで、ちょっと積極的なPRが足りなかったと言われればそれまでですけれども、基本的にはこれについてはオープンでやるという形でやってきたものでございます。
佐々木志津子委員 積極姿勢はわかりますけれども、市民から、要するに指定管理というのは公の施設を指定管理に出すわけですから、市民の財産なわけです。それを積極的に公開できるものとできないものがあるというのはおかしな話であって、これは今後の姿勢としてぜひこういったプレゼンテーション、指定管理に出す場合には、特に私ども議会は最終的にはこれを承認するかしないか、判断をしなければいけない。だから、議案として上がってきて、それまずいですよということは、そうすると選定委員の方々が選定したわけですから、そういった情報をぜひまず議会に、そして市民のほうにPRをしていただきたいと思いますが、これは要望ですので、よろしくお願いします。
小林伸一委員長 ほかにありませんか。
               〔発言する者なし〕
小林伸一委員長 これにて質疑を終結します。
  これより討論に入ります。討論はありませんか。
               〔発言する者なし〕
小林伸一委員長 これにて討論を終結します。
  これより第115号議案を採決します。
  本案は原案のとおり可決すべきものと決定してご異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
小林伸一委員長 ご異議なしと認めます。
  したがって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定しました。
  以上で付託されました市長提出議案の審査は終了いたしました。
  次に、所管事務調査としまして、議会報告第18号 教育委員会の点検及び評価報告書について説明を求めますので、教育長及び教育委員会の担当課長は残っていただきまして、山本副市長以下所管外の課長さんの皆さんは退席していただいて結構です。
  休憩5分いたします。
               午前10時53分  休 憩
                                            
               午前10時58分  開 議
小林伸一委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                            
9 議会報告第18号 教育委員会の点検及び評価報告書について
小林伸一委員長 それでは、これから教育委員会の点検及び評価報告書について説明をお願いします。
神林晃正教育委員会教育長 まずもって、私のほうから皆様方に御礼を申し上げたいと、こう思っております。こういう形で教育委員会の取り組みについて皆様方にお話を申し上げて、ご理解いただいて、またいろんなご意見をいただく機会を設けていただいたこと、本当にありがたいことだというふうに考えております。今後ともどうかよろしくお願い申し上げます。
  まず、見附市の未来を担う子どもたちをどのような理念で、方向ではぐくんでいくのかということでございますけれども、ご承知のようにふるさと見附市を本当に愛して、そして世に役立つことを喜びとする子、このような子どもを育てたいということで取り組んでまいっておるところでございます。組織をいろいろと検討していただいて、そして現在ではこども課という課を誕生させていただいて、ゼロ歳から18歳までトータルで子どもの教育、そして福祉あるいは保健、あらゆる面で責任を持って支援をする体制が皆さん方のご理解のもとで進められて、ことしで3年目を迎えております。そういった中で、少しずつですけれども、その英断の効果があらわれてきているのではないかなというふうに、いろんな方々からお話の中でいただいて、よかったなというふうに思っておるところであります。
  何としても未来の見附市を切り開いていく子どもたちを育てたいという思いと、もう一つはこの見附市が総合計画の中で願っている「住みたい、行きたい、帰りたい、やさしい絆のまちみつけ」、この見附市が元気になって、そして見附市のところで住みたい、そして子どもをはぐくみたいという、そういう思いが生まれるように、そのために立派な子どもを育てるということと同時に、市の元気に、人口増に、あるいは見附市の住むことにあこがれる、そういう人たちの思いにこたえられるような教育を充実させたい、こんな願いで教育委員会各課心をそろえて取り組んできているところでございます。しかしながら、守備範囲が非常に広くなりまして、多様になりまして、教育だけの問題ではなくなって、母親支援というようなところも出てまいりまして、ゼロ歳から、不妊治療から始まりまして、ずっときょうもご審議いただいたワクチンの問題だとか、そういう問題も含めて広範になっておりますので、私たちが一生懸命取り組んでいますけれども、また議員各位のいろんな目線からさまざまなお話をお聞きをして、そしてしっかりと取り組んでいきたい、そういう機会になれば大変ありがたいということで、先般委員長さんのほうからお話があって、大変私としてはありがたいというふうに申し上げて、こういう会が実現できたということ本当にお礼を申し上げたいと、こう思っております。どうかよろしくお願い申し上げたいと思います。
