見附市議会産業厚生委員会会議録
〇招集日時 平成21年6月19日 午前10時
〇招集場所 見附市議会委員会室
〇会議に付した事件
1 議第45号 見附市住民基本台帳カードの利用に関する条例の制定について
2 議第46号 見附市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
3 議第48号 平成21年度見附市一般会計補正予算(第1号)中
歳入歳出予算補正
(歳出)第2款総務費第3項戸籍住民基本台帳費・第4款衛生費第1項第2目保
健事業費・第3目予防費・第7款商工費・第8款土木費
4 議第49号 平成21年度見附市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)
〇出席委員(全員)
関 三 郎 亀 田 満
久 住 裕 一 山 田 武 正
浅 野 三 夫 渡 辺 みどり
高 橋 清 治 八 木 庄 英
井 上 慶 輔
〇委員外出席者
副 議 長 星 賢 一
〇説明のため出席した者
副 市 長 山 本 俊 一
産 業 振 興 課長兼
清 水 幸 雄
農業委員会事務局長
建 設 課 長 田 辺 一 喜
ガス上下水道局長 平 賀 大 介
健 康 福 祉 課長 池 山 久 栄
病 院 事 務 長 大 橋 耕 一
市 民 生 活 課長 長谷川 仁
〇事務局職員出席者
事 務 局 長 齋 藤 勝
次 長 笹 原 浩
議 事 係 長 犬 塚 守 明
午前10時00分 開 議
〇亀田 満委員長 これより本日の会議を開きます。
現在の出席委員9人全員であります。
これより本委員会に付託されました議案の4件の審査に入ります。
審査につきましては、初めに議案付託表の順序により審査に入ります。
また、一般会計補正予算については、議案上程の後、質疑に入る前に関係課長から歳出予算の所管する部分について予算科目の順序に従い、順次説明を求めることにします。
1 議第45号 見附市住民基本台帳カードの利用に関する条例の制定について
〇亀田 満委員長 初めに、議第45号 見附市住民基本台帳カードの利用に関する条例の制定についてを議題とします。
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
〇久住裕一委員 新しく制定される基本台帳カードの利用に関する条例について数点ちょっとお伺いしたいのですが、まず本会議の提案理由の説明の中でいろいろ説明をいただいた中でちょっと聞き漏らした点もあるかと思いますので、ちょっと詳しくお聞きしたいのですが、2条のいきいき健康づくりセンターを利用するサービスとありますが、これ具体的にもう少し詳しくちょっとお聞かせいただきたい。
それから、3条の2ですが、これ住民基本台帳カードに申請に係る住民サービス等を受けるために必要な情報を記録しなければいけないというのは、この記録するというのは、ICチップが埋め込んであるために、そこに記憶するというふうにとらえていいのでしょうか。そのICチップの記憶容量というのはどれぐらいあるのかをとりあえずその2点についてお伺いしたいのですが。
〇長谷川 仁市民生活課長 質問にお答えいたします。
最初に、このたびの予定しております住基カードの利用についてでございますけれども、いきいき健康づくりセンター運営に関する要綱、こちらの要綱に定める利用証として活用を図り、住基カードに利用者コードを暗号化したバーコード、これは住基カードのほうに張りつけてセンターへの入退室状況を管理すること、これを予定しております。
次に、第3条の2についてでございますけれども、住基カードの記憶容量については、カード内のICチップというものがございますけれども、こちらに約32キロバイトの容量、これを標準としており、文字で換算いたしますと全角文字で1万6,000文字が入力可能というふうに言われております。
なお、このたびのいきいき健康づくりセンターへの入退室に関する利用者証の利用につきましては、利用者コードを住基カードに印字する、登録するというところにとどまり、直接カードの中にございますICチップの中に記録をするというものではない旨を申し添えさせていただきます。
以上でございます。
〇久住裕一委員 今入退室と言われたのですが、このいきいき健康づくりセンターというものはどういう機能を有する施設になるのですか。
〇池山久栄健康福祉課長 市内にネーブルを初め運動教室を実施する会場が9カ所ございますけれども、その各会場でその教室に参加して運動を継続して対応される方々が、これまではバーコードなしで活動証を提示して、名前を記入して利用しておりましたが、これからは名前の記入をなしでもいつどういう形でどの地域で活動して、どういう年代でどういった、利用統計をとって、より利便性を高めるような形にしたいということで活用するものでございます。
以上です。
〇渡辺みどり委員 今のので確認というか、あれなのですが、そうすると今の健康福祉課長のご説明では、利用者の利便性というのはその場での名前の記入がなくなるということのみのような感じがするのですが、逆に役所のほうでこの管理を、管理というのかな、この健康教室の統計をとっていく上で必要というふうに何か受け取れるのですが、住基カードそのものの利用というのは、本来は住民の利便性ということなのだろうと思うのですが、そこあたりちょっと整合性つかないような感じがするのですが、ご見解を。
〇池山久栄健康福祉課長 活動証にも2種類ございまして、今回提案している住基カードにバーコードをつけた活動証というものと、通常のパウチをしてバーコードをつけたものと2種類ございますが、その住基カードの関係でございますと、いわゆる住基カードを持っている人であれば、住基カードを持って、なおかつ活動証を持たなくて済むという、2枚を1枚でできるというメリットが1つございますし、それと先ほど言ったような入退室関係の記録関係、そういったものが省かれるというようなこと、それと住基カードと連動することによって、せっかく整備されましたシステムといいますか、それの利用促進が図れるという、そういうところが主なメリットといいますか、目的というようなことで考えております。
〇久住裕一委員 済みません、そういう質問出たので。国のほうでは、説明の中でいろいろほかにも住民の利便性を考え、いろいろな使用方法を考えているという説明がございましたが、市のほうで単独で、個人情報管理等もなかなか難しくなると思うのですが、このICチップを利用したような形の中での住民サービスといいますか、そういうものは単独で考えられているものがもしあったらお聞かせいただきたいのと、見附市で820枚というような説明でしたが、1.3%の所持率だというようなことでありますが、どういうふうに、これから多分これを所持率をふやしていこうという方策の一環でこのようなことがなされるのだと思いますが、市独自の何か住民サービスというものを考えておられることがございましたら教えていただきたいのですけれども。
〇長谷川 仁市民生活課長 お答えをいたします。
本会議の際にもお答え申し上げましたとおり、今回はまずもっていきいき健康づくりセンターの入退室ということでスタートはいたしますけれども、引き続きまして他の自治体で実際にカードの利用方法等いろいろ考えられております。具体的に申し上げますと、各種証明書の自動交付であるとか、それから図書館のカードであるとか、それから各種証明書を交付するに当たって申請書が必要になるわけですけれども、申請書を省略できるようなカード利用であるとか、さまざまございますけれども、これらも国のほうからの交付税の措置があるとはいえ、かなり高額なシステム開発費等が伴うということですので、対費用効果を考えながら引き続き検討してまいりたいと、そんなふうに考えております。
