平成19年第4回(12月)見附市議会定例会会議録(第4号)
〇議事日程 第4号
平成19年12月18日(火曜日) 午前10時開議
諸般の報告
第 1 議第 82号 見附市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定につい
て
議第 83号 見附市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する
条例の制定について
議第 84号 見附市技能労務職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部を改正する条
例の制定について
議第 85号 企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例の制定に
ついて
議第 86号 見附市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について
議第 87号 平成19年度見附市一般会計補正予算(第5号)
議第 88号 平成19年度見附市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)
議第 89号 平成19年度見附市老人保健事業特別会計補正予算(第2号)
議第 90号 平成19年度見附市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)
議第 91号 平成19年度見附市下水道事業特別会計補正予算(第2号)
議第 92号 平成19年度見附市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)
議第 93号 平成19年度見附市水道事業会計補正予算(第2号)
議第 94号 平成19年度見附市ガス事業会計補正予算(第2号)
議第 95号 平成19年度見附市病院事業会計補正予算(第2号)
議第 96号 工事請負契約の変更について
議第 97号 長岡地域土地開発公社定款の一部変更について
議第 98号 公共施設の相互利用に関する協定書の一部変更について
議第 99号 見附市文化ホールの指定管理者の指定について
議第100号 見附市デイサービスセンター坂井園の指定管理者の指定について
議第101号 見附市名木野小学校デイサービスセンターの指定管理者の指定について
議第103号 長岡市道路線の認定の承諾について
議第104号 字の変更について
第 2 請願第 4号 新テロ特措法案を撤回し、アフガニスタンへの民生支援の強化を求める請願
第 3 議第102号 人権擁護委員候補者の推薦について
第 4 発議第 9号 平成20年度政府予算において、消費税の税率引き上げを行わないことを求
める意見書の提出について
発議第10号 道路整備財源の制度堅持に関する意見書の提出について
〇本日の会議に付した事件
議事日程と同じ
〇出席議員(17人)
1番 小 泉 勝 2番 関 三 郎
3番 高 橋 健 一 4番 亀 田 満
5番 辺 見 雅 信 6番 小 林 伸 一
7番 佐 々 木 志 津 子 8番 久 住 裕 一
9番 山 田 武 正 10番 浅 野 三 夫
11番 星 賢 一 12番 小 林 繁 男
13番 渡 辺 み ど り 14番 高 橋 清 治
15番 八 木 庄 英 16番 井 上 慶 輔
17番 野 本 千 晴
〇欠席議員(なし)
〇説明のため出席した者
市 長 久 住 時 男
副 市 長 山 本 俊 一
参 与 林 保 弘
企画調整課長 岡 村 守 家
まちづくり課長 田 伏 智
総 務 課 長 池 山 広 喜
市民生活課長 井 上 甚 栄
税 務 課 長 木 歩 士 保
参 事 兼 矢 島 徳 男
産 業 振 興
課 長 補 佐
建 設 課 長 吉 田 武
健康福祉課長 池 山 久 栄
会計管理者兼 星 野 隆
会 計 課 長
病院事務長 星 野 明 洋
ガス上下水道 平 賀 大 介
局 長
消 防 長 岡 村 勝 元
教育委員会 神 林 晃 正
教 育 長
教育委員会 清 水 幸 雄
事 務 局
教育総務課長
教育委員会 藤 森 進
事 務 局
学校教育課長
監 査 委 員 高 橋 和 徳
事 務 局 長
〇事務局職員出席者
事 務 局 長 大 関 泰 一
次 長 笹 原 浩
議 事 係 長 早 沢 稔
午前10時00分 開 議
〇八木庄英議長 これより本日の会議を開きます。
現在の出席議員17人全員であります。
諸般の報告
〇八木庄英議長 最初に、諸般の報告をします。
まず、本定例会において付託した議案及び請願について、各常任委員会委員長から審査報告書が提出されています。
次に、追加議案として議員から意見書案2件が提出されていますので、後ほどご審議をお願いします。
以上をもって諸般の報告を終わります。
日程第1、議第 82号 見附市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改
