平成16年第1回(3月)見附市議会定例会会議録(第1号)
 

議事日程 第1号
平成16年3月5日(金曜日) 午前10時開会
諸般の報告
第 1  会議録署名議員の指名について
第 2  会期の決定について
第 3  市町村合併調査特別委員会報告
議第10号  専決処分について(新潟県交通災害共済組合の解散について)
議第11号  専決処分について(新潟県交通災害共済組合の解散に伴う財産処分について)
議第12号  専決処分について(新潟県交通災害共済組合規約の変更について)
議第13号  専決処分について(新潟県自治会館管理組合の解散について) 
議第14号  専決処分について(新潟県自治会館管理組合の解散に伴う財産処分について)
議第15号  専決処分について(新潟県自治会館管理組合規約の変更について)
議第16号  専決処分について(新潟県消防団員等公償組合の解散について)
議第17号  専決処分について(新潟県消防団員等公償組合の解散に伴う財産処分について
議第18号  専決処分について(新潟県消防団員等公償組合規約の変更について) 
議第19号  専決処分について(新潟県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増加及び新潟県市町村総合事務組合規約の変更について)
  議第20号  専決処分について(平成15年度見附市介護保険事業特別会計補正予算(第2号))
第 4 新年度施政方針
第 5  議第 1号  平成16年度見附市一般会計予算
第 6 議第 2号 平成16年度見附市国民健康保険事業特別会計予算
議第 3号 平成16年度見附市老人保健事業特別会計予算
議第 4号 平成16年度見附市介護保険事業特別会計予算
議第 5号 平成16年度見附市下水道事業特別会計予算
議第 6号 平成16年度見附市農業集落排水事業特別会計予算
第 7 議第 7号 平成16年度見附市水道事業会計予算
議第 8号 平成16年度見附市ガス事業会計予算
議第 9号 平成16年度見附市病院事業会計予算 
第 8 議会選第1号 刈谷田川水防事務組合議会議員の選挙について

本日の会議に付した事件
 議事日程と同じ
出席議員(20人)
  1番   辺  見  雅  信   2番   亀  田     満
3番 小  林  伸  一 4番 久  住  裕  一
5番 浅  野  三  夫 6番 山  田  武  正
7番 佐 々 木  志 津 子 8番 星     賢  一
9番 小  林  繁  男 10番 渡  辺  み ど り
11番 高  橋  清  治 12番 伴  内  勝  栄
13番 八  木  庄  英 14番 岩  崎  録  衛
15番 北  村  明  夫 16番 井  上  慶  輔
17番 関     一  二 18番 佐  藤  数  幸
19番 野  本  千  晴 20番 田  崎  武  雄

欠席議員(なし)
説明のため出席した者
  市     長   久   住   時   男
助     役 山   本   俊   一
収  入  役 林       保   弘
企画調整課長 磯   部   七   郎
総 務 課 長 徳   橋   和   之
市 民 課 長 大   関   泰   一
税 務 課 長 今   井   弘   志
農 林 課 長 兼
農 業 委 員 会
事 務 局 長
池   山   久   栄
商工振興課長 井   口   増   一
建 設 課 長 伊   藤   恒   彦
健康福祉課長 刈   谷       博
環境生活課長 田   伏       智
下 水 道 課 長 渡   辺   清   澄
会 計 課 長 斉   藤       勝
成人病センター
病 院 事 務 長
西   澤   裕   介
ガス水道局長 小   林   守   助
消  防  長 岡   村   勝   元
教 育 委 員 会
教  育  長
高   橋   孝   男
教 育 委 員 会
事  務  局
庶 務 課 長
星   野   明   洋
教 育 委 員 会
事  務  局
学校教育課長
吉   樂       悟
教 育 委 員 会
事  務  局
生涯学習課長
柳   原   哲   映
監 査 委 員
事 務 局 長
木 歩 士       保

事務局職員出席者
  事 務 局 長   佐   野   三   男
次     長 高   橋   和   徳
副  参  事 三   沢   信   幸


               午前10時00分  開会及び開議
伴内勝栄議長 これより平成16年第1回見附市議会定例会を開会します。
  現在の出席議員20人全員であります。
  これより本日の会議を開きます。
                                            

諸般の報告
伴内勝栄議長 最初に、諸般の報告をします。
  まず、監査委員から提出された例月出納検査結果報告書、定期監査結果報告書及び財政的援助団体等監査結果報告書並びに市長から提出された指定専決にかかわる損害賠償額の決定及び和解についての報告書については、その写しを議案とともに配布しておきましたので、ご了承願います。
  次に、市長から本定例会の追加議案として第49号議案、第50号議案、第51号議案が提出されましたので、お手元に配布してあります。
  次に、一般質問についてでありますが、別紙事件表のとおり井上議員外8人から通告がありましたので、それぞれ関係機関へ通知しました。
  次に、本定例会での説明のため、市長を初め関係者の出席を求めました。
  次に、本定例会において議場内での撮影の申し出がありましたので、これを許可いたしました。
  以上をもって諸般の報告を終わります。
                                            

日程第1、 会議録署名議員の指名について

伴内勝栄議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
  会議録署名議員は、会議規則第80条の規定によって、18番、佐藤議員及び19番、野本議員を指名します。
                                            

日程第2、 会期の決定について

伴内勝栄議長 日程第2、会期の決定についてを議題とします。
  お諮りいたします。本定例会の会期は、本日から3月19日までの15日間としたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
伴内勝栄議長 ご異議なしと認めます。
  したがって、会期は本日から3月19日までの15日間と決定しました。
                                            

日程第3、 議第10号  専決処分について(新潟県交通災害共済組合の解散について)
議第11号  専決処分について(新潟県交通災害共済組合の解散に伴う財産処分について)
議第12号  専決処分について(新潟県交通災害共済組合規約の変更について)
議第13号  専決処分について(新潟県自治会館管理組合の解散について)
議第14号  専決処分について(新潟県自治会館管理組合の解散に伴う財産処分について)
議第15号  専決処分について(新潟県自治会館管理組合規約の変更について)
議第16号  専決処分について(新潟県消防団員等公償組合の解散について)
議第17号  専決処分について(新潟県消防団員等公償組合の解散に伴う財産処分について)
議第18号  専決処分について(新潟県消防団員等公償組合規約の変更について)
議第19号  専決処分について(新潟県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増加及び新潟県市町村総合事務組合規約の変更について)
議第20号  専決処分について(平成15年度見附市介護保険事業特別会計補正予算(第2号))
伴内勝栄議長 日程第3、第10号議案から第20号議案までの11件を一括して議題とします。
  議案ごとに提案理由の説明を求めます。
  まず、第10号議案から第19号議案まで、総務課長。
               〔徳橋和之総務課長登壇〕
徳橋和之総務課長 議第10号から議第19号まで一括ご説明いたします。
  まず、議第10号から議第18号までの9件につきましては、新潟県自治会館に事務所を置く一部事務組合において、県内において市町村合併が進むことに伴いまして、市町村数の減少などによりまして事務の効率化が求められているため、市長会、町村会での協議の結果、新潟県市町村総合事務組合を設立いたしまして、組合解散についてそれぞれの組合の共同処理する事務、解散する組合の事務の承継について定めてございます。この組合規約につきましては、昨年の12月定例市議会において議決いただいたところでございます。このため、平成16年2月29日で解散することとなった3組合の組合の解散について、組合の解散に伴う財産の処分について、それから組合規約の変更について、総務大臣への申請及び許認可の日程的な関係から、平成16年2月2日付で専決処分させていただきましたので、ご承認をお願いするものでございます。
  まず、議第10号でございますが、新潟県交通災害共済組合の解散についてであります。別紙専決第1号のとおり平成16年2月29日で解散することとし、平成16年2月2日で専決させていただきました。
  次に、議第11号につきましては、解散に伴う財産処分についてでございます。別紙専決第2号のとおり解散に伴う財産処分を関係地方公共団体の協議の上に定めるものといたしまして、次のページの別紙のとおり解散する新潟県交通災害共済組合に属する財産は新潟県市町村総合事務組合に帰属する旨規定したものでございます。
  次に、議第12号 組合規約の変更についてでありますが、別紙専決第3号のとおり事務の承継について附則第2項といたしまして、組合の解散に伴い新潟県市町村総合事務組合がその事務承継をする旨規定したものでございます。附則において施行日を規定したものでございます。
  次に、議第13号 新潟県自治会館管理組合の解散についてでございますが、別紙専決第4号のとおり解散について平成16年2月2日付で専決処分をさせていただきました。
  次に、議第14号は解散に伴う財産の処分でございまして、別紙専決第5号のとおり関係地方公共団体の協議の上別紙のとおり定めたものでございます。
  次に、議第15号 組合規約の変更についてでありますが、別紙第6号のとおり附則第2項といたしまして事務の承継について規定したものでございます。
  次に、議第16号 新潟県消防団員等公償組合の解散についてでございますが、本件につきましても組合の解散について専決処分をさせていただいたものでございます。
  次に、議第17号につきましても、解散に伴う財産処分について別紙専決第8号のとおり定めたものでございます。
  次に、議第18号につきましても、組合規約の変更についてでございますが、別紙専決第9号のとおり附則第2項といたしまして、事務の承継について規定したものでございます。
  次に、議第19号 専決処分についてでありますが、新潟県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増加及び新潟県市町村総合事務組合規約の変更についてでありますけれども、別紙専決第10号のとおり平成16年3月1日から新潟県市町村総合事務組合に佐渡市を加入させることとして、別紙規約の一部を変更する規約において関係する別表中に新たに佐渡市を加えるものでございます。附則におきまして、この規約は平成16年3月1日から施行するものと規定したものでございます。
  以上でございます。
伴内勝栄議長 次に、第20号議案、健康福祉課長。
               〔刈谷 博健康福祉課長登壇〕
刈谷 博健康福祉課長 議第20号 専決処分についてご説明申し上げます。
  かねて国に事業採択をお願いしておりました保険者の機能強化特別対策事業につきまして、事業採択の見通しが立ちましたので、2月20日付によりまして専決をお願いするものでございます。
  条文について説明申し上げます。平成15年度の見附市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)につきまして、第1条におきまして歳入歳出の総額を歳入歳出それぞれ1,000万円を追加いたしまして、総額を歳入歳出それぞれ21億8,800万円とするものでございます。
  事項別明細書でご説明申し上げますので、8ページをお願いいたします。1款総務費、1項1目一般管理費、説明欄の1,000万円の増につきましては、説明欄に保険者の機能強化特別対策事業といたしまして1,000万円を計上したものでございます。この事業につきましては、現在実施しております健康運動教室の事業をこちらの方に振りかえて実施するということで、消耗品として9万円、それから備品購入、エアロバイク等でございますけれども、760万円を計上し、また一般会計で見ておりました介護予防の健康関連のコンサルティング事業委託料につきまして、こちらに組みかえて実施するということで補正をお願いするものでございます。
  次に、歳入についてご説明を申し上げたいと思います。6ページをお願いいたします。4款国庫支出金、2項3目介護保険事業費補助金1,000万円の増につきましては、先ほど歳出でご説明申し上げましたが、全額国の補助事業ということで給付金として1,000万円を計上したものでございます。
  以上で説明を終わらせていただきます。
伴内勝栄議長 これより議案ごとに質疑に入ります。
  まず、第10号議案に対して質疑はありませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
伴内勝栄議長 次に、第11号議案に対して質疑はありませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
伴内勝栄議長 次に、第12号議案に対して質疑はありませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
伴内勝栄議長 次に、第13号議案に対して質疑はありませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
伴内勝栄議長 次に、第14号議案に対して質疑はありませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
伴内勝栄議長 次に、第15号議案に対して質疑はありませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
伴内勝栄議長 次に、第16号議案に対して質疑はありませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
伴内勝栄議長 次に、第17号議案に対して質疑はありませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
伴内勝栄議長 次に、第18号議案に対して質疑はありませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
伴内勝栄議長 次に、第19号議案に対して質疑はありませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
伴内勝栄議長 次に、第20号議案に対して質疑はありませんか。
  18番、佐藤議員。
               〔佐藤数幸議員登壇〕
佐藤数幸議員 平成15年度の介護保険事業特別会計のご説明がありましたが、備品費760万円についてお尋ねいたします。
伴内勝栄議長 健康福祉課長。
               〔刈谷 博健康福祉課長登壇〕
刈谷 博健康福祉課長 お答えいたします。
  備品購入費の内訳でございますけれども、エアロバイク、それから筋肉トレーニング用のマシン、これらについて今後、今回の当初予算の方にも盛ってございますけれども、事業を拡大することによりまして、購入しておくというものでございます。
  以上でございます。
伴内勝栄議長 これにて質疑を終結します。
  お諮りいたします。ただいま議題となっております第10号議案から第20号議案までの11件については、会議規則第37条第2項の規定によって委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
伴内勝栄議長 ご異議なしと認めます。
  したがって、第10号議案から第20号議案までの11件については、委員会の付託を省略することに決定しました。
  これより討論に入ります。討論はありませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
伴内勝栄議長 これにて討論を終結します。
  これより第10号議案から第20号議案までの11件を一括して採決します。
  本案は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
伴内勝栄議長 ご異議なしと認めます。
  したがって、本案は原案のとおり承認されました。
                                            