以上です。
〇久住裕一委員 了解です。
〇亀田 満委員長 これにて質疑を終結します。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
〔発言する者なし〕
〇亀田 満委員長 これにて討論を終結します。
これより第45号議案を採決します。
本案は原案のとおり可決すべきものと決定してご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇亀田 満委員長 ご異議なしと認めます。
したがって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定しました。
2 議第46号 見附市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
〇亀田 満委員長 次に、議第46号 見附市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
〇関 三郎委員 この議第46号について質問させていただきます。
この条例改正は、見附市の市民の実態に合った条例の改正であって、市民にとってはありがたい改正だなと考えております。しかし、経営健全化を実現するための一番大きな障壁として医師不足という実態があるわけでございます。16日ないし17日の本議会の一般質問においても、質問者8名のうち私も含めて3名の同僚議員が病院経営の健全化について質問されておりますが、私も質問させていただきましたが、余り大きなところと小さいところの話で方向性というのがちょっと見えなかったものですから、それについて数点質問させていただきます。
まず、平成4年7月開院以来、医師の平均在院年数はどのくらいかちょっとお聞きしたいと思います。2点ほどまとめてやらせていただきます。
医師の報酬は全国公立病院の平均より若干上というふうな一般質問での当局のご説明でございましたが、ではその他何が整えば医師は定着すると思われますか。この点が解決されない限り現在当市でやっております奨学金制度も、ないよりはよろしいですけれども、拘束期間のみの勤務の繰り返しになると思われますが、その辺の考えを伺いたいと思います。
まず、2点お願いします。
〇大橋耕一病院事務長 お答えします。
開院以来の医師の平均勤務年数というお話ですが、ちょっと資料がありませんので、お答えがちょっとできません。
あと、医師の報酬の関係ですけれども、2年前か3年前の統計資料を見ますと、全国の自治体病院の医師の平均年収、これに比べて若干平均値よりは少しだけ高いのかなというような統計数値が出ております。
医師を確保するために何が必要なのかということなのですが、私ども全国自治体病院協議会という会に所属しておりまして、いろいろな経営改善やら、医師確保のためやら、いろんな面で研修会等を開催し、そこにも参加させてもらっていますけれども、1つはやはり医師が不足、これは間違いない事実だと思うのです。OECDの平均が人口10万人当たりたしか290人、これに対して日本は200人ちょっと、22位か23位、それも10年後は最下位になると言われておりますので、まず医師の絶対数は少ないとは思うのですが、その中でも特に勤務医が不足しているということでして、それはやはり開業されている先生と病院に勤めている先生では、病院に勤めている先生のほうが負担が非常に大きくて、若いうちは意欲に燃えて、倫理観に燃えて仕事されているのでしょうけれども、だんだん、だんだん年齢が上がってくるにつれて開業志向が出てくるということでして、国のほうの施策でも勤務医対策というようなことがちょっと言われていますので、私どもとしてはそれに期待をしたいというふうに考えているところでございますが。
以上でございます。
〇関 三郎委員 非常に優等生の国会答弁みたいな答弁で、私も何とも言いようがないですけれども、実際に見附市に骨を埋めようという医者が出てこない、その辺の原因はやっぱり徹底的に究明する必要あると思うのです。その辺についてどう思われますか。
〇大橋耕一病院事務長 見附市にというよりも地方に住みたいと、地方で骨を埋めようという若い医師が今は非常に少ないのだろうというふうに感じております。それをどうやって見附市へ連れてくるかということなのですが、開院以来の私どもの課題といいましょうか、でして、こうすればというものが見つけられないというのが実態だろうと思っております。
〇渡辺みどり委員 関さんと関連があればあれなのですが、今回のこの条例改正でこれまでご説明があったように、亜急性期病床の4床、それから4階のナースセンターの隣、回復室とも呼んでいるようなのですが、そこを3床から2床にすることによって重症加算分がつくということで、経営改善も含めて今回病床を少なくすることによって逆に収益を上げたいということなのかなと思って、それについては理解をしないわけでもありませんし、今関委員のご質問に対する病院の事務長のご答弁も医師の絶対数が少ない、国際的にも少ないし、また国内においても新潟県はワーストツーぐらいだったと思うのですが、医師養成として新潟大学1つしかないというこのことをずっと見逃してきた、大きな政策的な問題があるというふうに思って、事務長のお答えに私はよく理解をするつもりなのですが、そこでお聞きしたいのですが、今回の亜急性期病床をつくったり、回復室をつくったりすることで患者並びに職員の負担等々がどういうふうになるのか、そこが少し心配されるところなのです。3階と4階に2床ずつ減らして亜急性期するわけですが、亜急性期の方を8人例えば受け入れたとしても、男女比があって、4人部屋に男女が混合になる可能性がないのか、また4階はどちらかというと外科が主だと思うのですが、3階は内科的な方たちが多い病床なわけですけれども、そこあたり、外科的な患者さんが例えば6名になった場合に4階と3階にも入れなければならない、亜急性期で来た方たちが、そうすると医師や看護師たちが、外科的な処置をしなければならない人が3階に行った場合に、どういうふうな勤務体系というか、3階の人たちが、看護師たちがそれを見てくれることができるのか、医師はどっち行ってもあれでしょうけれども、そういう夜間の勤務もあるわけですから、そこあたりの体制がしっかりと保てるのかどうか。例えばそういうことがあって、外科のほうの4人、外科の4階がいっぱいになっていて、既に外科関係で紹介があった場合に、断るのか、それともそれを受けてどういうふうな勤務体制にするのかというのが非常に勤務している人たちにとっては心配なようです。
それから、もう一つ、リハビリを主にして90日を過ごすということなのですが、リハビリのスタッフの体制がとれているのか。
もう一つは、たしか昨年までおられたと思うのですが、言語療法士の方がおられなくなっているかと思うのですが、そこあたりはどういうふうにリハビリのスタッフを充実していくのかという点。
それから、もう一点、4階のナースセンターの隣の部屋、3床から2床にすることは非常にいいことなのですが、この部屋はよく末期の方のみとりの部屋に、いろんな器具もそろって、なっているのです。それとカーテンを隔てて2人にするという、そこでこれ私前からも提案をしてきていたのですが、本当に最後の最後家族なりを見ているときにお隣に患者さんがいらっしゃるというのは、家族にとってはものすごくつらいことなのです。ここの改築というか、そこあたりをどういうふうに具体的にされたのか、その2点、何点か言いましたが、お聞かせください。