  以上でございます。
野水英男教育委員会事務局教育総務課長 それでは、報告書の概要につきまして私のほうから全体の説明をさせていただきたいと思います。
  今教育長の発言の中にありましたように、組織的に組織改正がございまして、皆様方一般的に理解されている国の法律に基づく教育委員会の業務がいろいろ分散されておりまして、1つは公民館活動を中心とする社会教育事業につきましてはまちづくり課に移管しておりますので、この報告書の中には盛ってございません。それから、一般的には教育委員会の業務とはされていない、国の法律ではされていない部分の子育ての部分、これはこども課の所管に属する部分でございますけれども、これは現在教育委員会の業務として行っていますので、この部分が内容に含まれているということでご理解を願いたいと思います。
  それでは、全体の説明まずさせていただきますので、報告書の2ページをお開きいただきたいと思います。目次の中で大体の全体構成をまず説明をさせていただきますけれども、3ページから5ページまでがこの趣旨及び点検の方法などについて記載をしてございます。それから、6ページにつきましては、今回外部から評価に当たられました4人の有識者の講評を記載してございます。それから、7ページにつきましては見附市の教育の概念図を示させてもらっております。それから、8ページから50ページまででございますけれども、それぞれの基本政策ごとの点検、評価の状況を記載してあります。それから、51ページから60ページまででございますけれども、有識者の意見を聞きながらの政策体系別に評価をまとめたものでございます。それから、61ページでございますけれども、今回の点検、評価を受けての教育委員会の方向性を示したものでございます。
  では、具体的に入りますので、7ページをお開きいただきたいと思います。これも前段のところ教育長、今お話の中で出ておりますけれども、見附市の教育の基本的なブロックでございまして、一番上に基本方針ということを掲げておりまして、2つの項目があるわけでございます。私どもとしては、この2つの項目、基本方針を達成するために基本政策というものがありまして、この基本政策というものは非常に多岐にわたっているわけでございますけれども、今回それを体系別にまとめるために、知、徳、体以下6つの項目に分けさせていただいて分類しておきまして、さらにそれぞれの項目ごとに個別の施策、個別の事業をその下に掲載したものでございます。
  それでは、今度具体的な説明に入りますけれども、それぞれ教育委員会の3つの課に分かれてございますので、具体的な説明、確かな学力の向上から学校教育課のほうに説明を移したいと思います。
中田仁司教育委員会事務局学校教育課長 それでは、よろしくお願いいたします。9ページからごらんください。確かな学力の向上につきましては、個別施策1、2を通して実現を図っております。学ぶことの価値を見出し、学ぼうとする意欲を高める教育の推進ということで、学ぶことに対しての意欲、関心を高めることを通して、個別施策の2でございますが、知識、技能の習得、それから活用を図って結果的にわかる、できる喜びを大切にした教育の推進というものを目指してまいりました。この結果、子どもたちが授業に取り組んでいる姿、それから学力の検査の偏差値等で一定の成果を今上げていることができています。
  続きまして、次のページをごらんください。11ページ、読書活動の推進でございます。これ個別の施策が4つございますが、出前方式の読書の楽しさの普及サービスの拡充、個別施策の2、見附子どもの本100冊運動の推進、個別施策の3、読み聞かせ活動の推進の充実、個別施策の4、市民の読書活動の推進等を行いまして、結果として読書に関する関心を高めながら図書の貸し出しの数とか利用者数について増加というふうな成果を上げております。
  続きまして、13ページをごらんください。情報教育の推進でございます。個別施策1、2がございまして、各教科におけるICTの適切な活用の推進ということで、ICT事業に関連しまして各学校でコンピューターを使える環境を整え、実際にコンピューターを使う中で、個別施策の2ですが、情報化に対応する情報モラル等の指導、それからその活用の仕方等について推進してまいりました。