日程第4、 新年度施政方針
伴内勝栄議長 日程第4、新年度施政方針に入ります。
  久住市長。
               〔久住時男市長登壇〕
久住時男市長 本日ここに、平成16年3月市議会定例会が開催されるに当たり、市政運営に臨む私の姿勢と所信の一端を申し上げますとともに、平成16年度当初予算案の重点施策など、その概要をご説明申し上げます。
  さて、ご承知のとおり昨年10月から11月にかけて実施しました市町村合併に関する市民アンケートでは、長岡地域での合併に反対する意見が賛成を3.6倍もの大差で上回りました。
  私はこの結果を「見附市は自律の道を歩むべき」との市民の明確な意思表示であり、また責任ある選択であると考えこれを尊重し、このたびの長岡地域での市町村合併には参加しないことを決断いたしました。
  一方、地方分権の御旗のもと、国は地方交付税の見直し、補助金の削減、さらに税源移譲を織り込んだ、いわゆる「三位一体改革」を大きく打ち出しています。これは、地方に対して財政上の制約をこれまでにも増して強く意識させるものであり、今後の地方自治体は、その財源をみずからの努力や判断そして責任において確保していかなければ、自治体の存続そのものが立ち行かなくなることを示しております。
  見附市におきましても、現在の経済情勢などを背景に、市税を初め歳入全体で大幅な減収が予想され、その財源不足は非常に深刻な事態となっております。
  こうした中で今、市民の皆様からご理解をいただかなければならないのは、私たちがこれから歩もうとしている道のりは、それは想像以上につらく険しいものになると言わざるを得ないということであります。見附市が自律し生き残っていくためには、これまでの手法や考え方だけでは到底通用いたしません。一人一人にこれまで以上の覚悟と知恵が必要となってくるのであります。
  あれもこれもと行政がすべてを行うことはできません。個別の市民ニーズと、それに対応する行政の立場をしっかりとわきまえるとともに、市が行っているあらゆる事務事業についてその必要性や効果を再点検しゼロからの見直しを行います。
  さらに、自律を着実に進めていける組繊、そして市民との協働のまちづくりの実現に向けて必要な仕組み、それらを早急に確立するため、行政みずから変革を恐れることなく、この4月の第1弾を皮切りに市役所の組織・機構改革を断行し、市民にわかりやすく、かつ効率的な組織体制を築いてまいります。
  また、現行の行政サービスの質を維持した中で、いかに低コストで事業を行うことができるか、それを徹底的に検証し努力していく。これは当然のことではありますが、その一方で、それらが、今後も行政つまり官が担うべきものであるのか、あるいは民の力つまり民間の経営能力や技術的能力にゆだねるべきものではないか、そうした観点からも、一つ一つ問題点を洗い出していきたいと考えております。
  さらに、各種公共料金の見直しや、これまで原則無料としていた公共施設使用料の有料化を検討するとともに、市税などの滞納に適切に対処するための徴収体制を強化することなどにより、受益者負担の公平性の確保と適正化を図ってまいります。
  また、情報は市民と行政との信頼関係のかけ橋であり自治の原動力でもあります。情報の共有なくして協働は生まれず健全な自治は育たないのであります。私は、あらゆる機会をとらえて市民の皆様と語り合い、情報公開を通して施策の透明性を確保するとともに、市民のやる気、発想の芽を大切にいたします。そして、大きな可能性を秘めたユニークな挑戦や事業意欲を持った方々を積極的に応援してまいります。
  市町村合併をめぐって決断の年となった本年度。迎える平成16年度は自律に向けた新たなスタートであり行動と実行の年であります。そして、見附市が掲げる自律のまちづくりとは、市民と行政が一体となって自分たちで行動を起こし、その行動にみずから責任を持つ、そして元気で活力あるまちを築き上げることであると考えます。
  この自律のまちづくりに向け、4月には市民代表委員を交えた自律推進会議を立ち上げ、自律に関する重要事項についての検討を始めます。その議論を受け私は、当面の緊急課題としての自律推進プログラムを速やかに策定し市民の皆様にお示しいたします。また、同じく平成16年度には、より長期的な視点に立ったまちづくりの指針である第4次総合計画の策定作業のスタートも控えており、見附市の将来像を描く上で非常に重要な1年となることは間違いありません。
  私が政策を判断する際の基準、それはただ一つであります。市民が元気になるものであるかどうか、それに尽きます。そして目指すのは、見附市に住むことに愛着と誇りを感じ一生暮らしたいと思えるようなまちにしたいということであります。
  まちへの愛着と誇り、これは市民と行政、市民と市民が一緒になって汗を流し、まちづくりの過程をともに歩むことによってこそ生まれるものだと確信しております。私は、このことをしっかりと肝に銘じ市政運営に全力を尽くす所存であります。
  平成16年度の予算編成に当たりましては、健全財政の確保を前提に、節減・合理化の徹底を図るとともに、第3次見附市総合計画に基づき予算の重点配分を行いました。地味であっても着実に市民の暮らしを支える施策を充実させるとともに、地域間競争を生き抜くための将来を見通したアピール度の高い政策も積極的に取り入れていく、そうしたバランス感覚が現代のような先の見えない時代における行政経営の基本であると考えます。
  以下、重点施策に基づく予算等の大綱について申し上げます。
  最初に、都市基盤の整備、調和のとれた住みよいまちづくりについてであります。
  利便性の高い道路交通体系の整備は、産業の活性化はもちろん日常生活を営んでいくために重要な役割を果たしており、地域の均衡のとれた発展をもたらす基本的な都市基盤であるといえます。
  市街地と見附駅を結ぶ本所線、市街地と葛巻小学校を結ぶ葛巻反田線の継続2路線については、新年度を完成年度として整備を進めてまいります。また、今町田井線も田井椿沢地区と国道8号線を結ぶ幹線道路として引き続き整備してまいります。
  そして、平成15年度完了事業として整備しました下鳥新潟線の延長道路として、新たに下鳥新潟2号線を単年度で整備し新潟小学校への通学路としての安全確保を図るほか、坂井柳橋線から国道8号線へのバイパスとなる坂井19号線は、平成18年度の完成を目指して整備に着手いたします。
  また、道路整備に当たっては、単に交通網の整備といった利便性だけでなく、町並みや景観、歩行者の安全といった視点も欠くことのできないところであります。
  交通量への配慮や歩行者への安全確保及び電柱等の地中埋め込み化を考えた県道の整備事業として継続して取り組んでおります、都市計画街路事業の本町葛巻線、大川端線や見附下新町線並びにバリアフリー事業としての県道改良事業につきましても、引き続き県と協力して整備を行ってまいります。
  一方、昨年行いました循環バス実証実験を踏まえ、既存の公共輸送機関を有効利用し交通弱者の移動手段を確保するため「コミュニティバス」の運行を実施いたします。そして、公共的な施設や商業地域を結ぶことにより、中でも高齢者の方々から、もっと外に出てもらい町中を楽しんでいただけるような、そうした住みよいまちづくりに努めてまいります。
  次に、産業の振興、活力ある豊かなまちづくりについてであります。
  夢や希望を託すことのできる元気なまちづくりを推進するには、その経済基盤となる産業の振興は欠かせません。
  我が国経済の最近の状況を見ますと、一部経済指標において緩やかながら回復に向かいつつあるといった見方がふえてきたようであります。しかしながら、当市の景気浮揚といったところまでには至っておらず、まだまだ実感できていないというのが実情だと思われます。
  加えて、地域経済におきましても、この低迷からいつ抜け出せるのかといった不安の中にあるのが、地場産業に携われる方々のお気持ちであるとの認識を持っております。
  このような状況下でありますが、ありがたいことに、県営中部産業団地にまた新たな企業進出が予定されており、産業構造の多様化と雇用の拡大に一段と明るさが見えてきたところです。今後も、雇用の場の確保を市政の最重要課題の一つと位置づけ、そのためにも、県営中部産業団地に新しい企業を誘致することに全力を傾ける決意であり、今年度で期限の切れる企業誘致助成制度を1年間延長し、県と連携をとりながら、積極的に優良企業誘致に取り組んでまいります。
  また、地元が主体となって繊維産業の再生を図ることを目的とした「地場産業振興アクションプラン事業」につきましても、3年目を迎え引き続き県と共同歩調をとる形で支援を行っていきたいと考えております。そして先に述べたとおり、市民のやる気、発想の芽を引き出すことが大切であると考え、起業化に対する支援事業を新たに立ち上げ応援してまいりたいと思います。
  一方商店街の振興につきましても積極的な活動に対しては応援を惜しむものではありません。空き店舗対策や商店街イベント事業に対する補助を初め、見附産品を首都圏の消費者にPRし、その活性化を図っていく「地元産品販売促進支援事業」を引き続き行ってまいります。
  また今、農業を取り巻く環境が大きく変わろうとしております。米の生産が数量による生産調整への取り組み元年となる新年度ですが、魅力ある産業としての農業が確立できるよう、生産物の地域間における差別化や地消地産への取り組み等への支援を行ってまいります。
  第3に、生活環境の整備、快適で安心して暮らせるまちづくりについてであります。
  これまで、ごみの減量化やリサイクルの推進について、市民と一体となって取り組んでまいりましたが、残念ながら明確な効果を上げるまでには至っておりません。市民の委員を交え平成6年度から行ってきましたごみ問題検討懇談会での議論や他の自治体の取り組みと実績、あるいは、この1月に開催しました市民への説明会の状況などを踏まえた上で、ごみの発生を抑制するという大きな命題に向け、新年度10月から家庭ごみの有料化を導入することにいたしました。
  一方、身の回りの生活環境の中で、花や緑などの心に潤いを与えてくれる要素は、今後ますます求められてくると思われます。日々の暮らしにひとときの安らぎを与えてくれる、そうした身近な施設としての公園は、まちを一層魅力的なものにする大切なものであると考えます。
  元町の市民の森につきましては、昨年、一昨年と多くの方々のご寄附により、たくさんの桜の木を植えることができました。新年度も引き続き、心安らぐ憩いの公園となるよう市民の皆様と一緒に取り組み整備してまいります。また、県からその用地の提供を受けて整備いたします県営中部産業団地内の公園につきましては、一部植栽工事に着手いたしますが、見附の玄関口としてふさわしい公園整備を行いたいと思っております。
  さらに、これまで各課に分散していた緑化推進に関する取り組みを、新年度から一元化し景観という観点も加味し一体的に取り組んでいきたいと考えております。
  また、快適な生活環境には欠かせない下水道でありますが、現在整備を進めております双葉町、緑町及び熱田町地区の管渠整備が新年度でほぼ完了となります。今後、市街化調整区域への整備区域拡大のための事前調査に着手いたします。そのほか、農村地区の環境整備を図るための農業集落排水事業につきましては、上北谷地区がこの3月31日から一部供用を開始するほか、新年度には杉沢地区の管渠整備が完了する予定となっています。
  一方、冬期間の良好な生活環境を確保するための融雪施設の整備については、毎年、市民の皆様から要望が多く寄せられておりますが、その建設や整備に多大な費用がかかることはもちろん、その維持管理費についても年々増加傾向にあり、財政状況が厳しい中その対応に苦慮しております。そこで新年度においては、この事業が抱える問題点や各種情報を開示し、市民の方々を交えた自律推進会議などで検討した上、今後の融雪施設のあり方を考えてまいりたいと思います。
  第4に、保健・医療・福祉の充実、健康で心ふれあうまちづくりについてであります。
  例えば、産業団地に企業が進出する場合、そこで働く方々はもちろんのこと、そのご家族の存在も忘れてはなりません。企業にとって、見附市が住みよいまちであることは進出を決意する要因の一つであり、中でも子育てのしやすいまちづくりは重点課題であると考え積極的に取り組んでまいります。
  昨年、新町に設置しました子育て支援センターの利用者の声や潜在的なニーズの分析をもとに、もう一カ所一時保育やファミリーサポート等の機能も加えた子育て支援センターを開設いたします。
  また、公立保育園での延長保育の実施や民間委託による学童保育である放課後児童クラブの拡充など、子育て環境の整備に努めてまいります。
  さらに、運動・食生活・検診・生きがいの4つの面から市民の健康づくりを推進しているいきいき健康づくり事業でありますが、中でも健康運動教室においては、各地の自治体から視察が訪れるようになり、全国に誇れる事業となってまいりました。新年度は参加対象者を中年層にも拡大するとともに、参加者の増加に対応できるよう5カ所目の会場を整備し、市民の皆様にとってより身近で幅広い事業としていきたいと思っております。
  そして、食生活では新たな取り組みとして、体によい食材や調理技術などの観点で食生活改善の実証体験を実施いたします。市民から実際に体験前、体験後の成果を目に見える形で実感していただくことで、日常生活でも手軽に取り組める健康づくりとしての食生活改善事業を進めてまいります。
  一方、高齢者対策として、生きがいデイサービス事業や緊急通報装置の貸与、日常生活用具の給付など、引き続き支援をしてまいります。
  また、障害を持つ方々に対しましても、タクシーの利用助成や在宅介護見舞金支給などの市独自の支援を引き続き行っていきますとともに、現在、月見台にありますきらり作業所の作業環境改善のための移転に対し、支援を行いたいと考えております。
  第5に、教育・文化・スポーツの振興、個性と創造性を育てるまちづくりについてであります。
  まず、ここ数年、小学校や養護学校といった教育施設の老朽化に伴う建設事業に対し大きな投資をしてまいりましたが、ようやく本年度これらが一段落いたしました。新年度からは既存施設の維持保全に取り組んでまいりたいと思います。
  一方、未来を担う子供たちが1日の大半を過ごし大きく成長する学校生活においては、みずから学び、考え、そして生きる力をはぐくむことが求められております。こういったことを支援するため、市独自の事業としてわくわく見附アクションプランやドリームアクション推進プランなどの実施に取り組み、子供たちが毎日生き生きと学校生活が送れるよう応援してまいります。
  また、専門知識のある指導主事を配置し見附市独自の取り組みとして実施しております幼児教育の充実についても、幼児期における教育の重要性を考慮し幼稚園や保育園、小学校との連携・交流を図りながら、引き続き支援してまいります。
  そのほか、学校生活などの悩みを打ち明け解決策を導き出してあげられる心の教室相談員の配置や、不登校児童・生徒への適応指導などを行うすこやかルームの設置や訪問指導事業も、引き続き継続いたします。
  一方、自由な発想のできる創造性豊かな人材を育てることは、あすの見附市を築いていくためには欠かせないことであります。
  そのような人材の育つ環境を整えていくことも行政の責務であると考え、生涯学習の場の提供や指導者の育成・確保についても支援してまいりたいと思います。その一環として現在、全国の上位レベルに位置するソフトテニスのジュニア選手育成に対し、平成21年度に開催される新潟国体を視野に入れ、息の長い取り組みとして支援をしていきたいと考えております。
  最後に、これからのまちづくりは、市民の皆様との協働なくしてなし得るものではありません。そのためには、行政の取り組みや考え方をわかりやすく伝え、情報を共有することで、信頼される行政をつくり上げていくことが重要であると考えております。そこで新年度から、まちづくりへの市民参加を一層推進するため、まちづくり課を新たに設置いたします。そして、地域課題の解決や夢の実現に意欲を持つ市民が名乗りを上げ、まちのあちこちで新しいチャレンジが始まる、こうした積極的な市民の行動を大いに支援していきたいと思っております。
  以上、市政運営の五つの柱を中心に主な施策についてその概要を申し上げました。
  平成16年度の一般会計は133億4,000万円、5特別会計と3企業会計を含めた予算総額は311億5,900万円で、本年度に比べてマイナス5.7%の予算編成を行いました。
  地方分権の時代、厳しい財政状況のもとで、各自治体は都市の魅力アップのため懸命に知恵を絞っています。そうした激しい地域間競争の中で生き残っていくには、今ある地域資源を再評価することと同時に、既成概念を取り払い新たな魅力となり得るものを発掘し、広くPRしていくことが必要であります。
  私は、決して変革から目を背けません。そして、常に行動します。各地で同様に自律の志を立て懸命の努力を行っている自治体の知恵にも学びながら、一刻も早く自律の道筋を市民の皆様に示したいと思っております。
  そして、自律の道を選択した見附市民の、その勇気と期待にこたえるべく、これまで以上に力を合わせ、このまちに最もふさわしい将来像を描いていきたいと決意をいたしております。
  ここに、議員並びに市民各位のご理解とご協力をお願い申し上げ、平成16年度の市政運営に臨む私の所信表明といたします。ありがとうございました。
伴内勝栄議長 以上をもって市長の新年度施政方針は終わりました。
  10時55分まで暫時休憩いたします。
               午前10時39分  休 憩