〇大橋耕一病院事務長 亜急性期病床を導入することによる患者の負担ということでございますが、平均在院日数を超えて90日まで入院ができるということですので、総額で見れば負担は確かにふえるかと思います。しかし、私どもが今考えているのは、院内の既に入院している患者さんを回すというような感覚ではなくて、市外の総合病院で手術が終わったと、あとはリハビリをすればいいのだけれども、大病院はうちよりもさらに平均在院日数が短くて、なかなかそこでリハビリができないというような方に移っていただいて、90日間リハビリをされてはどうですかというようなお話を当然負担という面もお話をさせていただいて、納得していただいた上で移ってきていただきたいと、こんなふうに思っております。当然中での移動もあるかと思います。例えば在宅の患者さんで非常に褥瘡が重くなって、ひどくなって病院に来られる方があります。そういった方に皮膚を移植したりするわけですが、それ以外の重篤な治療がない場合、治療は余りしないのだけれども、日数がかかる、そういった方については、ある程度の日数になったらそちらへ移っていただくというような場合もあろうかと思いますが、現在私どもの病院に入院されている患者さんの実態を見ますと非常に高齢者が多くて、平均年齢がほぼ80歳を超えるような状態でして、それらの方の負担を今見てみますと、1カ月の負担が限度額いっぱいで、移ったからといって、亜急性期を入れたからといって負担がふえる方はほとんどないというような状況ですので、患者さんの負担に関してはそのような状況でございます。
あと、職員の負担がどうなるのかということですが、先ほども申し上げたように、主にリハビリ目的で入ってこられる患者さんを集めようということですので、むしろ一般の今いらっしゃる入院患者さんよりは手のかからない方が入院されてこられるということで、職員の負担はそう大きくはないのではないかというふうに考えております。
男女の別ということですけれども、確かに4人部屋ですので、その4人部屋の中に男女をまぜて入れると、入院していただくというのはいかがなものかということで、どちらかの部屋を男性用、どちらかの部屋を女性用としてやっていかなければいけないのかなということで考えております。それで、実は今回この条例を可決していただければ病床数を変更しますということで申請するのですが、それに合わせてすぐ算定するということで、申請ができないのです。できないというか、診療報酬の算定は算定でまたいろいろな条件がありまして、クリアしなければいけない問題がありまして、実際に患者さんがどういうふうな動きをするのかという実績を持って申請しなければならないということで、実は現在、仮にこの部屋のこのベッドがその4床ですよということで実際に患者さんに入っていただいて、退院してまたそこに新たな患者さんを入れるということで、今現在シミュレーションをやっております。確かに外科の患者は1つの階、内科は3階と4階両方ということで、外科系の患者さんで亜急性期のほうに入ってこられた場合、階が違うということになりますが、その辺は医師のほうも問題ないということで今シミュレーションやっていますので、その結果を見てまた勤務体制等検討することになるかと思っております。
あと、リハビリに関してなのですが、リハビリについては制度が今大きく変わったり、また毎年少しずつ診療報酬の関係で変わっているという状態で、院長の考えとしては、もう少しこのリハビリというのを国がどう位置づけて、どう報酬で評価をしてくれるのか、これを見ないと簡単に職員はふやしていけないだろうということでして、もう少しその状況を見てから職員の体制、採用するのかどうするのかというのを考えたいということです。ただ、国のほうもリハビリに関してはもう診療報酬というよりも介護報酬に移すというような状況も見えてきていますので、むしろケアプラザのほうのリハを充実させていく必要があるのかなというようなことも考えながら、現在検討を進めているというような状況でございます。
みとりというお話がありましたが、私どもの病院の弱みというのでしょうか、1つは個室が少ないことだというふうに考えております。委員もご存じだと思うのですが、最近できている新しい病院、いろいろ情報見ますとかなりの割合でもう半分以上が個室であるというような病院がほとんどのような時代になってきておりまして、実は経営上も室料差額、いわゆる差額ベッド代というのが非常に病院にとっての大きな収入を占めているわけですけれども、残念ながら私どもの病院は個室が非常に少ないという中でこの4月から料金を下げたわけですけれども、それは手術等が終わった後の重患の患者さんにご利用いただきたいということや、あるいはご指摘のように、みとりの時期を迎えているような患者様にそちらのほうに移っていただいてということで、利用しやすいようにというような配慮をしたつもりであります。
以上であります。
〇渡辺みどり委員 今のご答弁、大方理解はできるのですが、リハビリのところで確かに国の診療報酬、リハビリに対する考えがまだ流動的であり、介護関係のほうに重点が移っているということも読んで承知はしているつもりなのですが、看護師にしろ、それからリハビリにしろ、こういうスタッフというのはそれなりの一定の資格を得るために3年なりの勉強をしてきている人たちであり、リハビリについては今資格を取れる施設が結構ふえてきていて、一面引く手あまたというか、看護師もそうなのですが、どこへ行っても自由というような雰囲気があると思うのです。見附市で今募集しているのはほとんどが臨時ですよね。看護師もそうなのだけれども。経営改善からいけば人件費を抑えなければならないということは頭ではわかる。わかるのですが、スタッフなくして診療もうまくいくわけではないし、医業収入もふえていくわけではないと私は思って、これはイタチごっこだと思うのです。見附市でいえば、亜急性期やリハビリというところに、逆に言えばリハビリ専門病院ではないけれども、ある程度そういう機能を持たせた特化した、ちっちゃいけれども、特化した病院という特色を持たせるには、私はこういうところの充実というのは非常に大事だと思うのです。これは平成22年度からの施設管理者の腕というか、考えにもずっとあれしてくると思うし、院長の考えも重要だと思うのですが、私は病院のスタッフというのは、私が何十年前か病院いたころは臨時なんてほとんどなかったくらいなものですから、臨時というのは非常に正規の人たちとの連絡だとか、コミュニケーションだとか、それから仕事の面での誇りだとか、そういうことからいえば、きちんとやっぱり正職として雇用するというのが建前だと思うのです。今経営改善で大変苦労されているのはよくわかるのですが、見附市の市立病院が今の状況の中で発展していくためには、私はここは欠かせない問題だと思いますので、事務長からその答えを引き出してもちょっと厳しい問題かなとは思うのですが、ぜひそこをお聞かせいただきたいと思います。
〇大橋耕一病院事務長 お答えします。
看護師とリハビリ職員、正職員で募集をしてはというお話なのですが、実は看護師につきましては何年か前から正職員と臨時職員とパート職員の3本立てで年間通じてハローワークあるいは県の看護協会等々に求人を出しております。残念ながら思うように応募がないということで、現在も募集かけていると。たまたまそれがこの前の見附新聞にも記事として載っていたようですけれども、という状況です。看護師さんについて言いますと、むしろ臨時で働きたい、パートで働きたいという方が多うございまして、現在老健、病院合わせて20名近くいらっしゃるのですが、そういった方に正職員として働きませんかという働きかけも実はしておりますが、皆さん今のままでいいというような状況もございます。リハビリの職員について申し上げますと、整形外科の常勤医がいなくなりまして、大学からの派遣も一日の派遣というものが半日の派遣ということで減っている中で、なかなかすぐ正職員を採用するというのはちょっと難しいだろうなということで、臨時職員という形で募集をかけているのですが、やめられた方の補充が今現在できていないと、そういうふうな状況でございます。
