見附市豪雨災害対応ガイドブック
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平成16年7月13日新潟豪雨災害による浸水区域@V@Vuuu8352JR信越線JR上越新幹線栃尾支所見附市役所北陸自動車道日本海から新潟県付近に停滞していた梅雨前線は、12日夜から活発化して豪雨となりました。特に、13日朝から昼過ぎにかけて中越地方を中心に非常に激しい豪雨となり、上流の栃尾観測所[気象台]では422mm(24時間雨量)、刈谷田川ダム観測所[新潟県]では472mm(24時間雨量)を記録しました。これは、昭和10 年以降の雨量観測データとして最も多かった昭和36 年の年最大日雨量の342 ㎜を大きく上回る記録的な豪雨であり、月平均降水量の約2ヶ月分に相当する雨が、わずか1日の間に降ったこととなります。記録的な集中豪雨新潟豪雨災害による被害平成16年7月13日午前9:00雨雲レーダー(資料提供:新潟地方気象台)平成16年7月13日、新潟県中越地区を中心とした地域を大規模な集中豪雨が襲い、刈谷田川をはじめ五十嵐川など6河川で11か所が破堤し、市街地が浸水するとともに、各地でがけ崩れ(土砂災害)などが多数発生しました。新潟豪雨災害では、新潟県内で多くの人的・物的被害が生じました。見附市では、刈谷田川の溢水、堤防の決壊により流域に沿って広範囲に浸水被害が生じ、半壊家屋1棟、床上浸水880棟、床下浸水1,153棟と甚大な被害となりました。刈谷田川の洪水氾濫により浸水した小学校栃尾観測所刈谷田ダム観測所422472㎜㎜24時間雨量24時間雨量気象台新潟県見附市では、平成23年に7.13水害の河川改修工事が行われ、河道をまっすぐにする工事や川幅を広げ堤防を強化する工事、遊水地を整備する工事などが行われました。7.13水害見附市豪雨災害対応ガイドブックHeavy Rain Fall Hazard Guide Book0505

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