○見附市営住宅条例
平成9年12月26日
条例第24号
目次
第1章 総則(第1条・第2条)
第2章 市営住宅の設置(第3条)
第2章の2 市営住宅等の整備基準(第3条の2・第3条の3)
第3章 市営住宅の管理(第4条―第44条)
第4章 市営住宅の社会福祉法人等の使用(第45条―第49条)
第5章 市営住宅の中堅所得者等の使用(第50条―第52条)
第6章 雑則(第53条―第55条)
第7章 罰則(第56条)
附則
第1章 総則
(趣旨)
第1条 この条例は、公営住宅法(昭和26年法律第193号。以下「法」という。)に基づく見附市営住宅並びに共同施設の設置及び管理について必要な事項を定めるものとする。
(1) 市営住宅 市が建設、買取り又は借上げを行い、低額所得者に賃貸し、又は転貸するための住宅及びその附帯施設で、法の規定による国の補助に係るものをいう。
(2) 公営住宅 法第2条第2号に規定する公営住宅をいう。
(3) 共同施設 市営住宅に係る法第2条第9号に規定する施設をいう。
(4) 収入 公営住宅法施行令(昭和26年政令第240号。以下「政令」という。)第1条第3号に規定する収入をいう。
(5) 市営住宅建替事業 市が施行する法第2条第15号に規定する公営住宅建替事業(第5条第4号において「公営住宅建替事業」という。)をいう。
(6) 市営住宅監理員 法第33条第2項の規定により市長が任命する者をいう。
第2章 市営住宅の設置
第3条 市営住宅(共同施設を含む。)を別表のとおり設置する。
第2章の2 市営住宅等の整備基準
(整備基準)
第3条の2 法第5条第1項及び第2項に規定する条例で定める整備基準は、次条に定めるところによる。
第3条の3 市営住宅及び共同施設(以下この条において「市営住宅等」という。)は、その周辺の地域を含めた健全な地域社会の形成に資するように考慮して整備するものとする。
2 市営住宅等は、安全、衛生、美観等を考慮し、かつ、入居者等にとつて便利で快適なものとなるように整備するものとする。
3 市営住宅等の建設に当たつては、設計の標準化、合理的な工法の採用、規格化された資材の使用及び適切な耐久性の確保に努めることにより、建設及び維持管理に要する費用の縮減に配慮するものとする。
4 前3項に定めるもののほか、市営住宅等及びその敷地に関する基準は、規則で定める。
第3章 市営住宅の管理
(公募の方法)
第4条 市長は、入居者の公募を新聞、市の広報紙、掲示等区域内の住民が周知できるような方法で行わなければならない。
2 前項の公募に当たつては、市長は、市営住宅の位置、戸数、規格、家賃、入居者の資格、申込方法、選考方法の概略、入居時期その他必要な事項を明らにするものとする。
(1) 災害による住宅の滅失
(2) 不良住宅の撤去
(3) 公営住宅の借上げ(法第2条第6号に規定する公営住宅の借上げをいう。以下同じ。)に係る契約の終了
(4) 公営住宅建替事業による公営住宅の除却
(5) 政令第5条各号に掲げる事由
(入居者の資格)
第6条 市営住宅に入居することができる者は、次の各号の条件を具備する者でなければならない。
ア 入居者の心身の状況又は世帯構成、災害により住宅に困窮していることその他のやむを得ない事由の有無、区域内の住宅事情その他の事情を勘案し、特に居住の安定を図る必要がある場合として規則で定める場合 214,000円
イ 市営住宅が、法第8条第1項若しくは第3項若しくは激甚災害に対処するための特別の財政援助等に関する法律(昭和37年法律第150号)第22条第1項の規定による国の補助に係るもの又は法第8条第1項各号のいずれかに該当する場合において市が災害により滅失した住宅に居住していた低額所得者に転貸するため借り上げるものである場合 214,000円(当該災害発生の日から3年を経過した後は、158,000円)
(3) 現に住宅に困窮していることが明らかな者であること。
(4) 市内に住所又は勤務場所を有する者であること。
(5) 市税等を滞納していない者であること。
(6) その者又は現に同居し、若しくは同居しようとする親族が暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77号)第2条第6号に規定する暴力団員(以下「暴力団員」という。)でないこと。
