見附市議会総務文教委員会会議録

〇招集日時  平成21年9月10日  午前10時
〇招集場所  見附市議会委員会室
〇会議に付した事件
 1 議第51号 見附市定住自立圏の形成に係る議会の議決に関する条例の制定について     
 2 議第63号 平成21年度見附市一般会計補正予算(第2号)中               
         歳入歳出予算の補正                           
         (歳入)全款                              
         (歳出)第2款総務費(ただし、第3項戸籍住民基本台帳費を除く)・第3款民 
             生費第2項児童福祉費・第9款消防費・第10款教育費        
                                            
〇出席委員(全員)
  小 泉   勝         高 橋 健 一
  辺 見 雅 信         小 林 伸 一
  佐々木 志津子         星   賢 一
  小 林 繁 男         野 本 千 晴

〇委員外出席者
  議       長   八 木 庄 英

〇説明のため出席した者
  副   市   長   山 本 俊 一

  会 計 管 理 者 兼   池 山 廣 喜
  会  計  課  長

  企 画 調 整 課 長   岡 村 守 家

  総  務  課 長   金 井 薫 平
  ま ち づ くり課長   田 伏   智
  税  務  課 長   星 野 豊 明
  消   防   長   岡 村 勝 元
  教 育委員会教育長   神 林 晃 正

  教 育委員会事務局   野 水 英 男
  教 育 総 務 課 長


  教 育 委員会事務局   藤 森   進
  学 校 教 育 課 長

  教 育 委員会事務局   星 野   隆
  こ ど も 課 長

  監 査 委員事務局長   高 橋 和 徳

〇事務局職員出席者
  事  務  局  長   齋 藤   勝
  次       長   笹 原   浩
  議  事  係  長   犬 塚 守 明

                                            
               午前10時00分  開 議
小林伸一委員長 これより本日の会議を開きます。
  現在の出席委員8人全員であります。
  これより本委員会に付託されました議案2件の審査に入ります。
  審査につきましては、議案付託表の順序により行いたいと思います。
  また、一般会計補正予算については議案上程の後、質疑に入る前に関係課長から歳出予算の所管する部分について予算科目の順序に従い、順次説明を求めることとします。
  なお、歳入予算部分については本会議での説明をもとに審査することとし、本委員会での説明は省略することとします。
                                            
1 議第51号 見附市定住自立圏の形成に係る議会の議決に関する条例の制定について
小林伸一委員長 初めに、議第51号 見附市定住自立圏の形成に係る議会の議決に関する条例の制定についてを議題とします。
  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
小林伸一委員長 これにて質疑を終結します。
  これより討論に入ります。討論はありませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
小林伸一委員長 これにて討論を終結します。
  これより第51号議案を採決します。
  本案は原案のとおり可決すべきものと決定してご異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
小林伸一委員長 ご異議なしと認めます。
  したがって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定しました。
                                            