                                            
               午前10時53分  開 議
伴内勝栄議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                            

日程第5、 議第1号  平成16年度見附市一般会計予算
伴内勝栄議長 日程第5、第1号議案を議題とします。
  提案理由の説明を求めます。
  企画調整課長。
               〔磯部七郎企画調整課長登壇〕
磯部七郎企画調整課長 議第1号 平成16年度見附市一般会計予算について説明申し上げます。
  予算書の1ページをお願いします。条文第1条、歳入歳出予算の総額をそれぞれ133億4,000万円と定めるものでございます。
  第2条、債務負担行為及び第3条地方債につきましては、後ほど6ページで説明いたします。
  第4条では、一時借入金の最高額を15億円と定めております。
  第5条は、歳出予算の流用を定めております。
  次に、6ページをお願いします。第2表、債務負担行為でございます。記載のとおり各種貸付金に対する損失補償契約及び土地開発公社の借り入れに対する債務保証を行うため、それぞれ期間と限度額を設定するものでございます。
  第3表の地方債につきましては、事業別の起債計画でありまして、それぞれの限度額、起債の方法、利率等を定めたものでございます。
  次に、歳入歳出予算について、歳出から説明いたします。44ページお願いします。1款議会費につきましては、説明欄に記載のとおり議員報酬及び職員給与費並びに議会運営に要する経常的経費でございます。
  次のページをお願いします。2款総務費、1項総務管理費につきましては、給与費を初めとする一般行政経費のほか、県営産業団地の分譲経費、また新規事業として自律推進対策経費、総合計画策定準備経費、地域行政ネットワーク調査費、新設する市民交流センターの管理運営経費などの所要額を計上しております。
  70ページをお願します。2項徴税費以下、74ページの3項戸籍住民基本台帳費、76ページの4項選挙費、82ページの5項統計調査費、84ページの6項監査委員費、これらにつきましてはそれぞれ所要経費を計上いたしております。
  次に、86ページをお願いします。3款民生費でございます。1項社会福祉費につきましては、障害者対策、高齢者福祉などの所要経費でございます。なお、特別会計への繰出金として国民健康保険事業へ1億7,800万円、老人保健事業へ2億6,300万円、介護保険事業へ3億2,800万円をそれぞれ計上しております。
  102ページをお願いします。2項児童福祉費でございます。子育て支援センターの増設及び保育時間の延長など幼児、児童の育成支援策を充実しております。
  110ページをお願いします。3項生活保護費は、各種の扶助費でございます。
  次の112ページをお願します。4款衛生費でございます。1項保健衛生費につきましては、各種検診や予防接種に要する経費、乳幼児医療費助成費、老人保健事業費などを計上しております。また、重要施策としておりますいきいき健康づくり事業につきましては、健康運動教室の拡充と食生活の観点からの施策を充実することとしております。なお、病院事業会計への繰出金は2億6,180万円であります。
  126ページをお願いします。2項清掃費につきましては、ごみ処理に要する諸経費のほか家庭ごみの有料化に伴う関連経費を計上しております。
  134ページをお願いします。5款労働費でございますが、雇用対策経費と勤労者家庭支援施設ふぁみりあの事業経費を計上しております。
  140ページをお願いします。6款農林水産業費でございます。1項の農業費につきましては、水稲作付の数量調整事業やトップブランド新潟米推進事業などの農業振興費のほか、ほ場整備等農地の基盤整備関連事業費を計上しております。また、農業集落排水事業特別会計へは1億1,500万円を繰り出すこととしております。
  152ページをお願いします。2項林業費につきましては、林業振興対策と継続の林道開設事業を計上しております。
  次に、158ページをお願いします。7款商工費でございます。商工業の振興対策といたしまして、繊維関係の地場産業振興アクションプラン事業への支援、商店街の空き店舗対策支援、特産品の販売促進支援、各種制度融資の継続などに要する事業費を計上しております。また、県営産業団地への進出企業に対する特例優遇措置をさらに1年間延長して、企業誘致に弾みをつけることとしております。そのほか市内における活発なコミュニティー事業の発掘と育成を目指す起業化支援策も計上いたしております。
  次に、166ページお願いします。8款土木費でございます。1項土木管理費につきましては、管理諸経費と快適空間づくり事業に係る経費でございます。
  次の168ページでございますが、2項道路橋りょう費につきましては、事業区分ごとに箇所づけ資料を配布してございますので、後ほどごらんいただきたいと思います。
  180ページをお願いします。4項都市計画費には、本所線の街路事業費と県営街路事業負担金、市民の森整備費などを計上したほか、県営産業団地内の公園整備に着手することとしております。また、下水道事業特別会計への繰出金は12億2,500万円を計上しております。
  188ページをお願いします。5項住宅費でございますが、市営及び県営住宅の施設管理経費でございます。
  次の190ページ、9款の消防費でございます。消防救急活動に要する経費、水防、防災体制の維持運営に要する経費でございます。
  196ページをお願いします。10款教育費でございます。1項教育総務費につきましては、教育行政全体に係る一般管理的経費と理科教育センターなどの施設管理費を計上しております。
  208ページをお願いします。2項の小学校費及び214ページの3項の中学校費につきましては、小中学校の管理運営費とドリームアクションプランの推進、教育用コンピューターの設置など教育振興費を計上いたしております。
  220ページをお願いします。4項の特殊学校費は、見附養護学校の管理運営費でございます。
  224ページをお願いします。5項の幼稚園費は、就園奨励費補助金でございます。
  次の226ページお願いします。6項の社会教育費につきましては、生涯学習推進のための各種事業費や公民館、図書館、文化ホールなどの管理運営費を計上いたしております。
  246ページお願いします。7項保健体育費は、各種体育事業、健康づくり事業のための関係経費とスポーツ施設の管理費及び学校給食関係経費を計上しております。
  262ページをお願いします。11款災害復旧費は科目の設定のみでございます。
  次の264ページをお願いします。12款公債費は、前年度までに発行した市債の元利償還金と一時借入金の利子でございます。
  次の266ページでございます。13款諸支出金は科目の設定であります。
  次の268ページでございます。14款予備費といたしまして、例年ベースの額を計上いたしました。
  以上、歳出の説明を終わります。
  次に、歳入について説明いたします。戻りまして10ページをお願いいたします。1款市税につきましては、現行税条例に基づく算定額に収納率を勘案した収入見込額を計上したものでございます。
  次の12ページをお願いします。2款地方譲与税のうち1項所得譲与税につきましては、国の三位一体改革に伴う税源移譲分として新設計上したものでございます。
  次のページの3款ですが、3款利子割交付金以下6款の地方消費税交付金、7款自動車取得税交付金、8款地方特例交付金、9款地方交付税、10款交通安全対策特別交付金につきましては、いずれも収入実績や地方財政計画を参考に計上したものでございます。なお、4款の配当割交付金、5款の株式等譲渡所得割交付金につきましては、関係法令改正に基づく新設科目でございます。
  次の16ページをお願いします。11款分担金及び負担金並びに12款使用料及び手数料につきましては、条例、規則等により、また実績を参考に計上しております。
  次の18ページをお願いします。13款国庫支出金、それから22ページの14款県支出金につきましては、いずれも歳出の該当事務事業に対する特定財源でございます。
  30ページをお願いします。15款財産収入につきましては、市有財産の貸付収入や各種基金の運用収入などを見込んだものでございます。
  34ページをお願いします。16款寄附金は、主に科目の設定であります。
  17款繰入金につきましては、それぞれ目的に応じて各基金から繰り入れするものでございます。
  次の36ページをお願いします。18款繰越金は例年ベースで計上いたしました。
  19款諸収入は、各種貸付金に係る元利収入と雑入が主なものでございます。
  最後に、42ページをお願いします。20款市債につきましては、冒頭条文で説明いたしました起債計画に基づいて計上したものでございます。
  以上で説明を終わります。
伴内勝栄議長 これより質疑に入ります。
  まず、1ページから43ページまでの条文及び歳入全款に対して質疑はありませんか。
               〔発言する者なし〕
伴内勝栄議長 次に、歳出の44ページから111ページまでの第1款議会費から第3款民生費までに対して質疑はありませんか。
               〔発言する者なし〕
伴内勝栄議長 次に、112ページから165ページまでの第4款衛生費から第7款商工費までに対して質疑はありませんか。
  10番、渡辺議員。
               〔渡辺みどり議員登壇〕
渡辺みどり議員 5款労働費についてお尋ねをいたします。
  135ページ、長引く不況や景気の低迷の続く中で、2月末の失業率は今も5%台にあると言われています。若者の雇用率も大変低いという現状で将来が憂えられるわけですが、見附市の現状での雇用状況、また失業率はどのようになっているかお尋ねをいたします。
  二つ目に、予算書説明欄におきます二つ目の雇用対策事業費についてですが、平成14年度、平成15年度ともこの項目はなく、平成16年度から新規の項目と考えます。これがどういう科目、事業になっているのかをお尋ねをいたします。
  それからもう一つ、161ページです。商工費についてお尋ねをいたします。制度融資事業費についてですが、これも長引く不況の中で本当に厳しい状況にあると思っています。市内の企業も体質が弱くなっていて、制度融資さえ借りられないという状況も見られると思うのですが、平成15年度の見込みとして企業倒産は見附市ではあったのでしょうか。あったとしたらその件数と規模等についてお聞かせをいただければと思います。まず、その3点お尋ねをいたします。
伴内勝栄議長 商工振興課長。
               〔井口増一商工振興課長登壇〕
井口増一商工振興課長 お答えいたします。
  まず、雇用情勢でございますけれども、見附市独自の数字はちょっと把握してございません。ただ、ハローワークの直近の数字では有効求人倍率が0.7と県平均を数ポイントですが、上回っている状況で、上向いてきているという感じを持っております。
  それから、雇用対策事業費でございますけれども、これにつきましては開館が予定されております市民交流センター内の一角に雇用情報コーナーを設けまして、現在商工振興課で行っております職業の相談業務を拡充してまいります。そのほか新鮮な雇用情報の提供ということで、インターネット等を活用した最新の雇用情報の提供、それから求人求職双方に関連いたします相互的な相談業務、こうしたものを展開していきたいと考えております。
  それから、もう一つ、最後になりますが、倒産というお話ですが、それにつきまして、私どもも具体的なものは把握してございません。一つ手がかりになるのは損失補償、この制度融資の制度でございますけれども、その損失補償に該当する件数が今回9件でございました。いずれも小規模なものでございますが、9件に上っております。平成15年度第3・四半期までの数字でございます。
  以上でございます。
伴内勝栄議長 渡辺議員。
               〔渡辺みどり議員登壇〕
渡辺みどり議員 関連してもう一点お尋ねをいたします。
  商工業関係では昨年の10月に国道沿いに大規模の小売商店ですか、みったが進出をして、その関係で今有効求人倍率が県平均より多少上回ったという関係があるのかどうかと考えるのですが、各商店街で売り上げの減少等が見られると思うのですが、そのあたりの雇用状況と、それから商店、商業への影響等が今年度末にどのようにあらわれるとお考えでしょうか。お尋ねいたします。
伴内勝栄議長 商工振興課長。
               〔井口増一商工振興課長登壇〕
井口増一商工振興課長 お答えいたします。