(入居の申込み及び決定)
第8条 前2条に規定する入居者の資格を有する者で市営住宅に入居しようとする者は、規則の定めるところにより、入居の申込みをしなければならない。
2 市長は、前項の規定により入居の申込みをした者を市営住宅の入居者として決定し、その旨及び市営住宅に入居することができる日(以下「入居可能日」という。)を当該入居者として決定した者(以下「入居決定者」という。)に対し、通知するものとする。
4 市長は、市営住宅の借上げ(市が行う法第2条第6号に規定する公営住宅の借上げをいう。以下この項及び第44条第1項において同じ。)に係る市営住宅の入居者を決定したときは、当該入居決定者に対し、当該市営住宅の借上げの期間の満了時に当該市営住宅を明け渡さなければならない旨を併せて通知しなければならない。
(1) 住宅以外の建物若しくは場所に居住し、又は保安上危険若しくは衛生上有害な状態にある住宅に居住している者
(2) 他の世帯と同居して著しく生活上の不便を受けている者又は住宅がないため親族と同居することができない者
(3) 住宅の規模、設備又は間取りと世帯構成の関係から衛生上又は風教上不適当な居住状態にある者
(4) 自己の責めに帰すべき理由に基づく場合を除くほか、正当な事由による立ち退きの要求を受け、適当な立ち退き先がないため困窮している者
(5) 住宅がないために、勤務場所から著しく遠隔の地に居住を余儀なくされている者又は収入に比し著しく過大な家賃の支払を余儀なくされている者
(6) 前各号に該当する者のほか現に住宅に困窮していることが明らかな者
2 市長は、前項各号に掲げる者について住宅に困窮する実情を調査し、住宅に困窮する度合の高い者から入居者を決定する。
3 前項の場合において住宅困窮順位の定め難い者については、抽せんにより入居者を決定する。
(入居補欠者)
第10条 市長は、前条の規定に基づいて入居者を選考する場合において、入居決定者のほかに補欠として入居順位を定めて必要と認める数の入居補欠者を定めることができる。
2 市長は、入居決定者が市営住宅に入居しないときは、前項の入居補欠者のうちから入居順位に従い、入居者を決定しなければならない。
(住宅入居の手続)
第11条 入居決定者は、決定のあつた日から10日以内に、次に掲げる手続をしなければならない。
(1) 規則に定める資格を有する保証人の連署する請書を提出すること。
(2) 第20条の規定により敷金を納付しなければならないときは、当該敷金を納付すること。
(入居許可の取消)
第12条 市営住宅の入居を許可された者が次の各号に掲げるいずれかに該当するときは、市長は入居の許可を取り消すことができる。
(1) 入居申込書に虚偽の記載をしたことが判明したとき。
(2) 前条に定める入居の手続をしないとき。
(3) 入居可能日から15日以内に入居しないとき。ただし、市長の承認を受けたときは、この限りでない。
(同居の承認)
第13条 入居者は、市営住宅の入居の際に同居した親族以外の者を同居させようとするときは、規則で定めるところにより、市長の承認を得なければならない。
(1) 当該承認による同居の後における当該入居者に係る収入が第6条第1項第2号に規定する金額を超えるとき。
(2) 前項の新たに同居させようとする入居の際に同居した親族以外の者が暴力団員であるとき。
(入居の承継)
第14条 入居者が死亡し、又は退去した場合において、その死亡時又は退去時に当該入居者と同居していた者は、規則で定めるところにより、市長の承認を受けて、引き続き、当該市営住宅に居住することができる。
2 政令第2条第1項第4号に規定する数値は、市長が別に定めるものとする。
3 第1項の近傍同種の住宅の家賃は、毎年度、政令第3条に規定する方法により算出する額とする。
(収入の申告等)
第16条 入居者は、毎年度、市長に対し、収入を申告しなければならない。ただし、第3項ただし書に規定する場合は、この限りでない。
2 前項の規定による収入の申告は、公営住宅法施行規則(昭和26年建設省令第19号。以下「省令」という。)第7条に規定する方法によるものとする。