  続きまして、豊かな心の育成というところについてお話をしたいと思います。17ページになります。17ページごらんください。いじめ根絶等の生徒指導の充実につきまして、3つの施策を通して行ってまいりました。いじめ防止、それが個別施策1で、いじめゼロスクールの運動等の推進ということになります。いじめについての根絶していこうという意識を高める取り組みでございます。それから、それに対して早期発見をしていくということです。個別施策の2については、シェイクハンドによる相談支援事業等の推進ということになりまして、これは発見された後に早期に対応して、そのいじめに対して対策をとっていくということでございます。個別施策の3につきましては、生徒指導総合連携推進事業による相談支援事業の推進ということで、これは地域とも一体になりまして、子どもたちに自己有用感を持たせながら取り組ませていくという、この3つの施策につきまして実施してまいりました。
  以上でございます。
星野 隆教育委員会事務局こども課長 続きまして、20ページをお願いいたします。(体)、健やかな体の育成でありますが、その中の1、子どもの体力向上、3、乳幼児、母親の健康の保持及び増進、4、食育の推進、この3つについて評価を受けましたので、説明させていただきます。
  22ページお願いいたします。子どもの体力向上でありますが、一学校一取り組み運動の取り組みを中心にして、体育授業の改善や日常の体力づくりに努め、全学校の全学年で体力テストの結果が全国でも上位にある新潟県の体力レベルを小学校50%、中学校で70%以上の種目で上回ることができました。
  続きまして、24ページをお願いいたします。3、乳幼児、母親の健康の保持及び増進でありますが、妊婦や胎児の健康管理から子どもの医療費助成や予防接種などを行うことによって、妊産婦や乳幼児の健康維持、増進に努めてまいりました。
  続きまして、27ページをお願いいたします。4、食育の推進でありますが、地場産農産物を可能な限り使用するように努め、給食の情報を毎月のホームページ、給食ギャラリーで発信いたしました。また、保育園や子育て支援センターで母子健康教室等の中でご飯を中心にした和食の取り組みや朝食の大切さなどについて指導してまいりました。
  続きまして、30ページをお願いいたします。(地)、地域教育力の向上でございますが、1の地域とともに歩む特色ある学校づくりの推進についてご説明いたします。市内全13カ校に教育コーディネーターを配置したり、夏季休業中に実施したわくわく体験塾で感動的な体験を得ることなどにより、ふるさと見附市を愛する児童生徒の育成に努めてまいりました。
  以上でございます。
野水英男教育委員会事務局教育総務課長 では、続いて33ページをお開きいただきたいと思います。(伝)、伝統文化の継承でございます。見附市の歴史や文化を市民に伝え、正しい郷土理解から見附市を愛する人をふやす目的で授業を行っております。重点的に行ってきたものといたしまして、34ページでございますが、文化財の保護と活用による市民の郷土理解の促進では、主に民俗文化資料館の展示活動によりまして、見附市の歴史や文化を知らせることと市民向け講座を開催いたしまして、郷土理解を深めることに努めたところでございます。
  続きまして、37ページでございます。ふるさとの歴史、文化についての学習機会の充実では、初めての取り組みといたしまして、見附検定を実施いたしました。検定受験を手段といたしまして、市民から見附市の歴史、文化を勉強してもらい、理解を深めることができました。
  続きまして、39ページでございます。次の分野でございますけれども、(環)、教育環境の整備でございます。ここでは、直接児童生徒に対する教育ということではなくて、相談体制の充実を図ったり、子どもたちの安全を確保する体制の整備や教育施設の整備、さらには教職員の資質向上や教育委員会の機能強化など児童生徒の周辺の環境を整える施策を実施する部分でございます。
  重点的と行ったものといたしまして、41ページをお開きいただきたいと思います。見附子育て教育の日の開催と、それから学校評価の実施でございます。これによりまして各学校の教職員が自己評価を行い、さらに第三者からの評価されることによりまして教育内容の充実が図られるとともに、各学校のすぐれた部分が地域や市内全体に発信されたものでございます。
  続きまして、43ページでございます。学校施設の耐震化など施設設備の取り組みを記載してございます。今町小学校の改築を初めといたしまして、改修が必要と診断された学校の工事を順次行っておりまして、これは未来形でございますけれども、平成22年度末では耐震化率100%になる見込みでございます。