以上です。
〇渡辺みどり委員 今のことで一言。私前に整形外科があって、整形外科の入院の患者さんがおられる状況と、それからまた今ちょっとなくなりましたけれども、脳外科の患者さんがおられて、入院されている状況で、診療報酬の点数の内訳を病院のほうから私お聞きしたことがあったのですが、その時点では整形外科の入院さんからいただく点数よりも脳外科のほうでのリハビリを、整形でリハビリをやるよりは脳外でやったほうが点数としては病院に入ってくる点数は多いという、それぞれのリハビリの内容が違いますから、そういう状況も私前に調査したことがあるのですが、そこからいくと、整形がなくなったからリハビリの職員を臨時でいいというふうにはならないと思うし、今回の亜急性期から考えれば、より必要なのだろうなというふうに思うので、これは今後の課題としてですが、ぜひ私はこういうふうに資格を持ったスタッフというのはきちんと雇用するという姿勢で臨んでいただきたいというのは要望として出しておきます。
〇関 三郎委員 かなりご専門的な話が交わされまして、ちょっとついていけないところもありますけれども、ちょっと切り口を変えた質問を1点させていただきたいと思います。
医師といえども一個の人間ですから、今度は医師自身に対するアフターケアではないですけれども、当然家族に支えられて医師も仕事やっているわけですから、市とすれば常勤医師の家族との交流の場を持たれて、見附市で暮らすことについての感想を聞かれたことがありますか。もし交流会をされているのであればどのような感想を述べられているのか、見附市に生活してどうかとか、その辺ちょっとお伺いしたいと思います。
〇大橋耕一病院事務長 お答えします。
医師の家族との交流ということですが、特別な会とかそういったものは設けてございません。ただ、医師の住宅がございまして、そこに入っている方については住宅のことでいろいろお話をさせていただくような機会がございますが、総じて言われているのは見附市は住みやすいまちだと思いますということと、見附市の市民の方は非常に親切で優しい方が多いですねという話は聞いておりますが。
以上です。
〔「議事進行」と呼ぶ者あり〕
〇亀田 満委員長 これにて質疑を終結します。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
〔発言する者なし〕
〇亀田 満委員長 これにて討論を終結します。
これより第46号議案を採決します。
本案は原案のとおり可決すべきものと決定してご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇亀田 満委員長 ご異議なしと認めます。
したがって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定しました。
3 議第48号 平成21年度見附市一般会計補正予算(第1号)中、関係部分
〇亀田 満委員長 次に、議第48号 平成21年度見附市一般会計補正予算(第1号)中、本委員会に付託になりました関係部分を議題とします。
それでは、歳出について、関係課長から所管する部分について順次説明を求めます。なお、説明の際には、前段の課長が終わりましたら、次を説明する課長は挙手をお願いします。その際に説明者を指名しますので、指名後に説明をお願いします。また、説明の際にはページ数もお願いします。
それでは、10ページ及び11ページの第2款総務費について、市民生活課長から順次説明をお願いします。
〇長谷川 仁市民生活課長 ご説明いたします。
10ページ及び11ページ下段をお願いいたします。2款3項1目戸籍住民基本台帳費103万円の増額は、市民生活課人員補充のための臨時職員賃金及びこれに伴います社会保険料を計上させていただいたものでございます。
以上です。
〇池山久栄健康福祉課長 次ページ、12ページお願いいたします。4款衛生費、1項2目保健事業費323万円の増でございますが、緊急雇用対策といたしまして特定健診、特定保健指導率等を後期高齢者への支援金との連動がありますように、平成24年度までにそれぞれ65%、45%に上げるという目標を立てておりますが、それに向けて臨時の看護師等を雇いまして、健診率、保健指導率等をアップさせたいというものの職員賃金でございます。
3目予防費580万円につきましては、新型インフルエンザ対策といたしまして、保健福祉センターの2階にも発熱外来を設置できるようにという、そのための修繕経費または診療のクリーンブースの備品、また個人防護具としてのマスクやゴーグル、着衣というようなものの消耗品等を計上したものでございます。
以上でございます。
〇清水幸雄産業振興課長兼農業委員会事務局長 7款商工費、1項2目商工業振興費242万6,000円の増につきましては、地元産品開発販売促進事業費、いわゆるインターネットショッピングモール開設に要する経費を計上するものでございます。13ページ、説明欄をお願いします。報償費27万円につきましては、出品商品の選定や運営に関しての助言、指導を講師3名程度から成るアドバイザー会議を設置してお願いすることと予定しておりますが、それらに要する経費でございます。続いて、15ページ説明欄をお願いします。印刷製本費37万1,000円は、PR用パンフレット印刷費でございます。委託料154万円につきましては、インターネットショッピングモール開設後の賃金及び義務経費を合わせた運営委託料を計上したものでございます。
以上です。
〇田辺一喜建設課長 14ページ、15ページをごらんください。8款2項3目道路新設改良費でございますが、これは地域から数年前から要望されている箇所で、緊急性や危険性が高く、単年度で事業効果があらわれる箇所の小規模道路改良を予定しております。
4目地方道事業費ですが、これは市道の工事に際しまして埋設管の安全性の影響を確認する委託でございます。
4項4目公園管理費の修繕料ですが、これは公園の老朽化している遊具の修繕を行うものであります。委託料の遊具点検業務委託料ですが、これは公園の老朽化している施設の点検を行うものでございます。次、備品費の備品ですが、老朽化して修繕できない施設の入れかえを行うものでございます。
2の大平森林公園管理費ですが、老朽化しまして撤去しました公園施設を整備したいと思っております。
次、産業団地公園管理費、工事請負費、遊具等施設設置工事費でございますが、これはみつけイングリッシュガーデンに倉庫と遊具を整備したいとの経費でございます。
次、5項1目住宅管理費でございますが、これは老朽化しています市営住宅5棟の撤去解体費でございます。
以上です。
〇亀田 満委員長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
〇関 三郎委員 12ページになりますが、4款1項3目関連、予防費の感染症予防事業費に関連してお伺いしたいと思います。