4 入居者は、前項の規定による認定に対し、規則で定めるところにより、意見を述べることができる。この場合において、市長は、当該意見の内容を審査し、理由があると認めるときは、当該認定に係る収入の額を変更するものとする。
(家賃の減免又は徴収猶予)
第17条 市長は、次の各号に掲げる特別の事情がある場合において、家賃の減免又は徴収の猶予をすることができる。
(1) 入居者に係る収入が著しく低額であるとき。
(2) 入居者又は同居者の疾病又は障害により、その生活が窮迫するおそれがあるとき。
(3) 入居者又は同居者が災害により著しい損害を受けたとき。
(4) その他特別の事情があるとき。
2 家賃は、毎月末(月の途中で明け渡した場合は明け渡した日)までにその月分を納付しなければならない。
3 入居者が新たに市営住宅に入居した場合又は市営住宅を明け渡した場合においてその月の使用期間が1月に満たないときは、その月の家賃は、日割計算による。
(督促及び延滞金の徴収)
第19条 市長は、家賃を前条第2項に規定する納期限までに納付しない者があるときは、期限を指定してこれを督促しなければならない。
2 市長は、前項の規定により督促状を発したときは、督促手数料として1通につき100円を徴収する。ただし、納期限までに納付しなかつたことについてやむを得ない事由があると認められる場合においては、これを徴収しない。
4 前項の延滞金が1,000円未満であるときは、これを徴収しない。
5 1,000円を超える延滞金の確定金額に100円未満の端数があるときは、その端数を切り捨てる。
(敷金)
第20条 市長は、入居者から入居時における家賃の3月分に相当する金額の敷金を徴収するものとする。
2 市長は第17条各号のいずれかに該当する特別の事情がある場合においては、敷金の減免又は徴収の猶予をすることができる。
3 第1項に規定する敷金は、入居者が市営住宅を明け渡すとき、これを還付する。ただし、未納の家賃又は損害賠償金があるときは、敷金のうちからこれを控除した額を還付する。
4 敷金には利子はつけない。
(1) 家屋の壁、基礎、土台、柱、床、はり、屋根及び階段並びに給水施設、排水施設、電気施設その他の附帯施設で省令第10条で定めるものの修繕を除くほか、住宅の修繕に要する費用
(2) 電気、ガス、水道及び下水道の使用料
(3) 汚物及びごみ処理に要する費用
(4) 共同施設並びに、給水施設及び汚水処理施設の使用、維持及び運営に要する費用
(5) 前各号に掲げるもののほか、市営住宅の使用上入居者が負担しなければならない費用として市長が定めた費用
(原形復旧等)
第22条 入居者が自己の責めに帰すべき理由によつて市営住宅又は共同施設を滅失し、又はき損したときは、これを原形に復し、又は損害を賠償しなければならない。
(入居者の保管義務)
第23条 入居者は、市営住宅又は共同施設の使用について必要な注意を払い、これらを正常な状態において維持しなければならない。
2 入居者が市営住宅を引き続き15日以上使用しないときは、規則の定めるところにより、届出をしなければならない。
(転貸等の禁止)
第24条 入居者は、市営住宅を他の者に貸し、又はその入居の権利を他の者に譲渡してはならない。
(用途変更の禁止)
第25条 入居者は、市営住宅を住宅以外の用途に使用してはならない。ただし、市長の承認を得たときは、当該市営住宅の一部を住宅以外の用途に使用することができる。
(模様替え又は増築等の禁止)
第26条 入居者は、市営住宅の模様替え若しくは増築をし、又は市営住宅の敷地内に工作物を設置してはならない。ただし、市長の承認を得たときは、この限りでない。
(迷惑行為の禁止)
第27条 入居者及び同居者は、周辺の環境を乱し、又は他の入居者に迷惑を及ぼす行為をしてはならない。
3 入居者は、前2項に規定する認定に対し、規則で定めるところにより、意見を述べることができる。この場合において、市長は、当該意見の内容を審査し、理由があると認めるときは、当該認定を取り消すものとする。
(明渡努力義務)
第30条 第28条第1項の規定により収入超過者として認定された入居者(以下「収入超過者」という。)は、市営住宅を明け渡すように努めなければならない。
2 前項の家賃は、収入超過者に係る収入の額に基づき、政令第8条第2項(同条第3項において読み替えて準用する場合を含む。)に規定する方法により算出するものとする。
