見附市議会常任委員会合同所管事務調査会議録
〇招集日時 平成22年6月21日 午後2時
〇招集場所 見附市議会議場
〇会議に付した事件
1 学校耐震補強事業(名木野小学校)について
2 民俗資料館移転改装事業(みつけ伝承館)について
3 かわまちづくり事業について
4 上北谷地区ふるさとセンター建設事業について
5 学校情報通信技術環境整備事業について
6 刈谷田川災害復旧助成事業(遊水地工区)について
7 今町田井線(漆山工区)整備事業について
8 街路事業見附今町線整備事業について
9 刈谷田川災害復旧助成事業(ショートカット工区)について
〇出席委員(16人)
小 泉 勝 関 三 郎
高 橋 健 一 亀 田 満
辺 見 雅 信 小 林 伸 一
佐々木 志津子 久 住 裕 一
山 田 武 正 浅 野 三 夫
星 賢 一 小 林 繁 男
渡 辺 みどり 八 木 庄 英
井 上 慶 輔 野 本 千 晴
〇欠席委員(1人)
高 橋 清 治
〇説明のため出席した者
市 長 久 住 時 男
副 市 長 山 本 俊 一
会 計 管 理 者 兼 池 山 廣 喜
会 計 課 長
企 画 調 整 課 長 岡 村 守 家
ま ち づ く り課長 田 伏 智
総 務 課 長 金 井 薫 平
市 民 生 活 課 長 長谷川 仁
税 務 課 長 星 野 豊 明
産 業 振 興 課長兼 清 水 幸 雄
農業委員会事務局長
建 設 課 長 田 辺 一 喜
健 康 福 祉 課長 池 山 久 栄
病 院 事 務 長 大 橋 耕 一
ガ ス 上下水道局長 平 賀 大 介
消 防 長 岡 村 勝 元
教 育 委員会教育長 神 林 晃 正
教 育 委員会事務局 野 水 英 男
教 育 総 務 課 長
教 育 委員会事務局 中 田 仁 司
学 校 教 育 課 長
教 育 委員会事務局 星 野 隆
こ ど も 課 長
監 査 委員事務局長 高 橋 和 徳
〇事務局職員出席者
事 務 局 長 齋 藤 勝
次 長 佐 藤 貴 夫
副 参 事兼議事係長 山 谷 仁
午後 2時00分 開 議
〇亀田 満産業厚生委員長 これより総務文教委員会及び産業厚生委員会合同の所管事務調査を行います。
現在の出席委員16人、欠席届1名であります。
これより2常任委員会合同によります所管事務調査に入ります。
調査につきましては、初めに議場において各調査項目の説明及び質疑を行い、その後現地調査を行うことにします。議場で説明につきましては調査項目一覧表の順序により、所管の課ごとに演壇で説明を行ってください。説明が終わった課長は自席に戻ってください。その後質疑を行います。また、現地調査につきましては、次の調査地の所管課長は委員乗車のマイクロバスに同乗し、必要であれば追加説明及び質疑にお答えいただき、現地におきましても同様に説明等をお願いします。
1 学校耐震補強事業(名木野小学校)について
2 民俗資料館移転改装事業(みつけ伝承館)について
〇亀田 満産業厚生委員長 それでは、初めに総務文教委員会の調査項目について説明を求めます。
まず、学校耐震補強事業について、民俗資料館移転改装事業について、教育委員会教育総務課長から説明を求めます。
〇野水英男教育委員会事務局教育総務課長 それでは、教育総務課の所管の2点についてご説明を申し上げます。
きょうお手元に資料を配布してございますので、見ていただきたいと思います。まず、名木野小学校の耐震補強でございますけれども、これにつきましては平成20年度から耐震の診断が始まってございまして、平成20年度、それから平成21年度が実際の工事ということになります。2年間の事業費の総計が1億7,362万6,950円ということになります。今回名木野小学校の耐震改修のポイントは4つございまして、1つ目が資料の図面の後ろに写真がございますけれども、普通の普のナンバー1と書いてある写真がございます。まず、ここが鉄骨壁のブレース補強というものでございまして、写真にありますように、右側の写真が完成後でございますけれども、エックス状の鉄骨を入れて補強しているということでございます。これにつきましては、後ほど現地をバスの中から見ていただきますけれども、外側からも見える状況でございます。続きまして、これは写真がございませんけれども、RC壁補強という事業をやっておりまして、これは教室のあった壁を一たん取り壊しまして、そこに鉄骨を入れて補強するという工事でございます。それから、3番目でございますが、耐震スリット、これも写真が掲示ないのでありますけれども、建物の壁の一部に一部切れ込みを入れまして、そこを柔軟なやわらかい壁に置きかえて地震の際のエネルギーをそこから放出するというものでございます。それから、4番目が体育館の天井の鉄骨増強工事でございまして、これ一番最後に写真つけてございますけれども、最初左にありますように天井の鉄骨は非常に少なかったわけでございますけれども、右のように鉄骨を補強するというような工事で、主にこの4つが名木野小学校の耐震改修のポイントでございます。