2 議第63号 平成21年度見附市一般会計補正予算(第2号)中、関係部分
小林伸一委員長 次に、議第63号 平成21年度見附市一般会計補正予算(第2号)中、本委員会に付託になりました関係部分を議題とします。
  それでは、歳出について関係課長から所管する部分について順次説明を求めます。
  なお、初めにお願いしましたように説明の際には前段の課長が終わりましたら、次を説明する課長は挙手をお願いします。その際に説明者を指名しますので、指名後に説明を始めていただきたいと思います。また、説明の際にはページ数もお願いします。
  それでは、12ページからの第2款総務費について総務課長から順次説明をお願いします。
金井薫平総務課長 2款総務費、1項1目一般管理費696万円の増でありますが、市内9地区の町内会より集会施設の修繕、建てかえの要望があるため、集会施設建設費等補助金交付要綱に基づきまして、町内関係費の不足額の補正をお願いするものでございます。
  以上でございます。
岡村守家企画調整課長 同じく3目財政会計管理費2,171万7,000円の増でございますが、前年度からの繰越基金分を地方財政法に基づきまして積み立てをするものでございます。
  以上でございます。
田伏 智まちづくり課長 11目地域活動推進費434万6,000円につきましては、上北谷公民館をふるさとセンターとして増築することとしておりますが、県の補助を受けることができたことにより、増築面積をふやすことによる工事費の増と、交付金につきましても国の補助により地域コミュニティーに対し、防犯活動用の物資整備のための経費を交付するものです。
  12目市民活動推進費4,135万円は、消費者行政推進費については県の補助を受けて相談員育成等のための講座を開催するための経費などです。市民交流センター管理費については、国の地域グリーンニューディール基金事業としてネーブルみつけに太陽光発電システムやLED照明を設置するための工事費などです。
  以上です。
岡村守家企画調整課長 同じく、16目諸費1,053万9,000円の増でございますが、平成20年度に交付されました国、県からの支出金の精算に伴い、返納金の増額をお願いするものでございます。
  以上でございます。
星野 隆教育委員会事務局こども課長 17ページをごらんください。3款民生費、2項2目児童措置費の説明欄1、児童措置事業費の360万円の増でございますが、保育園に未満児の入園希望が増加していることから、受け入れ態勢を整えるために新たにパート職員を雇用するために伴い、賃金等を補正するものであり、新潟県緊急雇用創出事業臨時特例基金事業を活用しておるものでございます。
  以上でございます。
岡村守家企画調整課長 22ページをお願いいたします。9款消防費、1項5目防災費355万円の増でございますが、刈谷田川の河川改修により想定浸水区域等が変更となるため、災害ハザードマップを新たに作成する費用でございます。
  以上でございます。
藤森 進教育委員会事務局学校教育課長 同じく22ページ、10款1項3目1、教育指導経費についてでございます。県の緊急雇用創出事業臨時特例基金事業として、学校図書館支援員を1名配置し、市内小中学校の図書館蔵書整備のためのデータベース化を推進していきます。中学校の学習支援員を各中学校に1名配置し、不登校生徒並びに個別支援を要する生徒の学習支援を中心に教員と連携しながら推進するものであります。
  続きまして、2番、学力調査活用アクションプラン推進事業(文部科学省指定研究事業)についてでございます。新潟県教育委員会の委託を受け、アクションプラン、みつけレインボーを策定し、研究推進に当たる事業であります。これまでの全国学力・学習状況調査における成果と課題について研究を推進していきます。
  以上です。
野水英男教育委員会事務局教育総務課長 5目文化教育施設整備費2,950万円の補正でございますが、これは公共施設の有効活用を目的に、現在空き家となっております産業振興センターに民俗文化資料館、理科教育センター、青少年育成センター、すこやかルームを移転するための改装工事費並びに移転費用を計上させてもらったものでございます。
  以上でございます。
藤森 進教育委員会事務局学校教育課長 続きまして、同じく25ページの10款2項2目教育振興費の1、小学校教育用コンピューター設置事業費及び27ページの10款3項2目教育振興費の1、中学校教育用コンピューター設置事業費及び10款4項1目特別支援学校費の1、特別支援学校教育振興事業費についてであります。いずれも同じ内容でありますので、まとめて説明させていただきます。この事業は、国の経済危機対策による平成21年度補正予算案、学校情報通信技術ICT環境整備事業に基づいて行うものであります。見附市内のすべての学校の教育用コンピューター環境整備、それから校務用のコンピューター整備、これは見附市は既に終わっております。すべての教室、普通教室に校内LAN整備を目指したものであります。今回はパソコン、周辺機器、ソフトの配置及びパソコン室の環境整備、教室でのICT機器の活用環境をこの補助金活用によって整備するものであります。
  続きまして、また戻りますが、25ページ、10款2項2目教育振興費の2番、小学校教育振興事業費及び飛びますが、27ページの10款3項2目教育振興費の2番、中学校教育振興事業費についてであります。この事業は、新学習指導要領の完全実施を踏まえまして、理科、数学の学習内容がふえます。そのために、新たな理科備品等が必要になります。そのために、国の経済危機対策による平成21年度補正予算案、理科教育設備整備費等補助金に基づいて、必要な理科備品等をこの補助金活用によって整備するものであります。