正する条例の制定について
議第 83号 見附市職員の退職手当に関する条例の一部を改正す
る条例の一部を改正する条例の制定について
議第 84号 見附市技能労務職員の給与の種類及び基準を定める
条例の一部を改正する条例の制定について
議第 85号 企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部
を改正する条例の制定について
議第 86号 見附市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の
制定について
議第 87号 平成19年度見附市一般会計補正予算(第5号)
議第 88号 平成19年度見附市国民健康保険事業特別会計補正
予算(第2号)
議第 89号 平成19年度見附市老人保健事業特別会計補正予算
(第2号)
議第 90号 平成19年度見附市介護保険事業特別会計補正予算
(第2号)
議第 91号 平成19年度見附市下水道事業特別会計補正予算
(第2号)
議第 92号 平成19年度見附市農業集落排水事業特別会計補正
予算(第2号)
議第 93号 平成19年度見附市水道事業会計補正予算
(第2号)
議第 94号 平成19年度見附市ガス事業会計補正予算
(第2号)
議第 95号 平成19年度見附市病院事業会計補正予算
(第2号)
議第 96号 工事請負契約の変更について
議第 97号 長岡地域土地開発公社定款の一部変更について
議第 98号 公共施設の相互利用に関する協定書の一部変更につ
いて
議第 99号 見附市文化ホールの指定管理者の指定について
議第100号 見附市デイサービスセンター坂井園の指定管理者の
指定について
議第101号 見附市名木野小学校デイサービスセンターの指定管
理者の指定について
議第103号 長岡市道路線の認定の承諾について
議第104号 字の変更について
〇八木庄英議長 日程第1、第82号議案から第101号議案まで、第103号議案及び第104号議案の22件を一括して議題とします。
各常任委員会における付託議案の審査の結果について委員長の報告を求めます。
まず、総務文教委員会、井上委員長。
〔井上慶輔総務文教委員長登壇〕
〇井上慶輔総務文教委員長 ただいま議題となっております議案のうち、総務文教委員会に付託されました議案の審査につきまして、その経過及び結果をご報告申し上げます。
本委員会は、去る12月13日午前10時から委員会室において開会し、説明のために市当局関係者の出席を求め、委員8人全員の出席のもとに審査に当たりました。
各議案とも本会議及び委員会における説明等を参考に慎重審査の結果、まず議第99号 見附市文化ホールの指定管理者の指定について、本件については賛否両論があり、起立採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決定しました。
また、議第82号 見附市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議第83号 見附市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の制定について、議第84号 見附市技能労務職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について、議第85号 企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議第87号 平成19年度見附市一般会計補正予算(第5号)中、本委員会関係部分、議第97号 長岡地域土地開発公社定款の一部変更について、議第98号 公共施設の相互利用に関する協定書の一部変更について、議第104号 字の変更について、以上8件についてはいずれも妥当なるものと認め、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定しました。
以上をもって委員長報告を終わります。
〇八木庄英議長 次に、産業厚生委員会、浅野委員長。
〔浅野三夫産業厚生委員長登壇〕
〇浅野三夫産業厚生委員長 ただいま議題となっております議案のうち、産業厚生委員会に付託されました議案の審査につきまして、その経過及び結果をご報告申し上げます。
本委員会は、去る12月14日午前10時から委員会室において開会し、説明のために市当局関係者の出席を求め、委員9人全員出席のもとで審査に当たりました。
各議案とも本会議及び委員会における説明等を参考に慎重審査の結果、まず議第86号 見附市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について、本件については賛否両論あり、起立採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決定しました。