続きまして、民俗文化資料館の移転工事でございますけれども、これにつきましては北谷公民館の隣にありました民俗文化資料館を学校町の旧産業振興センターに移転する工事でございまして、この1月に完成をいたしまして、去る4月20日にオープニングイベントをやらせてもらった事業でございます。資料に記載してございます事業費につきましては2,350万円という記載がございますけれども、これは民俗文化資料館の移転のほかに本町2丁目から移転いたしました理科教育センター、それからすこやかルームの費用を含んだものでございます。詳細につきましては、また後ほど現地でご説明をさせていただきます。
以上でございます。
〇亀田 満産業厚生委員長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔発言する者なし〕
〇亀田 満産業厚生委員長 これにて質疑を終結します。
3 かわまちづくり事業について
〇亀田 満産業厚生委員長 次に、かわまちづくり事業について、企画調整課長から説明を求めます。
〇岡村守家企画調整課長 かわまちづくり事業について説明いたします。
まず、かわまちづくり計画についてでありますが、河川が有する地域の魅力という資源や地域の知恵を生かし、良好なまちと水辺が融合した空間形成を目指すなど、水辺とまちづくりに関する基本的な取り組み方針を計画として取りまとめて国に登録をするというものでございます。
次に、刈谷田川のかわまちづくり計画の策定経緯でございますけれども、昨年度におきまして信濃川下流河川事務所と県、長岡市、三条市と会議を行いました。そのほか市民団体などと懇談会を開催いたしましたが、このような協議を経まして、最終的に三条市との連名で登録を申請するということになりました。今年度の国の申請受け付けがまだ始まっていないところでございますが、現在申請に向けて国と協議をしているところでございます。
次に、計画の策定方針でありますが、刈谷田川の地域資源や魅力の掘り起こしと既存事業などとの効果的な連携を取りながら、地域住民が主体的に刈谷田川を利用できる仕組みづくりを行い、川を利用したまちづくりによる地域活性化を図るというものでございます。
次に、事業計画ということで右のほうの資料をごらんいただきたいと思いますが、ソフト事業といたしまして学習分野で川下り体験や環境教育、水防や歴史などの学習機会の提供、地域交流分野では川の駅ネットワークづくりや地域交流プログラムの実施など、また研究協議といたしまして河川環境の向上について関係機関と連携をすることとしております。
次に、ハード事業についてでありますが、県と市で役割分担をしながら堤防天端を利用したサイクリングロードの整備、今町地区ショートカット残地の整備、河川空間の利用促進といたしまして月見台地区の洪水敷の整備など、また町屋地区の遊水地を多目的広場として整備することを事業項目としているところでございます。
以上でございます。
〇亀田 満産業厚生委員長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「議事進行」と呼ぶ者あり〕
〇亀田 満産業厚生委員長 これにて質疑を終結します。
4 上北谷地区ふるさとセンター建設事業について
〇亀田 満産業厚生委員長 次に、上北谷地区ふるさとセンター建設事業について、まちづくり課長から説明を求めます。
〇田伏 智まちづくり課長 上北谷地区ふるさとセンター建設事業についてご説明いたします。
見附市では、協働のまちづくりを推進することから地域コミュニティを順次立ち上げておりますが、同時に活動拠点としてふるさとセンターを設置しているところです。上北谷ゆめづくり協議会の発足に伴い、昨年4月に上北谷公民館内に上北谷地区ふるさとセンターを設置いたしましたが、活発な活動をより支援するために施設を整備したものです。