今ほど健康福祉課長からの新型インフルエンザということでお話がございましたけれども、これに関連して12月に見附市新型インフルエンザ対策行動計画というのが作成されまして、私どもにいただきましたけれども、これについて若干伺いたいと思います。これの計画書の9ページ、対策の基本項目の計画と連携の中の庁内対応というところで、県が示すワクチン接種に関する基本方針及び接種ガイドラインに基づき市の接種計画を策定するとございますが、6月10日のマスコミの報道等によりますと新型インフルエンザワクチンは年内に2,500万人分が製造可能だということでありますが、当然全国民をカバーできない量でございます、数字の上でも。さらに、以前より優先接種の対象者として医療従事者、基礎疾患を持つ人や妊婦などのハイリスク者、患者が多い中高校生などを挙げているということですが、この基準に基づき2,500万人分を全国に配分した際、当見附市には優先接種の対象者を含めて何名ぐらいが受けられるのか、まずこれを1点お伺いしたいと思います。
もう一点は、この基本計画の12ページで、市民生活というところで2点ほど、食料、生活必需品の確保と配給、具体的にどのようなことを考えておられるのか。
もう一つ、在宅療養者、児童、高齢者、障害者等への支援についてどのようなことをお考えなのか、以上2点お聞かせください。
〇池山久栄健康福祉課長 まず、ワクチン接種の関係でございますが、新聞報道以上の情報は私どもも得ておりませんが、今後国のほうでは強毒性に応じたワクチンの接種ガイドラインというものが制定されておりますけれども、現在の状況では感染力は強いけれども、弱毒性だということで、かなり運用を変えているというふうなことでございますので、そのガイドラインにつきましてもこれから策定をされてくるのだろうなと。委員さんがおっしゃいますように、基礎疾患を持っているとか、妊婦さんだとか、医療関係者等には優先してというふうなことで、市内の状況を数字的にという話でございますけれども、具体的には押さえておりませんが、大ざっぱに小中学校の生徒数でいえば4,000名くらいになると思いますし、妊婦の数でいえば、どの時期を指すのかまだはっきりしておりませんけれども、年間の出生者数で約300名ほどになろうかと思います。また、医療関係者も医師、看護師、薬剤師、どの程度まで、看護助手とか、いろんな技師とか、いろいろありますので、どの程度まで含めるかというのがわかりませんので、ちょっと不明でございます。大ざっぱにはそんなところかなと、これから具体的に指示を得た中で想定をしながらというふうに考えております。
それと、食糧供給ということでございますが、想定できますのが、いわゆるひとり暮らしで在宅でなかなか買い物にも交通手段がなくて行けないというような人たちの例えば要介護状況があるとかの在宅のひとり暮らしというようなものが想定された場合には、何らかの支援が必要になるのかなという、そんな想定をしている状況でございます。
以上です。
〇井上慶輔委員 14、15ページの住宅管理費についてお伺いします。
5棟解体するということですが、場所と、それからそれによって一戸建ての住宅は大分減ってきていると思いますが、住宅、アパート等に入りたいという人はまだ相当おると思うのですが、待機者はどのぐらいおられるか、そのあたり。
〇田辺一喜建設課長 まず、撤去する市営住宅ですが、市営坂井町住宅3棟、市営今町3丁目住宅2棟で、木造住宅で両方とも耐用年数50年以上たった老朽化した住宅でございます。
待機者でございますが、現在公営住宅の待ち状況が19件ございます。
〇井上慶輔委員 副市長にお聞きしますが、市内には相当アパートとかマンションがふえていますが、市としては今後市営住宅等の建設等は考えておられるかどうか。
〇山本俊一副市長 今時点でございますけれども、建設の予定はありません。
〇浅野三夫委員 12ページの商工費の中の地元産の産品開発販売促進事業費の中でインターネット販売ということを言われましたけれども、もう少し詳しい内容でどうされるのかお聞きしたいと思います。
それと、14ページの公園管理費についてお尋ねいたします。その中の産業団地公園管理費の中で遊具とありますけれども、遊具は今のどこに置くか、今の子ども広場に置かれると思うのですが、それとどんな遊具をもう一つ入れるのかわかりませんけれども、例えば子どもの今の一番求めている場所はどこなのか、山形遊具なのか、例えばちょっとそういう内容もし考えておられたらお聞かせ願いたい。それと同時に今のこれからオープンされて、私も何回か行くのだけれども、防犯灯が何か、夜必ず来るわけですけれども、ちょっと防犯灯が見当たらないのだけれども、その防犯灯について、明かりについてどのような施策をまた考えておられるのかということ。
それと、もう一点は、今すばらしい県内でも唯一の英国式庭園はもう市外からもどんどんとこれから見附市に、見附市と言って来られる方々が多くなろうかと、交流人口もふえてくるでしょう。そのためにもさらなるどういう1つのアピール、市外の方々にアピールされるのか。私もちょっと提案というか、考えの中で、今の若者たちはというのは自動車に乗りながらラジオ聞く機会が多いのです。それで、ラジオ聞きながら、FM放送、ラジオ放送の中であそこ行ってみよう、また見附市のイングリッシュガーデンに行こうという1つの宣伝効果が抜群とまた聞いておりますので、ぜひもしほかに考えていられればそれと同時にこれも1個考慮しながら、また宣伝していただきたいなと思いますけれども、その点よろしくお願いします。
〇清水幸雄産業振興課長兼農業委員会事務局長 インターネットショッピングモールにつきましては、地元の事業者の方にお声がけをする中で、全国的に販売をしていくような商品をインターネットを通じて販売していきたいということでございます。現在各出店者の募集をしておりまして、現在24店から大体110を超える商品が応募がなされております。これはインターネットということで、ある意味限られた画面と情報量の中で全国的な他の商品との競争もありますので、応募された中で私どもとして推薦できるような商品を選定しながら、そういった販売を全国展開していきたいと。ショッピングモールの開設時期としては、おおむね10月ごろを予定しておりまして、現在その出店者の応募はもちろんのこと、インターネット発信によるシステムの開発も同時に実施しているところでありまして、今回の補正についてはさらに事業内容が具体的になる中で必要な諸経費を補正ということでお願いしているところです。
以上でございます。
〇田辺一喜建設課長 まず、みつけイングリッシュガーデンの遊具でございますが、場所は今子ども広場の道路側、長岡市側の今緑地になっている箇所にもう1カ所、内容としましては、今砂場みたいなゴムチップのところがありますが、それをもう1カ所、棒状のゴムチップによる、表層による砂場みたいなものと、あとムービング遊具というものを3基、子どもが乗って遊ぶような、あと今もありますそのゴムチップを入れて遊ぶような、あれが大変好評でございますので、それとそれを2台設置する予定でございます。
それから、防犯灯に関してなのですが、今開園時間を日没までということにさせていただいておりますので、今のところ防犯灯を設置する予定はございません。
それから、今後のアピールなのですけれども、今雑誌等で取り上げられてもいますし、また開園式につきましては、あすの新潟日報で開園式のPRをさせていただく予定になっております。開園してからにつきましてもインターネット等でPRさせていくつもりでございますが、今後ラジオ等のPRについても考えていきたいと思っております。
以上です。