  続きまして、45ページでございます。支援を必要とする子どもや家庭への支援でございます。子育ての不安を解消するための支援や母子・父子家庭への自立支援や障害児への支援を行ったところでございます。
  続きまして、47ページをごらんください。特別支援教育の必要がある子どもたちに対する支援事業でございます。この事業により保護者などから特別支援教育の理解を深めていただいて、子どもの障害の程度に合わせた適切な就学と教育が行われるように努めたところでございます。
  続きまして、49ページでございます。教職員の資質向上を目指す事業でございます。学校教育の充実を図るためには教職員の教育力アップが絶対条件でございまして、当市では特徴ある取り組みといたしまして、教員に先輩教員が実力アップのための個別指導を行う「師がく」を実施して成果を上げているところでございます。
  51ページをお開きいただきたいと思います。今回の点検評価を行いました6つの施策、それから15の個別施策に関する評価をまとめたものでございまして、SからCまでの4段階の評価をされております。Sが最上位なわけでございますけれども、評価の結果を見てまいりますと、Sが4、それからAが10、Bが1ということで、Cがなくて、ほとんどの施策につきましてほぼ目標が達成されているというような良好の評価をいただいたところでございます。
  説明、以上でございます。
小林伸一委員長 それでは、どうもありがとうございました。
  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
佐々木志津子委員 このたび内部、外部両方の評価ということで、私も見附市の教育はハイレベルにあるなというふうに思っている一人でございます。
  その中で、11ページ、図書館の利用者数、これ平成20年度、平成21年度、目標数値も設定されている中で、目標をクリアしているにもかかわらず平成20年度評価と比べると評価が3に落ちているのですが、これはプリントミスではないですよね。なぜに4から3に評価が落ちたのかなというふうに、ちょっと1点疑問に思いましたので。
野水英男教育委員会事務局教育総務課長 高い伸び率を期待して設定したのですけれども、伸び率がちょっと鈍化しているということでしております。ただそれに申し添えますけれども、今図書館のほうでずっと右肩上がりで、入館者数あるいは貸し出し数ふえているのですけれども、それもなかなか限界もあるところがございまして、今私どもで目指しているのは、もっとおいでいただく方は結構特定された方が多いものですから、そういっただけではなくてもっと底辺の広がりを求めるとか、それ今100冊運動でやっている部分になるわけですけれども、そういった内容の充実に入っていこうということで、今後余り人数とか何かで評価しないで別の方向にというような話をしているところでございます。
高橋健一委員 関連して、見附市図書館の形ですか、これは。
野水英男教育委員会事務局教育総務課長 そのとおりでございます。
高橋健一委員 学校の図書室の関係では、何かいろんな統計的なものはとられていないですか。図書室の充実についてはどのような努力されているのか。
野水英男教育委員会事務局教育総務課長 今回の外部の先生方の意見もあったのですけれども、学校の図書室の貸し出し数だとか、明確なの今回上げていなかったものですから、その辺今後入れるようにということで指摘がありました。
  それから、図書の充実につきましては今回100冊運動を中心にして、予算の許す限り本を充実していくという取り組みをしているところでございます。
佐々木志津子委員 特別支援教育についてお尋ねしたいと思うのですけれども、これは平成21年度の事業評価ですが、市の「かがやき」、特別支援ファイルをつくっていただいて、それこそゼロ歳児から18歳まで各ライフステージに沿って支援ができるようにということで大変なご努力をいただいた上で、何年か前かと思うのですが、特別支援教育の中でまだ個別の教育支援計画を策定していない学校があるというような答弁もいただきました。平成21年度においては、それはクリアされているのか、あとは全小中学校に設置をした校内委員会がどのように機能したのか、その辺をお聞かせいただけますか。
中田仁司教育委員会事務局学校教育課長 お答えします。
  個別の支援計画につきましては、今それぞれすべての学校でその子に対して支援教育をつくっています。それから、校内のことにつきましては、校内のその子どもたちの日々の様子とかを本当にそれぞれの担当が集まって子どものよりよい成長のために常に話し合いを持っていますので、機能としてはいい方向にいっているというふうに思います。
佐々木志津子委員 その校内委員会の助言を得た中で、個別の教育支援計画が策定されているのでしょうか。