整備概要ですが、上北谷公民館事務室に隣接する形でコミュニティホール59.40平方メートルを増築いたしました。事業費は994万1,400円です。内訳は、工事費等記載のとおりです。財源として、新潟県特定地域の自立・安全支援事業補助金という県の補助3分の1を受けております。今後は、コミュニティホールの整備により地域住民の憩いの場、交流の場として、また地域情報の収集、発信基地としての機能が高まるものと期待しております。
以上で説明を終わります。
〇亀田 満産業厚生委員長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔発言する者なし〕
〇亀田 満産業厚生委員長 これにて質疑を終結します。
5 学校情報通信技術環境整備事業について
〇亀田 満産業厚生委員長 次に、学校情報通信技術環境整備事業について、教育委員会学校教育課長から説明を求めます。
〇中田仁司教育委員会事務局学校教育課長 平成21年度学校情報通信技術整備事業についてご説明いたします。
これは、国の平成21年度第2次補正予算において新設された文部科学省の補助事業です。テレビ放送の完全デジタル化に対応するため、学校に設置されているアナログテレビの買いかえ等による視聴できる環境の整備、ICT改革戦略による政府目標の達成に向けて、教育用及び校務用パソコン、校内LANの整備など、学校のICT環境の整備を行います。デジタルテレビとパソコン、実物投影機等の連係、パソコン、校内LANを通じたインターネットの活用により、わかりやすい授業の実現、子どもたちの情報活用能力の育成を図ることがねらいとなっております。事業費は、1億2,492万9,000円で、補助金額は2分の1の6,073万2,000円となります。主な整備品目は、表にありますように50インチプラズマテレビを初め、パソコン、プリンターなどが入り、充実した体制となりました。
以上でございます。
〇亀田 満産業厚生委員長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
〇佐々木志津子委員 以前総務文教委員会で見附小学校に電子黒板の活用をしているところを視察をさせていただきました。そのときに、電子黒板を活用することによって授業の進め方に大変幅が出てくると思うのですが、1点私がそのときに気がついたこと、子どもたちがカメラに自分のとったノートを映し出してクラスメートに発表するという場面を見せていただいたのですが、そのときに非常にノートのとり方が薄くて子どもたちが見づらいのではないかなと、だからノートのとり方もひとつのまた研究が必要ではないかなというふうに感じたのですが、また文科省からの調査研究をするということで、どういったペースで先生方が集まって協議をされているのか、その辺ちょっとお聞かせください。
〇中田仁司教育委員会事務局学校教育課長 佐々木委員の質問にお答えいたします。
実際の活用の場面をごらんいただきましてありがとうございます。お話のとおり、今見附小学校ではこの研究の指定を受けまして、授業研究をするたびに活用するというふうなことで進めてまいっております。子どもが書いたノートがその場で見られるということは画期的なことでございますし、また逆に言いますと、今ご指摘がありましたように自分が書いたノートをみんなで客観的に見ながら、いいノートのとり方とは一体どういうことなのかとかいうことから始まり、Aさんの持っている疑問がこんなことだったのだとか、算数のこんな解き方があるのだねというふうなことをお互いに共有しながら考えを深め合う授業を進めているところでございます。
以上でございます。
〇浅野三夫委員 電子黒板について、再度ちょっと質問させてもらいます。
それで、今回今町小学校、見附中学校、2校でありますけれども、この電子黒板はこれから今後全校に、小学校、中学校に配置する予定なのか、またその計画等についてお尋ねいたします。
〇中田仁司教育委員会事務局学校教育課長 浅野議員の質問にお答えいたします。
今お話のあった、そのほかの学校についてどのように今後進めていく予定かということにつきましては、まだ未定の段階でございます。ただいま文部科学省の研究を見附小学校は受けていますので、それを毎月報告する中でさらにまた検討を深めてまいりたいと思っております。
以上でございます。
〇亀田 満産業厚生委員長 これにて質疑を終結します。
6 刈谷田川災害復旧助成事業(遊水地工区)について
7 今町田井線(漆山工区)整備事業について
