○見附市職員提案規程
平成4年2月4日
告示第58号
見附市職員提案規程(昭和39年見附市告示第8号)の全部を次のように改正する。
(目的)
第1条 この規程は、行政施策の伸展と行政事務の改善についての職員の提案に関し、必要な事項を定めることにより、職員の積極的な行政参画意識と事務改善意欲の高揚を図り、もつて市行政の活性化に資することを目的とする。
(提案の要件)
第2条 提案は、実現可能な具体的かつ建設的なもので、次の各号の一以上に該当するものでなければならない。
(1) 市民サービスの向上に役立つこと。
(2) 事務の能率向上に役立つこと。
(3) 経費の節減になること。
(4) 行政施策に関すること。
(5) その他行政の合理化に関すること。
2 職員の私的事項、苦情の申し出、人事及び給与に関する事項については提案することができない。
(提案者の資格)
第3条 職員は、単独又は協同で前条第1項の提案をすることができる。
(提案の時期)
第4条 職員は、いつでも提案することができる。
2 企画調整課長は、提案を促進するため期間を定め又は特別事項について期限を定め提案を募集することができる。
(提案の方法)
第5条 提案しようとする者は、別記第1号様式による提案用紙に必要事項を具体的に記入し、必要により参考資料を添えて企画調整課長に提出しなければならない。
(提案の処理)
第6条 企画調整課長は、前条の規定により提案を受理したときは、その提案について所管課長等の意見を求めることができる。
(提案の審査等)
第7条 提案の審査は、別表に定める提案審査基準に従い提案審査会(以下「審査会」という。)において行い、その結果を市長に報告しなければならない。
2 審査会は、副市長及び職員のうちから市長が任命するものをもつて組織する。
3 審査会に会長を置き、会長は副市長をもつて充てる。
4 市長は、第1項の報告を参考にして採否及びほう賞等級の決定を行い、提案者をほう賞する。
5 提案の内容が同一のものについては、提案受理の順位によつて最先順位のものを採用する。
6 審査は、原則として提案者の所属、職及び氏名を秘して行うものとする。
(採用された提案の実施)
第8条 企画調整課長は、採用と決定された提案の実施について所管課長等に通知しなければならない。
2 前項の通知を受けた所管課長等は、その実施についての計画及び結果を企画調整課長に報告しなければならない。
(提案の奨励、指導)
第9条 所属長は、職員の提案を奨励するとともに、提案に必要な指導、助言をしなければならない。
(委任事項)
第11条 この規程に関して必要な事項は、市長が別に定める。
附則
この規程は、公布の日から施行する。
附則(平成8年告示第15号)
この規程は、平成8年4月1日から施行する。
附則(平成8年告示第55号)
この規程は、公布の日から施行する。
附則(平成10年告示第81号)抄
1 この要綱は、平成10年4月1日から施行する。
附則(平成11年告示第19号)
この規程は、公布の日から施行する。
附則(平成19年告示第47号)
この規程は、平成19年4月1日から施行する。
別表
提案審査基準(行政施策に関するもの)
審査項目 | 審査指標 | 評価項目 | 評価 |
重要性 | 市民サービスの向上、公益上有益な度合等の観点から重要であるかについて評価 | 大変重要である | 5 |
相当重要である | 4 | ||
やや重要である | 3 | ||
あまり重要でない | 2 | ||
重要でない | 1 | ||
実現性 | 費用・法規・制度・環境・時期・採算面等から判断して実施面でどの程度の実現性があるかについて評価 | 直ちに実行できる | 5 |
少しの準備で実行できる | 4 | ||
実行するのに相当の準備を要する | 3 | ||
実行するのに大変準備を要する | 2 | ||
実行の可能性がほとんどない | 1 | ||
経済性 | 提案を実施した場合の経費の増減と、実施による効果を経済性で評価 | 大変経済的である | 5 |
相当経済的である | 4 | ||
やや経済的である | 3 | ||
わずかに経済的である | 2 | ||
経済的ではない | 1 | ||
独創性 | 他に類似の方法がなく創意工夫等独創性について評価 | 大変創意がある | 5 |
相当創意がある | 4 | ||
やや創意がある | 3 | ||
わずかに創意がある | 2 | ||
創意がない | 1 | ||
研究努力の程度 | 提案に至るまでの研究・努力についての評価 | 大変研究努力のあとがある | 5 |
相当研究努力のあとがある | 4 | ||
やや研究努力のあとがある | 3 | ||
わずかに研究努力のあとがある | 2 | ||
ほとんど研究努力のあとがない | 1 | ||
付加 | 上記以外で評価できる点を10点以内で加算できる。 |
ほう賞等級および基準 | |||||
等級 | 1級 30点以上 (20,000円) | 2級 25点以上 (10,000円) | 3級 20点以上 (5,000円) | 4級 15点以上 (3,000円) | 努力賞 15点未満 (1,000円相当の品物) |
提案審査基準(行政施策以外に関するもの)
審査項目 | 審査指標 | 評価項目 | 評価 |
能率性 | 事務能率の向上についての評価 | 現状より飛躍的によくなる | 5 |
現状より非常によくなる | 4 | ||
現状より相当よくなる | 3 | ||
現状よりややよくなる | 2 | ||
現状とあまり変わらない | 1 | ||
市民サービスの向上性 | 市民に対するサービスの向上についての評価 | 現状より飛躍的によくなる | 5 |
現状より非常によくなる | 4 | ||
現状より相当よくなる | 3 | ||
現状よりややよくなる | 2 | ||
現状とあまり変わらない | 1 | ||
経済性 | 提案を実施した場合に生じる収益の増加、経費の節減等の経済的効果について評価 | 大変経済的である | 5 |
相当経済的である | 4 | ||
やや経済的である | 3 | ||
わずかに経済的である | 2 | ||
現状と変わらない | 1 | ||
実現性 | 費用・法規・制度・環境・時期等から判断して実施面でどの程度の実現性があるかについて評価 | 直ちに実行できる | 5 |
少しの準備で実行できる | 4 | ||
実行するのに相当の準備を要する | 3 | ||
実行するのに大変準備を要する | 2 | ||
実行の可能性がほとんどない | 1 | ||
研究努力の程度 | 提案に至るまでの研究・努力についての評価 | 大変研究努力のあとがある | 5 |
相当研究努力のあとがある | 4 | ||
やや研究努力のあとがある | 3 | ||
わずかに研究努力のあとがある | 2 | ||
ほとんど研究努力のあとがない | 1 | ||
付加 | 上記以外で評価できる点を10点以内で加算できる。 |
ほう賞等級および基準 | |||||
等級 | 1級 30点以上 (20,000円) | 2級 25点以上 (10,000円) | 3級 20点以上 (5,000円) | 4級 15点以上 (3,000円) | 努力賞 15点未満 (1,000円相当の品物) |