中田仁司教育委員会事務局学校教育課長 校内の話し合いの中だけで解決できない課題につきましては、養護学校等専門家が学校に回りまして、指導、助言をするというシステムがありますので、そのような中でよりよい対応ができるように対応しているところでございます。
高橋健一委員 いじめの関係で、たしか4年前がいじめがかなりブームになるといいますか、話題になって取り組まれて、先般のアカウンタビリティでも各学校でのいろんな積極的な取り組みが紹介されたのですけれども、今回は数字的には少し、100%の目標に対して93%の解決率、中身的には1件が指導継続中というようところで、残されている問題はそう多くないと思うのですけれども、4年前と比べていじめの関係では数字的にはどのような動向になっているのか、その辺がわかりましたら。
中田仁司教育委員会事務局学校教育課長 4年前は、今記録で25件残っていますけれども、現在は14件ということで減少傾向にあります。
神林晃正教育委員会教育長 今いじめの件でお尋ねがございましたが、数字の上では報告いただくのが少し減っていることは事実ですけれども、いじめの問題は数字だけではあらわせ切れないものがあります。この数字は減っているかもしれないけれども、そんなに安心できる状態ではないというふうに、思っております。
  以上です。
大坪正幸委員 15ページ、豊かな心の育成、今のいじめの関連のその下に人権教育、同和教育の推進というものが書いてありまして、いわゆる同和教育に対しての推進等々が書かれております。同和問題はなかなか基本的人権にかかわる大事な問題であると同時に、非常に重いテーマといいますか、なかなかふだん表面に出にくい問題だと思うのですけれども、このあたりを例えば児童生徒あるいは教職員の皆様に何らかのそういう教育がなされているということだと思うのですけれども、具体的にお答えいただきたいと思います。
中田仁司教育委員会事務局学校教育課長 大変大事な問題ですので、市としては教職員全体に対する悉皆研修を年に1回、アルカディアに集まって行っております。つい先日もそれを行ったところであります。それから、各学校では年2回、独自に同和教育に対する研修会を持つことになっておりますし、実施しております。さらに、そこで行った研修をもとに、県で出されている副読本等を活用しながら授業を展開していると、そういうふうな実態でございます。
大坪正幸委員 年に2回、学校で独自にやっておられると、これは例えば小学校1年から6年まで、中学校1年から3年までと、一応全学年に対してそういう形でやっておられるのか、あるいは特定の学年に限ってやっておられるのか、その辺はいかがですか。
中田仁司教育委員会事務局学校教育課長 年2回やっているというのは、教職員が自分たちで自主的に学校で行っているということでございまして、授業に対してはすべての学年、すべてのクラスで実施しているということでございます。
重信元子委員 この間の広報「見附」に学校給食センターの調理業務委託の募集が載っていたのですけれども、調理業務は前から業者委託だったのでしょうか。
野水英男教育委員会事務局教育総務課長 今学校給食全体を申し上げますと、13カ校学校あるわけですけれども、9校が学校給食センターでつくっておりまして、残りの4校が自校ということでやっています。学校給食センターいつから始めたか、ちょっと私わからないのですけれども、かなり前から、平成十四、五年ぐらいだったと思いますけれども、調理業務について外部委託をしていますし、それから自校給食の中で南中学校についても3年ぐらい前でしょうか、外部委託をやっています。今回広報「見附」に載せていただいたのは、給食センターの委託の契約期間がことしで満了になるということで、継続のための新規の公募と、それから今名木野小学校の調理場で名木野小学校と、それから見附養護学校の調理しているのですけれども、これの外部委託をするために広報「見附」に載せたものです。
重信元子委員 その外部委託になっても、今は見附市の農産物をなるべく使ってという、そういう方針は全然変わらないということでよろしいのでしょうか。
野水英男教育委員会事務局教育総務課長 そのとおりです。私も教育総務課に去年参ったのですけれども、その前産業振興課におりまして、農業のほうも担当しておりまして、当時から教育委員会と連携しながらできるだけ地元の、農産物だけでなくて地元で加工される食品をどんどん入れていこうということで、実はことし春から気温が低かったりしてちょっと自給率が落ちそうな状況、まだ集計出ていない、落ちそうなのですけれども、ピーク時では重量比率で野菜の全体の43%という数字が出ています。全県の統計とっておりませんけれども、多分全県で2番目ぐらいの納入比率かというふうに考えております。