8 街路事業見附今町線整備事業について
9 刈谷田川災害復旧助成事業(ショートカット工区)について
〇亀田 満産業厚生委員長 続きまして、産業厚生委員会の調査項目について説明を求めます。
刈谷田川災害復旧助成事業遊水地工区、今町田井線整備事業、街路事業見附今町線整備事業、刈谷田川災害復旧助成事業ショートカット工区について、建設課長から説明を求めます。
〇田辺一喜建設課長 刈谷田川災害復旧事業遊水地工区についてご説明申し上げます。
当遊水地は、平成16年7.13水害により被災した刈谷田川の再度災害防止を図るため、同じ水害規模の洪水を安全に流下できるようにする河川施設でございます。
資料を開いて左上の遊水地事業概要をごらんください。4行目から事業費約34億円でございます。用地取得方式、地役権方式、遊水地諸元でございますが、上から4行目の遊水地面積から、A池、19万2,000平方メートル、B池、15万4,000平方メートル、C池、25万3,000平方メートル、D池、14万6,000平方メートル、E、F池、16万7,000平方メートル、合計91万2,000平方メートルです。計画貯水容量でございますが、一番右側、合計欄の欄、約200万立方メートルでございます。工事の進捗状況でございますが、真ん中の航空写真をごらんください。A池からF池のそれぞれの位置とそれぞれの越流堤、排水樋門の位置図が示されています。すべての越流堤、排水樋門は完成し、今年度より運用開始しております。工事は、F池の導水路附属物とF池の築堤護岸工事が残っており、ことし10月完成予定と聞いております。
続きまして、洪水調節能力ですが、真ん中の下側のオレンジで囲まれたハイドログラフをごらんください。横軸が時間軸で縦軸は流量です。7.13水害と同じ降雨があった場合、赤の折れ線グラフのように7時ごろより急激に流量が増加します。遊水地がない場合は、青線のように14時ごろにピークの1,750トンになり、流下能力を超えてしまいます。このため、遊水地を設置することにより、9時ごろより約1,100トンになると越流堤より流入が始まります。それにより約200トンカットされ、ピーク流量が1,550トンに抑えられ、流下能力内におさまります。その後流量がまた1,100トンに下がってきましたら遊水地内の排水を開始し、24時間以内に排水が完了します。
次に、地役権についてですが、右下の青い囲みをごらんください。地役権と設定登記。地役権とは、他人の土地を自己の土地の便益に供するために設定される権利であります。これは、民法230条によります。設定登記の目的は、1、越流堤の設置に起因する浸水及び冠水の認容、2、遊水地の機能の保全の妨げとなる工作物の設置及びその他行為の禁止でございます。裏面をごらんください。遊水地とはということで、洪水時に河川水を一時的に流入させてため込む施設で、これにより下流部の水位を低下させ、洪水被害を防止、軽減することができます。その下、越流堤とは河川水を遊水地に流入させるための施設で、堤防高から2から3メーター低い位置に設けます。その下に構造図がありますが、越流堤はコンクリートで被覆して越流に耐えれる構造です。沈砂池は、遊水地に含まれる土砂が背後地へ流れないように沈砂池を設け、可能な限り土砂を取り除きます。減勢工は、越流してきた水を減勢させ、水の流れを緩やかにし、背後地への影響を少なくします。洪水調節の用水について、真ん中から下に書いてあります。段階1は、越流当初断面です。段階2は、中ほどまで流入した断面です。段階3は、ほとんど満杯になった断面です。以上です。
続きまして、今町田井線漆山工区整備事業についてご説明申し上げます。当路線は、漆山地内の開運橋左岸交差点より県道長岡見附線までの約260メーターが計画区間です。幅員は、有効幅員6メーター、歩道2.5メーター、合計幅員10.25メーターです。事業目的でございますが、刈谷田川左岸地区の県道長岡見附線と市道上新田市野坪線を結び、長岡方面から見附テクノ・ガーデンシティ国道8号中之島インターチェンジを結ぶ幹線市道です。また、市街地の渋滞対策として幹線市道を市街地縁部で直結し、車両通行の市街地への流入を減少させる外環状線としての機能を有する重要路線でございます。当区間は、昭和56年から開運橋かけかえに伴う橋梁整備事業を実施し、平成元年、開運橋が竣工し、その後しばらく中止しておりました。その後県営圃場整備事業県道長岡見附線漆山バイパスの道路改良事業が実施されたことにより、平成15年より事業を再開しました。