また、議第87号 平成19年度見附市一般会計補正予算(第5号)中、本委員会関係部分、議第88号平成19年度見附市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)、議第89号 平成19年度見附市老人保健事業特別会計補正予算(第2号)、議第90号 平成19年度見附市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)、議第91号 平成19年度見附市下水道事業特別会計補正予算(第2号)、議第92号 平成19年度見附市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)、議第93号 平成19年度見附市水道事業会計補正予算(第2号)、議第94号 平成19年度見附市ガス事業会計補正予算(第2号)、議第95号 平成19年度見附市病院事業会計補正予算(第2号)、議第96号 工事請負契約の変更について、議第100号 見附市デイサービスセンター坂井園の指定管理者の指定について、議第101号 見附市名木野小学校デイサービスセンターの指定管理者の指定について、議第103号 長岡市道路線の認定の承諾について、以上13件については、いずれも妥当なるものと認め、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定しました。
以上をもって委員長報告を終わります。
〇八木庄英議長 ただいまの委員長報告に対して質疑はありませんか。
〔発言する者なし〕
〇八木庄英議長 これにて質疑を終結します。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
13番、渡辺議員。
〔渡辺みどり議員登壇〕
〇渡辺みどり議員 ただいま議題となっております議案のうち、まず議第86号 見附市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について、反対の立場で討論いたします。
この議案の見附市国民健康保険税条例の一部改正は、65歳以上74歳未満のみ世帯を特別徴収対象被保険者とし、その世帯主に対して国民健康保険税を年金から天引きするというものであり、それに関する条文を現在条例につけ加えるものです。この条例改正に関する根拠法は、昨年6月、自民、公明、小泉内閣政権が強行採決し、成立した医療制度改革関連法に含まれる内容の1つであります。法では2008年度から後期高齢者医療制度等を創設し、保険料を年金から天引きするもの等ですが、と同時に法では65歳から74歳の国保加入者についても08年4月から国保税を年金から天引きするというものです。
この国保の年金からの天引きは、生活状況によって保険税の支払猶予や分割での納入ができる現状があるにもかかわらず、生活実態を無視した問答無用の天引きであり、容認できません。高過ぎる国保税が払えず、全国で約470万世帯が滞納していると言われており、全加入世帯の約2割に上ります。高齢者は、現役世帯に比べて収入が低い上、年金額はことし4月から物価スライドにより0.2%削減されました。わずかな年金からも強制的に保険税を徴収する、これは一層の生活破壊につながるものと言わなければなりません。
したがって、生活実態を無視した強制的な徴収となる65歳以上74歳未満のみ世帯の国保税を年金から天引きする条例改正に反対をいたします。議員各位の賛同をよろしくお願いいたします。
続きまして、議案のうち議第99号 見附市文化ホールの指定管理者の指定について、指定者を株式会社NKSコーポレーション長岡支店に指定することに反対の立場で討論いたします。
討論に先立ちまして、このたびの議案に関して論議された中で指定管理者の指定に関する指定管理者選定委員会、市職員と市民有識者のこのあり方について疑問や論議がありました。市当局からのこのことも含め、また議会提出資料のあり方等についても今後の改善が約束されました。
そこで、1つの提案を申しておきたいと思います。施設の目的を最大限可能にするに足る審査ができる委員をその都度人選すること。例えば他市が実施しているそれぞれの分野の専門家である学識経験者、財務精通者、経営精通者など外部の専門家を導入し、施設利用者などの声も聞く。そして、行政内部の委員は最小限にすること。これら調査時間を十分に保証することを提案いたします。
本題に入ります。反対の理由の第1は、選定委員会において選定過程に定められた選定項目の評価はどうであったか、各候補の違いはいかなるものであり、提案されている業者に決定した理由が他候補に比較してどこがどのようにすぐれているのか、また劣っているのか的確に判断できる資料提供を求めましたが、一つも明らかにされませんでした。