  大型店の出店に伴う雇用関係、それから商店街の影響ということでございますけれども、細かな数字はまだ把握しておりません。平成16年度に実施されます商業統計等によって数字が把握できるものと思っておりますが、このたびの大型店出店に伴いましてはパートの雇用と150人以上見附市の方々が雇用されておりますので、おっしゃるように、そうしたものも先ほど申し上げました有効求人倍率の原因になっているのではないかと思っています。
  そのほか商店街の影響なのですが、これも具体的に調査しておるわけではございませんけれども、商工会等で関係者の話し合いの中では、出店に伴ってそれほどの、例えば売り上げが極端に減少しているとか、そうした具体的な影響の話し合いはなかったと。それぞれお店によっても違うのでしょうけれども、思っていたような、そうした懸念されるような影響は出ていないと、こんなふうなお話し合いがなされたということを伺っております。
  以上でございます。
伴内勝栄議長 18番、佐藤議員。
               〔佐藤数幸議員登壇〕
佐藤数幸議員 3月議会に当たりまして市長の施政方針が述べられたわけでありますが、予算について若干お尋ねをいたします。今後委員会審査や11、12日に行われる一般質問などでも論議がされると思うのでありますが、その審議の前段で参考になるようにお尋ねをいたしたいと思います。
  市としては、当初から計画がありました旧ライオンドーの施設を利用して、市民交流センターという構想の中で、市民活動支援、青少年育成センター、子育て支援センター、いきいき健康づくりセンター、まちづくり課、まちの駅というものが入っておりますが、私がお尋ねしたいのは158ページの7款商工費、1項1目の商工総務費について、まちの駅事業費として861万5,000円が計上されております。それの中にまちの駅駅長謝金として280万円が人件費として計上されておりますし、また備品費として435万円が計上されております。まちの駅駅長さんというものは、どういう任務をやっていただくのか具体的にお聞かせをいただき、またこの駅長の適任者というのはどういうふうに考えて委託をされる予定なのかお尋ねをいたします。
  また、備品費の435万円は商品展示ケースのようなものになるのでありましょうか。ここら辺それなりの経費が必要でありますが、どういう考え方で予算を計上し、この投資効果というものはどのようにお考えになっておるかお尋ねをいたします。
伴内勝栄議長 久住市長。
               〔久住時男市長登壇〕
久住時男市長 お答え申し上げます。
  数字の詳細については後ほど担当から話をさせます。考え方だけのお答えにさせていただきたいと思います。今回の市民交流センターは見附市のインフォメーションセンターと、そこに行けば見附市の大体のことがわかる、そういうところを私どもまちの駅という形で情報発信したいと。特に駅長さんのことでございますが、見附市の例えば食べ物から産業から自然、そういうものに詳しく、またそういう体験を持っておられる方、そして外からの方々、訪問される方、そういう人たちに優しく接して、何でも見附市のことを知っておられる。そういう交流センター全体の人柄として象徴的にあらわれる、そういう方を私は公募して、求めていきたいと思っております。同じくまちの駅では、長岡市に市民センターというのございますが、その入り口に同じような形でお座りになって、声をかけていただいて、1日30回はあいさつする、こんにちはというふうに言ってもらう、その方のやはり持っている雰囲気が全体の中に生きているのだろうと思います。そういう人柄、そういう方をぜひその入り口に座っていただいて、見附市のことを語っていただくという方をここにお願いをしたいというふうに思っております。構想的にはそういうことでございます。数字については、また担当から話をさせていただきます。
  以上です。
伴内勝栄議長 商工振興課長。
               〔井口増一商工振興課長登壇〕
井口増一商工振興課長 それでは、市長の答弁を受けまして、備品類等についてご説明申し上げます。
  備品類の主なものにつきましては、市長も今申し上げられましたようにここが一つのインフォメーションの拠点になるということでございまして、見附市のまちの位置を示す地図情報ですとか、観光、物産あるいは産業、歴史、それから市民生活や市民活動など市民の日常生活の一端を、市民の皆さんはもちろんですが、見附市を訪れる来訪者の皆様にまちの駅駅長さんを通じてお伝えしていくと。そうした関係のパネル類の整備代としての備品費。それから、そのほかにはおいでになった方々がそこで少し休憩してくつろいでいただく。あるいはちょっとメモをしていただくとか、駅長さんからいろいろなことを聞いて語り合っていただく、そうした関係の休憩用のスツールなど、こうしたものが主なものになっております。
  以上でございます。
伴内勝栄議長 次に、166ページから第8款土木費以降全部に対して質疑はありませんか。
  18番、佐藤議員。
               〔佐藤数幸議員登壇〕
佐藤数幸議員 8款土木費、2項6目道路除雪費について、174ページ、175ページについてお尋ねをいたします。
  道路除雪費は、委託料として8,000万円、例年の額を計上されておりますが、ことしの降雪に対する除雪の状況と予算の執行状況について、まずお尋ねをいたします。8,000万円で大丈夫でしょうかということであります。
  次に、工事請負費として融雪施設工事費が3,400万円、箇所づけとして12件、融雪施設修繕工事費として3,000万円、11件という資料はいただいております。補助金として地元融雪井戸補助金1,500万円が計上されております。先ほどの市長の施政方針によりますと、融雪施設については、いろいろなデータ、今後の維持管理費などを検討しながら、端的に言えば見直していくという意味にとられることが述べられたわけでありますが、この地元融雪井戸1,500万円は私どもがいただいている資料には説明がありません。何カ所、どういう形で補助が出るのか。当初予算の編成の中でお聞きしているには、井戸の新設は残念ながら一本も計上できないということも伺っておりましたが、この1,500万円についてお尋ねいたします。
伴内勝栄議長 建設課長。
               〔伊藤恒彦建設課長登壇〕
伊藤恒彦建設課長 お答え申し上げます。
  ことしの除雪でございますが、1月、2月と2回ほど1週間降り続いたということで、今後はどうかなと思いましたが、幸いきょうも含めまして今のまま、このままいけば8,000万円の中でおさまると考えてございます。
  それから、2点目の地元井戸補助金でございますが、これは新設の井戸を掘る補助金ではなくて、既設井戸の修繕に対する補助金でございます。
  以上でございます。
伴内勝栄議長 佐藤議員。
               〔佐藤数幸議員登壇〕
佐藤数幸議員 修繕の何カ所をどのような事業量でというあたり、もう少し具体的にお聞かせください。
伴内勝栄議長 建設課長。
               〔伊藤恒彦建設課長登壇〕
伊藤恒彦建設課長 私ども今予定してございますのは、30カ所程度はできるのではないかと。修繕の内容といたしましては、例えば制御盤とか、それからポンプとかというようなものがこれから起こってくるものもありますので、そのことに対応したいと考えております。
伴内勝栄議長 10番、渡辺議員。
               〔渡辺みどり議員登壇〕
渡辺みどり議員 8款土木費、4項5目公園建設費についてお尋ねをいたします。
  185ページになります。中部産業団地公園工事費として1,000万円、それから公園設計委託料として200万円を予算で計上されております。市長の施政方針の中にもございましたように、産業団地の中の公園を見附市の玄関口として、また見附市というまちを他に認識をしていただく、そういう整備をしたいというお話であったかと思いますが、この委託はどういうところにされるのか。また、工事請負費としての1,000万円はどのような事業内容になるのか。それから、今市長が考えられている公園というのは、今後どういう規模の公園になり、全体の工事費はどのように考えておられるのか。施工年度、それから完成年度はどうなのか。また、当然維持管理費、ランニングコストがかかっていくわけですが、ここあたりはどのように見積もって、設計計画をしていかれるのか関連してお尋ねをいたします。
伴内勝栄議長 建設課長。
               〔伊藤恒彦建設課長登壇〕
伊藤恒彦建設課長 ご説明申し上げます。
  まず、今年度の予算でございますが、委託につきましては設計委託料ということで計上してございます。主なものはご案内のように公園の中央部に排水路がございます。その排水路の連絡橋等を現在考えておりまして、委託料を計上してございます。
  それから、工事請負費でございますが、1,000万円ということで計上させていただいてございますが、これにつきましては植樹等の基盤整備と高木、将来大きくなる木の植樹を考えております。おおむねその基盤整備の面積は約2,000平米ぐらいと考えております。
  それから、公園の規模でございますが、先ほど市長が述べましたように県から譲渡される面積が約2万平米でございます。その中で考えております。
  それから、建設コスト並びに維持管理コストというお話ございますが、現在建設コストの総額についてはまだ出ておりません。それから、維持管理費につきましても現段階では出ておりません。それで、この建設コスト並びに維持管理コストを求めるためには、当然今後私どもで考えているものを市民の皆さんに公表して、また市民の皆さんから意見を聞いて、それで最終の形のものをつくり上げていきたいと今考えておるところでございます。
  以上でございます。
伴内勝栄議長 渡辺議員。
               〔渡辺みどり議員登壇〕
渡辺みどり議員 大変しつこいようなのですが、建設コスト並びに維持管理コストは、今のところ設計段階でわからないということで考えていないということなのですが、全体規模としてどれぐらいの金額をつぎ込んだ公園として整備しようとされるのか。またその財源はどう考えておられるのか。今の段階で煮詰められた部分、また市長等との話し合いで市民に示す段階ではどこまで話を詰めているのかも含めてお尋ねをいたします。
伴内勝栄議長 建設課長。
               〔伊藤恒彦建設課長登壇〕
伊藤恒彦建設課長 お答えいたします。
  最終的には、先ほども申しましたように、これから市民の皆さんにご提案をし、そして一緒に考えて最終なものをつくっていきたいと思っていますが、一般的にでございますが、公園の整備につきましては、今見附市で行われている公園は大体1平米当たり2万円から3万円でございます。というのが一般的なコストになっているかと思います。その財源につきましては、都市計画公園として整備をしていきたいと考えております。都市計画公園という整備を行うことになりますと、国の都市公園整備事業を活用したいと今は考えております。
  以上でございます。
伴内勝栄議長 16番、井上議員。
               〔井上慶輔議員登壇〕
井上慶輔議員 10款教育費の海の家費についてお伺いします。
  昨年より129万5,000円増額されていますが、その中で施設管理業務委託料の390万2,000円、この内容についてお伺いします。
伴内勝栄議長 教育委員会庶務課長。
               〔星野明洋教育委員会事務局庶務課長登壇〕
星野明洋教育委員会事務局庶務課長 それでは、お答えいたします。
  昨年の7月から海の家におきましては、平日もオープンしております。それで、今いる支配人の補助員といいますか、支配人が毎日張りついておるわけにいきませんので、その支配人が休まれるときに雇用する人の人件費でございます。
伴内勝栄議長 井上議員。
               〔井上慶輔議員登壇〕
井上慶輔議員 補助員の委託料、補助員ばかりではなくて、支配人も含めたということで解釈をしていいわけですね。では、2人ないし3人とか、1人ではないということですね。
  宿泊になると4時からということになりますけれども、4時までぴっちり戸をあけないということがありますので、そのようなことで相当利用者から苦情がありますが、そういったことに対しての配慮はされておられるでしょうか。
伴内勝栄議長 教育委員会庶務課長。
               〔星野明洋教育委員会事務局庶務課長登壇〕
星野明洋教育委員会事務局庶務課長 お答えいたします。
  確かに昨年私どもにそういう苦情がございまして、その辺のことは柔軟な姿勢におきまして弾力的に運用してくれとその社員の方に申し伝えてありますので、その後はそういう話は聞いておりません。
  以上です。
伴内勝栄議長 これにて質疑を終結します。
  ただいま議題となっております第1号議案については、お手元に配布してあります議案付託表のとおりそれぞれ所管の常任委員会に付託します。
                                            