  また戻ります。続きまして、同じく25ページ、10款2項3目学校建設費の小学校施設整備費及び27ページの10款3項3目学校建設費の中学校施設整備費及び10款2項2目の学校建設費の特別支援学校施設整備費についてであります。この事業も国の経済危機対策によるものに基づくものであります。見附市内のすべての学校へのデジタルテレビ配置を目指したものであります。デジタル放送への対応等について、この補助金の活用による整備を行うものであります。
  最後でありますが、25ページの10款2項2目教育振興費の3番、電子黒板を活用した教育に関する調査研究委託事業費(文部科学省の指定研究事業)であります。電子黒板の特徴を生かした学校におけるICTを活用した新たな教育に関する調査研究を行います。モデル校として見附小学校を指定し、プラズマ型電子黒板等を整備する予定であります。
  以上です。
星野 隆教育委員会事務局こども課長 27ページをお願いいたします。5項1目幼稚園費の説明欄1、私立幼稚園耐震化補強事業費の145万5,000円の増でありますが、市内の私立幼稚園、見附天使幼稚園でありますが、に対して耐震診断に係る費用を補助するものであります。
  以上でございます。
野水英男教育委員会事務局教育総務課長 6項3目図書館費140万円の補正でございますが、これにつきましては図書館に設置しております公用車が老朽化いたしましたので、これを入れかえするための費用を計上させてもらったものでございます。
  続きまして、次ページになりますけれども、7項4目給食センター運営費285万円の補正でございますが、29ページのほうごらんいただきたいと思いますけれども、給食センターとしてのボイラーの供給水の脱酸素装置が老朽化をいたしましたので、これに伴いましてリース契約をするための予算を計上させてもらっております。それから、下の工事請負費でございますけれども、現在給食センターの汚水処理につきましては浄化槽で処理をしておりますが、公共下水道工事の処理区域がここまで拡大してまいりましたので、これに伴って浄化槽から公共下水道に切りかえる工事費を計上させてもらったものでございます。
  以上でございます。
小林伸一委員長 これより質疑に入ります。質疑の際はページ数もお願いします。
  それでは、質疑はありませんか。
佐々木志津子委員 13ページ、今ほど担当課長のほうから地域自治推進事業費として上北谷地区ふるさとセンター建設工事費ということでご説明をいただきましたが、これは補正の枠が広がったので増築、そして面積増ということなのですが、公民館との併設の中で何かふるさとセンターばかりが重きが置かれているようなちょっと印象を受けたのですが、公民館との連携の部分はどのようになっているのか、この予算の中でふるさとセンターだけの増築ということなのでしょうか。その辺、1点まずお聞かせをいただきたいと思います。
田伏 智まちづくり課長 公民館とふるさとセンターが併設という形で行っておりますので、当然公民館事業について今までどおり行うものでございますし、事務所についても当然存続していくものでございます。職員についても、公民館の業務、あるいはふるさとセンターの事業も両方やるような形になりますので、事務所を兼用するような形でやっておりますので、その部分については今までどおりと変わりないのですけれども、そこにふるさとセンターとしての地域の寄り場というような部分でのそういったスペースをつくりたいというふうなことで、増築したいということで計画しているものでございます。
  以上です。
高橋健一委員 今の点に関連して、今までは葛巻地区、新潟地区は公民館と併用ということで、そう大きな事業費はなかったのですけれども、今回増築ということで幸いですけれども、今後また出てくる地域コミュニティーで、例えば今、今町北部というのですか、計画されていますけれども、ここでは北部地域に対する公民館等はないわけですけれども、そういったときにはそういった事務所的な施設はどうされるのか、そういったやっぱり何らかの建物を建ててやっていくのか、その辺はどのように考えていられるのか、お尋ねいたします。
田伏 智まちづくり課長 ふるさとセンターについては、やはり地域に1カ所ということで予定しているわけですけれども、公民館が使えるものについてはそこを活用するというような形、あるいはそれが難しいような場合については地域の町内の集会所、あるいは市内にある公共施設をうまく使うというような形で考えていくということで予定しております。
  以上です。
佐々木志津子委員 済みません、ちょっとページ飛びます。23ページです。防災費の中でハザードマップ作成業務委託料ということで、刈谷田河川改修によって浸水地域の変更があったので、再度見直しで作成をするということなのですが、これはやはり全戸配布、これは委託料ですけれども、作成後ですね、全戸配布、あるいは市民に対してのハザードマップの活用だとか、そういったものもきちんとセットした中でつくっていかなければいけないと思うのですが、その辺についてちょっとお聞かせください。
岡村守家企画調整課長 ハザードマップは、作成いたしましたら前回も全戸配布ということでやっておりますので、同様にしてまいりたいと思っております。
  以上です。
佐々木志津子委員 市民に対しての活用方法とか、そういった学習というか、周知といいますか、そういったものはどんなふうに考えていらっしゃいますか。
岡村守家企画調整課長 今のところまだそこまで検討はしておりませんけれども、必要があれば配布時にそういった地域の説明会等も考えていきたいと思います。