見附市が施設を指定管理者制度に移行する理由は、1つに経費削減、2つに市民サービスの向上にありますが、文化ホールにはこれだけでない見附市の文化ホールが持つ大切な理念をなくしてはならないと考えます。それは、このたびの見附市文化ホール「アルカディア」の指定管理に関して建設から現在に至る歴史、ホールが持つ特徴、これまでの事業運営にホール職員と両輪で取り組んできたアルカディア倶楽部を中心として結成された市民の団体が名乗りを上げたことです。この意義と行動は、今後の見附市の文化、芸術向上の上で大変重要な意味合いを持つものだと考えます。見附市文化ホールの建設において身近で演劇、音楽など舞台芸術を鑑賞したい、この市民の願いにこたえてホール建設の準備が立ち上がり、議会側も特別委員会を設置し、各地の施設を視察し学習をし、いかなる規模のホールにするか検討を重ね、結果、地方のよさを生かした市民みずからがホールを活用し、創造し、発信する貸しホールではない舞台芸術等の発信基地にしようとして出発したと記憶しております。そして、それら事業を達成するため、行政はプロデュース講座の開催等を継続し、ここからの修了生も含め、舞台の裏方を支えるスタッフが巣立ってきております。今ではホールアルカディア、チーム・アルカディアなどみずから企画運営する人たちが市民力として活躍し始めました。また、他市にはないホールを支えるもう一方の力強い組織、アルカディア倶楽部は、会の目的をこの会は見附市文化ホール「アルカディア」と提携し、そこで行われるさまざまな催しを広く市民の皆様にPRし、会員にいろんな特典を設定して文化活動の一層の進展を図り、文化ホールを支援する市民団体ですとうたっており、市民の側からホールの活性化を目指して設立されたものであり、市側からの賛同のもとでホール内に倶楽部のデスクを設け、ホールの職員と一体になって活動してきた団体です。
文化の向上は、一朝一夕になるものではありません。文化とはカルチャーといい、これは耕すという意味を持つと教わりました。だとするなら、ホール設立以来見附市の文化の向上を願い、土壌を一生懸命耕してきたアルカディア倶楽部の有志とそれに賛同する人たちが今回のホールの指定管理者にみずからがその任を果たさなければならないとさまざまな困難を覚悟しながら立ち上がった勇気こそ誇れることと思います。その皆さんがどのような理由で選定から外れたのか、議会で十分な論議をしてほしいと願うことが当然のことではないでしょうか。それが選定資料の提出を求める根拠です。しかし、本会議答弁においても、また付託された総務文教委員会の審議においても、当局側の資料の提出は選定された業者の内容のみでした。議会論議の中で市民が情報公開条例で資料の開示を求めた場合どうするのかとの発言に、求められても出すことは適当でないとの見解は重大です。また、選定項目を点数化して集計するが、それのみではないとし、申請団体の財政力もあるとの発言は、NPO法人の取得を奨励し、市民力によるオンリーワンのまちづくりをするとしてきたこれまでの市の姿勢に矛盾するものと私は考えます。このようなことではこれまで耕してきた文化的土壌づくり、見附市の舞台芸術の発展、向上の担い手を失うことになってしまう。また、市民との協働のまちづくりを進める上で行政への信頼をも失うものと心痛むものです。
もう一点は、制度導入に対する取り組みが自律推進プログラムを何が何でも推し進める姿勢から、拙速であり、市民との合意が不十分なまま準備が進められていく傾向にあることです。まちづくりとは、多様なる市民の考えを行政と市民の間で双方向の丁重な意見交換を行って合意を得ることが何よりも大切と思います。日本共産党議員団は、基本的に文化行政の大もとに位置する文化ホールの民間委託は問題があると考えるものですが、議案の見附市文化ホールを市民の力で運営することは今後の見附市の文化向上に意義があるとも考えるところです。
市長は、自律のまちづくりの取り組みを進めるに当たって、見附市の持つ人的、物的な資源をみんなで有効に活用しながら輝ける未来に向けて果敢に挑戦し続けていきたいものですと自律推進プログラム作成の冒頭に述べておられます。この理念こそこのたびの文化ホール指定管理者選定に貫かれるべきものと考えます。議員各位の間でも公平な選定を判断するに、選定委員会での審議過程の資料提出を求め、審議を尽くしたいとの考えを表明されてもおられました。やり直す勇気も必要だと訴え、討論といたします。
〇八木庄英議長 4番、亀田議員。
〔亀田 満議員登壇〕
〇亀田 満議員 ただいま議題となっております議第86号 見附市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について、賛成の立場で討論させていただきます。
このたび地方税法の改正により、国民健康保険税を特別徴収の方法によって徴収するものとなり、国保の保険料の収納対策といたしまして65歳以上の高齢者につきまして、年金から天引きという措置を実施していくということです。それには収納率の向上、滞納処理等の事務軽減、被保険者の自主納税の人の納税の手間が省けるなど、それに市町村保険財政を安定化させるために。
よって、見附市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について妥当であるものと思い、原案に賛成いたし、議員各位の賛同よろしくお願いいたします。賛成討論とさせていただきます。