(高額所得者に対する明渡請求)
第32条 市長は、高額所得者に対し、期限を定めて、当該市営住宅の明渡しを請求するものとする。
(1) 入居者又は同居者が疾病にかかり、又は傷害を受けたとき。
(2) 入居者又は同居者が災害により著しい損害を受けたとき。
(3) その他前2号に準ずる特別の事情があるとき。
(住宅のあつせん等)
第34条 市長は、収入超過者から申出があつた場合その他必要があると認める場合においては、当該収入超過者に対して他の適当な住宅のあつせん等を行うように努めなければならない。この場合において、当該収入超過者が公的資金による住宅への入居を希望したときは、その入居を容易にするように特別の配慮をしなければならない。
(収入状況の報告の請求等)
第35条 市長は、第16条第3項若しくは第4項の規定による収入の額の認定若しくは変更、第17条(第33条第3項において準用する場合を含む。)の規定による家賃若しくは金銭の減免若しくは徴収の猶予、第20条第2項の規定による敷金の減免若しくは徴収の猶予、第32条第1項の規定による明渡しの請求、前条の規定によるあつせん等又は第38条の規定による市営住宅への入居の措置に関し必要があると認めるときは、入居者の収入の状況について、当該入居者若しくはその雇主、その取引先その他の関係人に報告を求め、又は官公署に必要な書類を閲覧させ、若しくはその内容を記録させることを求めることができる。
2 市長は、前項に規定する権限を、当該職員を指定して行わせることができる。
(市営住宅建替事業による明渡請求等)
第36条 市長は、市営住宅建替事業の施行に伴い必要があると認めるときは、法第38条第1項の規定に基づき、除却しようとする市営住宅の入居者に対し、期限を定めて、その明渡しを請求するものとする。
(仮住居の提供)
第37条 市長は、前条第1項の規定による請求を行つた入居者に対して、必要な仮住居を提供しなければならない。
(新たに整備される市営住宅への入居)
第38条 市長は、市営住宅建替事業により除却すべき公営住宅の除却前の最終の入居者(法第40条第1項に規定する最終の入居者をいう。以下この項及び次項において同じ。)が当該市営住宅建替事業により新たに整備される市営住宅への入居を希望する場合には、当該最終の入居者を当該市営住宅に入居させなければならない。
2 前項の場合においては、最終の入居者は、規則で定めるところにより、入居の申込みをしなければならない。
4 市長は、第2項の申込みをした者に対して、相当の猶予期間を置いてその者が市営住宅に入居することができる期間を定め、その期間内に当該市営住宅に入居すべき旨を通知しなければならない。
(説明会の開催等)
第39条 市長は、市営住宅建替事業の施行に関し、説明会を開催する等の措置を講ずることにより、当該事業により除却すべき市営住宅の入居者の協力が得られるように努めなければならない。
(移転料の支払)
第40条 市長は、市営住宅建替事業により除去すべき市営住宅の除却前の最終の入居者が、当該事業の施行に伴い住居を移転した場合においては、その者に対して、別に定めるところにより、通常必要な移転料を支払わなければならない。
(明渡しに係る検査)
第43条 入居者は、市営住宅を明け渡そうとするときは、5日前までに市長に届け出て、当該住宅の検査を受けなければならない。
(明渡請求等)
第44条 市長は、次の各号のいずれかに該当する場合においては、入居者に対し、期限を定めて、市営住宅の明渡しを請求することができる。
(1) 入居者が不正の行為によつて入居したとき。
(2) 入居者が家賃を3月以上滞納したとき。
(3) 入居者が市営住宅又は共同施設を故意にき損したとき。
(4) 入居者が正当な理由によらないで引き続き15日以上市営住宅を使用しないとき。
(6) 入居者又は同居者が第27条の規定に違反し、その是正のための市長の指示に従わなかつたとき。
(7) 入居者又は同居者が暴力団員であることが判明したとき。
(8) 市営住宅の借上げの期間が満了するとき。
第4章 市営住宅の社会福祉法人等の使用
(使用許可)