高橋健一委員 13ページ、総務費の一般管理費で集会施設等の建設補助金ですけれども、今回9地区ということでありますけれども、今までかなりの数の施設が補助を受けながら改築なりしていると思うのですけれども、市内の全体の地域の集会所等に対する今までの改築を含めて、修繕を含めてどのぐらいの割合で進んできているのか、まだ全然手つかずの部分が、申請がなくて残っている部分があるのか、その辺ちょっとわかりましたら。
金井薫平総務課長 この事業につきましては、災害を契機に多くの方からご利用いただいております。平成17年から平成20年度までで73件累積であります。事業費として約6億6,000万円を超えておりまして、市補助が1億1,000万円ほど出ておるところでございます。そのほかに、ご存じのとおり県の復興基金等の支援を受けてあわせた形で行われるというふうなことでございまして、ことし今回9件補正しておりますけれども、当初3件ありまして、合わせてとりあえず本年度は12件が対象ということになっております。
  以上でございます。
佐々木志津子委員 13ページの市民交流センター管理費なのですが、これはグリーンニューディールということで国からの補助で、今LEDと太陽光パネルを交流センターに設置するというご説明がありましたけれども、これによってかなり電気料ですとか、そういったものが削減できるかと思うのですが、これを設置した後にそういった当然省エネですから、その実績みたいなものも検証していくと。現段階において、どのぐらいの電力量といいますか、電気料が削減できるかという、もし推測されておりましたらお聞かせいただけますでしょうか。
田伏 智まちづくり課長 今現在どういう規模のもので、あるいは照明も幾つかえられるかという今検討中でございますので、今そういった数字は出してございません。
  以上です。
佐々木志津子委員 実績ですね。わかりました。
  25ページの教育費についてお聞かせいただきたいと思いますが、今ほど課長のほうから電子黒板を活用した、これは文科省のモデル事業ということで見附小学校に設置をするというご説明ありましたけれども、一般質問、本会議の中で2カ校というふうな答弁があったかと思うのですが、これは見附小学校のみなのか、その辺1点確認させていただきたいと思いますし、この電子黒板というのは特徴を生かしたというふうなご説明ですが、どういった特徴があって、例えば教育的な効果といいますか、どんなふうに調査をされていかれるのか、ちょっと抽象的な質問なのですけれども、お聞かせいただけますでしょうか。
藤森 進教育委員会事務局学校教育課長 本会議で説明させていただいたものにつきましては、小学校の教育用コンピューター設備等のところの中の備品費の中に含まれております。それは2台ということであります。今質問のあった3番の電子黒板を活用した調査研究委託事業というのは、これは文科省の委託事業でありますので、見附小学校をモデル校とするという形でありますので、全く別のご理解をいただきたいと思います。
  あと、電子黒板の効用でありますけれども、ここ三、四年の電子技術の発達は非常に目まぐるしいものがありまして、以前のような状況とは大分変わってきております。どこが違うかというと、情報技術が非常に発達したおかげで、やっぱりネットにつながる、それからウェブ上からいろんなデータをすべて持ってこれる、こういうふうな形になってきております。このことが教室の中で授業の指導の中に使われることになった場合には、授業の形態が大きく変わるというふうに理解しております。
  以上です。
高橋健一委員 同じく25ページでコンピューター設置事業、かなりの額が各小学校、中学校、特別支援学校で使われていて、この前の説明でもかなりの機械、パソコンを導入されるわけです。今各教室に2台ずつまたLANでつなぐというようなことがありますけれども、教育システム上で使えるのか、それとも教育の上でも生かしていくような授業内容に取り組んでいくのか、その辺ちょっと子どものパソコン事業にも生かしていけるのかというような問題。
藤森 進教育委員会事務局学校教育課長 授業に使うというのが基本であります。今回の整備は児童生徒用のパソコンの整備でありますので、例えば小学校でありますと344台というふうな台数を今予定しておるわけですが、学校規模に応じてすべての学校のパソコンの入れかえをして児童生徒が授業で使う、そういうことを前提にしております。よろしいでしょうか。
小林伸一委員長 ほかに質疑はありませんか。
               〔「議事進行」と呼ぶ者あり〕
小林伸一委員長 これにて質疑を終結します。
  これより討論に入ります。討論はありませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
小林伸一委員長 これにて討論を終結します。
  これより第63号議案を採決します。
  本案は原案のとおり可決すべきものと決定してご異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
小林伸一委員長 ご異議なしと認めます。
  したがって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定しました。
                                            
小林伸一委員長 以上で本日の日程は全部終了しました。
  本日はこれにて散会します。
               午前10時21分  散 会


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