〇八木庄英議長 14番、高橋清治議員。
〔高橋清治議員登壇〕
〇高橋清治議員 ただいま議題となっております議第99号 見附市文化ホール指定管理者の指定について、原案に賛成の立場で討論をさせていただきます。
この施設の管理運営については公共性の確保の観点から、従来までは公的な団体などに限られておりましたが、地方自治法の一部の法律の改正により、民間事業者を初め市民団体から幅広い団体が管理代行することが可能となりました。当市においても大平森林公園を初め海の家、図書館など指定管理者にゆだねる管理及び運営を実施しております。
その中で先般図書館の管理運営について、ある党から一義的に時期尚早という反対がございました。しかしながら、私どもこの管理運営をやはり官から民へという大きな目的の中で果たした中で、先日9月議会においてその党が図書館の運営について民間に委託をして非常に効果がよかったと、こういうようなご説明をいただきました。何でも反対すればいいというものではなく、やはりいいものはいい、悪いものは悪いとしていく立場の中で、私どもは賛成するには賛成するだけの非常にやはり勉強したり、それに対応するいろいろな観点を精査しながら賛成をするわけでございまして、非常にうまくできておるということはありがたいことだと、このように考えておるところでございます。
指定管理者による指定管理及び運営実施については、公の施設の管理に民間の発想、アイデアを広く活用し、市民の向上と経費の削減を図るとともに地域の活性化を目的とするものであります。さきの委員会に参考資料として提示された基本方針及び事業計画等を精査するとき、資金の内容、基本的にすぐれた芸術文化の鑑賞の場として見附市の文化芸術活動の実績及び方向性を継承し、地域に根づいた自主事業等をアルカディア倶楽部の皆さんと協力を仰ぎながら市民の皆さんとの協働に円滑に運営し、施設設備の適切な維持に努めるということであります。こうした内容をかんがみ、また民間レベルの知恵やアイデア、興行企画など現在の水準を維持しつつ効率化に努め、さらなる芸術、文化の向上が実現されるべきものと考えております。
したがって、議第99号に対して賛成をいたす立場といたします。議員各位のご賛同を心からお願いを申し上げ、賛成討論といたします。
〇八木庄英議長 これにて討論を終結します。
これより本案を採決します。
議題のうち、まず第86号議案及び第99号議案を起立により採決します。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
〇八木庄英議長 起立多数であります。
したがって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、第82号議案から第85号議案まで、第87号議案から第98号議案まで、第100号議案、第101議案、第103号議案及び第104号議案の20件を一括して採決します。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は委員長の報告のとおり決定することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇八木庄英議長 ご異議なしと認めます。
したがって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第2、請願第4号 新テロ特措法案を撤回し、アフガニスタンへの民生
支援の強化を求める請願
〇八木庄英議長 日程第2、請願第4号を議題とします。
総務文教委員会における審査の結果について、委員長の報告を求めます。
総務文教委員会、井上委員長。
〔井上慶輔総務文教委員長登壇〕
〇井上慶輔総務文教委員長 ただいま議題となっております請願第4号 新テロ特措法案を撤回し、アフガニスタンへの民生支援の強化を求める請願について、本委員会における審査の経過及び結果をご報告申し上げます。
本請願の趣旨は、現在国会において審議中の新テロ特措法案は戦争の支援のための法律であるとし、憲法の精神からこの法案の撤回とテロを根絶するためにはテロを生む根本原因である貧困や飢餓をなくすことが必要であるとし、アフガニスタンへの民生支援を強化することを求め、本市議会から国に対して意見書の提出を願うものであります。
委員会において、質疑の後討論に入り、賛否両論がありましたが、起立採決の結果、不採択とすべきものと決定しました。
以上をもって委員長報告を終わります。
〇八木庄英議長 ただいまの委員長報告に対して質疑はありませんか。
〔発言する者なし〕
〇八木庄英議長 これにて質疑を終結します。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
3番、高橋健一議員。
〔高橋健一議員登壇〕
〇高橋健一議員 ただいま議題となっております請願第4号 新テロ特措法案を撤回し、アフガニスタンへの民生支援の強化を求める請願について、採択すべきものとして賛成の立場で討論いたします。