神林晃正教育委員会教育長 実は見附市のおいしい新鮮な野菜をもっと自信を持って調理に生かしていただきたいという願いを込めております。給食のほうは今課長が申し上げましたように、多分県で2番目ぐらいの活用率だと、こう思っておりますけれども、今回保育園の調理の皆さん方が頑張っていただいて、見附市の野菜をおいしく食べるレシピというのですか、こういうのすばらしいのを今つくっておりまして、間もなく公開するようになると思いますので、またそれらも見ていただいて、ぜひ議員のほうからもお母さん方に宣伝していただければ大変ありがたいという、大変すばらしいのが今できております。
  以上です。ちょっと宣伝させていただきました。
重信元子委員 図書館のことなのですけれども、もっとたくさんの人に利用してほしいという願望を持っていらっしゃるとおっしゃいましたけれども、私も小さい子どもがいるのですけれども、子どもを連れて図書館に行きたい気持ちはすごくあるのですけれども、駐車場がちょうど玄関の反対側になっていて、特にこれから冬場になりますと駐車場から玄関に行くまでに、どうしてもベビーカーまたおんぶとかしていくときに雨風に当たってしまうことが多いのです。それで、どうしても利用する日がちょっと少なくなってしまうということで、例えば駐車場から玄関まで雨が当たらない屋根なんかがちょっとあると、またすごくちっちゃい子どもがいる人も利用しやすくなるのではないかなと思うのですけれども。
野水英男教育委員会事務局教育総務課長 重信委員の質問、同じような要望が前に出ておりまして、どういう構造で後ろに駐車場をしたのか、私ちょっと経緯わかりませんけれども、やはりあそこから前に出てくるのが大変だということで、以前要望された方は今の閲覧室のところに入り口をつけろというような話もあったのですけれども、それは雨が滴りが入ったりとか、いろいろ管理上よくないものですからできないのですけれども、おっしゃっているようなことも予算がつけばの話ですけれども、ぜひ検討したいというふうに思います。ありがとうございます。
木原大輔委員 17ページ、いじめと不登校についてお聞かせください。17ページ、不登校児童生徒数が40から36と減っているのですけれども、不登校というのはいじめと密接につながっていると思うのですけれども、そのいじめを予防、そして起こったときに対策する施策としていじめ根絶スクール、シェイクハンドの設置というのがあるのですけれども、非常に評価に値する施策だと思うのですけれども、あくまでもそれは予防といじめ起こったときの対策であって、その後のアフターケアというのが私は非常に気になるのですけれども、不登校に陥った生徒も1年、2年、年をとり、中学校を卒業し、私の知っている範囲では、いじめ、不登校により精神疾患に陥り、自律神経失調症、またうつ病という精神疾患で進学をできなくなり、不登校から引きこもり、ニートに発展したという例を認識しているのですけれども、そういった不登校、引きこもり、ニートに対するアフターケアの施策として何かお考えがあるようでしたらば、ご意見をお聞かせください。
中田仁司教育委員会事務局学校教育課長 ありがとうございます。そういうお子さんとかの事例の場合ですと、学校教育課、それから学校、関係の中に医療機関につなげて見ていくような、そういうふうなチームをつくって対応していくというふうな場合がありますので、そこで医療機関とかかわっていく中で定期的にその方の様子を見ていただいたり、それから引きこもってしまっている場合であれば、そこにまたつなげていくというふうな形で現在では取り組んでいるところであります。
高橋健一委員 51ページの評価で唯一Bがぽっとあるので、目立っているのですけれども、個々に評価あるのですけれども、その辺が具体的にはどのような形でB評価になっているのかというようなことをお伺いしたいと思いますし、それとその中で新生児訪問実施率というのが100に対して91というようなことで、ほかの健診を受けたかとか、パパママ学級出席というのは相手の意思ですけれども、新生児訪問は行政からの働きかけですので、今核家族化で若いお母さん方がやっぱり子育てに悩んでいるというようなことで、子ども虐待なんかにもつながっている部分あるのですけれども、100までいっていない状況、相手が留守だったとかいろいろあると思うのですけれども、その辺は具体的に。
