見附市豪雨災害対応ガイドブック
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液状化とは?液状化とは、地下水を多く含んだ砂の層が液体のように流動化する現象で、水圧の上がった地下水が砂といっしょに噴き上がる現象を噴砂(現象)といいます。液状化しやすいところってどんなところ?■ 砂地盤(少なくとも地下 2~3mの浅い位置に砂層がある)■ 砂がふんわりとたまっていて締めかたまっていない■ 緩い砂の層が地下水に満たされている液状化したら、どうなる?地震の振動によって地盤が液状化すると、建物などが傾く、地中のガス管や水道管が壊れる、砂まじりの水が地表に噴出する、などの被害が生じます。液状化現象が起こる前液状化現象が起こる液状化現象による被害揺れによって地下水圧が大きくなり、くっつき合っていた砂粒がバラバラになる。砂粒は水の動きに合わせて動いたり流れたりして、液状化してしまう。水の動きで、土の層が波打ったり穴が開いたり裂けてしまう。このため、地割れ、地面の波打ち、噴砂、陥没などの被害が発生する。地震の発生地震の発生公園のクラックと噴砂丘[新潟県中越地震(平成16年)]液状化による噴砂[新潟県中越地震(平成16年)]見附市豪雨災害対応ガイドブックHeavy Rain Fall Hazard Guide Book38

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