総務文教委員長の報告は、反対多数で不採択でありますが、新テロ特措法は憲法違反の報復戦争支援をこれまでどおり継続するものであります。政府は、補給対象をテロ対策海上阻止活動を行う艦船に限定するとしてきましたが、もともと米軍はインド洋、ペルシャ湾の海域で海上阻止活動だけでなく、対アフガン、対イラク作戦を一体で進めており、まさに米軍の運用次第で空爆を含むあらゆる米軍活動を支援することになることが国会の論戦で明らかになりました。また、本法案はテロ根絶に逆行するものです。この6年間テロに戦争で対応してきたことが新たな憎しみと暴力を生み、アフガン情勢の泥沼化をつくり出してきております。報復戦争から和平への切りかえが今求められ、カルザイ大統領自身がテロリストでないタリバンを含む反政府勢力との政治的対話の道を模索し、米軍の空爆が障害になっているとしており、アフガン国会も軍事作戦の中止を決議しています。
福田首相は、我が国だけが脱落していいのか、日本の国益を預かる私はそのようには考えられない、国際社会で役割を果たしていないと肩身の狭い思いをするとし、法案の強行採決のため、国会の越年再延長という異常事態をつくり出しています。与党が会期再延長を強行した同じ14日には、アフガニスタン本土での韓国軍部隊195人全員が撤収を完了し、帰国しました。インド洋での海上阻止活動でもアフガン戦争開始直後の16カ国から現在は6カ国に減っています。米国の最大の同盟国である英国のブラウン首相でさえ、12日の議会でアフガン政府が行っている平和と和解のプロセスについて我々はその努力を支援していくと述べています。これらの動きを見れば、戦争支援に固執し、多数のアフガン市民の犠牲者を出している米軍の軍事掃討作戦を擁護する日本政府の態度がいかに世界の流れに逆行するかは明白であります。
8日、9日実施されたJNNの世論調査では、海上自衛隊の補給活動を再開する必要はないは50%で、再開すべきだ、42%を上回りました。新テロ特措法案を撤回し、テロを生む根本原因である貧困や飢餓、干ばつをなくし、教育を援助するなどアフガニスタンへの民生支援を抜本的に強化することこそ戦争の放棄、戦力及び交戦権の否認をうたった憲法9条を持つ日本がとるべき道であり、真の国際貢献であると思います。
見附市議会の皆様方にご理解をお訴えし、請願を採択してくださいますようお願いして討論といたします。
〇八木庄英議長 6番、小林伸一議員。
〔小林伸一議員登壇〕
〇小林伸一議員 ただいま議題となっております請願第4号 新テロ特措法案を撤回し、アフガニスタンへの民生支援の強化を求める請願について、反対の立場で討論します。
政府は、テロ特措法にかわる補給支援活動特措法を国会に提出しました。この法律は、インド洋における海上自衛隊の補給活動の継続を可能とするものであります。G7各国を初めとした国際社会は、テロとの闘いの一環として不朽の自由作戦、海上阻止活動、国際治安支援部隊、地方復興チームなどの活動を行っており、我が国はこれらの活動の中で唯一海上阻止活動に参加し、各国の艦船に燃料や水を補給しております。海上阻止活動は、アルカイダやタリバンなどのテロリスト勢力による人員、武器、資金などの移動を取り締まるものであります。世界の多くの国々が参加しているテロとの闘いの中で、我が国だけが脱落するようでは国際社会の一員として責任を果たすことができなくなり、日本の国際的信用が大きく損なわれることとなります。
以上のことから新テロ特措法案の撤回とアフガニスタンへの民生支援の強化について、本市議会から国に対し意見書を提出してほしいという本請願に対し、反対の討論といたします。
議員各位の賛同よろしくお願いいたします。
〇八木庄英議長 これにて討論を終結します。
これより請願第4号を起立により採決します。
本請願に対する委員長の報告は不採択とすべきものであります。
したがって、原案について採決します。
本請願を採択することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
〇八木庄英議長 起立少数であります。
したがって、請願第4号は不採択と決定しました。
日程第3、議第102号 人権擁護委員候補者の推薦について
〇八木庄英議長 日程第3、第102号議案を議題とします。
提案理由の説明を求めます。
久住市長。
〔久住時男市長登壇〕
〇久住時男市長 議第102号 人権擁護委員候補者の推薦についてご説明申し上げます。
現委員の岩崎昭文さんの任期が来年の3月31日で満了します。岩崎さんには引き続きお願いしたいところではございますが、本人より辞退の申し出がありましたので、後任といたしまして、村田陸泰さんを人権擁護委員候補者として推薦したいと考えております。
村田さんは、田上中学校校長、与板小学校校長を歴任され、教育者として誠実で意欲的な方でおられます。現委員の任期までまだ日数がありますが、法務大臣への推薦の日程上、次の議会では間に合いませんので、今回提案させていただきました。
よろしくお願いいたします。