用地買収及び価格補償3棟を平成21年度までに完了し、工事については図面の青色にあります起点側に示してありますところの市道漆山1号線立体交差部のボックスカルバートを施工しました。今年度は、昨年度繰り越しであるこの漆山1号線の道路改良部施工と赤で着色してあります高盛り土区間が軟弱地盤であるため、地盤改良に着手し、補強盛り土を行います。来年度は、大型積みブロック擁壁の施工を行い、平成24年度に取りつけ道路の施工、標識、安全施設の設置を行う予定です。全体事業費は、約5億6,000万円でございます。平成21年度の事業費は1億1,278万6,000円です。以上でございます。
続きまして、街路事業見附今町線整備事業について説明させていただきます。これは、県都市局所管の街路事業です。事業区間は、見附市上新田交差点から長岡市中之島の交差点までの全体延長1,302メーター、全体事業費28億4,000万円の事業です。道路幅員は、有効車道幅6メーター、路肩1.5メーター、歩道幅員3.5メーターで、全幅員で16メーターとなっております。昨年度の工事は、図面上の右側にあります中之島大橋東詰交差点から右側のほうに国道8号交差点までの区間を交通量増加に伴う路床安定処理、舗装工事を行いました。また、今赤で塗っていますが、真ん中に横断ボックスがあるのですが、ちょっと見にくいですが、そこから橋側のほうの道路改良工事を行いました。今年度の工事は、この赤と青で塗ってある箇所でございますが、本線舗装156メーター、消雪設備246メーター、道路標識2基を施工し、完了予定です。中之島側も含め、ことし秋には全線開通予定となっております。将来交通量は、1日約8,000台を見込んでおります。今後の予定でございますが、この街路見附今町線が開通しますと、今町大橋を通っている県道中之島見附線を交通止めにしまして今町大橋の撤去を行います。それから、今町大橋側の刈谷田川右岸の築堤護岸工事を行い、その後県道を築造します。その間交通止めになります。以上でございます。
刈谷田川災害復旧事業ショートカット工区について説明させていただきます。ショートカット工区は、7.13水害により刈谷田川破堤箇所の再度災害防止を図るため、湾曲部を解消し、水位上昇を改善し、堤体の安定度向上のため河道をショートカットした工区です。資料をお開きください。左下の赤い部分、捷水路工事概要をごらんください。4行目から、事業費約1,000億円、工事内容、延長420メーター、掘削量約10万立米、築堤量約10万立米、護岸工約2万7,000平方メートル、橋梁工1基、橋長114メーター、全幅16メーターの橋梁です。中央の航空写真の図を見てください。旧河川が青い点線で新河川が赤い実線で表示されています。標準断面は右下にありますが、ちょっと字がつぶれて見えませんが、河川幅が約85メーター、堤防天端は5メーターでございます。河道の掘削は完了し、昨年の8月31日に通水式が行われました。右上に通水式の写真がありますが、大勢の市民の皆さんがお集まりになり、ごらんになりました。その後旧河道の埋め立てを行っております。現在約90%が完了しております。今後の予定ですが、右下の標準断面の上の完成平面図をごらんください。先ほどの街路工事の箇所が左上に至る与板と緑色で書いてある箇所から右下の至る見附と書いてある道路が先ほど説明しました街路見附今町線です。これがことしの秋完了しますと、先ほどのほうに、今一般県道見附分水線と書いてありますが、この区間が交通止めとなる予定でございます。では、裏面をごらんください。被災状況が記されています。刈谷田川ダムの地点雨量、刈谷田川大堰の地点水位、あと今町大橋付近の破堤の航空写真です。その下に旧河川敷の利用についてのワークショップの様子です。ことし2月5日に刈谷田川利活用検討委員会から左下の計画図の提案がありました。ことしは、この計画の維持管理についてのワークショップを行うと聞いております。
以上です。
〇亀田 満産業厚生委員長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇亀田 満産業厚生委員長 これにて質疑を終結します。
〇亀田 満産業厚生委員長 以上で議場での常任委員会合同所管事務調査を終了します。
〔午後 2時32分 議場散会して現地調査〕
午後 5時20分 散 会
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