日程第6、 議第2号  平成16年度見附市国民健康保険事業特別会計予算
議第3号  平成16年度見附市老人保健事業特別会計予算
議第4号  平成16年度見附市介護保険事業特別会計予算
議第5号  平成16年度見附市下水道事業特別会計予算
議第6号  平成16年度見附市農業集落排水事業特別会計予算
伴内勝栄議長 日程第6、第2議案から第6号議案までの5件を一括して議題とします。
  議案ごとに提案理由の説明を求めます。
  まず、第2号議案及び第3号議案、市民課長。
               〔大関泰一市民課長登壇〕
大関泰一市民課長 議第2号 平成16年度見附市国民健康保険事業特別会計予算についてご説明申し上げます。
  予算書の295ページをごらんいただきたいと思います。条文第1条におきまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ30億900万円とするものでございます。
  第2条におきまして歳出予算の流用を定めております。
  次に、事項別明細書の歳出からご説明いたしますので、308ページをお願いいたします。歳出、1款総務費、1項1目一般管理費につきましては、国保事業に係ります一般的事務経費でございます。前年度と比較いたしまして367万6,000円の減額でございますが、この主なものは説明欄1の職員給与費446万円の減額が主なものでございます。
  次に、310ページをお願いいたします。2項徴税費でございます。保険税の賦課徴収に係る通常経費を計上したものでございます。
  次に、312ページ、3項運営協議会費は国保運営協議会に係ります経費を計上しました。
  314ページをお願いします。2款保険給付費、1項療養諸費でございますが、医療費の伸びは高どまりの状況にあります。前年度当初予算に比べて0.5%増の1,025万3,000円を増額して計上いたしました。
  次に、316ページをお願いします。2項高額療養費でございますが、高額療養費は横ばい傾向にありますので、前年度の実績を勘案し、前年度当初比0.1%減の1億8,000万円を計上いたしました。
  ページを飛びまして320ページをお願いします。4項出産育児一時金ですが、被保険者の出産に際して30万円を支給するもので、平成15年度と同じく40人分支給の予算を計上いたしました。
  次のページになります。5項葬祭費につきましても、被保険者の死亡に際し、1件5万円を支給するものです。これまでの支給実績を踏まえ、前年度より20人多い240人分、1,200万円を計上いたしました。
  324ページに移りまして3款老人保健拠出金、1項1目老人保健医療費拠出金でございますが、平成14年秋の老人医療制度改正などから保険者負担が若干軽減され、県の試算数値に沿い、前年度当初比マイナス6.4%の6億8,300万4,000円を計上いたしました。
  次ページの4款介護納付金でありますが、医療保険者が支払基金に納入する介護給付の納付金でございます。県提示の試算式によりまして、2億300万円を計上いたしました。
  328ページをお願いいたします。5款共同事業拠出金、1項1目高額医療費拠出金につきましては、1件70万円以上に及ぶ医療費、別名超高額医療と呼んでおりますが、これにつきましては全県の共同事業として行っているもので、国保連合会へ拠出するものでございます。平成16年度は過去2カ年の実績が多いことから、前年度より2,734万8,000円を増額して計上いたしました。
  330ページに移りまして、6款保健事業費につきましては、伸び続ける医療費の適正化や国保財政の安定化を図る上で、被保険者の健康の保持、増進のための予防対策、早期治療の推進に力を入れていかなければならない事業でありますので、人間ドック、脳ドックを実施するとともに、国の補助事業の活用を考えながら関連課と健康づくり講座等を開催するなど連携、協力を図ってまいりたいと思います。
  332ページの7款基金積立金以降につきましては、説明欄に記載のとおりでございますので、ごらんいただきたいと思います。
  続いて歳入についてご説明いたします。302ページをお願いいたします。歳入、1款国民健康保険税につきましては、長引く不況の中で税収の伸びは難しく、被保険者の増加を加味し、現段階で見込まれます保険税額を計上いたしました。なお、平成15年の被保険者の所得が確定次第、7月に本算定をいたしまして税額を見直すものでございます。
  次に、304ページをお願いいたします。3款国庫支出金、1項1目療養給付費等負担金につきましては、療養給付費及び老人保健拠出金、介護保険納付金の4割を国から負担金としていただくものでございます。同じく2目高額医療費共同事業負担金は、歳出でご説明いたしました70万円を超える超高額医療に対しまして、平成15年度途中から保険者拠出額の2分の1を国と県で負担していただくことになり、その金額を計上いたしました。
  2項1目保健事業等補助金につきましては、歳出の保健事業費に対します国の補助対象事業についての補助金でございます。
  2目財政調整交付金は、実績を勘案いたしまして現段階で見込める額を計上いたしました。
  4款療養給付費等交付金につきましては、退職被保険者等の療養給付費として支払基金から交付されるもので見込額を計上いたしました。
  5款県支出金、1項1目県負担金につきましては、今ほど国庫負担金で説明いたしました超高額医療に係る県負担分であります。
  2項1目国民健康保険事業交付金につきましては、県単の医療費助成に係る保険者の負担金として県から交付されるものでございます。
  6款共同事業交付金につきましては、超高額医療において基準を超えた支払いとなった場合、その一部が還付金として交付されるものでございます。
  続いて306ページに移りまして、8款繰入金、1項1目一般会計繰入金につきましては、基盤安定繰入金、職員給与費、出産育児一時金など、制度によりまして国、県、市から負担をしていただける見込額を計上いたしました。
  2項基金繰入金につきましては、準備基金の一部を取り崩し、歳入に繰り入れるものでございます。
  9款繰越金以降につきましては、説明欄記載のとおりでございますので、ごらんいただきたいと思います。
  以上で国保会計の説明を終わります。
  続きまして、議第3号についてご説明いたしますので、343ページをお願いいたします。議第3号 平成16年度見附市老人保健事業特別会計予算についてご説明申し上げます。条文第1条におきまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ38億2,100万円と定めるものでございます。
  次に、事項別明細書の歳出からご説明いたしますので、352ページをお願いいたします。歳出、1款総務費につきましては、人件費等の一般的経費を計上したものです。前年度比314万円の減額は、説明欄1にあります職員給与費の減357万7,000円と2の総務管理一般経費のうち委託料になりますが、レセプト増加によります共同電算処理委託料41万1,000円の増額が主なものでございます。
  354ページをお願いいたします。2款医療諸費、1項1目医療給付費につきましては、平成14年秋の制度改正によりまして、給付費は減少傾向にあり、平成16年度は前年度に比べマイナス1.7%程度になるものと思われますので、37億3,355万5,000円を計上いたしました。
  2目医療費支給費につきましては、コルセットなどの補装具の支給費及び平成14年秋の制度改正により、平成15年から実施しております自己負担限度額を超えた高額医療費に対する償還払いの費用を実績に基づいて計上いたしました。
  続いて、356ページの3款諸支出金につきましては、医療費交付金の返還が生じた場合の科目設定でございます。
  次ページの4款予備費でございますが、前年度と同額を計上いたしました。
  続いて歳入についてご説明申し上げますので、350ページをごらんいただきたいと思います。歳入では、歳出でご説明いたしました老人医療費の総額に対して支払基金、国、県、市から負担をしていただくもので、歳出予算が前年度より減少したことにより、歳入につきましても前年度比マイナス2.9%の予算額を計上いたしました。
  1款支払基金交付金につきましては、老人医療費に係ります支払基金からの交付金62%を計上し、2款国庫支出金につきましても同様に約25%、3款県支出金につきましても同じく6.5%を見込んで計上しております。
  次の4款繰入金につきましては、老人医療費のうち市から負担をお願いする6.5%分と事務費分を合わせ、一般会計からの繰入金として計上したものでございます。
  5款繰越金、6款諸収入につきましては、説明欄記載のとおりでございます。
  以上で老人保健会計の説明を終わります。
伴内勝栄議長 次に、第4号議案、健康福祉課長。
               〔刈谷 博健康福祉課長登壇〕
刈谷 博健康福祉課長 議第4号 平成16年度見附市介護保険事業特別会計予算についてご説明を申し上げますので、365ページをお願いいたします。条文第1条、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ21億4,800万円と定めるものでございます。
  第2条におきまして、歳出予算の流用について定めてございます。
  事項別明細書により歳出からご説明申し上げますので、376ページをお願いいたします。1款総務費、1項1目一般管理費につきましては、職員給与費を初めといたしまして介護保険事業運営に係る全般的な経費を計上したものでございます。説明欄をごらんいただきたいと思います。なお、449万7,000円の増の主なものにつきましては、職員給与費の増が主なものでございます。
  378ページをお願いいたします。2項1目賦課徴収費につきましては、保険料の賦課徴収に係る消耗品等関係経費でございます。
  380ページをお願いいたします。3項1目介護認定費につきましては、介護認定審査会及び認定調査に係る経費でございます。なお、139万7,000円の増は審査会委員の増員に伴います委員報酬増が主なものでございます。
  382ページをお願いいたします。2款保険給付費、1項介護サービス等諸費につきましては、要介護、介護度1から5までの方々が利用いたしますそれぞれの各種介護サービスごとに給付費を計上してございます。なお、3目施設介護サービス給付費9,000万円の減につきましては、給付単価改正によります減が主なものでございます。
  386ページをお願いいたします。2項支援サービス等諸費につきましては、要支援認定者に対する各種介護サービス給付区分によりそれぞれ計上してございます。なお、1目の居宅支援サービス給付費1,180万円の増につきましては、要支援認定者のサービス利用の増加によるものでございます。また、5目居宅支援サービス計画給付費320万円の増につきましては、給付単価アップによります増が主なものでございます。
  388ページをお願いいたします。3項1目審査支払委託料につきましては、国保連合会に委託しております介護報酬審査支払委託料でございます。
  390ページをお願いいたします。4項1目高額介護サービス費につきましては、介護サービス利用費が著しく高額になったとき、所得に応じた軽減措置制度によります負担金でございます。また、2目の高額居宅支援サービス費につきましても、要支援認定者利用に係るものでございます。
  392ページをお願いいたします。3款財政安定化基金拠出金、1項1目財政安定化基金拠出金につきましては、介護保険財政安定化を図るため、県におきまして基金を設置し、保険者に対して資金を貸し付ける制度に対します拠出金でございます。