第45条 市長は、市営住宅を法第45条第1項に規定する社会福祉法人等(以下「社会福祉法人等」という。)に住宅として使用させることが必要であると認める場合においては、市営住宅の適正かつ合理的な管理に著しい支障のない範囲内で、当該社会福祉法人等に対して、当該市営住宅の使用を許可することができる。
2 市長は、市営住宅の管理上必要があると認めるときは、前項の許可に条件を付することができる。
(使用料)
第46条 前条の許可を受けた社会福祉法人等は、近傍同種の住宅の家賃の額と同額の使用料を毎月支払わなければならない。
(報告の請求)
第48条 市長は、市営住宅の適正かつ合理的な管理を行うために必要があると認めるときは、当該市営住宅を使用している社会福祉法人等に対して、当該市営住宅の使用状況を報告させることができる。
(使用許可の取消)
第49条 市長は、次の各号のいずれかに該当する場合においては、市営住宅の使用の許可を取り消すことができる。
(1) 使用の許可に付した条件に社会福祉法人等が違反したとき。
(2) 市営住宅の適正かつ合理的な管理に著しい支障があると認められるとき。
第5章 市営住宅の中堅所得者等の使用
(中堅所得者等の使用)
第50条 市長は、特定優良賃貸住宅の供給の促進に関する法律(平成5年法律第52号)第6条に規定する特定優良賃貸住宅その他の同法第3条第4号イ又はロに掲げる者(以下「中堅所得者等」という。)の居住の用に供する賃貸住宅の不足その他の特別の事由により市営住宅を中堅所得者等に使用させることが必要であると認める場合においては、市営住宅の適正かつ合理的な管理に著しい支障のない範囲内で、当該市営住宅を当該中堅所得者等に使用させることができる。
2 市長は、前項の規定により市営住宅を中堅所得者等に使用させる場合にあつては、当該市営住宅を特定優良賃貸住宅の供給の促進に関する法律第18条第2項の国土交通省令で定める基準に従つて管理するものとする。
第6章 雑則
(市営住宅監理員及び市営住宅管理人)
第53条 法第33条第1項の規定に基づき、市営住宅監理員を置く。
2 市営住宅監理員は、市長がその職員のうちから任命する。
4 市長は、市営住宅監理員の職務を補助させるため、市営住宅管理人を置くことができる。
5 市営住宅管理人は、市営住宅監理員の指揮を受けて、修繕すべき箇所の報告等入居者等との連絡の事務を行う。
6 前各項に規定するもののほか、市営住宅監理員及び市営住宅管理人に関し必要な事項は、規則で定める。
(市営住宅の検査)
第54条 市長は、市営住宅の管理上必要があると認めるときは、市営住宅監理員又は市長の指定した職員に市営住宅の検査をさせ、又は入居者等に対して適当な指示をさせることができる。
2 前項の検査において、現に使用している市営住宅に立ち入るときは、あらかじめ当該市営住宅の入居者の承諾を得なければならない。
3 第1項の規定により検査に当たる者は、その身分を示す証票を携帯し、関係人の請求があつたときは、これを提示しなければならない。
(規則への委任)
第55条 この条例の施行について必要な事項は、規則で定める。
第7章 罰則
第56条 詐偽その他不正な行為により市営住宅の家賃又は第46条第1項の使用料を全部又は一部の徴収を免れた者は、その徴収を免れた金額の5倍に相当する金額(当該5倍に相当する金額が5万円を超えないときは、5万円とする)以下の過料に処する。
附則
(施行期日)
1 この条例は、公布の日から施行する。
(見附市営住宅条例の廃止)
2 見附市営住宅条例(平成4年見附市条例第2号。以下「旧条例」という。)は、廃止する。
4 新条例第15条第1項、第31条第1項又は第33条第1項の規定による家賃の決定に関し必要な手続その他の行為は、前項の市営住宅又は共同施設についての規定にかかわらず平成10年3月31日以前においても、新条例の例によりすることができる。