〇浅野三夫委員 1点、今の防犯灯まだ考えていらっしゃらない。でも、これ日没といったら、これから秋になれば4時からもう暗くなりますよね。でも、あの大きな庭園の中でやっぱりある程度の電灯があって、その庭園がまた防犯のためでもあるし、またあの庭園がきらめくというか、本当によくまた擁護されるのではないかと思うけれども、やはりだめですか。
〇田辺一喜建設課長 今、夜用にフットライトといいまして足を照らす照明が幾つかありますので、安全性についてはそれで対応させていただきたいと思っております。
〇渡辺みどり委員 2点お伺いします。
済みません、戻って申しわけなのですが、予防費の感染症予防事業費のところで健康福祉センターの2階に発熱外来の診療室を設けるということなのですが、今後発熱ということでのいろんな問い合わせの中でそこで診察をする場合も出てくるのでしょうが、医師とか従事者の体制はどういうふうにおやりになる予定でいらっしゃるのか、また日常の消毒等々いろいろな業務あると思うのですが、そこの管理はどこがされるのかをお聞かせいただきたいと思います。
それから、もう一点、商工費の地元産品開発販売促進事業費なのですが、今申し込み状況として出店者21店とおっしゃいましたか。
〇清水幸雄産業振興課長兼農業委員会事務局長 24です。
〇渡辺みどり委員 24店。110……
〇清水幸雄産業振興課長兼農業委員会事務局長 110。
〇渡辺みどり委員 済みません。が応募としてあるということなのですが、この出店者の製造業、それから小売業の内訳をお聞かせいただきたいと思うのと、いろいろまちでお聞きすると、なかなか小売業の方たちは出店手数料が製造業と同じということで、製造業の利幅と、それから小売業の利幅考えると手数料が同じというのは非常に厳しいという意見も聞くところなのですが、そこあたりはどのように考えておられるのか。
それから、開設後の出店商品に対するアドバイザー制度を設けるとおっしゃるのですが、講師3名でということなのですが、それはどのような人たちを充てられるのか、その点についてお聞かせください。
〇池山久栄健康福祉課長 保健福祉センター2階に設置する予定の発熱外来の医療体制ということでございますが、4月以降の対応といたしましては、病院の北西の特別診療室で現在発熱外来を設置をして、病院の医師、看護師の体制の中で見てきたわけでございますが、そこの診療室もそうさほど大きさもないということでございますので、人数が多くなってきた場合には保健福祉センターの2階に2診対応ができるスペースを確保して対応できないかということで想定しております。その場合にも、ある程度の人数であれば病院の医師を6チーム編成、医師、看護師、事務職員、薬剤師関係で、そういったスタッフを6人体制を組みまして回していき、それでもなかなか難しくなってきた場合には、県でもこれから秋の第2波に向けて医療体制整備を検討している中で、医師会への協力要請とか、設置主体は県が設置するとか、病院に委託するとか、自治体に委託するとか、そういったところがこれから詰まってくる段階でございますので、その中で協力しながら体制整備を図っていきたいというふうに思っております。
日常の消毒につきましては、いるスタッフの中で通常のいわゆる手すりだとか、ドアノブだとか、床のアルコール消毒だとか、塩酸による消毒だとか、そういったものを対応していく予定でおります。
以上であります。スタッフに。
〇渡辺みどり委員 スタッフ。
〇池山久栄健康福祉課長 はい。
〇渡辺みどり委員 それはどういう。
〔「病院長さん」と呼ぶ者あり〕
〇渡辺みどり委員 病院長さん。
〇池山久栄健康福祉課長 はい。
以上です。
〇清水幸雄産業振興課長兼農業委員会事務局長 現在の出店者の業態といいますか、その内容につきましては現在まだ募集中でございますので、数の整理まではしておりませんが、商店街の店であるとか、ニット関係者であるとか、あるいは農業者のほうからも一応申し込みが来ておりますので、今後これらの方を集めた中で、正式な内容については今後お知らせをしていきたいというふうに考えております。
それから、手数料の10%につきましては、業種の業態によって利益率等も違いますので、確かにそういう声もあるようでございますけれども、インターネットショッピングモール自体はやはりある部分は経費がかかるわけですし、また一方では他との競争も必要な部分が出てきますので、手数料の10%というのは今後また少し考える必要はあろうかと思いますけれども、今現在では最低限のラインではないのかなというふうに私のほうは考えております。
それから、アドバイザーの関係につきましては、なかなかこれ専門知識が必要な部分ですので、現在アドバイザーお一人の方にお願いをして、さまざまなアドバイスをいただいておりますが、今後その商品の選定であるとかということで、やはり流通関係に明るい方、それから商品開発等にもアドバイスをいただけるような方というようなことを想定しながら現在人選を進めているところでございます。
以上です。
〇渡辺みどり委員 今のご答弁の中で、手数料10%というものについてお聞きしたいのではなくて、職種によって利幅が相当違うので、職種別に例えば変動することが、例えば製造業で何%、小売業で何%とかという変動を設けることが可能なのかどうか、今後のというふうなお話なのですが、そこあたりはどんなふうにお考えなのかしら。
〇清水幸雄産業振興課長兼農業委員会事務局長 その辺は各出店者との情報交換の中で考える必要あろうかなと思っております。
〇関 三郎委員 8款4項4目、14ページになりますが、産業団地公園管理費、これ遊具等施設設置工事費750万円ということで補正計上されております。私も何回かやっぱり、大事な見附市の公園ですので、もう2けたぐらい足を運ばせてもらっています。市の担当がおりましたので、今回の補正の遊具のどういう遊具かということと、設置予定場所を伺いましたら、先ほど建設課長からお話がありましたように、子ども広場の相対する場所を予定しているというふうなことを伺いました。だけれども、現状見てみますと遊具がないわけでないですので、市民からもこれだけ今経済状況が厳しいので、もう少し後回しにできないのかと、遊具がないわけではないという話も出ておりますので、その辺組まれるとき経済対策に充当するかどうかということも論議がなかったのか、当局としてはこれを組まれるに当たってこの経済情勢等考えて、やっぱりこちらを優先というふうに判断されたわけですけれども、その辺の考えをまず1点お伺いします。
それから、8款4項4目に関連して市民の森の管理についてお伺いします。これは市民より多くの苦情が地元新聞に連載のように投稿されたり、私ども議員にも問い合わせが絶えませんので、その内容を一部紹介し、当局のほうに質問したいと思います。苦情の内容というのは改めて申すまでもないのですけれども、二、三点紹介しますと、平成18年度より市から管理業務などを委託されていることを会員に一切知らせず、会長から会計報告がない、委託業務の入金通帳や印鑑を会計係に渡さず会長が私物化しているようであり、市の公金を自由に使っているのではないか、市民のボランティア団体である森の仲間の会員の会費だけで運営されるのであれば会内部だけの話ですが、市の公金、すなわち市民の皆さんの税金が会の活動費に充てられている以上、私たち会員が市民の皆さんに決算、活動内容も含めて聞かれた場合、きちんと説明できるようにする責任が会長にはあるはずですというふうな問い合わせがございまして、るるそういう経過があるということでございますけれども、総会というものが5月27日に開かれ、予定議案として平成19年度会計監査報告、同20年度活動報告及び決算報告、同21年度活動計画案、その他ということで行われたそうでございますけれども、結果何一つまとまらず、総会の途中で会長が「このようになったのは私の責任。