  394ページをお願いいたします。4款基金積立金、1項1目介護給付費準備基金積立金につきましては、保険給付等に不足が生じたときの財源として積み立てるものでございます。
  396ページをお願いいたします。5款諸支出金、1項償還金及び還付加算金につきましては、保険者保険料還付金及び支払基金等償還金でございます。
  次に、歳入について説明申し上げますので、372ページをお願いいたします。1款保険料、1項1目第1号保険者保険料につきましては、65歳以上1号保険者の保険料を計上してございます。説明欄をごらんいただきたいと思います。
  2款分担金及び負担金、1項1目認定審査会負担金につきましては、共同設置をしております町村からの負担金でございます。
  3款使用料及び手数料、1項1目督促手数料につきましては記載のとおりでございます。
  4款国庫支出金及び5款支払基金交付金、374ページにきまして6款県支出金につきましては、保険給付費に対しましてそれぞれの負担率により計上したものでございます。
  次に、7款財産収入、1項1目基金運用収入は利子収入でございます。
  8款繰入金、1項1目介護給付費繰入金は、給付費に対します見附市負担分でございます。また、2目その他一般会計繰入金につきましては、職員給与費及び事務費に係る繰入金でございます。なお、従来事務費交付金として国庫補助金で交付されておりましたけれども、一般財源化されたことに伴いまして一般会計からの繰入金で増額を計上をしたものでございます。
  次に、9款繰越金及び10款諸収入につきましては、記載のとおりでございます。
  以上で説明を終わります。
伴内勝栄議長 次に、第5号議案及び第6号議案、下水道課長。
               〔渡辺清澄下水道課長登壇〕
渡辺清澄下水道課長 403ページをお願いいたします。議第5号 平成16年度見附市下水道事業特別会計予算についてご説明いたします。条文第1条におきまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ25億8,200万円と定めるものでございます。
  第2条、債務負担行為、第3条、地方債につきましては、後ほど406ページで説明いたします。
  第4条、一時借入金につきましては、借り入れの最高額を5億円と定めるものでございます。
  406ページをごらんください。第2表、債務負担行為でございます。排水設備設置資金融資による融資先に対します損失補償契約の期間並びに限度額を定めるものでございます。
  第3表、地方債につきましては、平成16年度に計画しております下水道事業の起債の限度額を5億120万円と定め、その起債の方法、利率、償還の方法を定めるものでございます。
  次に、事項別明細書の歳出からご説明いたします。414ページでございます。歳出、1款総務費、1項1目一般管理費でございます。下水道使用料の調定、水洗化の普及事務及び各種負担金で通常の経費でございます。昨年度より8,999万3,000円の減額でございます。説明欄をごらんください。19節負担金補助及び交付金でございまして、刈谷田川土地改良区に対します負担金でございますけれども、農業水利事業費に対します負担金でございまして、国営事業に係る部分が昨年度で終了したということの減額でございます。21節につきましては、今年度も昨年度と同様に1,000万円といたしまして、水洗化の促進を図るものでございます。
  418ページをごらんください。2款施設管理費、1項1目管渠管理費でございます。下水道本管とその附帯施設の維持管理費でございまして、昨年度より955万7,000円の減でございます。15節の工事請負費の県道の補償工事につきまして減額したものでございます。
  次に、2目ポンプ場管理費につきましては、市街地の排水に要する葛巻ポンプ場の維持管理費でございます。昨年とほぼ同様でございますけれども、15節工事請負費500万円につきましては、ポンプの減速機の分解整備を予定してございます。
  3目の処理場管理費でございます。次のページをごらんください。3目につきましては葛巻、今町処理場の維持管理費でございまして、昨年度より968万9,000円の増額でございます。主なものでございますけれども、13節委託料の中の汚泥運搬埋却処理業務委託料が増額となってございます。今町処理場の増設をいたしました。これらで汚泥がふえているという実績で増額をしてございます。
  次に、424ページをごらんください。3款下水道事業費、1項1目下水道新設費でございます。昨年度に比べまして、6,655万9,000円の減でございます。説明欄をごらんください。主なものでございますけれども、13節委託料につきましては昨年度より3,800万円程度の増となってございます。下水道工事用の現況測量調査並びに地質調査委託につきましては、需要拡大に伴います新規地区についてその調査を行うものでございます。また、計画策定業務委託費1,200万円につきましては、平成15年9月に下水道法施行令が改正されまして、合流式下水道の施設の改善が必要となったものでございます。この計画の策定のために委託をするものでございます。次に、15節工事請負費につきましては、昨年度より1億700万円余の減でございます。昨年度からの継続工事でございます葛巻下水処理場脱水機更新工事の本年度分2億6,660万円及び管渠築造費につきましては5億2,828万円でございます。今町1号線雨水幹線の整備、また汚水につきましては双葉処理区の月見台、熱田などの地区を整備したいということで、延長3,800メーター程度の整備を進める予定でございます。これによりまして市街化区域につきましてはおおむね完了を予定してございます。22節につきましては、下水道本管の布設に伴います移設の費用でございます。
  次のページをごらんください。4款公債費につきましては、地方債の元金、利子の償還金を計上したものでございます。
  次のページをお願いします。5款予備費につきましては記載のとおりでございます。
  次に、歳入について説明を申し上げます。さかのぼって410ページをごらんください。歳入、1款分担金及び負担金、1項1目下水道受益者負担金でございます。1,300万円の減でございますけれども、柳橋地区などの負担区が終了したということでございますし、さらに昨年度大規模開発などがございまして、これらが減となったものでございます。
  次に、2款使用料及び手数料、1項1目下水道使用料80万円の減でございます。整備により一般家庭からは増収となっておるわけでございますけれども、工場排水などが微減となっております。全体として減となりました。
  次に、3款国庫支出金、1項1目下水道事業費国庫補助金につきましては、昨年度より4,600万円ほどの減でございます。本年度の補助対象分の事業費の、国費分を計上したものでございます。
  次に、4款繰入金、5款繰越金につきましては、記載のとおりでございます。
  6款諸収入、次のページをお願いします。これにつきましては、消費税の還付金などでございまして、昨年度の実績で計上いたしました。
  次に、7款市債につきましては、地方債で申し上げたとおりでございます。
  以上で説明を終わらせていただきます。
  引き続きまして、439ページをごらんください。議第6号 平成16年度見附市農業集落排水事業特別会計予算についてご説明をいたします。条文第1条におきまして、歳入歳出それぞれ4億7,600万円と定めるものでございます。
  第2条、債務負担行為、第3条、地方債につきましては、442ページでご説明いたします。
  第4条につきましては、一時借入金について借り入れの最高額を1億円と定めるものでございます。
  442ページをごらんください。第2表、債務負担行為につきましては、排水設備設置資金融資による融資先に対する損失補償契約で、その期間並びに限度額を定めるものでございます。
  第3表、地方債は平成16年度に予定してございます農業集落排水事業の起債の限度額を1億4,590万円と定め、起債の方法、利率、償還の方法を定めるものでございます。
  次に、事項別明細の歳出からご説明いたしますので、450ページをごらんください。歳出、1款総務費、1項1目一般管理費につきましては、昨年度と比べまして1,073万円の増額でございます。南部地区及び上北谷地区におきます一般的な経費でございます。主なものでございますけれども、説明欄をごらんいただきたいと思います。21節貸付金につきましては、昨年度と同様の貸付額で水洗化などの普及を図るものでございます。25節積立金でございます。これは、県から12%の補助金をいただいておるわけでございますけれども、これを6年間の分割交付で利子の償還に充てるという限定された使途なわけでございますが、これの当該年度に必要のない金額につきましては基金に積み立てて後年度の支払いに回すというものでございます。
  次のページをごらんください。2款施設管理費、1項1目施設管理費につきましては、処理施設及び管渠施設の維持管理費でございます。既に供用を開始しております南部地区に加えまして、整備を進めてまいりました上北谷地区が一部供用開始となったわけでございます。これに伴い昨年度よりも2,240万4,000円の増額となったものでございます。説明欄をごらんください。主なものでございますけれども、11節需用費及び13節委託料が増額となってございます。光熱水費、処理施設の維持管理の委託料などが増額となったものでございます。
  456ページをごらんください。3款農業集落排水事業費、1項1目新設改良費は昨年度より5億9,730万円の減でございます。昨年度までは処理施設の建設などで事業費が大きく伸びておったわけでございますけれども、これが完成いたしまして一部供用開始を迎えました。本年度をもって事業完了を予定してございます。内容でございますけれども、説明欄をごらんください。15節工事請負費、管路築造工事費2億4,460万円でございます。杉沢町の管路1,100メーターを整備したいということでございまして、完了後供用開始の予定でございます。22節の補償補填及び賠償金につきましては、管工事に伴います物件補償料でございます。
  次のページをごらんください。4款公債費につきましては、地方債の元金、利子の償還を計上したものでございます。
  次のページをごらんください。5款予備費につきましては、記載のとおりでございます。
  次に、歳入について説明を申し上げます。446ページをお願いいたします。歳入、1款分担金及び負担金、1項1目農業集落排水事業受益者分担金1,270万円でございます。昨年度よりも330万円の減額でございます。杉沢町の負担金が最終年度でございまして、昨年度は10万円、本年度が8万円ということで減となってございます。
  次に、2款使用料及び手数料、1項1目農業集落排水施設の使用料でございますけれども、200万円の増でございます。南部地区につきましては実績計上、また上北谷地区が供用したことで若干の上乗せをしてございます。
  次に、3款県支出金、1項1目農業集落排水事業費県補助金は、本年度事業に対します国の補助金1億1,817万円と県からの起債償還補助金4,704万8,000円でございます。
  次に、4款財産収入、1項1目基金運用収入につきましては基金の運用収益でございます。
  5款繰入金、6款繰越金については記載のとおりでございます。
  次に7款諸収入でございますけれども、448ページをごらんください。これにつきましても消費税の還付でございます。昨年度の実績などにより計上いたしました。
  次、8款でございますけれども、市債、第3表の地方債で説明申し上げたとおりでございます。
  以上で説明を終わらせていただきます。
伴内勝栄議長 午後1時15分まで休憩をいたします。
               午後 0時18分  休 憩