星野 隆教育委員会事務局こども課長 唯一のBでございまして、実際問題委員さんの意見の中には最後に医療費助成件数とか、こういうのを指標していいのかというようなご意見もいただきまして、ちょっと考え直さなくてはならないかなとは思っております。その中で、今ご指摘のありました新生児訪問実施率が全部100%であってしかるべきではないかというご意見ですが、確かにそうでございます。ところが、やはり見附市に住所があって出産された方でも、里帰り出産と言いまして、自分のご実家のほうで出産されてある程度、健診の時期になってもまだこちらのほうにおいでいただかないという方もかなりいらっしゃいます。ただそういうような方々についても、私どもの市町村間においてやりとりをさせていただいて、地元の保健師なり、そういう方々から訪問していただくような、そういうシステムをつくっておりますので、見附市内では全体の数字は下がっておりますけれども、網羅なく回らせていただいているというふうに承知しておりますので。
  以上でございます。
小林伸一委員長 ほかにありませんか。
  では、1つだけ、教育長よろしいでしょうか。世界学力調査で国語の読解力が上がったというようなことで、ゆとり教育の変更から効果を出すのではないかというようなことが報道されているのですが、その辺ちょっと感想をもしあれでしたらお聞きしたいのです。
神林晃正教育委員会教育長 校長会がございまして、校長さん方に毎月指導する場があるのですけれども、そのときに校長先生方は学力上がってよかったと、文科省も何かマスコミに声高らかに学力が改善されてこれまでのいわゆるゆとりからの転換が図られ、功を奏したと、こういう発表でありましたけれども、私は点数の上では見附市の学力はこの何年間で少しずつ上がってきて、相当いいところへ来ていると思ってはいます。しかし私はまだ本物ではない。本当に上がったのなら、目の前の子が変わっていなければだめだ、そういうことを文科省が発表する前に見附市の子はこんな変わったとか、新潟県の子はこう変わったとか、そういうふうに校長さん方や教育長もそうだけれども、自信持って言えるようなものでなければ本物でないというふうに私まだ思っています。
  そんなこと申し上げさせていただきます。
佐々木志津子委員 最後に、私、教育委員会をよいしょするわけではないのですけれども、今教育委員会が推し進めている読み聞かせをずっとやっています、力入れていらっしゃいます。私は、実働として子育て支援センターとか地元の小学校、ずっと入っています。そうしたときに、多動のお子さんも、本当にちいちゃいお子さんもしっかりと絵本を聞くのです。それが将来やっぱりその人の話を聞くだとか、そういったものに醸成されていくと思うので、本当にこれからも推進をしていただきたいということと、できましたら子どもはいいのですけれども、親御さんにそういう、絵本て子どもだけのものではないので、この間の絵本ライブもすごくよかったですし、子どもだけだともったいないなという実感を得たので、ぜひ親御さんにそういう機会を提供できるような取り組みを今後していただきたいなという、よいしょとお願いをさせていただきたいと思います。
大坪正幸委員 質問というわけではないのですけれども、新聞とかによりますと確かに平均上がったと、ただそのかわり、いわゆる下位層のそういう割合がやっぱり日本の場合まだ多いというところで、やはり平均上がるのはいいのですし、上の子はほうっておいても勉強する子は勉強すると思うのですけれども、やっぱり問題は下位層の子をどうやって引き上げていくかと、当然高校、高校の前は中学、中学の前は小学校、小学校の中でもなかなか低学年の、あるいはもっとさかのぼると幼稚園の時点でやっぱり話を聞ける子と聞けない子でその後の勉学、そういう学業に差が出てくるというお話もありますので、ご質問ではないので、ぜひその点も何とか上がっていくように取り組みをお願いしたいと思います。
神林晃正教育委員会教育長 今お話しいただきましたが、私も一番そこが悩みなのです。学力の二極化が少し進行しているというのがちょっと心配であります。見附市が今全国で注目されている取り組みがあります。10の教師の指導のポイントというのをつくりました。これは、わからない子とか、できないで悩んでいる子をどう先生がフォローしていくのかというものであります。またそれだけで解決はできないということは確かにあります。例えば家庭での過ごし方の問題は大きい。一番心配なのは寝る時間が非常に遅くなって、テレビを見過ぎるというところがありますので、今、働きかけを行っているところです。
  以上です。
小林伸一委員長 これをもちまして、議会報告第18号 教育委員会の点検及び評価報告書について教育委員会からの報告を終わります。
                                            
小林伸一委員長 以上で本日の日程は全部終了いたしました。
  本日はこれにて散会します。
               午後 零時04分  散 会


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