〇八木庄英議長 お諮りいたします。
ただいま議題となっております第102号議案 人権擁護委員候補者の推薦については、これを適任とすることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇八木庄英議長 ご異議なしと認めます。
したがって、第102号議案 人権擁護委員候補者の推薦については、これを適任とすることに決定しました。
日程第4、発議第 9号 平成20年度政府予算において、消費税の税率引き
上げを行わないことを求める意見書の提出について
発議第10号 道路整備財源の制度堅持に関する意見書の提出につ
いて
〇八木庄英議長 日程第4、発議第9号及び発議第10号の2件を一括して議題とします。
議案ごとに提案理由の説明を求めます。
まず、発議第9号、16番、井上議員。
〔井上慶輔議員登壇〕
〇井上慶輔議員 お手元に配布してあります発議第9号 平成20年度政府予算において、消費税の税率引き上げを行わないことを求める意見書につきまして、提出者としてご説明申し上げます。
勤労世帯の収入は年々減少し、平成18年分の年間収入が200万円以下の人が1,000万人を超え、生活保護世帯は過去最多となり、貧困の拡大が深刻な社会問題となっています。
こうした中での消費税増税は、勤労者から年金生活者など、子供からお年寄りまであらゆる階層の人の消費に課税を行うことになり、家計を直撃し、買い控えなど個人消費の減退を招き、景気の悪化を深刻にします。また、税率引き上げは、消費税の転嫁ができず赤字でも納税せざるを得ない中小企業の営業悪化に拍車をかけ、地場産業・地域経済の後退が懸念されます。
さらに、中規模自治体では消費税率1%の引き上げによって、普通建設事業費や消費的経費などに上乗せされる消費税増税分による歳出増が2億円から3億円程度見込まれ、地方自治体の歳出が増大し地方自治体財政を圧迫する一因ともなります。
よって、政府におかれては、住民、中小企業の生活を守り、地方自治体歳出の増大を行わないため、平成20年度政府予算において消費税税率の引き上げを行わないよう、内閣総理大臣あてに意見書を提出するものであります。
議員各位のご賛同をよろしくお願いします。
〇八木庄英議長 次に、発議第10号、10番、浅野議員。
〔浅野三夫議員登壇〕
〇浅野三夫議員 お手元に配布してあります発議第10号 道路整備財源の制度堅持に関する意見書につきまして、提出者としてのご説明申し上げます。
道路は、住民の生活や経済・社会活動を支える最も基礎的な社会資本であり、少子・高齢化が進展する中、地域の自立・競争力の強化を図るためには、地方が必要とする道路の整備を計画的かつ迅速に進める必要があります。
本市においても慢性的な渋滞の対策及び交通事故対策、生活幹線道路ネットワークの形成や通学路の交通安全の向上などの課題を抱えており、安全で安心な地域を支える道路にはほど遠い状況であります。
こうした中、道路整備の財源を確保するために制定されている「道路整備費の財源等の特例に関する法律」、「租税特別措置法」等の関係法令が本年度末に改正時期を迎えますが、これらの特例措置が維持されない場合には、高規格道路ネットワークの整備のみならず、地域独自の課題に対応するために整備が進められている道路事業にも大幅な遅れが生じ、地域住民の日常生活の安全性や利便性の確保に重大な問題が生じます。
よって、国会並びに政府におかれては、地方の道路整備に重大な支障が生じることのないよう、本年度末に期限を迎える関係法令を確実に成立させ、現行の暫定税率を維持するよう、内閣総理大臣ほか関係大臣及び衆参両院議長あてに意見書を提出するものであります。
議員各位のご賛同よろしくお願い申し上げます。
〇八木庄英議長 これより一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔発言する者なし〕
〇八木庄英議長 これにて質疑を終結します。
お諮りいたします。ただいま議題となっております発議第9号及び発議第10号の2件については、会議規則第37条第3項の規定によって、委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇八木庄英議長 ご異議なしと認めます。
したがって、発議第9号及び発議第10号の2件については、委員会の付託を省略することに決定しました。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇八木庄英議長 これにて討論を終結します。
これより発議第9号及び発議第10号の2件を一括して採決します。
本案は原案のとおり決定することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇八木庄英議長 ご異議なしと認めます。
したがって、本案は原案のとおり可決されました。
〇八木庄英議長 以上で本日の日程は全部終了しました。
これにて平成19年第4回見附市議会定例会を閉会します。
午前10時46分 閉 会