                                            
               午後 1時15分  開 議
伴内勝栄議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
  これより議案ごとに質疑に入ります。
  まず、第2号議案に対して質疑はありませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
伴内勝栄議長 次に、第3号議案に対して質疑はありませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
伴内勝栄議長 次に、第4号議案に対して質疑はありませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
伴内勝栄議長 次に、第5号議案に対して質疑はありませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
伴内勝栄議長 次に、第6号議案に対して質疑はありませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
伴内勝栄議長 これにて質疑を終結します。
  ただいま議題となっております第2号議案から第6号議案までの5件については、議案付託表のとおりそれぞれ所管の常任委員会に付託します。
                                            

日程第7、 議第7号  平成16年度見附市水道事業会計予算
議第8号  平成16年度見附市ガス事業会計予算
議第9号  平成16年度見附市病院事業会計予算
伴内勝栄議長 日程第7、第7号議案から第9号議案までの3件を一括して議題とします。
  議案ごとに提案理由の説明を求めます。
  まず、第7号議案及び第8号議案、ガス水道局長。
               〔小林守助ガス水道局長登壇〕
小林守助ガス水道局長 議第7号 平成16年度見附市水道事業会計予算についてご説明申し上げます。
  1ページをお願いします。条文第2条、業務の予定量は給水戸数、年間総給水量、1日平均給水量につきましては、前年度の実績見込み等に基づきまして、それぞれ記載のとおり定めるものでございます。主要な建設改良事業につきましては、予算実施計画において説明申し上げます。
  第3条、収益的収入及び支出につきましては、水道事業収益を12億1,000万円と定め、水道事業費を10億8,800万円と定めるものでございます。
  第4条、資本的収入及び支出につきましては、資本的収入を4億2,100万円と定め、資本的支出を9億500万円と定めるとともに、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額4億8,400万円は、条文括弧書きのとおり補てんしたいとするものでございます。
  2ページをお願いします。第5条、企業債につきましては、配水管布設替事業のため限度額を2億5,100万円といたしまして、起債の方法、利率、償還の方法等を記載のとおり定めるものでございます。
  第6条、一時借入金につきましては、限度額を1億円と定めるものでございます。
  第7条、予定支出の各項の経費の金額の流用について定めるものでございます。
  第8条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費につきましては、それぞれ記載のとおり定めるものでございます。
  第9条、他会計からの助成金につきましては、今議会に提出中の議第31号に関連いたしまして、従量料金制の継続を行うための補てんといたしまして、一般会計から2,000万円を受け取るものでございます。
  第10条、たな卸資産の購入限度額を4,800万円と定めるものでございます。
  4ページをお願いします。予算実施計画について、主なものについて説明申し上げます。収益的収入及び支出の収入につきましては、1款1項営業収益でございますが、1目給水収益11億1,200万円、これは前年度より1,700万円の減額でございます。実績などを勘案して見込みを計上してございます。2目受託工事収益は、給水管などの工事受託収益の見込額でございます。3目3節雑収益は、給水管布設替等工事負担金が主なものでございます。
  2項の営業外収益でございますが、2目の加入金は新増設に伴う水道加入金の見込額でございます。3目雑収益でございますが、2節その他雑収益は従量料金に対する一般会計及び中之島町からの助成金が主なものでございます。
  6ページをお願いします。収益的支出につきましては、1款1項営業費用でございます。1目原水及び浄水費2億5,531万円は、青木浄水場及び信濃川取水場の管理運営費及び送水管の維持管理費であります。主なものは職員給与費、20節修繕費、次ページをお願いします。21節の動力費、23節薬品費などでございます。備考欄をごらんいただきたいと思います。
  2目配水及び給水費2億9,540万円は、配水施設の給配水管等の維持管理に要する経費でありまして、主なものといたしましては職員給与費、17節委託料、次ページをお願いします。20節修繕費、22節路面復旧費などでございます。備考欄をごらんいただきたいと思います。
  次の3目受託工事費292万円は、給水管の布設及び修繕による使用者からの受託費用でございます。4目総係費1億551万円は、水道事業全体の内部管理的経費であります。主なものは職員給与費、次ページをお願いします。17節検針及び集金などの委託料、19節賃借料でございます。備考欄をごらんいただきたいと思います。
  14ページをお願いします。5目減価償却費2億2,799万円は、固定資産の減価償却費でございます。6目の資産減耗費3,125万円は、老朽管の入れかえ等による構築物の除却費並びに機械及び装置等除却費が主なものでございます。
  2項営業外費用でございますが、1目1節企業債利息1億2,800万円は利息償還金でございます。次ページをお願いします。3目消費税及び地方消費税2,500万円は、収入と支出の消費税の差額見込みを計上したものでございます。
  次に、18ページをお願いします。資本的収入及び支出でございますが、収入につきましては、1款1項1目企業債2億5,100万円は条文第5条で説明いたしましたとおりでございます。
  2項1目工事負担金1億4,500万円は、県及び中之島町、そして宅地開発などの工事に伴いまして、配水管布設及び布設替工事の負担金でございます。2目他会計負担金2,500万円は、見附市の下水道、農業集落排水、道路改良事業などによる配水管布設替工事の負担金でございます。
  支出につきましては、1款1項1目浄水施設費7,431万円は、青木浄水場における施設及び機械の建設改良費でございます。備考欄をごらんいただきたいと思います。2目の配水施設費5億2,630万円は、配水管布設及び配水管布設替え並びに消火栓等の新設工事、3目営業備品費475万円は、水道メーターの設置費及び自動車購入費でございます。4目事務費につきましては、職員給与費でございます。
  2項1目企業債償還金2億8,422万円は、元金償還金でございます。
  以上で説明を終わります。
  続きまして、議第8号 平成16年度見附市ガス事業会計予算についてご説明申し上げます。33ページをお願いします。条文第2条、業務の予定量は供給戸数、年間供給量、1日平均供給量につきましては、前年度の実績見込み等に基づきまして、それぞれ記載のとおり定めるものでございます。主要な建設改良事業につきましては、予算実施計画において説明申し上げます。
  第3条、収益的収入及び支出につきましては、ガス事業収益を12億600万円と定め、ガス事業費を10億9,500万円と定めるものでございます。
  第4条、資本的収入及び支出につきましては、資本的収入を8,900万円と定め、34ページをお願いします。資本的支出を3億2,400万円と定めるとともに、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額2億3,500万円は、条文括弧書きのとおり補てんしたいとするものでございます。
  第5条、一時借入金の限度額を1億円と定めるものでございます。
  第6条、予定支出の各項の経費の金額の流用について定めるものでございます。
  第7条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費につきましては、それぞれ記載のとおり定めるものでございます。
  第8条、たな卸資産の購入限度額を1,200万円と定めるものでございます。
  36ページをお願いします。予算実施計画について、主なものについて説明申し上げます。収益的収入及び支出の収入につきましては、1款1項1目1節ガス売上10億9,200万円、これは前年度より900万円の増額でございます。実績などを勘案して見込み計上してございます。
  2項1目受注工事収益は、需要家からの申し込みによります内管の新設、増設、器具調整、修繕工事などの収入見込みでございます。3目2節雑収益は、仮配管の布設、撤去、本管の切廻し工事などの負担金でございます。
  38ページをお願いします。収益的支出について説明いたします。1款1項営業費用でございます。1目1節ガス売上原価5億円につきましては、原ガス代金を計上したものでございます。
  2目供給販売及び一般管理費4億6,304万円につきましては、供給所の管理運営費及び制圧室、本支管、供給管の維持管理費並びにガス事業全体の業務管理経費を計上したものでございます。主なものは職員給与費、8節修繕費、41ページの17節委託作業費、45ページの26節減価償却費などでございます。備考欄をごらんいただきたいと思います。
  2項1目受注工事原価8,876万円は、需要家の供給内管の新設、増設、器具調整、修繕工事などの原価を計上したものでございます。
  3項1目2節企業債利息1,656万円は、利息償還金でございます。2目消費税及び地方消費税2,000万円は、収入と支出の差額見込みを計上したものでございます。
  次に、46ページをお願いします。資本的収入及び支出の収入につきましては、1款1項1目工事負担金8,900万円につきましては、本支管及び供給管の布設並びに布設替工事などの負担金でございます。備考欄をごらんいただきたいと思います。
  資本的支出の1款1項1目建設費2億6,730万円につきましては、本支管及び供給管の布設並びに布設替工事等を計上したものでございます。備考欄をごらんいただきたいと思います。
  2項1目企業債償還金4,480万円につきましては、元金償還金でございます。
  以上で説明を終わります。
伴内勝栄議長 次に、第9号議案、病院事務長。
               〔西澤裕介成人病センター病院事務長登壇〕
西澤裕介成人病センター病院事務長 議第9号 平成16年度見附市病院事業会計予算についてご説明申し上げます。
  1ページをお願いいたします。条文第2条は業務の予定量でございます。病院の患者数は入院で延べ3万600人、外来で延べ5万6,400人、また老人保健施設の利用者数は入所で年間延べ2万9,000人、通所で延べ2,450人をそれぞれ見込んでおります。
  第3条は、収益的収支の予定額でございます。収入は前年度比2億1,500万円減の20億7,000万円、支出は前年度比6,400万円減の22億2,100万円と定めるものでございます。収支の不足額1億5,100万円につきましては、従来補助金として一般会計から繰り入れをお願いしてきておりましたが、本年度におきましてはこれを停止し、決算におきまして損失金として処理するものでございます。
  2ページをお願いいたします。第4条の資本的収支につきましては、収入を5,530万円、支出を1億5,000万円といたしまして、収支の不足額9,470万円は内部留保資金で補てんするものでございます。
  第5条は、議会の議決がなければ流用できない経費の種類と額を定めております。
  第6条は、たな卸資産の購入限度額を定めたものでございます。額につきましては記載のとおりでございます。
  4ページをお願いいたします。予算の実施計画でございます。まず、収益的収入でございますが、1款1項の医業収益につきましては、入院収益、外来収益及び老人保健施設の利用収益が主なものでありまして、前年度比4,340万円減の18億5,420万円を見込んでございます。
  2項の医業外収益につきましては1億7,160万円減の2億1,570万円を見込んでおりますが、減額の主なものは冒頭でご説明申し上げました一般会計からの繰入金の停止に伴う補助金の減額でございます。
  次ページをお願いいたします。収益的収支でございます。1款1項の医業費用、1目給与費10億4,190万円につきましては、病院職員と老人保健施設職員を合わせた年間人件費の見込額でございます。2目の材料費5億5,670万円は、医薬品、診療材料、給食材料などの費用見込額でございます。3目の経費3億2,970万円につきましては、7ページ後段の第1節厚生福利費から11ページ中段、19節雑費にわたって記載してございます。各節の備考欄をごらんいただきたいと思います。
  10ページをお願いいたします。2項の医業外費用につきましては1目1節の企業債利息1億1,691万円、それから12ページ、4目2節その他雑損失の消費税の費用化分1,116万9,000円が主なものとなっております。
  次の14ページをお願いいたします。資本的収入及び支出でございます。まず、資本的収入におきましては、1項1目に負担金として5,530万円を計上いたしました。これは、地方公営企業法で認められております一般会計からの繰り入れということで、企業債の元金返済額の3分の2相当額であります。
  次に、資本的支出でございます。1款1項の建設改良費に医療機器の更新予定額として6,710万円を計上いたしました。
  また、2項の企業債償還金につきましては、平成16年度の元金返済分として8,290万円を計上したものでございます。
  以上で説明を終わります。
伴内勝栄議長 これより議案ごとに質疑に入ります。
  まず、第7号議案に対して質疑はありませんか。
  11番、高橋議員。
               〔高橋清治議員登壇〕
高橋清治議員 公営企業の水道とガスでございますけれども、企業会計でございますので、中之島町も入っておるわけでございますが、新聞等で見ますと中之島町は長岡市に合併をするということで、法定協に入って今審議をされておるわけでございます。そうした中で、この企業会計の条例とかも含めながら、中之島町に負担金等も考えながら、将来にわたった中での将来構想のすり合わせといいますか、そういうものがなされているのかどうか、またなされたとすればどういう形になっていくのかということをお尋ねをしたいと思いますので、よろしくお願いします。
伴内勝栄議長 ガス水道局長。
               〔小林守助ガス水道局長登壇〕
小林守助ガス水道局長 高橋議員の質問にお答えいたしますが、市町村合併に伴う中之島町との関係のことであると思いますが、その点につきましては現在のところ合併後についてはどうするかということは、まだそういう会議は開かれておりません。平成16年度からそのことについての打ち合わせ等に入っていかなければならないのではないかというような考え方を持っております。
  以上でございます。
伴内勝栄議長 次に、第8号議案に対して質疑はありませんか。
               〔発言する者なし〕
伴内勝栄議長 次に、第9号議案に対して質疑はありませんか。
               〔発言する者なし〕
伴内勝栄議長 これにて質疑を終結します。
  ただいま議題となっております第7号議案から第9号議案までの3件については、厚生企業委員会に付託します。
                                            