5 平成10年4月1日において現に附則第2項の市営住宅に入居している者の平成10年度から平成12年度までの各年度の家賃の額は、その者に係る新条例第15条第1項本文の規定による家賃(新条例第17条の規定により当該家賃が減免された場合にあつては、その家賃。以下、この項において同じ。)の額が旧条例第13条から第15条までの規定による家賃(以下この項において「旧条例による家賃」という。)の額を超える場合にあつては、新条例第15条第1項本文の規定による家賃の額から旧条例による家賃の額を控除して得た額に次の表の左欄に掲げる年度の区分に応じ同表の右欄に定める負担調整率を乗じて得た額に、旧条例による家賃の額を加えて得た額とし、その者に係る新条例第31条第1項又は第33条第1項の規定による家賃(新条例第17条の規定により当該家賃が減免された場合にあつては、その家賃。以下この項において同じ。)の額が旧条例による家賃の額に旧条例第31条の規定による割増賃料(以下、この項において「旧条例による割増賃料」という。)の額を加えて得た額を超える場合にあつては、新条例第31条第1項又は第33条第1項の規定による家賃の額から旧条例による家賃の額及び旧条例による割増賃料の額を控除して得た額に同表の左欄に掲げる年度の区分に応じ、同表の右欄に定める負担調整率を乗じて得た額に、旧条例による家賃の額及び旧条例による割増賃料の額を加えて得た額とする。
年度の区分 | 負担調整率 |
平成10年度 | 0.25 |
平成11年度 | 0.5 |
平成12年度 | 0.75 |
(延滞金の割合の特例)
8 当分の間、第19条第3項に規定する延滞金の年14.6パーセントの割合及び年7.3パーセントの割合は、同項の規定にかかわらず、各年の延滞金特例基準割合(平均貸付割合(租税特別措置法(昭和32年法律第26号)第93条第2項に規定する平均貸付割合をいう。)に年1パーセントの割合を加算した割合をいう。以下同じ。)が年7.3パーセントの割合に満たない場合には、その年中においては、年14.6パーセントの割合にあってはその年における延滞金特例基準割合に年7.3パーセントの割合を加算した割合とし、年7.3パーセントの割合にあっては当該延滞金特例基準割合に年1パーセントの割合を加算した割合(当該加算した割合が年7.3パーセントの割合を超える場合には、年7.3パーセントの割合)とする。
附則(平成11年条例第29号)
この条例は、平成12年4月1日から施行する。
附則(平成12年条例第5号)
この条例は、平成12年4月1日から施行する。
附則(平成12年条例第33号)
この条例は、平成13年1月6日から施行する。
附則(平成16年条例第9号)
この条例は、平成16年4月1日から施行する。
附則(平成17年条例第9号)
この条例は、平成17年4月1日から施行する。
附則(平成19年条例第10号)
この条例は、平成19年4月1日から施行する。
附則(平成20年条例第21号)
この条例は、平成20年4月1日から施行する。
附則(平成20年条例第30号)
この条例は、公布の日から施行する。
附則(平成21年条例第10号)
この条例は、平成21年4月1日から施行する。
附則(平成22年条例第15号)
この条例は、平成22年4月1日から施行する。
附則(平成23年条例第4号)
この条例は、平成23年4月1日から施行する。
附則(平成25年条例第11号)
この条例は、平成25年4月1日から施行する。
附則(平成25年条例第27号)抄
(施行期日)
1 この条例は、平成26年1月1日から施行する。
(経過措置)
2 第1条から第8条までの規定による改正後の各条例の規定は、延滞金及び還付加算金のうち平成26年1月1日以後の期間に対応するものについて適用し、同日前の期間に対応するものについては、なお従前の例による。
附則(平成26年条例第11号)
この条例は、平成26年4月1日から施行する。
附則(平成30年条例第16号)
この条例は、公布の日から施行する。
附則(平成31年条例第11号)
この条例は、平成31年4月1日から施行する。
附則(令和2年条例第26号)抄
(施行期日)
1 この条例は、令和3年1月1日から施行する。
(経過措置)
2 この条例(前項ただし書に規定する改正規定を除く。)による改正後のそれぞれの条例の規定は、令和3年1月1日以後の期間に対応する延滞金について適用し、同日前の期間に対応するものについては、なお従前の例による。
別表(第3条関係)
名称 | 戸数(戸) | 位置 |
本所住宅 | 16 | 本所1丁目25番45号 |
月見台住宅 | 12 | 月見台2丁目13番7号 |
昭和町住宅B | 40 | 昭和町1丁目9番10号 |
今町住宅A | 24 | 今町2丁目14番37号 |
双葉町住宅A | 24 | 双葉町14番18号 |