金のことは全く無知だった。森の仲間が仲よく仕事ができるようやめさせてください」と辞任を表明、引き続き全役員も辞任を表明、会長と役員は全員退席したという出席された方の話がございました。これに関連して質問させていただきます。これはちょっと副市長にお伺いしたいと思いますけれども、このような問題が生じることについて、契約は契約、業務は業務という話も伺っておりますけれども、これについて率直な感想を伺いたいと思います。平成18年度、平成19年度、平成20年度は予算ですけれども、合わせると市から438万1,450円の金が出るということでございます。それから、建設課長にお伺いします。この件に関し、地元新聞社の取材に対し、建設課は委託業務が適正に履行されており、団体内部のことに言及する立場にはないとし、施設管理と利活用の一体化、市民団体育成、コスト削減などから市民の森でボランティア活動を進めている森の仲間と随意契約したと回答されたと書いてございましたけれども、本当に市民団体の育成という切り口から見て問題はないわけですか、お伺いします。
それから、3つ目、行政の立場として市民団体の健全育成について基本的にどのような考えをお持ちかお伺いしたいと思います。
それから、任意団体との委託契約をする場合の当然確認項目というのがあると思うのですけれども、どのようなことに基づいて、どのような形で契約に基づく項目の確認をされているのかお伺いしたいと思います。
それから、今年度の業務委託契約を保留されているということを伺いましたが、当初予算で組まれているのに、なぜここまで契約が延び延びになっているのか、この辺についてお伺いしたいと思います。
もう一点、法人化されていない団体の運営に当たっての欠陥が露呈した1つの事実と思われますが、市としてはこの点についてどう感じておられるのか、あわせてお伺いしたいと思います。
以上です。
〇山本俊一副市長 第1点の産業団地の遊具の関係ですけれども、実際に正式オープンは26日でございますけれども、事前にオープンをしたという状況の中で、毎日管理人の人たちが見ていますと、若いご夫婦の方々が小さな子どもさんをお連れになってあそこに相当遊んでいられるのです。実態の中を見た中で、これから正式にオープンして、先ほどPRもしたらどうかというふうなお話もありましたけれども、かなりの方々がお見えになると思います。そういったところで既にもうわかっているのに対応しなかったというのではまずいということで、今回補正をお願いしたということです。
それから、もう一点、市民の森の関係の問題についてどういう感想持っているかということなのですが、実はこれは1年ぐらい前にそういう不調和音が聞こえてきているというのを承知しまして、両方とも主張されている代表の方お二人を市長室に呼んで、皆さん方に、私も同席させていただいたのですけれども、ご承知のように平成14年から市民の皆さん方からご寄附を願って桜の寄附を370本ぐらいでしょうか、いただいたと。そして、毎年その市民の方々が草刈りから、それから肥料くれというふうなことで維持管理をもやってきたと。多分あすもそういうふうな状況でやられるというふうな予定になっていますけれども、非常に市民の思い入れの強い公園なのです。ですから、それが1つのグループの中でいろんな問題があるにしても、お互い自分のところでつくったグループだから、そして会長、副会長、それからいろんな役員もいなして、監査もいなさる、その会の体をなしているわけです、組織上では。その方々が何できちっとできないのだということで、市長のほうからぜひきちっと対応してもらいたいと、そして市民のために楽しい場所にしていただきたいという要請をしました。その後も私も両者の方二、三回ぐらいずつお会いしたと思うのですけれども、一向らちが明かないと。どうしてこういうの解決できないのだという何回も催促もいたしました。それがこのまま引き続いてきたという状況でございます。そういうふうなものからすれば、非常に私どもからすれば残念な結果だというふうに思っています。ちなみに、イングリッシュガーデンにおきましてはサポーターが、会員の方々が今現在でもう200人を超えて213人と、それから実際に作業やりましょうという方々が74人というふうな形で、非常に和気あいあいとやっている一方で、片方でこういうふうな問題が起きたということになると、私は非常に残念だというふうに思います。
それから、もう一点は何でここのところに任意で委託をお願いしたかというのは、実はこの市民の森構想は、イングリッシュガーデンは特別の英国庭園ですので、専門家のアドバイスもらわなければならぬというふうなのあるわけですけれども、市民の森については構想段階から市民の方々から参画をいただき、そしてその方々の意見も入れながらこういう構想をまとめてきた、そして建設をしたという経緯があります。そういう意味でその方々が発展的に森の仲間というふうなものをつくって、それでここをフィールドにして市民の方々にいろんな情報を提供したり、自分たちもボランティアでやっていきたいという強い思いがありました。そういうことからすれば、この公園はそういう趣旨でいいだろうと、合うだろうということで森の仲間にこの委託をお願いしたと、そういう経緯でございます。
〇田辺一喜建設課長 まず、委託、いわゆる育成として問題はないかというご質問ですが、私どもが委託した内容について業務が完了されておりましたので、市として支払ってもいいというふうに判断しました。
それから、確認項目に関してですが、今までは会員規則の確認、会員名簿の確認を行いまして、委託団体としてふさわしいかどうかを確認してまいりましたが、今後は総会記録の確認ということで、総会で役員、決算、予算、事業内容がきちっと総会で可決されているかどうかを確認して、委託団体としてふさわしいかを確認してまいりたいと思っております。
それから、今年度の保留の理由でございますが、年度初めにそういうふうに決算がきちっとされていないということがわかりましたので、総会を待ってきちっと新しいといいますか、総会の決議を待って、その新しい決議を持った団体が我々が委託する団体としてふさわしいかどうかを確認させていただきたいと思いまして、ちょっと保留しておりました。今会員の役員ですとかそういう記録を出していただいておりますので、今年度早急に契約させていただきたいというふうに思っております。
それから、法人化されていない団体ということなのですが、ボランティア団体はだんだんに育っていく団体だと思っておりますので、NPO法人とまでなくてもその途中の段階でも委託しても十分やっていけるというふうに確認された場合には、市としては委託したいというふうに思っております。
以上です。
〇関 三郎委員 結果こうなって、この間の党首討論ではないですけれども、世論が大事か政策が大事かみたいな話も出てきましたけれども、これだけ1年以上前から話が出ているわけですから、市民の立場とすれば行政のほうからもっと入っていただいて、例えばそういう決算が不明朗であれば、例えばもうその団体には金を出さないとか、団体をかえるとか、やっぱりそれだけのきちっとした態度を示していただきたいなと思いますけれども、その辺どうお考えかということと、今後やはりある団体を、例えばある公の第三者団体に金を出して、そこから分配される補助金ではないものですから、直接市と契約するものですから、やはり今建設課長のほうから確認項目の中に総会資料、決算、ただ決算を見るだけではなくて、決算書というのは証票がついて初めて決算書のわけですから、当然決算の体をなしているかというところまで確認していただきたいと思いますけれども、その辺いかがでしょうか。
