見附市豪雨災害対応ガイドブック
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u東京大学大学院情報学環特任教授  片田敏孝荒ぶりを増す自然災害に対して、わたしたちは命を守ることができるでしょうか。災害で命を落とさないために、わたしたちも変わらなければなりません。災害に向かい合っているのはあなただけではありません。見附市には子ども達、障害がある方、介護が必要な方など様々な方が暮らしています。被災地をみると、犠牲者の多くはそのような方です。荒ぶる自然災害に対して見附市から犠牲者ゼロを目指すために、まずは、「自分の命は自分で守る」という原点に立ち返るとともに、見附市・市民が一体となり災害に向かい合うことが必要です荒ぶりを増す自然災害から命を守るために、わたしたちも変わらなければなりません平成30年7月豪雨における岡山県倉敷市真備町の浸水の様子(写真提供:国土交通省中国地方整備局)近年では地球温暖化等の影響によって、雨の降り方が大きく変わってきています。 台風の巨大化や線状降水帯の発生による広域への断続的な大雨が頻発し、毎年、各地で観測記録を更新するような大雨が発生し、多くの方が犠牲になっています。千曲川(長野県中野市、10/13撮影)「令和元年(2019年)台風19号に関する情報:空中写真(斜め写真)」(写真適用:国土地理院)激しさを増す豪雨災害見附市豪雨災害対応ガイドブックHeavy Rain Fall Hazard Guide Book01

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