日程第8、 議会選第1号  刈谷田川水防事務組合議会議員の選挙について
伴内勝栄議長 日程第8、議会選第1号 刈谷田川水防事務組合議会議員の選挙を行います。
  お諮りいたします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定によって指名推選によりたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
伴内勝栄議長 ご異議なしと認めます。
  したがって、選挙の方法は指名推選によることに決定しました。
  お諮りします。指名の方法については、議長において指名することにしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
伴内勝栄議長 ご異議なしと認めます。
  したがって、議長において指名することに決定しました。
  それでは、刈谷田川水防事務組合議会議員に星議員、小林繁男議員、高橋議員、八木議員、岩崎議員、関議員、田崎議員、私伴内の以上8人の議員を指名をします。
  お諮りいたします。ただいま議長において指名しました8人の議員を刈谷田川水防事務組合議会議員の当選人と定めることにご異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
伴内勝栄議長 ご異議なしと認めます。
  したがって、ただいま指名しました星議員、小林繁男議員、高橋議員、八木議員、岩崎議員、関議員、田崎議員、私伴内の以上8人の議員が刈谷田川水防事務組合議会議員に当選されました。
  ただいま当選されました8人の議員が議場におられますので、会議規則第32条第2項の規定によって本席から当選の告知をします。

                                            
伴内勝栄議長 以上で本日の日程は全部終了しました。
  お諮りいたします。議事の都合により、3月8日は本会議を休会したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
伴内勝栄議長 ご異議なしと認めます。
  したがって、そのように決定しました。
  次回の本会議は、3月9日午前10時から開くこととします。
  本日はこれにて散会します。
               午後 1時37分  散 会