〇山本俊一副市長 1点あれされるのは、これは委託業務なのです。ですから、補助金を出して、私どもがその補助金ということであれば、収入、それから支出についての支出がどういうふうな形でなされているかというのはチェックしますけれども、この積み重ねた設計図書に基づいてこの業務をお願いしますとやったわけです。そうすると、その業務が適切に履行されてきちっとそういうふうな形が確認されれば支出をするということでございまして、その後例えば今の委託業務を全部今度支出から何から見附市が見ますよというふうなことになると、それはちょっと筋が違うのではないかというふうに思います。
そして、もう一つは実はこういう例は初めてです。こういったトラブってやっているような例は初めてです。だから、普通は善意でそのグループがきちっと対応すべき、そしてそのグループで解決すべきというのが大原則だと思います。
〇山田武正委員 都市計画費の公園に関連してお尋ねいたしますが、街区公園、前の児童公園でしょうか、これについてお尋ねしたいのですけれども、刈谷田川の左岸のほう、ここに双葉町1区で130世帯、2区で80世帯、緑町1区で200世帯、2区で240世帯、合わせて650世帯、これが1つのエリアでもってすべて物事やるに1つでやっているのですけれども、ここの緑町2区の隣にまた新しく住宅開発が予定されているわけですけれども、不思議とここに公園が一つもないわけなのですが、街区公園の設置基準というのはどのようになっているのか、小さなことはいいのですけれども、大まかに面積どれぐらいだとか、人口どれぐらいに街区公園が1つ必要なのですよというようなのがありましたらお聞かせいただきたいと思います。
〇田辺一喜建設課長 街区公園についてでございますが、どれくらいの面積に1つ街区公園を設けなければいけないという規定はございません。ただ、一般的に半径250メーターの範囲内で1カ所あったほうがいいというふうに言われておりますが、そういう規定はございません。それから、開発についても具体的な街区公園をつくらなければいけないという規定はございません。
以上です。
〇山田武正委員 そうすると、今のあの状態を見てみますと、例えば子ども会で1つ事業やる、例えば町内から外に出て行事やるといったときには、バスが1台で足りなくて、バス2台を用意して移動しているという、それぐらい子どもさんたちが多くいる町内なのですが、ここに街区公園ということは考えられないでしょうか。その辺検討の余地があるのかないのか、その辺をお聞かせいただきたいと思いますが。
〇田辺一喜建設課長 今は考えておりませんが、今後検討の余地はあると思いますので、検討してまいりたいと思っております。
〇渡辺みどり委員 もう一回12ページのところに戻らせていただきたい。商工費の関係で少しお尋ねしたいのですが、産業振興センターに事務所を持っておられた繊維関係の事務所の方たちが全部商工会のほうにお移りになったというふうにお話をお聞きしたのですが、事情はどういうことなのか、直接ご当事者もお聞きしなければならない問題なのかもしれませんが、市はどのようにとらえておられるのか。また、あそこが空き家になったというふうに考えるのですが、今後の利用方法等はどう考えておられるのか。
〇清水幸雄産業振興課長兼農業委員会事務局長 産業振興センターには3つの組合さんが入っていらしたわけですけれども、例えばニット組合さんを例にとりますと、最盛期90社を超える会員数だったものが、今20を切っておられるということで、現在の産業振興センターの当初はたしか1階、2階それぞれ利用されていたと思うのですが、それがスペース的にだんだん縮小されるということは、経費負担の部分も節減されていったということで、先般組合のほうからもいろいろ相談の中で、幸いにして商工会さんの2階のほうに受け入れていただけるスペースがあるということで、その組合のほうから市のほうにも申し入れが、要請がありまして、そういったことで組合の規模と利用できる施設のバランスをとって商工会のほうに移られたということだということでございます。
それから、現在あそこはスペース的にはあいている状況になっておりますので、市が建てた建物で、用地は県からお借りしているわけですけれども、ぜひいい活用をしていきたいということで現在内部でいろいろな案を考えているところでございます。
以上です。
〇亀田 満委員長 これにて質疑を終結します。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
〔発言する者なし〕
〇亀田 満委員長 これにて討論を終結します。
これより第48号議案を採決します。
本案は原案のとおり可決すべきものと決定してご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇亀田 満委員長 ご異議なしと認めます。
したがって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定しました。
4 議第49号 平成21年度見附市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)
〇亀田 満委員長 次に、議第49号 平成21年度見附市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)を議題とします。
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇亀田 満委員長 これにて質疑を終結します。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇亀田 満委員長 これにて討論を終結します。
これより第49号議案を採決します。
本案は原案のとおり可決すべきものと決定してご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇亀田 満委員長 ご異議なしと認めます。
したがって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定しました。
所管事務調査について
〇亀田 満委員長 次に、所管事務調査についてお諮りします。
地方自治法第109条第3項の規定により、お手元に配布してあります本委員会の所管事務調査項目案及び日程案により調査を実施したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇亀田 満委員長 ご異議なしと認めます。
したがって、そのように決定しました。
なお、会議規則第97条第1項の規定により、所管事務調査の実施について議長に通知します。
委員派遣承認要求について
〇亀田 満委員長 次に、委員派遣承認要求についてお諮りします。
ただいま決定しました所管事務調査の実施に伴い、委員派遣の必要がありますので、会議規則第98条の規定により委員派遣承認要求書を議長に提出したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇亀田 満委員長 ご異議なしと認めます。
したがって、そのように決定しました。
〇亀田 満委員長 以上で本日の日程は全部終了しました。
本日はこれにて散会いたします。
午前11時25分 散 会
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